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天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

韓国はアノミー状態。

12・3非常戒厳宣布から40日近くになる。混乱、アノミー状態だ。
弾劾派は「尹錫悦逮捕」を叫び、反弾劾派は「尹錫悦死守」で対抗している。
警察と大統領警護処が対立する武力対立も起こっている。
政治発の分裂と不安定、価値観の崩壊で、韓国は未曾有の犠牲を払っている。
陸軍参謀総長、国防部長官、国家安保室長、駐中大使を務めた
金章洙(キム・ジャンス)予備役大将のインタビュー記事などを見ると、
戒厳と言うにはあまりにも規模が小さくお粗末だった。

過去12・12事態(シビイシビイサテ=1979年12月12日、韓国陸軍内の
組織であるハナ会の全斗煥=チョン・ドゥファンが主導して起こした軍事
クーデターで、パク・チョニヒ亡き後の政権を誰が握るかの鍔迫り合いの
中で起きた大事件)のときの戒厳令宣布とは次元が違う。
野党が相次いで弾劾し予算削減で政府機能をマヒさせ政府崩壊に追い込もう
と考えたようだ。しかしそれでも戒厳を発動するほどなのかという部分に
ついては異見がある。

戒厳をするための会議をハンバーガー屋さんでやったというのも、
まったく、、理解できない面が多い。

ただ、野党のあまりの横暴ぶりに尹大統領の堪忍袋の緒が切れた結果、
と見るのが一番正解なのではないかと思う。

だから今、戒厳令宣布から40日近くとなって、2030世代の若者らが大挙して
大統領官邸の正面玄関の前に来て、逮捕令状を執行しようという警察、検察
などの動きを阻止しようと身を張って頑張っている姿が見えるようになって
きたのではないだろうか。

流血事態がなかったことも尹錫悦には幸いしている。

今後どうなってゆくのか誰にも予測できない状況だが、
尹錫悦逮捕、大統領選挙、悪の巨漢がその位置に、
という最悪の事態だけは起こらないのではないだろうか。
(筆者の期待でしかないのだけれど、、、)
アノミー=(英、仏:anomie)。社会の規範が弛緩・崩壊することなどによる、
無規範状態や無規則状態を示す言葉。フランスの社会学者
エミール・デュルケームが使った用語。

(イカゲームの)お手玉遊び。

                            20241231_おてだま  

                                                         お手玉遊び

「イカゲーム」シーズン2が米国・英国・フランスなど93か国でネットフリックスTVショー
部門チャート1位(フリックスパトロール基準)を記録した中で、もう一度韓国の伝統遊びが
注目を集めている。

ドラマに対しては好き嫌いが交錯している(人気はイマイチだ)が、新しく追加された
ゲームだけは「興味深い」という反応が優勢のようだ。

        20241231_タルゴナorポッキー          
                                                                タルゴナ


シーズン1公開以後、ドラマに出てきたダルゴナ(タルゴナは砂糖と炭酸水素ナトリウム=
ベーキングソーダを混ぜた後、火で加熱して作るお菓子の一種で、 本来は砂糖ではなく
ブドウ糖で作られていたが、その後はブドウ糖の代わりに砂糖を使ったものがタルゴナの
名前として定着した)が世界的に流行したのに続き、今回はソーシャルメディアで
「お手玉チャレンジ」が始まった。
米国最大のオンラインコミュニティ「レディット」には「お手玉を買えるところを教えて
ほしい」「韓国のお手玉販売が途方もなく増えそうだ」「アマゾンで8ドルでお手玉1セット
を買った」等のコメントが上がってきた。

インド・マレーシア・インドネシアなどアジア圏の視聴者は
「我が国にも似たような遊びがある」として共感を表わした。

4年前、お手玉遊びを英語で紹介したユーチューブ映像
「お手玉遊びのやり方(How to Play Gonggi)」にも「イカゲームを見てきた人?」
「シーズン2を理解しようと努力中」などの最新コメントがついた。
ニュージーンズなどKポップアイドルがお手玉遊びをする映像も逆走行中だ。
ティックトックとユーチューブには、お手玉を手に入れることができなかった
海外視聴者が石・チョコレート・サイコロなどでお手玉遊びに挑戦する映像が
上がってきている。

ある英国男性は「ぼくはイカゲームに執着している」とし「456′」が書かれた
トレーニングウェアを着てチョコレート5個で1段から5段まで挑戦する映像を
ティックトックに上げた。

