2018年08月16日 10時05分 JST ロバート キャンベルさん、日本人パートナーとの同性婚を公表 杉田水脈氏の寄稿を批判したブログが、反響を呼んでいる。 朝日新聞社提供
朝日新聞社 ロバート・キャンベルさん
ロバート・キャンベルさん同性婚公表 杉田氏寄稿を批判
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌に性的少数者を差 別する内容の寄稿をした問題を受け、国文学研究資料館長のロバ ート・キャンベル東大名誉教授(60)は自身のブログで同性愛 者であることを公表し、「ふつうに、『ここにいる』ことが言え る社会になってほしい」と訴えた。
キャンベル氏は15日に東京都内で朝日新聞の取材に応じ、発 信の理由について「電子空間を通して杉田氏の主張が拡散し、多 くの人々を苦しめ、傷つける材料となっている。自らの属性を明 らかにしたうえで、反駁(はんばく)しなければならないと思っ た」と語った。
1985年に来日し、来年で連れ添って20年になる日本人の 同性パートナーがいる。昨年8月には米・ニューヨーク州で法的 にも婚姻関係となった。これまでも友人や仕事の関係者など周囲 には話していたが、広く公表するのは初めてという。
キャンベル氏は杉田氏の寄稿のうち、同性カップルを念頭に 「子供を作らない、つまり『生産性』がない」とした記述につい て「歯牙(しが)にかけるにすら値しない」と一蹴した。
さらに「女子校では女性が疑似恋愛の対象になるが、成長する につれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚した」「(同性愛を 当然とする報道が)普通に恋愛して結婚できる人まで、『これ (同性愛)でいいんだ』と、不幸な人を増やしかねない」とした 部分を問題視。「カミングアウトできずにいる若い当事者を苦し めてきた典型的な誤った主張だ。放置してはいけない」と強調し、 「(性的少数者を)積極的に排除はしないが、制度上の公認もし ない。そんな日本の空気を見直すべき時期に来ている」と述べた。 (二階堂友紀) (朝日新聞デジタル 2018年08月16日 05時23分) ハフィントンポスト
上は8/16の朝日新聞の記事ですが。(ハフィントンポストに載って いた朝日新聞の記事です、正確には) ロバート・キャンベル氏のブログというのはこちら↓。 「ここにいるよ」と言えない社会
ブログの日付は8/12で、私はLINENEWSで「ロバート・キャンベル氏 のブログが話題に」と紹介されてるのを見ましたが。
タイトルに入れた♪YOUR SONGはエンドン・ジョンの歌ですが。 ♪YOUR SONG これは"愛の歌"ですけど、男女の愛じゃなくて、同性の愛の歌で はないかという説がありました。
どこかのブログで見た記憶があるのですが、探すのが面倒なので ご自分で探してください。(?) ♪YOUR SONGが同性愛の歌とする理由として、歌詞の中の >My gift is my song, and this one's for you この「あなたのためにこの歌をつくりました」というのが、同性愛 でなかったら、ただの自慢タラタラの嫌なやつではないかとか。
>I hope you don't mind >I hope you don't mind that I put down in words >How wonderful life is, now you're in the world 「キミがいるからこの世はすばらしいなんて書いたこと、あんまり 気にしないでね」というあたり。
相手が自分が同性愛者であると周りに知られると困ったことになる んじゃないかと心配してるのかもと理解できるとか、、、。
まぁ~、そういう読み方もあるのかという感じですが、上のロバー ト・キャンベル氏のブログを読んでるとこの♪YOUR SONGが頭の中 に流れてきました。
サザンオールスターズのファンが選ぶ好きな曲トップ10とか、あり ますが、エンドン・ジョンでやると、♪YOUR SONGは何位になるで しょうねぇ?
上の記事とは関係ないことを書いてますが、ついでに、アメリカの 連邦最高裁判所ケネディ判事の判決が心を打つ名文と評されてる という話。 こちら。 アメリカ最高裁が同性婚を認める その命令文が美しいと話題
判決は2015年6月26日だそうですが、私は日本の選択的夫婦別姓と アメリカの同性婚で、どちらが先に実現するだろうかと興味を持 って見てきたのですが、、、アメリカの方が先でしたねぇ。(*^^*)
2015年に同性婚を認めたアメリカの連邦最高裁に対して、日本の最 高裁は、 「夫婦同姓」は合憲 最高裁初判断 としたのが、2015/12/16。
まっ、最高裁で合憲とされた「婚外子差別」が違憲とされるまでに15 年20年かかったのですから、選択的夫婦別姓も、そのくらいかかる のでしょうかねぇ。(18年ですか) 長生きしなきゃ!
あっ、記事に戻ると、、、 まぁ~、杉田水脈議員の寄稿文が『問題外』ということですよねぇ。 同性愛者であろうとなかろうと、そういうこと。
えっ、まさか?! 同性婚の方が選択的夫婦別姓より先に実現するかも? いやいや、どうなんでしょう、、、? まぁ、長生きに越したことはない!!
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