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かんぽの宿を事業仕分け！

｢日本財政の借金、５年後にＧＤＰ比２５０％　ＩＭＦ予測｣
2010年5月15日15時1分

　【ワシントン＝尾形聡彦】国際通貨基金（ＩＭＦ）は１４日、世界
各国の財政見通しに関する報告書を発表した。日本の債務残高の対国
内総生産（ＧＤＰ）比率は、２０１５年に主要国や新興国のなかで最
悪の２５０％に達すると予測。現在５％の消費税を倍の１０％に引き
上げれば、毎年ＧＤＰ比で２．６％分の増収につながると指摘。事実
上、日本に消費税引き上げを提言した。

　金融危機前の０７年には、世界全体の１年間の財政赤字はＧＤＰ比
０．３％にとどまっていたが、０９年には６．７％に拡大。１０年は
６．０％、１５年も３．３％と赤字幅が高水準にとどまると予測した。
とくに日本を含む主要７カ国（Ｇ７）諸国では、１５年時点の赤字が
５．４％に上る見通しだという。

　日本については、１０年の財政赤字がＧＤＰ比９．８％に上り、１
５年でも７．３％と予測した。毎年の借金が積み上がった債務残高を
みると、１０年にＧＤＰ比で２２７％に上る見通しだという。同年の
ギリシャの債務残高見通しは１３３％で、日本の財政悪化が突出して
いる。

　ＩＭＦは財政赤字が大きい諸国には、増収策が必要だと指摘。日本
については消費税引き上げ、米国には連邦政府レベルでの消費税導入
の必要性に言及した。ＩＭＦは「すべての国々は、今すぐ、中期的な
財政状況の強化に向けた構造的な施策を実施すべきだ」と訴えている。
(朝日新聞　http://www.asahi.com/)

昨日でしたか一昨日でしたか、つい最近、消費税を2倍～4倍にすると
いう話がありましたが、またまた、今度は、IMFですよ～。

日本の債務残高の対GDP比率は、２０１５年に主要国や新興国のなか
で最悪の２５０％に達する！と予測してますが、、、。
まぁ～、それが、どのくらいひどいかというと、財政危機に陥ってる
ギリシャが、133%というんですから、それはそれは、突出して悪い状
態ですよねぇ～。

IMFは、親切なのか、おせっかいなのか、｢日本に消費税引き上げを提
言｣だそうで、、、。
でも～、そんなこと言われなくても、わかってますよねぇ～。(？)
国民も、｢消費税増税は仕方ない｣と必要性を認めてるでしょう？

そうは言っても、｢消費税を増税します｣と言ったら、政権交代して下
野することになりそうですからねぇ～、、、。
なかなかできそうにないような。(？)

どうせ提言してくれるのなら、どうやったら、選挙に負けないで、増
税できるかという、その手法を教えて欲しいですよねぇ～？
できたら、民主党にそっととか、、、。(？)

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｢かんぽの宿　鑑定評価額２２１億円、１週間で９７億円に｣
2010年5月16日3時3分

　日本郵政が保養宿泊施設「かんぽの宿」などをオリックス不動産に
一括譲渡しようとした問題で、民営化前の日本郵政公社が２００７年
８月の不動産鑑定評価の際、鑑定業者に２回にわたり評価の再検討を
求めるなどして、１週間で評価額が当初の約２２１億円から約９７億
円に減っていたことが関係者の話で分かった。

　一括譲渡が白紙撤回された後、日本郵政や鑑定業者が昨年、総務省
の聞き取り調査に説明し、経過が判明した。会計検査院は今年３月、
評価額について「本来の価格より相当低く算定され、資産価値を適切
に反映していない可能性もある」と指摘していた。評価額が短期間に
急減したことや、郵政側の関与が初めて明らかになった。

　関係者によると、総務省の聞き取り調査の内容では、日本郵政公社
が、０７年１０月１日に民営化のため公社を解散する際の決算に備え
て、かんぽの宿など７０施設の不動産鑑定を３社に依頼。７０施設を
分担して鑑定した３社は８月２４日に評価額を計約２２１億円と内示
した。

　これに対し、郵政公社や民営化準備企画会社の関係者らは「実際に
売れる額なのか再検討してほしい」などと要請。３社は４～６日後に
２回目の評価額として計約１２５億円を内示した。だが、郵政公社側
はこの金額にも納得せず、「本当にこの値段で買い手がつくのか」
「１億円を超える施設は売れない」などと発言したという。このため、
３社のうち、６９施設を鑑定した２社がさらに価格を下げて８月３１
日までに提出し、計約９７億円を示した。

　同日に郵政公社と鑑定業者が交わした電子メールの内容によると、
郵政公社側が「度々の依頼となってしまい、大変お手数をお掛けして
おります」と送信。業者は「これが鑑定評価としての限界かと思われ
ます」と返信していた。

ほぉ～、出てきましたか、｢かんぽの宿｣の譲渡問題。

不動産鑑定評価のときに、最初、｢221億円です｣というと、｢それで売
れますかねぇ？｣というと、｢じゃあ、125億｣。
｢いやぁ～、もう少し安い方が、、、｣｢じゃ、97億で。これ以上下がり
ませんよ！｣となったとか。(多少？　かなり脚色がありますが。)

こう聞くと、｢日本郵政は、やっぱり怪しいことをやってたか？！｣と
なりそうですけど、、、。
でも！
あの悪代官顔の大臣(鳩山邦夫先生)は、｢出来レースだぁ～！｣と言っ
たんですよ。

ここで出てるのは、｢売れないと困るから、安くしとこう｣と、正当な
価格より、ちょっと安くしたということでしょう？(ちょっとといっ
ても半額以下ですが)
出来レースというのは、オリックス不動産に譲渡することが決まって
いて、だから、安くしたとなるんでしょうけど、97億で買ってくれる
人いませんか～？と、募集したわけだから、｢出来レース｣とはならな
いでしょう。

出来レースだぁ～！という証拠は依然出てきてないということでは！？
｢出来レースだぁ～！｣と悪代官顔の大臣は言って、譲渡を白紙に戻し
たんだから、その証拠が出てこないと、それは、間違っていたという
ことになるのでは！？

それで、97億じゃ、あまりにも安いから、105億くらいで買いましょう
となってたのでは、、、？
それが、白紙に戻されて、今は、公務員のような人が経営してるわけ
でしょう、かんぽの宿？

大丈夫なんですかねぇ～？
それこそ、事業仕分けしたらどうですかねぇ！？

テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済

【2010/05/20 06:32】 | 経済 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

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