村野瀬玲奈の秘書課広報室

「解決法の無い恐怖や悲惨は、平和に対する嫌悪＝PeacePhobiaを生みます。」ということを裏返せば、結局のところ、「ただ自分たちだけが平和で幸せに暮らせるのなら、対米従属にしがみついて行くしか無いし、特に沖縄県民の皆様からすれば、対米従属から離れて行くことで、中国との対立を招くようなことによって危険な目にさらされるようなことになってはたまったものでは無いし、ただ、生きて行けなくなるのでは無いかという不安や恐れを抱きながらも、対米従属から離れ自立して行く道を考える余裕もゆとりも無いし、だからと言って、自立して行くにしても、自分たちが損したくは無いがために、物凄い抵抗を繰り返し、これが好戦的平和ボケに繋がり、平和に対する嫌悪感というものに繋がっているに過ぎない」という真実というものに辿りついてしまうとすれば、それが
「幼年期に於いては葛藤の中で他者にどう共感するかなど情動の共有が大切だと感じています。いずれにしても「平和教育」は正義に甘え、発達段階に無頓着すぎるように思います。沖縄でも！」ということこそが、この真実に繋がる「動かぬ証拠」というものに辿りついてしまっているに過ぎないということになると、これこそが、「日本人というのは、全人類の中で最も猿に近い民族に過ぎないし、天皇制官僚機構を頂点とする全体主義と分極化した利己主義だけの運命共同体の中で、右往左往して、乗り越えることも出来ず、これが構造的欠陥というものに繋がり、構造的アノミー現象と言われる空洞化を引き起こし、アメリカをはじめとする個人主義とは、最も敵対する害毒に過ぎないという真実にも繋がる「動かぬ証拠」ということになれば、さすがに聞いて呆れるばかりとしか言い様がございませんが、同時に、日本人として此れ程悲しいことはございませんし、ましてや「この象徴として君臨するのが天皇陛下である」なんてことに辿り着くと、さすがに天皇陛下が此れ程可哀想なことはございませんし、天皇陛下からすれば、とんだ迷惑極まりないことで、「お気の毒に」という思いになってしまうばかりでしかないとすれば、全人類からすれば、幾らでも日本だけが爪弾きにされ、日本を滅ぼすことになったとしても、日本が自ら選択した運命に他ならないといい真実を見透かせば、幾らでも腹の底で嘲笑いながら見捨てられることになるのは当然のことだし、そうでなければ、それこそ全人類の悲劇にも繋がりかねないという真実を見透かせば、此れ程恥ずかしいこともございませんよね。
だが、結局のところは、こうした運命共同体の中にしがみつき、自分達が生きて行けなくなるのでは無いかという不安や恐怖を抱き、悪あがきをしている自民党をはじめとする１％の金と権力の亡者と、日本王政復古の会（日本維新の会）にしがみついている１％の跳ね返りの利己主義連中と、この両者によって、引き裂かれ何をして良いのか分からずパニックに陥って、何かと邪魔をしてくるだけの、使い物にならない間抜け連中を、みんなの党や民主党の一部にしがみついているに過ぎないという真実を見透かせれ、これらこそが、全人類の大敵に過ぎないし、同時に、天皇陛下にとっても、とんだ迷惑極まりない害毒に過ぎない、反日愛国者に過ぎないという真実を見透かせば、それこそ、幾らでも騙されたふりをして、「ふざけるな！反日愛国者の馬鹿野郎！お前らこそ日本からとっとと出て行け！」というくらいの物凄い怒りをぶつけて、日本から放り出し、全人類から、幾らでも騙されたふりをして、叩き潰され、全てを奪われ、勝手に皆殺しにされ悲惨な運命に巻き込まれることになったとしても、これもまた自らが選択した運命に他ならないのだし、致し方ないということで、そっと静かに見捨ててしまうしかございませんが、だが、さすがに、こうした連中にしても、「自分たちも幸せに暮らしたいものの、何も考えることができないがために、この中にしがみついているに過ぎない」という真実を見透かせば、こうした思いだけは共に分かち合ってあげれば良いのだし、子供の喧嘩になるようなことになるばかりでは、相手にしたくは無いし、議論もしたくは無いし、関わりたくも無いし、だからと言って、邪魔されない限りは、決して邪魔するようなことはせず、日本から叩きだすようなこともせず、そっと静かに、「どうぞ全人類から邪魔されない様に、何処か人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らして下さい」ということで、そっと静かに離れて、突き放しながらも、これを乗り越え、こうした無責任な運命共同体そのものを、天皇制と根本的に切り離した上で、幾らでも粉々に崩壊させ、ドイツを見習って、戦前日本だけを、幾らでも厳しく断罪し、この罪だけは、幾らでも被ってあげることで、日本の国際社会の中での地位や名誉は全て投げ捨て、そっと静かに葬り捨ててしまうことで、これを乗り越え、「和を以て尊しとなす」という和の精神を、個人主義のベースとして、「共に和する」反面で、同質化し強制するようなことだけは絶対にせず、これが日本独自の共和思想というものに繋がって、この共和思想の象徴として君臨するのが天皇陛下であるとい位置づけにすることで、日本の皇室そのものは、欧州の伝統的王室と変わりない存在であるということで、高く尊敬することによって、日本全体を、天皇陛下と共に、地球市民社会の中にひっそりと埋没させてしまうようにすることで、日本の常識で世界にも通用する常識というものだけを、変えることも無く、共に分かち合ってあげると共に、日本の非常識で世界にも通用しない非常識というものだけは、自らこれを葬り捨ててしまうことで、世界に対しては、決して否定するようなことだけはせず、むしろそっと静かに目を瞑ってあげることで、離れて行く様にすればよいだけのことだし、これなら日本経済なんか幾らでも衰退し、国際競争力なんか喪失させても構わないのだし、グローバル競争とは、喜んで背を向けながらも、偏狭なナショナリズムにしがみついて思考停止しているだけの右翼連中に対しても背を向けてあげることで、全人類に対しては、上手く騙されたふりをして、「どうぞ、もっともっと幾らでも日本の安倍総理なんか馬鹿にして下さい」ということで喜んで伝えてあげることで、安倍総理を幾らでも嘆き悲しませ、泣き崩れるのを、全人類と共に、そっと静かに腹の底で嘲笑いながら、突き放してあげながらも、誇りを持って身を縮め、誇りを持って、肩身の狭い思いをしながら、お互いに損することもなく、お互いの利益に叶うことだけをしてあげることで、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る社会に変えて行くことで、誇りを持って、中国や韓国、北朝鮮からはのけ者扱いにされることになっても構わないし、むしろ誇りを持って、反面教師になってあげることで、そっと静かに突き放す様にして、誇りを持って取り残され、誇りを持って一人負けをして、誇りを持ってひっそりとした国となって、誇りを持って全人類から邪魔されない様に自立して行く道を選択することで、全人類の救世主として物凄く高く評価される程の素晴らしい運命に変えて行くことで、誇りを持って、清貧で無欲でのほほんとしながらも、イギリスを見習って名誉ある孤立化をして、誇りを持って没落しながらも、そっと静かに存続していくことで、誇りを持って地球政府の植民地となってあげる様にして参りましょう。

