安藤奈津雄の掲示板安倍首相VSニューヨークタイムズ

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安倍首相VSニューヨークタイムズ

森氏ら、「首相続投困難」伝えていた　安倍氏は続投貫く
2007年08月02日03時18分

　自民党の森元首相、青木幹雄参院議員会長、中川秀直幹事長の３人
が参院選投開票日の２９日、「安倍首相の辞任は必至」という見方を
一時固め、安倍首相本人に「続投は困難」と伝えていたことが関係者
の話でわかった。しかし、安倍首相は「いかなる結果になろうとも首
相を続ける」と続投に強い意欲を示したため、森氏らも最終的に受け
入れたという。

　安倍政権を支えてきたキーパーソンである３人は２９日午後、東京
都内のホテルで会談した。獲得議席ごとに複数の選挙結果を想定して、
安倍首相や自民党がどのように対応するか協議した。この結果、「自
民党の獲得議席が３０台後半になる可能性が高い」との認識で一致。
４０議席を割り込んだ場合には、青木氏は参院議員会長を、中川氏は
党幹事長を、責任をとって辞す考えを、この場で示した。

　しかし、それでも「世論は収まらないのではないか」（出席者の一
人）という声が上がり、安倍首相の続投も難しいと判断。中川氏が首
相公邸に安倍首相を訪ね、選挙結果が惨敗に終わった場合に、首相が
開票後にテレビ出演をするにあたってどのような発言をすべきか、な
どの対応策を具体的に伝えた。

　これに対し、安倍首相は中川氏との面会後に森氏に電話。「どうい
う事態になっても、私は辞めない」などと伝えた。安倍首相は２８日
にも、森氏に電話し、「厳しい状況だが、どういうことがあっても、
私は首相をやらせていただきます」と語っていたという。森氏はこの
ときは一度、返事を留保したが、安倍首相が重ねて続投に強い意欲を
示したため、最終的にこれを受け入れた。
(朝日新聞　http://www.asahi.com/)

う～ん、これは意外でしたねぇ～、、、。

あれだけの参院選惨敗という結果を受けても「辞めない」と言い出し
たから、これは、絶対、本人が一人でこんなことを決められるわけが
ない！　取り巻き連中が協議して、「辞めなくてもいいですよ、総理」
などと言いくるめて、続投表明になったのかと思いましたが、全然違
ったようですねぇ。

う～んと、この日、中川幹事長に会う前ですか、後ですかねぇ、安倍
総理は、麻生外相とも会ってるんですよねぇ。
そこで、「絶対辞めないから！」と伝えたそうで。

それで、「辞めないんだな」と読んだ麻生外相は安心して（？）海外
出張に出かける予定を立てたんだとか。（どこか東南アジアの方に行
ってましたよねぇ）

その日（7/29の参院選の当日ですが）の前にも、安倍総理は麻生外相
と会って、「どんな結果になっても辞めない」と言ってたそうで。
え～と、新聞じゃなくてテレビだったと思いますが、麻生外相が、次
期総裁の最有力候補だから、麻生さんさえ押させておけば、自分を引
き摺り下ろそうとする動きは起こらないと踏んでのことだとか。

なんとなんと、ひ弱なおぼっちゃんかと思ってましたが、安倍総理、
なかなかしたたかなところもあるようで。（？）

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「首相ダウン寸前、留任するなら路線転換を」　米紙酷評
2007年08月02日11時24分

　米紙ニューヨーク・タイムズは１日付の紙面で、「ロープに追い込
まれた安倍氏」と題し、参院選で惨敗した安倍首相を、ダウン寸前の
ボクサーの窮状になぞらえる社説を掲載した。

　社説は「日本のひどく不人気な首相である安倍氏は、辞めないと言
い張っている。だが（選挙の）政治的メッセージは明らかだ。留任す
るなら路線転換が必要だ」と指摘。敗因について、「軍国主義的な精
神の復活にばかり熱心な印象を与えた」「年金問題のような本質的な
問題を放置した」「小泉前首相が追放した自民党の古い腐敗体質の政
治家を復活させた」と分析した。

　民主党の勝利については、「これが本当の二大政党制につながるの
であれば、よいニュースだ」と評価した。
(朝日新聞　http://www.asahi.com/)

ニューヨーク･タイムズの敗因の分析ですが、、、
「軍国主義的な精神の復活にばかり熱心な印象を与えた」
これは、愛国心教育のことですかねぇ。「戦後レジームからの脱却」
のことですか。まぁ、しかし、天皇陛下が神様でなくなったのは、
戦後レジームのおかげでは？　そこから脱却するとなると、、、？
また、神様になるんですかねぇ～？

「年金問題のような本質的な問題を放置した」
そうですねぇ、「言ってきた人全員に支払えというんですか！？」
などといってましたからねぇ～。そういわれてもしかたないですか。

「小泉前首相が追放した自民党の古い腐敗体質の政治家を復活させた」
ここは、ニューヨークタイムズは、誰から聞いたのか知りませんけど
ちょっと違うような。（？）

郵政民営化に反対して自民党を追い出されましたけど、野田聖子や佐
藤ゆかりタンに担がれた藤井孝男先生は、ちゃっかり当選してますか
らねぇ。その応援してた野田聖子も復党組みですから。「古い腐敗体
質の政治家」とはいえないでしょう。

腐敗体質の政治家というなら、松岡農水相、自殺しましたが。
そっちなのでは？

甘いなっ、ニューヨークタイムズ！（？）

テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済

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