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よしこおばさんの民主党批判

先日の日曜朝のNHK討論で、櫻井よしこ氏が民主党の岡田克也先生に
ついて発言したことに、民主党から「民主党が櫻井氏に送付した抗議
の質問状全文」という抗議をしたというのですが。

↓これが、よしこおばさん(櫻井よしこ氏)の発言内容ですかねぇ。

「岡田さんはかつて、集団的自衛権は必要ですと、民主党政権の外務
大臣として言った人が、いまは必要ありませんと180度変わって、
民主党が共産党と組むというのは、かつての自民党と社会党のことを
思っても、(中略)それこそ国民を馬鹿にしていることだと思います」


と発言したと上の記事にはありますが。

あれですよねぇ、これは、↓こちらの記事にあるように、「外務大臣
として」というのが勘違いですかねぇ~、、、?

民主党の岡田代表らも集団的自衛権を認めていた
…ヒゲの隊長・佐藤正久氏の〝暴露〟に民主党猛反発


「日本を防衛するために活動している米軍が攻撃された場合、日本
に対する行為と見なし、日本が反撃する余地を残すのは十分合理性
がある。今の憲法は全ての集団的自衛権の行使を認めていないとは
言い切っておらず、集団的自衛権の中身を具体的に考えることで十
分整合性を持って説明できる」(岡田氏、読売新聞)

 「仮に集団的自衛権を憲法なり、法律なりで認めるとしてもきち
んと制限を明示したほうがよいだろう。いずれにせよ、より具体的
な形で議論すべきだ。最後にはその時々のリーダーが政治生命をか
けて決断しなければならない」(岡田氏、中央公論)


↑これは記事にあるように9/14の参議院での安倍戦争法案(安保関
連法案)の審議中に出てきたものですが。

これを読むと、岡田克也先生、集団的自衛権をバッチリ認めてま
すよねぇ? よしこおばさんでなくても、そう思いますよ。(?)
んが!
↓よしこおばさんが民主党に対して回答というか反論してる文章
ですが、これを読むと、ちと違ってるようで、、、。

櫻井よしこ氏が民主党に反論
 「民主党への期待は所詮、無理なのかと感じ始めています」


今年9月14日、参議院の「国際社会の平和安全法制に関する特別
委員会」で、自民党の佐藤正久議員も取り上げました。岡田氏は党
幹事長だった平成15年5月3日の「読売新聞」で以下のように発
言しています。

 「集団的自衛権は非常に幅広い概念だ。第三国が米国と戦争にな
ったとき、日本が出かけて行って武力行使をするのは憲法を逸脱し
ている。米国本土が攻撃された場合も憲法上は問題だ。ただ、日本
を防衛するために活動している米軍が攻撃された場合、日本に対す
る行為と見なし、日本が反撃する余地を残すのは十分合理性がある。
今の憲法は、すべての集団的自衛権の行使を認めていないとは言い
切っておらず、集団的自衛権の中身を具体的に考えることで十分整
合性を持って説明できる。ただ、日本を守るため公海上に展開して
いる米軍艦艇が攻撃された場合という限られたケースなので、むし
ろ個別的自衛権の範囲を拡張したと考えた方がいい。集団的自衛権
という言葉を使わない方がいい」

 また、17年7月号の『中央公論』誌上で、読売新聞編集委員の
橋本五郎氏の取材を受けて、以下のようにも語っています。

 --今回のビジョンでは、集団的自衛権の問題に触れていない。
どうしてなのか

 岡田「安全保障論議をする際に、集団的自衛権こそが極めて重要
な問題であるように語られているが、ややシンボル化されすぎてい
るように感じている。もちろん、日本の利害に直接関わるような地
域で、同盟国である米国が攻撃を受けた際、日本が傍観していてい
いのか、という問題意識はある。ただ、これは個別的自衛権の拡張
という考え方で対応できる部分もあるだろう」

 --理屈ではなく、実態論でいくということか

 岡田「そうだ。集団的自衛権の議論にすると、神学論争に陥って
しまう。また、集団的自衛権を安易に認めてしまうと、地球の裏側
であっても行使できるということになりかねない。仮に集団的自衛
権を憲法なり法律なりで認めるとしても、きちんと制限を明示した
ほうがいいだろう。いずれにせよ、より具体的な形で議論すべきだ。
そして、最後にはその時々のリーダーが政治生命を賭けて決断しな
ければならない」

(中略)
 ところが、今年6月17日の党首討論で岡田氏は「集団的自衛権
の行使は要らないんです」と断定して、発言を締めくくりました。
これは180度の転換ではありませんか。


まぁ、タイトルに「民主党への期待は所詮、無理なのかと感じ始め
ています」などとありますが、民主党としてもよしこおばさんみた
いな人に期待されても困りますよねぇ!?
「どうしたんですか? 自民党応援団は辞めたんですか? 自民党
から放り出されたんですか? いやでも、こちらに来られてもあな
たの居場所はないですよ~」となりますよねぇ。(T_T)

まっ、期待はさておき、「外務大臣として」というのは間違いであ
ると認めてるようです。

で、肝心の集団的自衛権を認めたか?という問題ですが、、、。
記事の前半の読売新聞では、こう言ってますよねぇ。
>ただ、日本を守るため公海上に展開している米軍艦艇が攻撃された
>場合という限られたケースなので、むしろ個別的自衛権の範囲を拡
>張したと考えた方がいい。集団的自衛権という言葉を使わない方が
>いい

ね?
「個別的自衛権の範囲を拡張したと考えた方がいい。集団的自衛権
という言葉を使わない方がいい」と言ってますよねぇ。

その下の中央公論の記事でも、
>ただ、これは個別的自衛権の拡張という考え方で対応できる部分も
>あるだろう
と、「個別的自衛権の拡張」と発言してますよねぇ?

これをもって岡田氏は集団的自衛権を認めたとして、
>党首討論で岡田氏は「集団的自衛権の行使は要らないんです」と断
>定して、発言を締めくくりました。これは180度の転換ではあり
>ませんか
となるのは、よしこおばさん特有の論理なのでは!?

「集団的自衛権の行使は要らないんです」というのは、前に「個別
的自衛権の拡張」と言ってるんだから、それで対応可能なら、何も
集団的自衛権に踏み込む必要はないのでは?
当然のことを言ってるように思えますけど、、、。

180度の転換でも90度の転換でもなく、以前と同じ内容のことを言っ
てるだけのように私には思えますけどねぇ。(^_-)

いやぁ~、でもこのよしこおばさんの反論記事で、よしこおばさんが
解釈を誤って他人の発言を引用しているということがわかっただけで
なく、それ以前に国会でヒゲの隊長も、自分の都合のいいとこだけ取
り出して、「民主党の代表も過去に集団的自衛権を認めていたではな
いか!?」などと質問していたということが明らかになってよかった
のでは、、、。(*^^*)

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