クールコリア003 サンサム
2019-05-13
クールコリア第三弾。
サンサム(天然の朝鮮人参)を1本ゲットした。15年根と推定される。
サンサムを取るのはかれこれ5年ぶりくらいだろうか。
長いことお目にかかってなかっただけに、今回のサンサムはことのほかうれしかった。
畑に栽培している朝鮮人参はよく六年根といって
六年目に採取するのが一番とされている。
その大きさも六年も経つとかなり太く大きくなる。立派だ。
ところで、天然の朝鮮人参つまりサンサム(山蔘)は、
見た目にはあまりにも貧弱なのだ。
「え、これで15年根?」
と驚くほど小さい。吹けば飛ぶほどに軽い。
でも、このサンサム。
立っているその姿はとにかく独特そのもの。
つんと澄まして立っている。
孤高の哲学者のような、あるいは全く反対語のようではあるけれど絶世の美女のような面持ちである。
素人(わたし)はなかなか見つけることが難しい。
友のシンマニに
「ほら、そこにあるよ」
と教えてもらってはじめて認識する。
わかってみると、しずしずと立っているその佇まいは、なんとも美しい。
しびれるとはこういうときに使うことばなのかもしれない。
実はいまここに書いたように、見つけたのは友のシンマニだ;;;。
本当は彼のものなんだけれど、
いつも彼と行ってサンサムがあると、彼はわたしに譲ってくれる。
値段にしたら、1万から2万円はくだらないだろう。
金ではないのだ。
友の友情に感謝し、素直にいただく。
家に帰って来て、家族(妻、娘)と3人で三等分して口にした。
ゆっくり、じっくり、長い時間かけてしっかり噛んで飲み込む。
食べると眠気が襲ってくる。
これはサンサムの効果が現れている証し。
眠気にまかせてその日はそのまま寝た。
熟睡、爆睡して、朝、気持ちよく目覚める。
どこに利くということではないのだが、
体内の免疫力強化になるといったら一番わかりやすいだろうか。
ホメオスタシス(homeostasis)を手助けしてくれる働きがあるんだろうと
自分では思っている。
サンサムは、韓国(朝鮮半島)産がいちばん薬効があるといわれている。
日本では見たことも聞いたこともない。たぶん日本にはサンサムはないと思う。
栽培の朝鮮人参はあるものの、天然のサンサムはない。
中国にもないようだ。あったとしても薬効がぜんぜん違っているといわれている。
サンサム。
クールコリアとしての登録は、万人が認めるところであろう。