「道徳の教科化、見送りの方向・中教審と文科省」
学習指導要領の改訂作業を進めている中央教育審議会と文部科学省
は18日、道徳を正式教科に格上げするのを見送る方向で検討に入った。
20日に開く専門部会で詰めの議論をする。
道徳は現行の指導要領では国語、算数などの教科ではなく、総合的
な学習の時間などと同じ扱いになっている。中教審のある委員は18日、
「教科化にはこだわらない」などと述べ、教科への格上げに否定的な
見方を示した。道徳教育を充実改善させる方針は新指導要領に盛り込
む見通し。
教育再生会議は６月の二次報告で、道徳を「徳育」として教科に格
上げすることを提言したが、格上げに伴って検定教科書を使ったり、
成績を付けたりすることになるとして疑問の声が上がっていた。
2007年9月18日
Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.
ふ～ん、道徳を教科にするのは延期ですか。
延期というか、、、もう、しないんでしょうかねぇ。
教科にしたがってたのは、「教育再生会議」でしょ。
安倍総理の。
安倍総理の腹痛で辞任に伴って、教育再生会議も解散ですか。
で、「道徳の教科化も、さようなら～！」と。
まぁ、安倍総理が考えてたのは、道徳を教科にして、愛国心を子供た
ちに叩き込もうとしてたんでしょうから、なんとか阻止できたという
ことですかねぇ～。
----------------------------------------------------------------
「小中１クラスの生徒数、日本が主要国で最多・ＯＥＣＤ調査」
経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は18日、加盟国を中心に教育関連の
指標を分析した「図表でみる教育」（2007年版）を発表した。日本は
小中学校の１クラス当たりの生徒数が米英独など主要国と比べて最多
だったほか、教員１人当たりの授業時間数が最短となるなど、初等中
等教育の指標で見劣った。
小学校の１クラス当たりの生徒数は日本が28.4人で、米23.1人、ド
イツ22人などを上回った。ＯＥＣＤ平均は21人強で、日本より多かっ
たのは加盟国では韓国（32.6人）だけだった。中学校になると日本の
33.5人に対してＯＥＣＤ平均は24.1人と差が広がった。
2007年9月18日
Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.
「教育再生」を掲げてた安倍総理でしたが、教育の環境は、お寒い限
りだったようですなぁ～。
それでも、少ないお金を工面して、教師は増やすことになったんでし
たか。（？）
あれっ、「教員１人当たりの授業時間数が最短」？
事務処理とか、報告書つくりばっかりやってるからでしょうかねぇ？
で、福田総理になって、教育予算は、どうなるんでしょう？
まぁ、予算はともかく、愛国心押し付け教育がなくなる分、教育改革
はうまくいきますかねぇ～。
----------------------------------------------------------------
「成績別学校予算廃止へ 足立区教委、学力テスト不正受け」
2007年09月20日01時26分
東京都足立区の公立小学校で、区や都の学力テストの際に教師が誤
答している児童に合図するなど不正が発覚したのを受け、大学教授ら
を入れた同区教委の学力調査委員会は再発防止のための報告書をまと
めた。学力テストの成績の伸び率を学校への予算査定の基準の一つに
する方式の廃止を盛り込んだ。今年度から始めた予算の傾斜配分は、
１年で打ち切られる見通しになった。
報告書は今月末にも同教委に提出され、区教委は再発防止策を決定
する。成績の伸び率を判断材料とする予算の傾斜配分は、２３区の中
で学力が低迷している対策として導入されたが、近藤弥生区長も不正
発覚直後の７月の記者会見で「傾斜配分は見直す必要がある」と述べ
ていた。
このほか報告書では、テストの成績で学校に順位を付けてホームペ
ージに載せる公表方法も、学校ごとに正答分布率などを掲載する方式
に改めるよう求めている。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)
え～と、自民党のウェブサイト。こちら、↓。
http://www.jimin.jp/index2.html
その一番下に、「あきれた教育現場の実態」というのがあります。
「いじめ問題は、日教組のせいだぁ～！」
「日教組の支援を受けてる民主党のせいだぁ～！」
とかいってるんですが、、、。
>学力調査を、民主党は拒否するのですか。
とありますが、こういうことになるからですよ！
学力テストをやって、その取り扱いを間違うと、こういうことに
なるんですよ～。
でも、なんか、自民党にかかると、こんな事件が発生するのも
日教組のせいだ、民主党のせいだとなりそうで、怖いですが。（？）
テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済
|
