「ＷＴＯ閣僚会合、米国譲らず議論持ち越し」
2006年07月24日10時08分
世界貿易機関（ＷＴＯ）の多角的貿易交渉（ドーハ・ラウンド）は、
行き詰まり打開を目指して２３日から６カ国・地域による非公式閣僚
会合が始まったが、進展がないまま２４日に議論を持ち越した。焦点
の農業分野で米国の譲歩が期待されたが、中川農水相によると米国の
提案内容は「変わらなかった」という。新たな貿易自由化ルールの合
意期限を７月末から８月半ばに延ばしたものの、決着はなお厳しい情
勢だ。
閣僚会合には、交渉を主導する日本、米国、欧州連合（ＥＵ）、イ
ンド、ブラジル、豪州の閣僚が参加した。
日本は、ＥＵと同様に、農産物の関税引き下げ率などで譲歩する姿
勢を見せているが、「まずは攻める側が譲るべきだ」との立場。米国
が自国内の農業補助金の削減や市場開放の要求を変えず、中川農水相
は「各国の隔たりは依然として大きい」としている。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)
>中川農水相によると米国の提案内容は「変わらなかった」という
だそうですよ。中川農水相によると、アメリカのせいで、うまくいっ
てないようですが、、、？
さて、どうなるんでしょう？
ぐぁんばれ、中川！（？）
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「ＷＴＯ交渉が凍結、対立解けず 再開時期は未定」
2006年07月24日23時17分
世界貿易機関（ＷＴＯ）は２４日、新たな貿易自由化ルールなどを
話し合う多角的貿易交渉（ドーハ・ラウンド）を期限を定めずに凍結
すると決めた。２３日からの主要６カ国・地域による非公式閣僚会合
で、米国が期待された譲歩案を示さず、対立が解けなかった。再開に
は数カ月から数年かかるとみられ、０６年末決着の目標を事実上断念
した。今回ラウンドは、貿易自由化で途上国の発展を支え、世界経済
の活性化を目指していたが、途上国を含めた世界貿易の自由化が遅れ
ることになる。
今回の閣僚会合には、日本、米国、欧州連合（ＥＵ）、インド、
ブラジル、豪州が参加。米国が国内農業補助金の引き下げで、日本と
ＥＵが農産物関税で、途上国が鉱工業品関税で抵抗する三すくみの解
消を目指した。しかし、米国が譲歩案を示さなかったため、日本やＥ
Ｕも「攻める側が先に譲るべきだ」との主張を繰り返し、用意してい
たとされる譲歩案の詳細を示さなかった。
閣僚会合に出席した中川農水相はジュネーブで記者会見を開き、
「交渉は死んだわけではない」と語った。
ドーハ・ラウンドは、０１年にカタールのドーハで開かれたＷＴＯ
閣僚会議で立ち上げに合意。交渉は当初から難航し、骨格となる新貿
易ルールの合意期限は何度も先送りされた。今月半ばの主要国首脳会
議（Ｇ８サミット）で８月半ばへの延期を確認し、２３日から閣僚交
渉を再開していたが、これ以上続けても成果は得られないと判断した。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)
あ～あ、ダメでしたか、、、。
中川農水相、ジュネーブでの交渉が長引くと、ホテル住まいでは、落
ち着かないとかで、郊外に、マンションを借りたと言ううわさがあり
ますが、、、。って、ウソウソ。そんなうさわ聞いてません！
聞いてませんよ！
でもまぁ～、どうするんでしょう、これから、、、？
凍結ですか。
再開には、強力な、電子レンジでも必要なんでしょうかねぇ～？
農業も問題だけじゃなくて、まぁ、農業の問題だけでも、日本の農家
などにとっては、大きな問題でしょうけど、貿易自由化が進まないと
工業製品にも影響がありますよねぇ～？
ちょっと、不安ですよねぇ～、、、。（？）
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「Trade Talks Halted as U.S. and Europe Fail to Agree」
By TOM WRIGHT, International Herald Tribune
While the latest effort to reduce trade barriers is not
completely dead, new talks are not expected for months.
http://www.nytimes.com/2006/07/24/business/24cnd-trade.html
"The two top American negotiators in Geneva - Susan C. Schwab,
the United States Trade Representative, and Mike Johanns, the
Agriculture Secretary - said they were deeply disappointed by
the suspension of the talks, but they recognized that Mr. Lamy
had no choice, because there had been no convergence among the
parties."
中川農水相も、EUの方も、アメリカが悪い！と言ってますが、アメリカ
の新聞では、ヨーロッパが悪いといってるようですが。（？）
おっ、Mike Johannsじゃないですか。
牛肉輸入再開でお世話になった、、、。（？）
日米間の交渉なら、アメリカがガツンといえば、すぐ決まるんでしょ
うけど、ヨーロッパもいますしねぇ～、簡単には、決まらないんでし
ょう。あと、インド、ブラジルもいるし。
まぁ～、中川農水相、次回の交渉のめどもないんだから、ジュネーブ
見物でも楽しいんでから、帰国すればいいのでは、、、？
テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済
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