一方、検察側は反対尋問で、陸山会事件と併合審理された西松建設 の巨額献金事件を追及。西松建設の担当者による岩手県内ダム工事の 受注依頼について、大久保元秘書は「やりとりはあった。(当時)虚 勢を張った話しぶりをしていた」と了承を認めた。 Copyright(C)2011 Nikkei Inc. All rights reserved.
裁判官からは石川議員への質問も相次いだ。年間450万円の利子を 負担し、金融機関から4億円を借り入れたことに疑問が呈されたが、 石川議員は「未来の投資だ」と強調。融資について「全て合理的に説 明できないかもしれない。そのとき、そのとき考えて行動している」 と述べた。 Copyright(C)2011 Nikkei Inc. All rights reserved.