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財政危機、来るか?!

消費税を10%に増税しても、財政危機は迫ってくるかも!?という
ロイターの記事ですが。
長いので、まぁ、目を通すだけでも、、、。
まっ、日曜の更新なので。

「焦点:消費増税でも財政危機懸念、金融システムへの影響も」
2012年 06月 29日 15:58 JST

[東京 29日 ロイター] 消費増税法案が衆院を通過したが、専
門家からは財政危機を懸念する声が強まっている。低金利効果の一巡
で国債の利払い負担増加が予想されるうえ、社会保障の給付抑制や歳
出カットに取り組む姿勢が見えない中で、国民の政府債務への信頼低
下を招きかねない。

それが巨額の国債を保有する金融システムを巻き込み、財政状況をさ
らに悪化させるという負のスパイラルを招く可能性があるという。専
門家の多くは、まずは基礎的財政収支黒字化の道筋を示し、国民の財
政への信認を失わないことが肝要だと提言している。

<財政危機は金融システム破たんを内蔵>

「日本の財政が破たんする可能性はゼロではない」──東京大学経済
学部の福田慎一教授は、あらゆる場合に備えが必要だと主張する。消
費税率10%への引き上げでも、社会保障の給付は抑えることができ
ず、国の歳出と歳入のバランスである基礎的財政収支の赤字幅は10
年たっても解消しないからだ。同教授は「基礎的財政収支の赤字が増
え続けていくことが最大の問題」と指摘する。現状を放置すれば、公
債残高はとめどもなく増え続け、10年後には対名目GDPの220
%と、現在の180%台から大きく跳ね上がる。歳出抑制に動こうと
しない状況が続けば、いつか信認を失うことになりかねないという。

日本の場合、家計の金融資産や経常黒字などを理由に、欧州のような
市場からの圧力にさらされる国家財政の危機はすぐには起こりにくい
といわれているが、深尾光洋・慶応大学商学部教授は、別の危機シナ
リオが考えられるとみている。

深尾教授は、今月発表した「日本の財政赤字の維持可能性」と題する
論文で、政府債務の累増を放置し続け、国民の政府への信用低下を招
けば、国債運用をてがける金融機関の信用も同時に低下し、その結果、
株式や不動産に資金が流れやすくなると指摘。このため、金融機関は
国債買い入れに消極的となり、長期金利が上昇し始めるといったルー
トが、危機を招くことになると予想する。

福田教授も、巨額の国債を保有する金融機関の存在により、財政危機
が金融システム危機を内蔵していると指摘。その両方が同時スパイラ
ル的に発生する可能性があり、「財政破たんシナリオに備えなくてい
いというのはあまりに乱暴な話だ」と警告する。

<改革なしの増税でかえって税収抑制>

財政再建への国民の信認低下を避けるには、社会保障の給付削減への
切り込みや歳出カットへの取り組みが不可欠だ。「将来への不安が払
しょくされれば増税下でも本来、信認は維持され、景気はさほど落ち
込まないはず」(伊藤忠経済研究所・主任研究員・丸山義正氏)だと
みられている。しかし、現在の政治情勢ではそうした期待は持ちにく
いとの声も多い。

このため将来不安は解消せず、現役世代の消費はますます抑制されか
ねないほか、企業の設備投資は海外に流れるばかりとなる。税収上の
消費増税効果は、経済縮小の悪影響により、税収減である程度打ち消
されてしまう可能性がある。クレディスイス証券では、本来であれば
5%の消費増税分にあたる10兆円分の増税効果が見込まれるはずだ
が、16年度にかけての総税収増分はGDP縮小で5兆円程度に過ぎ
ないと分析している。

同証券チーフエコノミストの白川浩道氏は「消費税増税が計画通りに
実施されても、歳出改革が行われない中で名目GDPの低迷が継続し
た場合、国の財政バランスは改善せず、負債が膨張し続けることにな
る。消費税増税によっても財政の維持可能性が全く向上しなければ、
国民のコンフィデンスはさらに悪化するだろう」とみている。

