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ブログ市長に判決下る

元係長の懲戒免取り消し　「阿久根市長は裁量権乱用」　
鹿児島地裁判決
2010年4月9日 14:11 カテゴリー：政治九州 > 鹿児島

　鹿児島県阿久根市役所内で竹原信一市長が張らせた職員人件費の紙
をはがしたことを理由に懲戒免職処分になった元係長男性（４５）が
「裁量権の逸脱・乱用で違法」と市の処分の取り消しを求めた訴訟の
判決が９日、鹿児島地裁であった。牧賢二裁判長は元係長の主張を認
め、市の処分を取り消した。判決理由で牧裁判長は「懲戒免職は著し
く重く、社会通念上の妥当を欠く。裁量権の乱用で違法」と断じた。
竹原市長は判決前から「最高裁まで争う」と公言、控訴する可能性が
ある。

　判決によると、市賞罰審査委員会は昨年６月、元係長の処分を「文
書戒告が望ましい」との結論を出したが、市長は同７月３１日付で懲
戒免職処分を強行した。

　裁判で、元係長は懲戒免職基準は長期欠勤や犯罪、飲酒運転などで
「重すぎる。裁量権を逸脱・乱用した処分」と主張。

　市側は、竹原市長が２回の口頭弁論に自ら出廷。「元係長の行為は
職員給与削減の公約実現を阻害した。円滑な行政に必要な処分」「人
事は首長の専権事項。裁判所は対等の立場で適否を論じる資格を持た
ない」と反論していた。

　地裁は昨年１０月下旬、処分の違法可能性を認めて元係長への懲戒
免職の効力停止を決定。これを受け、市側に元係長を復職させ、給与
を支払う義務が生じたが市長の独断で従わず、３月３日に元係長への
給与支払いを命じた地裁判決の確定後も無視し続けている。

　給与の一部（効力停止後から２月分まで）は、地裁川内支部の市の
貯金口座差し押さえ命令に基づいて今月６日、元係長に約２２０万円
が振り込まれた。だが、元係長は出勤しても帰宅させられる状態が続
いている。

　元係長は判決後、「当然の結論でうれしい。ただ、復職できるか分
からず不安が残る」と話した。
＝2010/04/09付西日本新聞夕刊＝

という、4/9(金)の14:11ですか、西日本新聞の速報ですが。
ブログ市長の惨敗です。

そのちょっと後になりますが、NHKのニュースは、こう伝えてます。↓

｢地裁阿久根市職員の免職処分取り消し｣
4月9日 15時12分
牧賢二裁判長は「男性職員がしたことは、重大で悪質な違反とは言え
ず、懲戒免職は、人事院の基準などに比べても重すぎる。社会通念に
照らして著しく妥当性を欠いていて、権限の乱用に当たり、違法だ」
として処分を取り消しました。

↑ニュースの動画もありますが、ダウンロードといいますか、保存
はできないので、↓こちらを。

張り紙はがして免職、取り消し～鹿児島地裁　日テレNEWS24

↑クリックで、日テレNEWS24の動画サイトにつながるかと。
2・3日か1週間かのことですよ～、見れるのは。(たぶん)
これは、リアルプレイヤーでダインロード可能。

日テレもNHKの長くは閲覧可能状態にしておいてはくれないでしょう
から(？)興味のある方は、ダウンロードしておきましょう！
牧賢二裁判長のお顔も拝めますよ。(？)

>竹原市長は判決前から「最高裁まで争う」と公言、控訴する可能性
>がある
ということですから、当然、これで決着とは、いかないでしょう。(？)
まっ、牧賢二裁判長とは、お別れですか。
福岡高裁に移るでしょうから。(高裁の宮崎支部ですかねぇ～？)

まぁ～、でも、ここまで、予想通りの判決だと、なんだか拍子抜けし
ますよねぇ。(？)
いやっ、それにしても、張り紙はがし男がクビになったのが、去年の
7/31でしょ。で、8月には裁判になって、、、。
2回の口頭弁論で、この4月に判決と。

8ヶ月ですか、、、。
なんで、こんなに時間がかかるんでしょうねぇ～？
まぁ、ブログ市長は、｢裁判所も神様じゃない｣とか言ってましたが、
ホント、これでは、司法制度に対する信頼も揺らぐのでは、、、？

