コパ終え、収穫あり。
2019-06-26
<南米選手権(コパ・アメリカ)>、エクアドルに1-1引き分けで終わり、大会から去った。
日本は18歳の久保建英(くぼたけふさ)を筆頭に若いチーム構成となっていた。
三好や中島など、二十代前半の選手がおおぜい。
対して南米のチームはだいたいが主力だけでの構成。
あの頑強な南米の選手相手に、日本の若者たちが力で負けない動きを演出していた。
来年の東京五輪サッカーが完全に期待できる状況なんで、上にはいけなかったけど、心はうきうきだ。
内容も非常によかった。
対ウルグアイ戦での三好の2発のシュートは圧巻だった。
運ではなく力で押し込んだシュートだった。
対エクアドルでの活躍も期待したけれど、そんなにとんとん拍子にはいかない。
三好らしい動きがあった点は評価できる。
点はなかったけれど、やはりタケフサの動きは、すでにレアルの選手にふさわしいものだったと筆者は思う。
体も大きくなって、体幹がもっとできてくれば、あのボールに対する親和力がさらにものをいってくれて
マラドーナやメッシ、ロナウディーニョにも引けをとらないサッカーマンになっていくはずだ。
三好の話によると、普段でも若いけど言うべきことはすぐに言うタイプだという。
周りに気兼ねして何もいえないようでは大成できない。
なんでもずけずけ言い過ぎても困る。
タケはそのちょうど中間ぐらいにあって、言動のほうもバランスがいいみたいだ。
これには非常に好感をもった。
レアルの2部か3部でやることになるみたいだけど、
うまければすぐ1部にもなれる仕組みになっているようだし、
これからの活躍が楽しみだ。
2016年に韓国で大会があったとき、タケが15歳だったときのサッカーを見ることができた。
うちから車を1時間ぐらいとばせばいける距離だったので、
タケがくると知ったときからその大会に行って、彼を見ることを決めていた。
予定通り、すぐ目の前で見ることができた。
今でもあの感動は生々しい。
こういうファンが世界各地にいる。
いつまでも元気にサッカーをやっていってほしい。がんばれ、タケフサ。がんばれニッポン。