また別のインドのYouTuberはロゼの「アパート」を背景音楽として石ころを
持ってお手玉遊びをする映像を掲示した。

3Dプリンティングコミュニティ「メーカーワールド(Makerworld)」では
ドラマに出てきた丸・三角・四角が描かれたお手玉を3Dプリンターで
印刷する方法を共有したりもした。
「丸く丸く」の歌に合わせて踊りながら、呼ばれた数字に合わせてペアを組む
ペア作りゲーム(Mingle)も反応が熱い。

レディットでは「歌のタイトルを教えてほしいです。中毒性がすごい」
「音楽が強烈で頭から離れない」「今シーズン最高のゲーム」というコメント
が上がってきた。

童謡「丸く丸く」をリミックスしたり、ペア作りゲームを
メタバースプラットフォームのロブロックスで具現化するなど、
ファンの2次創作物も人気を集めている。           [朝鮮日報参照]

韓国は多事多難の2024年が終わり、またもや多事多難と予想される
2025年が始まりました。日本と韓国の無事を祈りつつ、
今年もよろしくお願いいたします。
皆さまのご健康、お祈りしております。

がん細胞を正常細胞に戻す。


これまでに開発されたさまざまな抗がん治療技術の共通点は、
がん細胞を死滅させるものだった。がん細胞が再発する可能性もあり、
抗がん治療が正常細胞まで死滅させる副作用が発生する可能性がある。

韓国国内研究陣がこのような抗がん治療戦略の限界を克服する技術を
開発した。がん細胞を正常細胞に戻して治療する源泉技術だ。
KAISTは22日、チョ・グァンヒョンバイオおよび脳工学科教授研究
チームが大腸がん細胞を殺さずに正常大腸細胞と類似した状態に戻し、
大腸がんを副作用なしに治療できる源泉技術を開発したと明らかにした。
研究チームは、正常細胞ががん細胞になる過程で正常な細胞分化の軌跡に
逆行するという観察結果に注目した。

これを基に正常細胞の分化軌跡に対する遺伝子ネットワークの
デジタルツインを製作する技術を開発した。

デジタルツイン(Digital twin)とは、さまは現実に存在するシステム、
事物などを仮想世界に精密に複製・具現するモデルを意味する。
研究チームはデジタルツインをシミュレーション分析を進め、
正常細胞分化を誘導するマスター分子スイッチを体系的に探索して発掘した。

マスター分子スイッチを大腸がん細胞に適用した時、大腸がん細胞の状態が
正常化することを分子細胞実験と動物実験を通じて立証した。
今回の研究成果は、がん細胞を正常細胞に可逆化することが偶然の現象的
発見に依存するのではなく、がん細胞遺伝子ネットワークのデジタルツインを
製作し分析することで体系的に接近して成し遂げられることを示す源泉技術を
開発したものところにある。
この技術を他の様々な癌種に応用して癌可逆治療剤の開発が可能であることを
提示したことに大きな意味があります。
癌可逆治療とは癌の悪性な性質だけを抑制し、同時に本来の正常細胞の機能を
復元して癌細胞を正常細胞と類似した状態に変換させて治療する新しい概念の
抗癌治療法だ。
チョ教授は「癌細胞が正常細胞に変換できるということは驚くべき現象です」
として「今回の成果はこれを体系的に誘導できることを証明したもの」と話した。

続いて「がん細胞を正常細胞に戻す可逆治療概念を最初に提示した成果を土台に
正常細胞の分化軌跡を体系的に分析し、がん可逆化治療ターゲットを発掘する
源泉技術を開発した」と強調した。
コン・ジョンリョルKAIST研究員、イ・チュンギョン、キム・フンミン、
キム・ジュヒKAIST博士課程生などが参加した今回の研究結果は、
国際学術誌「アドバンスドサイエンス」に11日発表された。

一方、今回の研究は科学技術情報通信部と韓国研究財団の中堅研究事業および
基礎研究室事業の支援を通じて行われた。

研究成果は「バイオリバート」に技術移転され、実際の癌可逆治療剤開発に
活用される予定になっている。[東亜サイエンス参照]

