数学の難問(ABC予想)が日本人の手によって証明された(? たぶん)
ABC予想の内容についてはここに書くのがちょっと複雑なので控える。
三つの整数の足し算と掛け算の間に見られるある関係といったら多少はご理解いただけるか。
問題そのものはそれほど難しくはないのだが、これの証明が難問中の難問と言われてきており
これが証明されれば、芋蔓(いもづる)式につぎつぎと他の重要な問題が解けてしまうという
非常に応用性の高い定理でもあるようだ。
10月29日に、
1+2+3+4+5+6+ 7+ 8+ 9+ 10+ ……-1/12(マイナス十二分の一)
になるという不思議な数学上の結果をアップしたが、
今年また数学の話題をアップできてブログ筆者としては非常にうれしく思っている。
望月さんは5年前の2012年8月、論文を自身のホームページ上で公開。
数学誌「PRIMS」が、外部の複数の数学者に依頼し間違いがないか確かめる「査読」を
続けてきた。同誌は研究者の間で一流の国際数学誌と評価されており、
早ければ来年2018年の1月にも掲載が決まる。
同数学誌へ掲載された段階で「ABC予想」の証明が公に認められたことになる。
最近の数学は、その証明が論文で提出されても、それが正しいか正しくないのかがすぐには
わからない場合が非常に多いという。
大学入試の数学などは、次の問題を証明せよとあれば、証明を文章で書き、証明(了)とすれば、
それが正しいか正しくないかは、採点者の目には一目瞭然であるが、
世界の数学者を悩ませるような深みのある問題は、「証明した」と主張しても
それが本当に正しいかどうかの判断に長い時間がかかり、
結局は証明はまちがっていたとなることが数学の場合にはざらにあるらしい。
今回の快挙は、5年の歳月をかけて世界中の数学者が証明の妥当性を調べに調べたあかつきに
ようやく「間違いないようだ」という太鼓判が押されたものだから、たぶん間違ってはいないと思う(思いたい)。
物理や化学のように、実験で確かめられるなら問題はないけれど、
数学の場合は、純粋に理論だけで論を進める学問であるだけに、実験するわけにはいかない。
ここが数学の証明の真偽を判断するときの最大のネックとなる部分である。
完璧な形而上学。
完全な論理。
こんな部分が、筆者が数学を愛してやまないところである。
素数問題における「リーマン予想」もそのうち解かれることになるんだろうか。
未解決の問題があまたある中で、やはりこの「リーマン予想」が最大・最高・最深の問題であろう。
テレンス・タオ博士やジェームズ・メイナード博士といった世界の天才たちが
そのうちこの難問中の難問「リーマン予想」を解いてくれることを期待している。
もちろん、日本人の手によって解かれたらさらにうれしいことではあるけれど^^。
韓国人になりたいと思っている日本女性が急増
韓国人になりたいと思っている日本女性が急増しているという記事を見てちょっと驚いた。
こんな話を聞いて「んなバカな!」「韓国のステマかよ!」と思った人はオジサンなんだそうだとか。
時代って変われば変わるものなんだな。
ちなみに「ステマ」っていうのは、
ステルスマーケティング(英: Stealth Marketing)の略で、
消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすることっていう意味のようだけれど、
ブログ筆者もはじめて知った単語。
毎日ネットは見てるけど、知らない単語や事やモノもたくさんあるなあ。
この世の活動をしていく以上、そういうことばたちも一応は知っておかないといかんだろうなって思って。
ところで、この韓国人気。
2002年頃のあの「ヨン様」で有名になった「冬のソナタ」(韓国での原題は「冬の恋歌」)を
1次ブームとすると、その後「少女時代」「 KARA」「東方神起」が2次、
そして今、第3次の韓流ブームだとか。
「TWICE(トゥワイス)」っていうガールズグループ。
今年2017年末のNHK「紅白歌合戦」に実に6年ぶりとなる韓国籍の登場決定。
18~22歳の9人組の彼女たちは15年にデビューし、
16年10月には日本でデビューしていないにもかかわらず、
オリコン週間アルバムランキングで10位に入ったというからすごい。
日本デビューは17年6月で、ベストアルバム、デビューシングル共に同ランキング1位を獲得し
いずれもプラチナ認定を受ける大ヒットを飛ばしたそうだ。
これを支えているのが日本の女子中高生。
やっぱ、若い子が時代を引っ張っていくんだよな。
ブームの兆しは、「オルチャンファッション」が数年前から人気になっていたこと。
韓国語で「顔」を意味する「オルグル」と「最高」を意味する「チャン」を合わせた造語で、
直訳は「顔が最高」という意味になり「かわいい一般人」とも訳されている。
メイクは目をバッチリ、眉は並行で太めに、チークはさらっと、といった特徴があり、
体のラインを強調しているものなどがある。
若者が集まる東京原宿の竹下通りは今や「オルチャンファッション」だらけ。
コリアンタウンと言われた東京・新大久保は、かつては大人の女性が目立ったが、
現在は若い女性が押し寄せるようになったみたいだ。
そんな新大久保、ちょっと行ってみたくなっちゃうよな。