海江田氏への逆風強まる=党首討論が正念場-民主 2014 年 6 月 9 日 20:00 JST 更新
民主党内で海江田万里代表への逆風が強まっている。野党再編に積 極的な前原誠司元外相らは、来年9月の任期満了を待たず、再編に慎 重な海江田氏の交代を求める構え。さらに、集団的自衛権行使容認を めぐり、容認、反対両派がそれぞれ「旗色を鮮明にすべきだ」と要求 している。海江田氏にとり、11日の党首討論が求心力を取り戻すこ とができるかどうかの正念場となりそうだ。
海江田氏は9日の記者会見で、野党再編について「政策の一致もな く離合集散しても何にもならない」と慎重姿勢を示すとともに、「本 当の反転攻勢は来年春の統一地方選だ。候補者が勝てるように何でも やる」と続投への意欲を改めて強調した。
6日には、みんな、結い両党と党首会談を実施。これに基づき、み んなとは9日に幹事長らによる統一地方選の選挙区調整の協議に着手 した。結いとも近く政策協議を始める。昨年7月の参院選惨敗時に 「目に見える成果」が出せなければ代表を退く意向を示した海江田氏。 今回の動きは成果を明示し、退陣論拡大を防ぐ狙いがある。
だが、前原氏は7日、記者団に「海江田氏は努力が足りない」と公 然と批判。他の再編積極派も「対応が遅いし、選挙区調整は連携のレ ベルが低い」(中堅)と切り捨てた。
再編派は、集団的自衛権行使を容認する保守派とほぼ重なる。これ に対し、菅直人元首相らリベラル系議員は再編に慎重な点で海江田氏 と一致するが、集団的自衛権問題では「安倍晋三首相が国の形を変え ようとしているのに戦う気概が感じられない」(政務三役経験者)と、 政権との対決姿勢を強く出さない海江田氏への不満を隠さない。 [時事通信社] Copyright(C)2014 Dow Jones & Company, Inc. All Rights Reserved.
野党に転落して、あまりニュースにも登場しなかった民主党ですが、 こうして記事になるのが、内紛劇とは、なんとも情けないような、、、。
あと、政権政党だった頃と比べたら、ずいぶん小さくなったのに、 党内の権力争いとは、笑えるような気もしますが。(T_T) でも、とんなに小さくなっても、権力争いというものは、どこに もあるものなんでしょう。
社民党って、今もありますかねぇ? 福島みずほ党首を引きずり降ろそうと画策してた議員がいましたが、 立ち上がったのはいいが、福島みずほ党首よりもっと人気がなかっ た、、、。
そんな感じで、福島みずほ党首を蹴落とすことに失敗し、結局、選 挙で壊滅状態になり、有権者の審判を受け、党首辞任となりましたが。
民主党も、下手をすると社民党と同じルートをたどることになりそ うですから、注意しないとね。(^_-)
2段落目、 >野党再編について「政策の一致もなく離合集散しても何にもならな >い」と慎重姿勢を示す だそうですが。
海江田万里代表、言ってることは正しいんですけど、、、。 それなのに、「代表交代!」などと声が上がるということは、何でし ょう、人望の問題ですか。(?)
う~ん、上のウィキペディアによると、小沢一郎先生が「こんな政党 にいては選挙に落ちる!」と民主党から出て行ったときに、一緒に離 党することを、よく思いとどまったものだなぁ~というくらい、小 沢一郎先生と近かったんですかねぇ。
まぁ、小沢一郎先生とは、政治的な理念とか手法が違うから、一緒 に離党とはならなかったのでしょうけど、、、。 民主党内に、自分の勢力を持ってなかったツケが回ってきてるんで すかねぇ?
自民党の派閥政治を批判していた民主党も、気がついたら、まぁ、 派閥とは呼ばないけど、「グループ」という集団に分かれてるし、、、。 派閥やグループというのは、必要なものなんですかねぇ~。
最後の段落に飛びますが、 >再編派は、集団的自衛権行使を容認する保守派とほぼ重なる だそうで。
「保守派」と言っても、民主党内での保守であって、「いわゆる従軍慰 安婦は当時は必要だった」などと言い張る党首がいる政党と一緒にな りたいと思うほど、保守ではないかと思ってましたが、、、。
おそらく、そこまでおバカな保守は、前原誠司とそのグループくら いで、その他の保守は、海江田万里代表に不満はあっても、徹ちゃ ん(橋下徹・大阪市長)の政党と一緒になりたいとは思ってない人た ちなのでは、、、? (と思いたいですが。)
3段落目の続きですが。 >菅直人元首相らリベラル系議員は再編に慎重な点で海江田氏と一致 >する というんですが。
ところが、リベラル派は、集団的自衛権容認に突き進む安倍っち(安 倍晋三・首相)に正面から反対しない点で、不満があるようで、、、。
保守・リベラルのどっちからも支持されてないというかわいそうな状 況じゃないですか、海江田万里代表?
まぁでも、政権与党のような求心力というか甘い蜜のない野党です からねぇ、集団的自衛権について突き詰めて、「嫌なら出て行け~!」 「じゃあ、出て行く!」となっては、党分裂となりますから。
ここは、ノラリクラリでいいのでは、、、。(?) まっでも、どうしても、集団的自衛権容認に賛成したいという人た ちは、自民党には入れてもらえないでしょうから、徹ちゃんのところ へ行って、「賛成!」と叫ぶことになるのでは。 これが、前原誠司ですよ。
野党が賛成しても反対しても、自民党が公明党を丸め込めば、集団 的自衛権容認へ進むわけでしょ? で、それが間違ってた!と気づくのは、戦場に近いところへも自衛 隊が行くようになって、犠牲者が出るようになってからのことだか ら、すぐに、安倍政権の支持率降下につながらないでしょう?
そんなことで党分裂となっても、意味がないと思いますけど、、、。 自分たちが反対することで、阻止できるのなら、政治生命をかけて というか、党分裂をかけても、反対する意味はあるでしょうけど、 自分たちの賛成・反対に関係なく進んで行くんだから、そこでムキ になっても、なんの役にも立たないのでは、、、。
3段落目に戻りますが、 >今回の動きは成果を明示し、退陣論拡大を防ぐ狙いがある。 という海江田万里代表の行動ですが。
あれじゃないですか、この前の記事にあった、日本維新の会から石 原分党ができるに当たって、無所属となった女性議員がいましたよ ねぇ。 薬剤師で弁護士という人。
この議員を、民主党にスカウトして、「これが民主党の進む道だ!」 とアピールできればいいのでは!?
あと、元代表というか元首相の鳩山由紀夫先生。 息子がいたのでは、、、? この人を「次の選挙で立候補させるから」と民主党に入れて、鳩山マネ ーを手に入れては!?
若手の議員なら、「日本維新の会に行ったって、たいした支援は期待 できないよ」と説得すれば、出て行く人も減るのでは、、、?
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