つまり、この、張り紙はがし男が、できる男で、阿久根市役所を懲戒
免職になった知った友人が、｢そんな変な市長のいる市に将来はない
よ。裁判も、恐ろしく長くかかるし。うちの会社で働かないか～？｣
と、誘われたら、転職してたのでは、、、？

ただまぁ、そんなできる男でなかったから、公務員にしがみつくしか
生きる道がなかったんでしょうけど、、、。(？)

事件を早く解決(判決を出すことで)してあげることも、当事者にとっ
ては必要なことでは？
こんなわかりきった事件でさえ、8ヶ月もかかるのでは、もっと複雑
な事件になったら、どんだけ長引くのか、、、？

裁判よりも、自分で解決しよう！となるのでは、、、？
町の顔役に頼むくらいなら、まだいいですけど(？)、怖いお兄さんに
頼むようになると、ほんと怖いことになるのでは、、、？

↓こんなコメントもありましたが。

おれも首にする
わしの会社で「節約運動」のポスターをわしが出張中に引っ剥がした
係長がいたら即首だ。会社の方針に反旗を翻すなら組織の秩序、経営
権が侵害されかねないからな。同じだよ。公務員の給与公開はたいへ
んな経営判断。こんな重大な経営判断に泥をぬろうってのは許されな
い。【2010/04/09 14:17】 kan

↑だそうで。

まぁ、こういう自分に都合のいい話を作って、｢これと同じだ｣という
論理を展開する人には、｢同じではないですよ｣と否定するか、その話
に乗って、その上で、｢そうすると、こういう結果になりますよ｣と、
まぁ、どちらにしても、｢否定｣されることには違いないんですが。

う～ん、どうしますかねぇ～、、、。
>わしの会社で
といっても、市役所は、利益を追求する団体とは違いますからねぇ、
基本的に。

>ポスターをわしが出張中に引っ剥がした係長
ここは、大きな間違いですねぇ。

ブログ市長は、市議会から不信任を突きつけられて、｢それじゃあ、
市民の声を聞いてみよう｣と、議会を解散し、市議会選挙後の議会
で、再び不信任となり、市長の職を失職となってるんですよ。

ブログ市長が出張中に張り紙をはがしたわけではなく、市長は、失
職中だったんですよ。市長は、不在だったんです。(不在というと、
出張中のようですが、どこにも存在しなかったんです)

なので、阿久根市民が正しい判断を下して、ブログ市長を再選して
なければ、張り紙はがし男の行為は、何の問題にもならなかったこ
となんですよ。

>経営権が侵害されかねない

｢わし｣さんの会社では、係長が経営に参加してるんですか、、、？
あ～、｢わし｣さんじゃないですか、｢kan｣さんの会社ですか。
普通の会社では、取締りなどの出席する重役会議で、経営方針が決
まるのでは？

係長が勝手に、どこかの会社との合併を決めて来たり、普通は、で
きないと思いますけど、、、。

で、最後の
>こんな重大な経営判断に泥をぬろうってのは許されない
ということですが。

まぁ、気持ちはわかるんですが、、、。
そんなことを言ってる｢kan｣さんは、現実には、会社の経営なんかし
てないですよねぇ～？

まぁ～、社員5・6人の会社のオーナーなのかもしれませんが。(？)
いやっ、それでも、「節約運動」のポスターを剥がしたくらいで、
その社員をクビにしたら、どうなるか、容易に想像できるのでは？

｢kan｣さんの会社では、アホな社員しか雇ってないのなら別ですが、
ポスターを剥がしただけでクビになったら、その社員は、その足で、
弁護士事務所に行くのでは、、、？

｢それは災難でしたねぇ、引き受けましょう｣と裁判になるでしょう？
で、ブログ市長と同じ運命を辿るのでは、、、？

そして、ポスター剥がしただけでクビになるのはかわいそうだと
支援する人たちが、会社の回りをプラカードを掲げて、｢クビを撤
回しろ～！｣と練り歩いたりするでしょうし、、、。

