朝日新聞がまたやったか!? |
(問う:3)増税延期と「不都合な真実」 2014衆院選 2014年11月24日05時00分
「断言します」。消費税率10%への増税の延期を表明した18日 の記者会見で、安倍晋三首相が発した一言が、のどの小骨のようにず っと引っかかっている。
首相は増税を1年半延期する理由を「景気が腰折れすれば、税率を 上げても税収が増えず元も子もない。アベノミクスの成功を確かなも のにするため」と語った。2017年4月までに日本経済を力強い成 長軌道に乗せれば、税収も伸び、財政再建も進む。それはそれで一つ の見方だ。
ところが、その会見で首相は、17年4月に延ばした再増税につい て「再び延期することはない。ここで、みなさんにはっきりと断言い たします」と言い切った。成長で税収が増え続けるならずっと増税し なければいい。景気に関係なく17年4月に再増税するなら、なぜ来 秋は延期するのか。
一見矛盾する発言の裏に首相が語らない「不都合な真実」があると 感じた。日本の人口減と高齢化のスピードを冷静に考えれば、どれだ け成長して税収が増えようとも、財政はいずれ行き詰まるという現実 だ。首相もそれを分かっているから「増税しない」と言えないのでは ないか。
「人口減で2040年代にはマイナス成長に陥り、脱することが難 しくなる恐れがある」。この14日、内閣府の有識者会合に示された 報告書にその不都合な真実は書かれていた。40年代後半に日本の人 口は1億人の大台を割り込み、65歳以上の割合は4割に近づく。
働き手が減れば、1人あたりの稼ぎをよほど増やさないと日本の成 長率は自然と落ちていく。「ジリ貧」がなんとなく分かるから、人々 は財布のひもを緩める気になれないのだ。
消費税率を25%まで上げたうえで、「年金支給は69歳から」 「高齢者の医療費自己負担は一律2割」などで社会保障を切り下げな いと国の借金の膨張は止まらない、という試算(大和総研)もある。 国債が信用を失って金利が暴れ始めれば、どんなに景気が悪くても 「強制増税」に踏み切らないと国がもたなくなる。つい3年前、ギリ シャやイタリアで起きたことだ。
人口減や高齢化を受け入れ、景気に左右されにくい消費税収で年金 や医療、子育てを支える。これが2年半前に消費増税を決めた民主、 自民、公明の3党合意の基本理念だったはずだ。
しかし、首相は「成長」「デフレ脱却」という言葉で、「厳しい未 来」を隠しているように見える。野党もまた反発を恐れて負担増を語 らない。「不確かな明るい未来」を前提に政策を進めれば、「厳しい 未来」への備えは遅れる。今回の増税延期で、年金弱者対策などの社 会保障改革も見直しが不可避になった。
選挙で「候補者が何を語っていないのか」を考えてみる。そんな向 き合い方があってもいい。 朝日新聞
記事の最後には記者の名前がありましたが、私が削って、その代わり に、朝日新聞と入れました。 まぁ、これはねつ造ではないと思いますが(?)、この記事は、安倍っ ち(安倍晋三・首相)が読んだら、また「朝日新聞のねつ造だぁ~!」と 騒ぐのでは!?
安倍っちの「アベノミクス解散です!」という解散会見の時に言った 言葉が「のどの小骨のようにずっと引っかかっている」という記者が 書いた記事ですが、、、。
3段落目、 >成長で税収が増え続けるならずっと増税しなければいい。景気に関 >係なく17年4月に再増税するなら、なぜ来秋は延期するのか。 というのがのどに引っかかった「骨」のようですが。
「なぜ来秋は延期するのか」という質問には、 >「景気が腰折れすれば、税率を上げても税収が増えず元も子もない。 >アベノミクスの成功を確かなものにするため」 と記事のすぐ上で言ってるじゃないですか。
「来年の10月からまた2%消費税増税します」と言ったら、今財布のひ もをしめてる消費者が、いっそう固くギュッとしめてしまい、消費 は増えず、デフレに舞い戻ってしまう、、、。 だから延期しますと。
「成長で税収が増え続けるならずっと増税しなければいい」と言い放つ この記者の「ずっと」とは、どのくらいの長さのことを言うのでしょう?
安倍っちは5年先10年先のことは一言も言ってないでしょう? 2017年4月までの約2年半消費税増税を先延ばししますと言ってるだけ ですよ~。
2年半の間は、まぁ、お酒とかタバコとかはわかりませんよ、少なく とも消費税増税はしません。「景気優先でいきます!」と言ってるだけ です。 そして、2017年4月以降、5年も10年もアベノミクスで好景気が続きま す!とも言ってないですよ。
4段落目 >首相もそれを分かっているから「増税しない」と言えないのでは >ないか とノドの骨記者は書きますが。
”「増税しない」と言えない”どころか、2017年4月に消費税増税し ます。絶対します!何があってもします!と言ってるじゃないですか。
まぁ、2017年4月より先の話ですよ~というのなら、財政再建は増税 だけじゃないですしねぇ、歳出削減もあるでしょうし、どのような 割り合い、どのようなペースでというのは、これから考えるのでは。
そして、来年10月の消費税増税を延期しますということは、重大な 問題だから国民の信を問いたいという安倍っちだから、理屈の上か ら言うと、増税するときは総選挙になるのでは、、、。
その時に、「増税します」と言うのでは?! あくまでも理屈の上の話ですが。(^_-)
揚げ足取りに失敗してる感じですが、、、。 まぁ、それは置いといて。 本当に問題なのは、もしも、アベノミクスがうまくいって、物価も 2%上昇し経済も成長するようになってれば、その時は、日銀が引 き締めに転じるのでは?
