村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

「世界人権宣言を読む」という共通タイトルのもとに、世界人権宣言を一条一条じっくりと読むための記事をしばらく前に出しました。

それに続いて、人権とは何かということに少しでも理解を深めるきっかけになるように、今回は、「世界人権宣言を法的拘束力を有する条約の形式にした文書」である国際人権規約を一条一条読んでいきます。

直近の「人権侵害問題としての福島原発被害と、国連から日本への人権状況の改善の要請と。」の記事とも呼応するものとして考えていただければうれしいです。

世界人権宣言の紹介の時には、あそびたりあんさんが協賛企画、「勝手にコラボ、人権アンソロジー」で応援してくれました。asobitarianさんに感謝して、人権についての文書を集めてくださったこちらをぜひご覧ください。

●あそぶログ
[人権アンソロジー]
http://d.hatena.ne.jp/asobitarian/searchdiary?word=%2A%5B%BF%CD%B8%A2%A5%A2%A5%F3%A5%BD%A5%ED%A5%B8%A1%BC%5D


さて、今回から紹介する国際人権規約について、まず、イントロダクションとして、国際人権規約についての概要を。安易ですがウィキペディアから。

●Wikipedia
国際人権規約
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E8%A6%8F%E7%B4%84

国際人権規約（こくさいじんけんきやく）は、人権に関する多国間条約である経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約（社会権規約、A規約）、市民的及び政治的権利に関する国際規約（自由権規約、B規約）及びその選択議定書の総称である。
（中略）
世界人権宣言の内容を基礎として条約化したものであり、国際人権法にかかる人権諸条約の中で最も基本的かつ包括的なものである。

（引用ここまで）

それから、噛み砕いた記事として、何と「あの」人権嫌いの橋下徹・松井一郎・日本王政復古の会が「制圧」する大阪府のサイトがこの国際人権規約を扱っています。ひとまずご案内しておきましょう。

●大阪府
国際人権規約ってなに
http://www.pref.osaka.jp/jinken/work/rules.html

いつこのページが大阪府のサイトから削除されるか私は心配で心配でたまりません。


それから、国際人権規約の原文はこちらにあります。

■国際人権規約　社会権規約、A規約
International Covenant on Economic, Social and Cultural Rights
http://www2.ohchr.org/english/law/cescr.htm

Adopted and opened for signature, ratification and accession by General Assembly resolution 2200A (XXI)
of 16 December 1966

entry into force 3 January 1976, in accordance with article 27


■国際人権規約　自由権規約、B規約
International Covenant on Civil and Political Rights
http://www2.ohchr.org/english/law/ccpr.htm

Adopted and opened for signature, ratification and accession by General Assembly resolution 2200A (XXI)
of 16 December 1966

entry into force 23 March 1976, in accordance with Article 49

（引用ここまで）

和文は外務省のサイトに。

●外務省
国際人権規約
トップページ＞外交政策＞人権・人道＞人権外交＞国際人権規約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/index.html

では、次回から一条一条読んでいきますが、忘れてはいけない一言を秋原葉月さんからいただきましょう。

もうすぐ人権週間だが、人権が単なる「思いやりの心」のレベルになっているgoo.gl/EciYK　思想良心の自由（国旗国歌強制に関連する）、知る権利（秘密保全法に関連する）、生存権（生活保護バッシングや格差社会に関連する）といった基本中の基本を何故スルーするのか？

— 秋原葉月さん (@akiharahaduki) 11月 2, 2012

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●国会議員への投書のための「議員名簿」→http://www.eda-jp.com/link/link1.html
●マスメディアへの投書のための「News for the people in Japan」マスメディア問い合わせ用リンク集→http://www.news-pj.net/link/media.html
●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集　（適宜更新）」経由で→http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html

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