近所の人は、｢一体、何の騒ぎ？｣｢ポスター剥がしたら、クビにな
った社員がいるそうですよ～｣｢まぁ、社長は何を考えてるのかし
らねぇ～？｣と、近所での会社の評判もガタ落ち、、、。

こうなるのが、オチでは！？

>会社の方針に反旗を翻すなら組織の秩序･･･
が乱される、秩序が保てないということでしょうけど。

｢kan｣さんの会社で、社長の出張中に「節約運動」のポスターを剥が
されても、剥がした社員を呼び、厳重注意すれば済むのでは？
あと、給料を削るとかね。

懲戒解雇できるのは、上司の命令に背き、勝手な契約をして、それ
で、会社に莫大な損害をもたらした。そういう場合でしょうか。

で【2010/04/09 14:17】に上のコメントを書いた kan社長が、もう
少し情報に敏感だったら、↓、これに気づいたでしょうに、、、。

2010年4月9日（金）14:03

もっと早い記事もありますよ～、↓。

阿久根張り紙はがし訴訟　職員の懲戒免職取り消し／鹿児島地裁判決(2010 04/09 13:39)

まっ、そういうことなので、｢kan｣社長も、ポスター剥がしただけで、
社員をクビにするのは、やめておいた方がいいと思いますよ。

↓今朝になりますが、朝日新聞の記事、長いですよ。

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｢元係長、笑顔はなく／阿久根市長敗訴｣
2010年04月10日

　阿久根市の竹原信一市長に懲戒免職にされた元男性係長（４５）が、
処分取り消しを求めた裁判で９日、鹿児島地裁が元係長の訴えを認め
る判決を出した。しかし、元係長は「私を囲む状況に変わりはないの
では」と笑顔を見せなかった。竹原市長は繰り返し裁判所の決定を無
視してきた。弁護団は今回も判決が無視されることを懸念している。

　「つらいの一言」。自治労県本部であった記者会見で元係長は、免
職処分からの約８カ月をそう表現した。毎朝、市役所に通うが、居場
所はなく、帰って自宅待機。「家族もおり、身分が不安定というのが
一番不安だった」

　張り紙をはがした行為が判決で「職務上の義務違反」と判断された
ことは「職員が職務に専念できる環境をつくってもらいたいという思
いでの行動だった。真摯（しん・し）に反省したい」と話す。郷土の
発展、住民福祉の向上を思って地方公務員になったと胸の内を明かし、
「復職がかなえば、一生懸命頑張りたい」と語った。

　しかし、復職につながるかは分からない。竹原市長は、昨年１０月
に同地裁が出した処分の効力停止決定に従わず、その後、未払い給与
を支払うよう命じた地裁の判決も無視している。

　市側が控訴しなければ判決は確定するが、弁護団は、市長が確定判
決を無視することを「十分想定できる」と話す。その際も、法で市長
を罰するよう求めることはできず、今まで通り、給与の支払いを求め
る訴訟を起こしたり、不払いを刑事告発したりすることしかできない。
増田秀雄弁護士は「市長がやめない限り解決しない」と語った。

　阿久根市民は判決をどう受けとめたのか。

　「私は市職員を敵だとは思っていなかった。元係長は気の毒だった」
と話したのは２児がいる主婦（３４）。改革を期待して竹原市長に投
票したというが、「さびれていく阿久根を何とかしてほしいと思った
けど、本筋以外でもめ事を起こすばかりじゃ困る」と話した。

　以前は竹原市長の改革を支持していた市民団体「阿想会」の松岡徳
博会長（５５）も「高額な職員給与の見直しはすべきだが、今の強引
な手法や法律を無視する行為を続けていては何も進まない」と嘆いた。
市民からも「普通の市にしてほしい」という声が多数上がっていると
いう。「打開策は市長を替えることしかない」

　竹原市政に疑問を抱く市民は一層反発の声を強める。自営業男性
（５７）は「混乱はもうたくさん。常識のある人に市長になってほし
い」と市側の敗訴は当然とした。

　「控訴したら司法を否定する自分の立場と矛盾する。係長をすぐ復
職させるべきだ」というのは、「阿久根の将来を考える会」を発足さ
せた川原慎一さん（４２）。「市職員だけを攻撃し市民のきずなを断
つやり方の先には何も見えない」と、竹原市長の解職請求の必要性を
口にした。