<欧米財政再建後が日本の正念場>

現在は、財政危機が続く欧州や、財政の崖が問題となっている米国に
注目が集まり、日本の長期金利が上昇する気配なない。

しかし問題は、米国や欧州が財政健全化に成功した場合だ。「円から
外貨への資金シフトが拡大し、国債金利の上昇要因になり得る」(深
尾教授)ことに注意が必要だ。

国債の利払いが現状10兆円程度にとどまっているのは低金利のおか
げだが、金利低下による利払い負担の減少は一巡してきており、今後
は負債の増加に伴って利払い負担の増加ピッチが上がると予想されて
いる。さらに、仮に長期金利が3─4%程度に上がれば、巨額の残高
を抱えているだけに利払いだけで40兆円程度と税収のほとんどを占
めることになり、立ちいかなくなることは明白だ。

国民の財政への信認を維持するために、多くの専門家が「まず基礎的
財政収支の黒字化計画への道筋をつけること」(福田教授)だと繰り
返す。
(C) Thomson Reuters 2012 All rights reserved.


え~と、4段落目になりますか、東大の福田慎一教授の話として
>「基礎的財政収支の赤字が増え続けていくことが最大の問題」
とありますが。

そして、最後にも、
>国民の財政への信認を維持するために、多くの専門家が「まず基礎的
>財政収支の黒字化計画への道筋をつけること」(福田教授)だと繰り
>返す。
だそうで。

まぁ~、その通りなんでしょうけど、ただ、消費税を10%にするのは
2014年・15年の話で、その先には、財政の「中長期的展望」というの
が、ちゃんとあるでしょう?

何年でしたか、今の基礎的財政収支のアンバランスを、半分にして、
2020年には、均衡させるでしたか、2030年でしたか、、、?
まぁ、そのくらい先の話ですよ。

いっぺんに社会保障を10兆円削減しますとか、消費税を20%にしま
すとかしたら、経済も国民生活も大混乱になるのでは、、、?
そうならないように財政再建にも取り組むと。
そこが、大変なんですよねぇ。

あと、途中に(記事に真ん中辺)、日本では国債を金融機関が大量
に保有してるから、財政危機=金融危機(金融機関の危機)となり
ますよという話がありますが。

う~ん、怖い話ですなぁ。

話が戻りますが、
>「基礎的財政収支の赤字が増え続けていくことが最大の問題」
の部分。

あれじゃないですかねぇ、虫歯を1本直したところで、「まだまだ
虫歯はあるんだから、3本4本治療しないとダメだ。虫歯が広がって
歯が全部ダメになる。食べ物が食べられなくなって、病気になる!」
みたいに言ってるようなものでは、、、?

まず最初の1本の虫歯を治療したことが重要なのでは!?
ず~と、虫歯を治さなきゃ治さなきゃと思っていながら、できなか
ったことが、今回治せたんだから、2本目、3本目にも挑戦できるの
では、、、?

と感じるのは、6月から歯医者さんに通ってる私の意見ですが、、、。(>_<)

↓次は、抜粋で。

----------------------------------------------------------------

【第280回】 2012年6月25日
原 英次郎 [ダイヤモンド・オンライン編集長]
小沢グループの造反に理あり
理念を掲げて総選挙を実施せよ


 社会保障・税一体改革に関する自公民3党の合意を受けて、明日26日
にも消費増税関連法案が、衆議院で採決される見通しだ。これに対し
て、民主党の小沢(一郎元代表)グループは増税に反対し、離党も辞
さない構えだ。今回の消費増税に関しては、小沢氏の行動は筋が通っ
ている。今回の消費増税の引き上げには、反対せざるをえない。以下
にその理由を述べてみたい。

代議制民主主義崩壊の扉を開く愚行

 最も大きな理由は、明確な民主主義のルール違反である。03年の衆
議院選挙以降、各政党が発表するマニフェスト選挙がようやく根付き
始め、09年の衆議院選挙では、国民はマニフェストを参考にして民主
党に投票し、政権交代を実現させた。