法廷が涙の海に。

 
🙋韓国にもこんな方がまだいるようだ。
♡実際の感動のお便り♡
この話はソウル瑞草洞(ソッチョドン)の
家庭裁判所(少年法廷)での出来事だ。
ソウルの都心で友達とバイクを盗んで逃げた疑いで拘束された少女がいる。
その子は、母親が傍聴席から見守る中、裁判を待っていた。
静かな法廷内の中年の部長判事(女性)が入場した。
前科14犯の少女は重い保護処分を予想して肩をすくめていた。
裁判官はそんな少女に向かって次のような判決を下した。
座っている席でそのまま立ち上がって、
  私が口に出すとおりに力強く叫ぶことよ。
「私はこの世で一番かっこいいと思います。」
予期せぬ裁判長の要求にしばらくためらった少女は、静かに
「私はこの世で・・・」と口を開きはじめた。
すると、もっと大きな声で言うの、との裁判長の注文が飛んできた。
「私はこの世に恐れるものはありません。」
「この世には私一人じゃありません」
「私は何でもできます。」
大きな声で真似をしていた少女は、
「この世に私一人じゃない」と叫んだ時、
我慢していた涙が堰を切ったように溢れ出してきた。
少女は去年の秋から14件の窃盗、暴行などの犯罪を犯して
少年法廷に立った前歴があった。
今回も同じ犯罪で重い刑罰が予想されていたにもかかわらず、
判事は少女に対して「法廷で立ち上がって叫ぶこと」との
判決を下したのだった。
裁判官はこれらの決定を下しつつ言葉を続けた。
この少女は去年初めまで厳しい家庭環境にもかかわらず
クラスで上位の成績を維持していました、
将来、看護師になることを夢見ていた溌剌とした学生でした。
しかし、去年の初め、帰り道で男子学生数人に連れて行かれ
集団暴行を受けてから人生が根こそぎ変わってしまいました。
少女は当時後遺症で病院の治療を受けました、
そのショックで、母親は体の一部が麻痺しました。
少女は学校をないがしろにし始め、さらには
非行の青少年たちと一緒に犯行を犯し始めました。
裁判官は法廷で見守っていた参観人や傍聴人らの前で話を続けた。
「この少女は加害者として裁判所に来ました。
しかし、このように人生が壊れた少女に誰が加害者だと言えるでしょうか?
この子の過ちに責任があるなら、ここに座っている皆さんと私たち自身です。
この少女が再び世の中を肯定的に生きていける唯一の方法は、
失った自尊心を私たちが再び取り戻すことができるようにしてやることです。
そして目頭が赤くなった判事は、涙があふれた少女を
正面の机の前に呼び止めてこう尋ねた。

「この世で誰が一番重要なの?」・・・・  「それはまさにあなたです」
「この事実だけを忘れないでほしい。」
そして、両手を伸ばして少女の手を握ってあげたのだった。

「本当は抱きしめたいんだけど、あなたと私の間にはこの机が 
立ちはだかっています。これくらいしかできなくてごめんなさい。」

ソウル家庭裁判所のキム・グィオク部長判事は
16歳の少女に対し、異例の「不処分決定」を下し、
参観人や実務官吏、そして傍聴人まで
涙の海にしてしまった感動的な実話だ。

険しい世の中にこんなに希望を与えてくれる人がいて幸いだ。
少女が希望を持ってまた起きて前を向いて生きられますように。
まだ韓国社会の法曹界にもこういう方がいらっしゃるようで、
本当に救われる思いだ。
             (ネットニュースより。20241224)

非常戒厳令を宣布と内乱罪。

尹錫悦大統領が12月3日に非常戒厳令を宣布した。
これには韓国国民全員が驚愕した。
すぐに国会にて戒厳令無効の表決がなされ
大統領は戒厳令を解除した。
戦争状態でもないのに戒厳令などというものを
持ち出したことに対して「内乱罪」の適用が話題となっている。

国会は12月10日、本会議を開き
「違憲的非常戒厳宣言を通じた内乱行為の真相究明
のための特別検事の捜査要求案(常設特検案)」を上程し、
在席287人のうち賛成210人、反対63人、棄権14人で通過させた。
常設特検案は尹大統領の戒厳宣布行為を内乱と規定し、
尹大統領を「内乱の首領」と明示している。
捜査対象にはユン大統領とキム・ヨンヒョン元国防部長官、
パク・アンス戒厳司令官、
国務会議に参加して戒厳宣布を審議した国務委員などの他に、
ハン・ドクス首相とヨ・インヒョン元防諜司令官、
国民の力のチュ・ギョンホ院内代表が含まれている。
常設特検は、一般の特検と違って、大統領が再議要求権
(拒否権)を行使することはできない。
このため、本会議の議決は即時に実施できるが、
尹大統領が特検を任命しなければ、
特検の発足が見送られる可能性もある。

民主党は「明白な法律違反」として、こうした場合、
尹大統領の弾劾事由に追加するという計画だ。
[東亜日報参照]

ユン・ソンヨルの戒厳令宣言はいかに味方しようとしても
やってはいけない行為だった。
残念でしかたがない。

ユン・ソンヨルの没落に反比例して
反日をかかがる野党がこれ以上ないほど傲慢な態度となっている。
彼らの横暴が堂々とまかり通るこの社会が
実にうっとうしい空気になっている。
なんとかしないといけない。
赤い韓国にならないように祈るしかない。
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プロフィール

treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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