　一方で、竹原市長を熱烈に支持する主婦（６７）は、元係長の懲戒
免職処分は今でも正しいと主張する。息子の勤務先の民間病院は数年
前から退職金制度を無くした。「元係長は総務課職員として早期退職
の勧奨制度づくりにかかわった。張り紙をはがしたこと以上に、それ
が重い」。さらに「民間なら社長に絶対服従。市職員が市長に萎縮
（い・しゅく）するぐらい当然」と話した。

　竹原市長後援会の須崎和馬会長（７９）は「法治国家である以上、
法には従うべきだ」と語った。ただ、後援会の中には「張り紙をはが
した方が悪い」という声もあるとし、「彼の阿久根を改革しようとい
う思いは強い。他の人ならば阿久根は夕張のようになる」と、引き続
き竹原市長を応援する考えを示した。

　《解説》判決は元係長側の訴えをほぼ全面的に認めた。一方、竹原
市長の「裁判所は首長と対等な立場で人事を論じる資格はない」とい
った主張は、全く考慮されなかった。議会から弁護士費用を認められ
なかった竹原市長が、元係長側の主張に的確に反論せず、独断的な持
論を述べるにとどまったため、元係長寄りの判決になるのは予想され
たことだった。

　判決は「社会通念（観念）」がキーワードになっている。張り紙を
はがしたことを「それほど重大な行為ではない」とし、懲戒処分を
「社会観念上著しく妥当を欠く」とした。元係長に反省の意思がある
ことや、張り紙を破らずに総務課長の机に置いただけという行為の穏
やかさを有利な事情としたのも社会通念に照らしてのことだろう。

　竹原市長は「全体の奉仕者にふさわしくない非行で、地方公務員法
違反だ」と主張していた。判決は同法の職務義務違反に当たるとした
が、「ふさわしくない非行」に該当するかどうかについては、ここで
も同じ論理で「健全な社会通念によって判断されるべきだ」とした。

　結局、「裁判所に自治はできない」「どんな人事も市長が認めれば
適法」といった竹原市長の「独自ルール」は法廷では通用しなかった。

　竹原市長はこれまで裁判所の判決や決定を無視し続けてきた。法は
社会を形成する規範。そろそろ「独自ルール」が社会では通用しない
ことを悟るべきだ。
(朝日新聞　http://www.asahi.com/)

まずは、張り紙はがし男について。3段落目、
>張り紙をはがした行為が判決で「職務上の義務違反」と判断された
>ことは「職員が職務に専念できる環境をつくってもらいたいという
>思いでの行動だった。真摯に反省したい」と話す。
だそうですが。

まぁ～、公式には、そうなんでしょうけど(？)、本当は、ブログ市
長が失職して、二度と返ってくるとは思わなかったのでは！？
それが、600票でしたか、僅差で再選されてしまい、、、。
えらいことになったと。

それにしても、総務課長のですか、机の上に、はがした張り紙を置い
ておいたそうですが。
この課長が、ブログ市長再選を知るや、はがしてあった張り紙を、も
とに戻しておけば、こんな問題には発展しなかったのに、、、。

まぁ、議会に出席するな！と命じられ、従順に従ってるような課長
(または、その同僚)ですからねぇ～、そんな気の利いたこともできな
いですか、、、。

5段落目の最後には、
>増田秀雄弁護士は「市長がやめない限り解決しない」と語った。
とありますが、その2つ下には「阿想会」の松岡徳博会長（５５）も
>「打開策は市長を替えることしかない」
と、｢市長交代｣を言ってますよ～。

「阿想会」は、もともとは、ブログ市長を応援してたはずですけど
ねぇ～。いつの間にか、寝返ってました。(？)

あっ、自営業男性（５７）も
>「常識のある人に市長になってほしい」
と、｢市長交代｣と言ってますよ。
なんか、阿久根市にも、常識的な人がいるんですねぇ～。(？)

でも、そのちょっと上に、
>「さびれていく阿久根を何とかしてほしいと思ったけど、本筋以外
>でもめ事を起こすばかりじゃ困る」
というのは、改革を期待して竹原市長に投票したという主婦。

