married up
という言葉が朝鮮にはある。韓国の先祖たちは、親が子供を愛し、目上の人
が目下の人を大切にすることはあっても逆になる場合は珍しいと考えたのだ
ろうか。「チ-」は「上に向かって」「上に上げて」を意味する韓国語の接頭辞だ。
似たように「チ・ホンサ(婚事、つまり上向きの結婚)」という単語がある。
ンサする」(女からみて)と表現されることが多かったわけだ。
ところが、これが逆になる(単純に、男より女のほうが上になる)と、
その時新郎は「いいやつを当てたなあ」 「デバク=すごい」などと言われる。
意地悪な新郎の友人たちは「お前は前世で国を救ったのか」「この泥棒が嫁を
とるとは」などと冗談交じりの嫉妬をはいたりする。
一昨日、バイデン米大統領が公式晩餐会を開く前に、尹錫悦(ユン・ソン
ヨル)大統領夫妻と挨拶かわし、ジョークを放った。「米国にはこのような
言葉がありますよ。ユン大統領と私は、マリッドアップ(married up)した男
たちです。」
韓国語で言えば「チ・ホンサ」をしたという意味だ。日本語で言えば、さしず
め「アゲマン」ということになろうか。結婚と関連した西洋ジョークを200個
ほど探してみると、新婦側をディスする(割引する、悪く言う)表現が圧倒
的に多いようだ。ジョーク生産者が主に男性だからだろう。しかし、バイデ
ンは自分を含めた2人の夫を下げながら、キム・ゴンヒ女史を褒め称えた。
数年前、ミネソタ大学が37文化圏の1万人を調査したところ、女性は自分より
優れた条件を持つ男性を選ぼうとした。女性4人のうち3人は平均を上回る
社会的・経済的地位を持つ新郎を望んだ。これを「ハイパーミー」と言う。
カースト制度のあるインドで目立った現象といえるだろう。研究を集めてみる
と、パートナーを選ぶ時、女性が男性よりもっと気難しく慎重だった。
高句麗(コグリョ)のパボオンダル(温達将軍は子どもの頃はばかのオンダル
といわれていた)もピョンガン・コンジュ(ピョンガン姫)と婚姻することで
「マリッドアップ」した代表ケースだ。温達(オンダル)は子どもの頃はみんな
から「バカ、バカ」といわれてからかわれていたが、ピョンガン姫と結婚する
ことで、「将軍」にまで出世したのだ。ピョンガン姫が一つひとつ教えていった
のだった。
キム・ゴンヒ女史が席を離れた後もバイデンがキム女史の話をしながら何度も
何度も「ビューティフル」と言ったという。尹錫悦大統領を褒める意味で「俺たち
は、マリッドアップしたね」と言ったわけだが、相手を褒めながら自分をまた
間接的に褒めるというアメリカ式(?)芸当をやってのけたわけだ。出された
食事もぺろりと平らげ、高齢にもかかわらずエネルギッシュな動きに終始した
今回の訪韓路程だった。バイデンの韓国における印象は非常にプラスとなった
ことだけは確かだ。(朝鮮日報コラム参照)
これが恩賜かあ。
いと祈祷しました。ところで老年となった今、わたしはわたし自身を変化させ
てくださいと祈祷します。もしも初めからこの祈祷を捧げていたならば、
おそらくわたしの人生は全くもってちがったものとなっていたことでしょう。」
ソン・ギルウォン教授(ハイファミリー代表・牧師)の文章だ。
コント形式で構成され、我知らず微笑がこぼれる一方、
差の問題を「恩賜」の観点からながめ、
ローマ法王に ウクライナ紛争の停戦を嘆願
「私達は停戦を望んでいるんだ」という声をあげよう
米沢憲法9条の会は ローマ法王に
ウクライナ紛争の 停戦を 嘆願しました
今世界は「ロシアが悪い、ウクライナを助けよう」という声で
一杯です。しかしこのまま長引くと、核兵器が使用され、
第3次世界大戦に突入する心配が、現実味を帯びてきます。
ウクライナ紛争で、罪のない命が奪われ、故郷を追われている
人達のニュースを私達は毎日見ています。
「どうして? なぜ早くやめないの? どうしてあげればいいの?」という行き場のない悲しみと恐れと疑問の中にいます。
様々な原因や、それぞれの言い分があるのかもしれません。
しかし燃え盛る火事を目の前にして、真っ先にやるべきことは、消火であり、怪我人の救出であるはずです。
火事の原因や責任者の詮索は消火後に行うべきです。
まずは目の前のウクライナ紛争を停戦させなければなりません。何よりも、命が奪われたり故郷を追われたりする人々を
救わなければなりません。
「私達は停戦を望んでいるんだ」という声をあげませんか。
日本中にその声が満ち溢れれば、政府や、よその国の指導者や、
誰かが、何らかの行動を起こしてくれるはずです。
“米沢憲法9条の会”では、ローマ法王に対して、停戦仲介の労を
お願いする嘆願書を提出しました。
「誰が、何かをしたから」とか、「誰が、何をしないから」とか、言い合っている場合ではありません。とにかく戦争をやめさせる
ための、あらゆることを試して見ませんか。
(市民への呼びかけ)
ウクライナ紛争停戦への世論を興しませんか
今世界は「ロシアが悪い、ウクライナを助けよう」という声で一杯です。
