80代の兄弟書道家「濃い友愛」
2024-05-21
大学教授を務めた後、名誉教授として活動中であり、書道に没頭し、敬虔なクリスチャンとして
教会の元老長老でもある。そのため友愛がとりわけ篤い。
韓国は5月が家庭の月となっていて、それにちなんでいろいろの催し物が開かれたりする。
この80代の2人の兄弟も春川(チュンチョン)で一緒に書道展を開いており、目を引く。
ファン・ジェウ、ファン・ジェグク兄弟書道展が30日まで春川ハヌルソムキム教会
にあるギャラリーオルで開かれる。
4歳違いの2人の作品約40点を一緒に見ることができる場だ。
兄のファン・ジェウ教授が漢文書道作品を主に使う点を考慮し、
ファン・ジェグク教授は今回の展示で優雅な美しさが盛り込まれたハングル書道作品を中心に披露する。
弟は春川で、兄は大邱で大学の教壇に立ってきたが、人生の軌跡を見れば似ている。
自然資源学部長を務め、現在、韓国松保護協会の諮問委員長を務めている。
普門連署会に入会した後、会員展に出品しながら書道活動も行っている。
弟の黄載国(ファン・ジェグク)教授は慶煕(キョンヒ)大学の漢文学博士で、
1961年に東方連署会に入会、金忠賢、金応賢先生などに師事し、
1966年に第15回国展に入選した。
江原書学会の初代会長と江原道キリスト教美術人協会の会長などを務めた。
二人の友愛はその方面では有名だ。ファン・ジェグク教授が2022年、
画家の夫人ノ・ヨンシク作家との結婚50周年を迎え、金婚記念書画集を出したが、
当時の書画集の題字を兄のファン・ジェウ教授が書いた。
孫と外孫、甥まで家族愛が込められた本だった。
特に今回の展示は、兄のファン・ジェウ教授が今年88歳、米寿を迎えた中で開かれ
さらに意味を添える。
ファン・ジェグク教授は「兄弟姉妹たちも頻繁に会うことができない世相の変化の中で
家庭の月を迎え、兄弟間の暖かい友愛を考えてみる場になることを願う」と話した。
江原(カンウォン)道民日報参照
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