「さびれていく阿久根を何とかしてほしい｣ということが、ブログ市長
にできるかどうか、去年の市長選の段階で気づいて欲しかったですよ。
おかげで、また今年も市長選挙をやらなきゃならなくなったでしょ！

もう、阿久根市民は責任を取って、今度の市長選にかかる経費は、住
民税を増税して賄ってほしいものですよ。(？)

まぁ～、自分たちが間違った選択をしたことに気づいた人は、まだい
いですけど、、、
>一方で、竹原市長を熱烈に支持する主婦（６７）は･･･
と、未だ、気付いてない人もいるようですよ、、、。

>「元係長は総務課職員として早期退職の勧奨制度づくりにかかわった。
>張り紙をはがしたこと以上に、それが重い」。さらに「民間なら社長
>に絶対服従。市職員が市長に萎縮するぐらい当然」
竹原市長を熱烈に支持する主婦（６７）が話したそうですが、、、。

67歳というと、戦前の教育、、、？
いやいや、1943年生まれでしょうから、教育としては、戦後ですか。
あの｢悪しき戦後の民主主義教育のせいで、、、｣といわれる、そんな
教育を受けてることになりますが。

>「元係長は総務課職員として早期退職の勧奨制度づくりにかかわった｣
だそうで。

そんなことのために懲戒免職にされては、たまらないのでは？
｢総務課職員として早期退職の勧奨制度づくりにかかわった｣というの
なら、総務課長は、どうなるでしょう？
そういう制度設計を命じた市長なんか、死刑ですか？
｢坊主憎けりゃ袈裟まで憎い｣式ですかねぇ～。

それから、「民間なら社長に絶対服従｣というのも、阿久根市での常識
なんですかねぇ～？
公務員と民間人を比較するのもどうかと思いますけど、それは置いと
いて。民間でも、社長に社員が絶対服従してるような会社では、脱税
しろ～！とか、消費者に本当のことを知らせるな！とか、そんな命令
が、まかり通るのでは、、、？

そんな企業は、長続きはしないでしょう？
それが、世の中の常識だと思いますけど、まっ、阿久根市では、違うん
でしょうか、、、。

>｢市職員が市長に萎縮するぐらい当然」
とも言ってますが。

萎縮ですか～、、、。
あんまり好ましい職場環境とはいえないのでは？
自分は、そうは思わないけど、社長には逆らえない、、、。というよ
うな、いわば｢ワンマン社長｣の下では、まっ、ブログ市長も｢裁判所も
神様じゃない｣などと言ってますけど、社長が絶対に間違わないという
のなら、うまくいくかもしれませんけど、そんな人はいないでしょう
しねぇ～、、、。

ワンマン社長だと、自分が間違ったことを、｢お前ら、誰もこの間違い
に気づかなかったのか！？｣と、なんで、自分の間違いをもっと早く指
摘しないのか、とブチ切れたりするのでは？

まぁ、理想としては、社長の理念に共感して、尊敬されて、｢この人に
ついていきたい｣と社員に思われる人がいいのでは、、、？
所さんですか(所ジョージ)、｢理想の上司｣のアンケート調査で、いつ
も上位にいるじゃないですか。
｢萎縮｣という関係じゃないですよねぇ～、、、。(？)

それに、ブログ市長に対して萎縮しますか～？
労組のみなさん、ますます法廷闘争など、元気一杯に戦ってるじゃな
いですか！？

それもこれも、｢自分たちの方が正しい！｣と思い込めるからで、ただ、
思い込んでるだけじゃなく、裁判所も、それを支持してるんだから、
｢萎縮｣もなにもないのでは、、、？

>後援会の中には「張り紙をはがした方が悪い」という声もあるとし、
>「彼の阿久根を改革しようという思いは強い。他の人ならば阿久根
>は夕張のようになる」と、引き続き竹原市長を応援する考えを示した
というのは、竹原市長後援会の須崎和馬会長（７９）。