戦争を仕掛けたロシアを非難することは当然のことですが、それが嵩じて、ロシアを叩き潰せということになると、核兵器が乱れ飛ぶ第3次世界大戦に突入する恐怖に駆られます。
この不安を放置すると、日本の再軍備は当然という空気が蔓延し、憲法
9条は風前の灯となります。この様な時こそ、憲法9条が平和維持に力を持っているんだということを国民に知ってもらわなければなりません。
各地の憲法9条の会や平和団体が、懸命に努力している姿を市民に見せて、憲法9条に対する国民の信頼を取り戻したいと思います。
ウクライナ紛争で、どこにその要因や責任があるのかというに議論が、
マスコミやネット上で炎上しています。プロパガンダが乱れ飛び、どの情報が信頼できるのかという疑心暗鬼に翻弄されています。様々な原因や、それぞれの言い分があるのかもしれません。
しかし燃え盛っている火事を目の前にした時、真っ先にやるべきことは、
消火であり、怪我人の救出であるはずです。火事の原因や責任者の詮索は消火後に行うべきです。
まずは目の前のウクライナ紛争を停戦させなければなりません。何よりも命が奪われたり故郷を追われたりする人々を救わなければなりません。単に「戦争反対」を唱えるだけでは、ロシア非難をしているだけで、問題の本質が曖昧になってしまいます。もう一歩踏み込んで、「私達は停戦を望んで
いるんだ」という世論を喚起したいと思います。
米沢9条の会では、ローマ教皇に対して、停戦仲介の労をお願いする嘆願書を提出しました。またそのことを市民に訴えています。
そこで各地の憲法9条の会や平和団体にお願いします。
それぞれのお考えや方法で、ウクライナ停戦の世論を盛り上げませんか。
ご協力を心からお願いいたします。
(各地の憲法9条の会や平和団体への呼びかけ)
第266代 ローマ教皇 フランシスコ 様
ウクライナ停戦のための仲介のお願い
私達は 、2008年に長崎で先代 ベネデイクト 16世の決定による「ペトロ岐部と 187殉教者の列福式」の際に、福者に列せられた「 53人の殉教者の地 米沢」で、世界の平和を願って活動している「米沢9条の会」です。
私達は日本国憲法の「9条」で示している「平和主義(戦争の放棄と武力の放棄)」を、これからの世界的紛争の「仲介に立つ国になる決意」の表明と受け止めています。日本は第二次世界大戦で国民を総動員し、あくまでも徹底抗戦を推し進めた結果、多くの都市への空襲や広島・長崎の核爆弾の投下で、多数の市民が死に追いやられました。この悲劇を私達は深く心に刻んでいます。戦争はどのような理由があっても二度と繰り返さないことを決意し、私達は様々な活動を行ってきました。これからもこの「平和を希求する日本国憲法第九条を、世界に広めるための努力」をしていく積もりです。
さて今年 2月 24日ロシア侵攻によって始まったウクライナ紛争は、無辜のウクライナ国民を極めて悲惨な恐怖に追い込んでいます。またロシア兵の中にも、意に沿わない戦争で悩んでいる者が多くいると聞きます。双方の国にいかなる理由があろうとも、このように多くの犠牲者を出し、国土を破壊する悲惨な戦争は、一刻も早く終息させなければなりません。しかし現状は戦争が長引き、世界中の一般民衆達をも恐怖に追いやり、憎しみを募らせている状況です。私達はこの戦争を停止させる努力をしていますが、残念ながら現在のところ日本国政府に、停戦のための仲介の努力が見えません。
燃え盛っている火事を目の前にした時、真っ先にやるべきことは消火であり、その中に取り残されている人達の救出です。火事の原因の追求や、責任者の詮索は消火後で良いはずです。
戦争の炎を煽るものは“憎しみ”です。それを鎮めるべき水は“許し”ではないでしょうか。両国の指導者に、この“許し”を説くことのできるのは、ローマ教皇しかおられません。
どうかウクライナとロシアの戦争の停戦のための仲介をお願いします。地球や命の絶滅を救う道は、人類の道徳心の向上しかありません。道徳の指導者であられるフランシスコ教皇のお力を私達は信じてお願いいたします。
米沢 憲法9条の会 (ローマ教皇への嘆願書)
ローマ教皇庁 大使館
102-0075 東京都千代田区三番町 9-2
大使 Leo Boccardi 大司教 様
お願い
私達は、2008年に長崎で先代 ベネデイクト 16世の決定による「ペトロ
岐部と 187殉教者の列福式」の際に、福者に列せられた「 53人の殉教者の地 米沢」で、世界の平和を願って活動している「米沢9条の会」です。
日本国憲法第9条の戦争の放棄の考えこそ、世界平和のために必要と信じ政府に憲法遵を働きかけ、世界に広めるための活動を行なってきました。
しかし今、ウクライナ戦争の惨劇を毎日目の前にしながら、
私達はやり場のない悲しみと混乱の中にいます。
一刻も早く、この戦争を終息させたい気持ちで一杯です。
私達は停戦を願って、ローマ教皇様の力におすがりしたいと思いました。
その思いをしたためた別紙の「嘆願書」を、
ローマ教皇様にお届けいただけないでしょうか。
米沢憲法9条の会
(バチカン大使館への依頼書)