　平和教育に尽力した河井道という女性を紹介します。

　河井道は，恵泉女学園の創設者です。

　恵泉女子大学は，「聖書」，「国際」，「園芸」を正課に取り入れています。

　大学のポリシーは，
　　・　自己を尊重し，人種や階級に関わりなく他人を尊重すること
　　・　日本女性が世界を知り，偏見をなくし，それに対峙すること
　　・　自然を慈しみ，生命を尊び，人間の基本的なあり方を学ぶこと
　です。

　河井道は１８７７年７月に誕生しましたが，河井家は代々伊勢神宮の神官を務める格式の高い家柄でした。

　河井道の生涯にもっとも強い影響を与えたのは新渡戸稲造でした。
　新渡戸の強い推薦で河井道はアメリカに留学しました。津田梅子が通ったプリンマー女子大学を卒業しました。

　帰国後，２７歳の河井道は津田英学塾の教授に呼ばれ，英語，歴史を担当しました。力強く，情熱にあふれ，気品のある彼女の講義は女子学生のあいだで大変評判になり，「河井先生のためならば死んでもいい」と思うほどの熱狂的な女子学生がたくさんいました。
　生涯，河井道によりそいながら生きた一色（旧姓渡辺）ゆりは，一色氏からプロポーズをされたとき，「河井先生の仕事を助ける」ことを条件に結婚を承諾しました。

　昭和天皇の御真影は掲げず，教育勅語は強制しませんでした。
　平和教育を熱心に行ったので，憲兵隊に目をつけられ，呼び出されました。

　１９４５年８月３０日にマッカーサーとともに厚木基地に降りた副官ボナ・フフェラーズの最大の任務は，昭和天皇の戦争責任を判断し，その処遇についてマッカーサーに意見書を提出することでした。

　フェラーズは投宿したホテルに，「東京に住む河井道という女性を捜してほしい」と要請しました。

　フェラーズは道に質問しました。「仮に天皇を処刑するということになったら，あなたはどう思いますか。」道は即座に答えました。「もし陛下の身にそういうことが起これば，私がいの一番に死にます。日本人はそのような事態を決して受け入れません。そして血なまぐさい反乱がおきるでしょう。」

　フェラーズは道の返答に驚きました。道はクリスチャンです。戦時中，戦意高揚のための学校設置を断固拒否していたのです。それゆえ拘束されたこともあるのにです。

　フェラーズは道との話し合いを通じて，「天皇を裁いてはならない」という信念を固めていきました。アメリカの世論の７０％が天皇の処分（うち死刑要求が３３％）を要求し，上院では天皇を裁判にかけることで満場一致で決定していました。

　フェラーズは道の協力を得て意見書を書きました。戦争は天皇が起こしたものではない，天皇の命令で７００万人の兵士が武器を放棄した，その結果何十万もの米国人の死傷が避けられた，天皇を裁判にかければ統治機構は崩壊し，全国的な反乱は避けられない，占領統治を円滑に進めるためには，天皇の力を利用すべきである，という内容のものでした。

　この意見書がマッカーサーの天皇に対する態度に決定的な影響を与え，マッカーサーは本国政府に最終的な判断を報告しました。

　フェラーズは後にこのように言いました。「わたしはあの覚書の内容に自信が持てなかった。ミチ・カワイから授かったものだ。彼女が私を助けてくれた。マッカーサーの天皇に対する態度に彼女はおおきな影響を及ぼしたと思う。」

　日本のひとりの民間の女性がアメリカ軍人の心を動かし，昭和天皇を戦犯から救ったというのは，なかなか興味深いエピソードだと思います。
　昭和天皇の戦争責任は免れるものではないと思いますが，あの当時政治的な判断で処刑されなかったのは，いたしかないことだったのかも知れません。
　昭和天皇はその後，生前退位すればよかったにの，とも思います。