>「張り紙をはがした方が悪い」という声もある
だそうですが、｢張り紙をはがしたことがいい｣と考えてる人は皆無だ
と思いますけど、、、。

問題になってるのは、悪いことをした人に対して、｢懲戒免職が適切
な処分か？｣ということなんですけどねぇ～。その下の、
>｢他の人ならば阿久根は夕張のようになる」
という認識と合わせて、間違った認識に基づいてるから、間違った結
論(ブログ市長支持という)に、陥るのでは？

まぁ～、｢今、改革しないと、夕張市のように破産する！｣とスローガ
ンとして掲げるのはいいでしょうけど、本気で夕張市のようになると
危惧しているのなら、ゴミ袋の値下げや学校給食の無料化(補助)など
言ってる場合じゃないと思いますけど。

｢他の人ならば･･･｣と言っても、ブログ市長だと、混乱するだけで、む
しろ本当の改革が遅れてしまい、夕張市に近づくのでは、、、？

記事は、
>そろそろ「独自ルール」が社会では通用しないことを悟るべきだ。
と記者が、まとめてますが。

「独自ルール」が社会では通用しないんでしょうけど、｢阿久根市ルー
ル｣があって、それは、阿久根市では、通用するのでは、、、？
普通、｢どの市議を辞めさせたい？｣などと自身のブログに書くような
市長は、再選されないでしょう？

それが、阿久根市では、衰退する市の市民が感じる不安や不満を、市
職員に向けて、市職員を叩けば人気が出るという構図になってますか
らねぇ～、『改革』なんか本当は、どうでもいい。市職員を罰して、
給料を引き下げてくれれば、それでいい。
そんな市民が、阿久根市では、ブログ市長を再選させてるのでは？

まっ、そんな｢阿久根市ルール｣が通用する阿久根市ですから、次の市
長選でも、ブログ市長が当選するのでは、、、？

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｢ブログ市長派の４市議、解散決議案を提出へ｣
2010.4.9 14:23

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長

　竹原信一市長の出席拒否などで混乱が続く鹿児島県阿久根市議会で、
市長を支持する市議４人が、議会の解散決議案を１９日の本会議まで
に提出する検討をしていることが９日、市議への取材で分かった。

　市長派の石沢正彰市議は「市民に市長リコールを呼び掛ける反市長
派市議に対抗するため」と説明。解散後の出直し市議選で市長派を増
やす狙いがあるが、議員１６人のうち、反市長派が１２人を占めてお
り、決議案は否決される見通し。

　議会運営をめぐっては、市長派と反市長派の対立が激化。７日の特
別委員会では、両派の市議がつかみ合い寸前の口論になる場面もあっ
た。
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital．

う～ん、これは、4/9の記事で、14時でしょ。
ちょうど、ブログ市長から見ると｢敗訴｣、張り紙はがし男から見ると、
上の方の記事にあるような｢勝訴｣という紙を持った男が走って、裁判
所から出てくる記事を載せていた新聞社が多いころ、、、。
産経新聞は、独自取材なんでしょうか、こんな記事を出してますが。

>市長を支持する市議４人が、議会の解散決議案を１９日の本会議ま
>でに提出する検討をしている
だそうで。

でも、まぁ、記事にもありますが、4人では可決は無理なので、、、。
意味がないとのことですが。

あっ、↓この記事。
鹿児島・阿久根市長：元係長懲戒免職問題　「違法」判決　
復帰見通しなく
>「竹原市長がいなくならない限り、最終解決はない」と指摘。「良
>識ある市民が考えること」と、暗に市長解職請求（リコール）を求
>めた。
と自治労の人は語ってますが。

いやいや、議会が市長に不信任を突きつけると、ブログ市長に議会
を解散されてしまうから、選挙を恐れる市議たちは、市民に市長解
職のリコールをやってほしいと願ってるということですが、、、。

>「阿久根の将来を考える会」を発足させた川原慎一さん（４２）
と上の記事に登場する、川原慎一氏なんか立候補して、市長選をやり
ますか！？

まぁ、それはそれで、おもしろいでしょうけど、、、。
でも、議会が、こんなことでいいんでしょうかねぇ～？

市議の身分を失うのが怖くて、市長を不信任できないような市議が、
まともな改革に取り組めますか？
市長の解職の前に、市議が自分たちの改革プランを出して、市議選
を行うべきなのでは！？

テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済

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