 そのマニフェストでは行政のムダをなくし、財源を組み替えること
で、16.8兆円の財源をねん出して、増税は行わないと言っていたはず
だ。実際の消費税率引き上げが、民主党の政権担当期間中より後に行
われるから、マニフェスト違反ではないというのは、全く国民を馬鹿
にした詭弁としか言いようがない。

 もちろん、情勢の変化でマニフェストがある程度修正されることが
あってもよい。が、「増税を行わない」から、消費増税という増税路
線へカジを切るのは、基本方針の大転換である。これを選挙もなしに
行うということは、「うそつき」のそしりを免れない。何よりも、次
回以降の選挙で、国民は何を根拠にして投票を行えばいいのか。今回
のようなやり方は、代議制民主主義に対する不信と崩壊の扉を開くこ
とになりかねない。

(中略)

 小沢一郎氏も「増税はやるべきことをやってから」一辺倒ではなく、
やるべきことをやっただけで問題が解決するのかどうか、その先の長
期的な展望をも示すべきである。


「小沢グループの造反に理あり」と題するダイヤモンド・オンライ
ン編集長の記事ですが。(特別レポートのようです。)
タイトルをクリックすると、記事に飛べますので、まっ、一応全部
読んでみてください。(面白いかどうかは保証の限りではありませ
んが、、、。)

上は、その抜粋で、冒頭と(中略を挟んで)最後。
しかし、編集長という人が、こんなことを書いているんだから、ダ
イヤモンドオンライン、大丈夫かなぁ~?と心配になりますよ。(*_*)

このダイヤモンド・オンライン編集長という人物、岩手出身の熱烈
な小沢支持者とか?
なんでこんなことを書くのか、理解できません、、、。

4段落目、
>そのマニフェストでは行政のムダをなくし、財源を組み替えること
>で、16.8兆円の財源をねん出して、増税は行わないと言っていたは
>ずだ。
というんですが。

だから、それが実現不可能な公約だったということでしょう?
できもしないことを約束して、政権を奪い取った!
と自民党は訴えてるじゃないですか。

そう、自民党といえば、2009年の総選挙のときに、YOUTUBEでした
か、アニメを作ってたでしょ?
レストランで、鳩山由紀夫似の男が、「キミにあれも約束しよう。
これも約束しよう」と大風呂敷を広げると、女性が、「そんなお
金あるの? 大丈夫?」というと、「大丈夫、大丈夫、まかしと
きなさい」というような痛烈に皮肉るもの、、、。

まぁ、そのマニフェストを信じて民主党に投票したという人は、
見事に騙されたということですよ。

そして、5段落目、
>何よりも、次回以降の選挙で、国民は何を根拠にして投票を行え
>ばいいのか
との問いですが。

そりゃ、マニフェストですよ!
国民も、あんなマニフェストに釣られたらどうなるか、しっかり
学習したのでは?!

できもしないことを約束して政権を取る政党を見たわけですから、
同じ手には、引っかからないでしょう?
(と思いますけど。)

記事でも最後ですが、ここでも最後、
>小沢一郎氏も(略)その先の長期的な展望をも示すべきである。
だそうで。

全くその通りですけど、もしも、小沢先生に、その先の長期的な
展望が示せるようなら、民主党内で過半数の支持を得て、権力を
手にしていたのでは?

「その先の長期的な展望」を示せないのなら、ただ権力闘争の道
具に消費税増税反対!を利用してるだけなのでは、、、。
そして、国民の目には、そう映ってるのでは。

で、前にも書きましたが、「マニフェスト」といえば、2009年の
マニフェストと思い込んでるようですが、2010年の参院選挙でも、
各党、マニフェストを出してますよ!

なんで、「マニフェストを守れ~!」というときに、最新のでな
い一つ前のマニフェストを持ち出すのか疑問。

それにしても、ここの編集長、「代議制民主主義崩壊」だなどと
書いてますが、小沢先生は、権力闘争に敗れて離党しようとして
いるということを、国民というか読者に知らせなくてもいいんで
すかねぇ?

本当に岩手出身の小沢信者としか思えませんよ~。(>_<)




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