経済も成長し物価も上がってるとなったら、引き締めないで、異 次元の金融緩和を続けると、バブルを引き起こすことになるので は、、、。
でも、日銀が引き締めに転じた瞬間から、「インフレは終わりだ~!」 と市場が反応し、株価も下がり(アベノミクス的に言うと)景気も悪 くなる。
そこへ消費税増税でしょ! 今度はアベノフキョウ(安倍っちの不況)の始まりでは、、、。
いわゆる出口戦略ですよ~。 日銀が引き締めないとバブルになり、引き締めると不況に向かう。 ちょうど、1985年のプラザ合意が円高不況を引き起こし、その対策 のために金融緩和と戦後最大の公共事業を行なってると、バブルへ。
1987年のブラックマンデーがなければ、日銀は金融緩和から引き締 めに転じたかったのに、それができず、日本経済はバブルへ突入。
はてさて、2017年の日銀はどうするのか?! ワクワクしてきますよねぇ。(*^_^*) と他人事ではないですか。
この記事ですが、下から2段落目、 >しかし、首相は「成長」「デフレ脱却」という言葉で、「厳しい未 >来」を隠しているように見える。野党もまた反発を恐れて負担増を >語らない。 とありますが。
結論として、こういう風に言うから、「与党もダメ野党もダメ。じゃ あ投票に行くのやめた!」となるのでは、、、。 増税とか社会保障のカットとか、国民の負担を伴うことは、選挙の 前には無理ですよ~。
まっ、「この道しかない!」というんだから、そうなるしかないの では、、、? というのは、↓この数字を見たら、そういうしかないですよねぇ。(?)
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比例、自民37%・民主11% 維新は6% 衆院選の投票先 朝日新聞社連続調査 2014年11月24日05時00分
朝日新聞社は22、23日、衆院選に向けて連続世論調査(電話) の1回目を実施した。比例区投票先を政党名を挙げて聞くと、自民が 37%(19、20日実施の緊急世論調査は37%)で、民主11% (同13%)、維新6%(同6%)、公明5%(同4%)、共産5% (同6%)などを引き離した。
解散前は自民、公明両党の与党で定数480議席の3分の2を占め たが、望ましい選挙結果は「野党が議席を増やす」が36%で、「今 とあまり変わらないまま」31%、「与党が議席を増やす」18%が 続いた。
無党派層では「野党が議席を増やす」が44%に達したが、無党派 層の比例区投票先は自民(17%)が最も多く、民主(12%)、維 新(7%)、共産(6%)などに分散している。
また、経済、外交・安全保障、社会保障、原発・エネルギーの四つ の政策テーマごとに安倍晋三首相の取り組みの評価を尋ねたところ、 経済政策は「評価する」が38%で、「評価しない」の43%の方が 上回ったが、外交・安全保障政策では「評価する」41%と「評価し ない」40%がほぼ並んだ。社会保障政策と原発・エネルギー政策は 「評価する」は3割足らずで「評価しない」が5割を超えた。
しかし、経済政策で「評価しない」人でも比例区投票先は民主(1 9%)、自民(14%)、維新(10%)、共産(7%)などに分散。 他の政策テーマで「評価しない」人の比例区投票先も与野党に分散し ており、特定の野党が安倍政権への批判票の受け皿になっていないこ とをうかがわせる。
安倍内閣の支持率は39%、不支持率は40%で、いずれも19、 20日実施の緊急世論調査と変わらなかった。 朝日新聞
う~ん、安倍っちの内閣支持率は39%、不支持率は40%。前回調査 と変わらずですか。 政党支持率といいますか、「比例はどの党に投票しますか?」調査で も、自民党が強いですねぇ。
それでも、12/14の結果、自民党は議席を減らすでしょう? じゃあ、どのくらい減らしますかねぇ~、、、? 40議席くらい減らないかなぁ~。(?) まっ、目標は50議席減ですけど。(@_@)
いやぁ~、しかし、記事とは離れますけど。 2012年総選挙から2年で、アベノミクス解散となったわけですが、こ こで過半数を維持して自公政権というか安倍政権が続いたとしても、 4年で終わりでしょう? 都合6年では、、、。
今解散しないで2012年の選挙から任期いっぱいまでやって、2016年 に総選挙をしたら、まぁ、想像ですけど、ギリギリで過半数を維持 して政権交代にはならないのでは。
すると、2020年の総選挙まで8年の自公政権ですよねぇ。 2年損するのでは!?
「いやっ、4年後に総選挙をしても負けるとはわからない!」 いやいやいや、そうはいかないですよ~。(*_*) 安倍っちも、そう考えてるから(2012年から)4年後じゃなく、今解 散・総選挙をするわけでしょ。
どうですかねぇ、麻生太郎元首相は、解散の機会を逸して追い込ま れて解散となりましたが、安倍っちは、野党の準備ができてない今 のうちに!と早まって解散をした首相という評価になりませんか ねぇ~。
アベノミクスからアベノフキョウを作り出した首相とか。(T_T)
あれっ、この記事にはないですか、「投票に行くか?」というような 質問では、前回、前々回よりも関心が低いとか、そんな記事も見た ような気がしますが。
やっぱり、みなさん、アベノミクスにはあんまり興味ないんですか ねぇ~、、、。(>_<) 安倍っちが連日テレビに出演して、失言を繰り返すとか、ないです かねぇ!?
いやぁ~、失言と言ったら、海江田万里・民主党代表の方がやらかし そうですか。 まぁ、それを恐れるあまり、「ここで突っ込めよ~!」というところ でも黙ってるような気がしてなりませんが。
まっ、本当の勝負は4年後だぁ~!(?)
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