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天安からアンニョン

日々の思いや韓流情報などをエッセイ風に書きます。韓国からの発信です。

プラスのエナジーで。

 韓国でもコロナは依然として大きな問題になっている。
2020年の12月ごろには、1日の感染者が千人を越えるような日が韓国でも
数日あったが、最近は500人とか400人台ほどにさがってきている。
ソーシャルディスタンスを2.5段階ほどにしてやってきて、
多少その効果がでているのかもしれない。
筆者も、去年の7月以来、飲み友達とも会っていない。
電話だけのつきあいとなっている。
会えば食堂とか居酒屋へ行くことになり、はたまたノレバン(カラオケ)に行ったりもする。
きのうも、大邱のノレバンでクラスターがあったというニュースがあった。
どこにどんな保菌者がいるかわからない状況であるため、
できれば不必要な外出や出会いはもたないようにしている。
ただ、2月12日が韓国でのソルラル(旧のお正月)なので、
また民族の大移動があり感染が広がる懸念は十分にある。
300人から400人台を行ったりきたりしている状態であるが、
いつまた千人台に跳ね上がるかわからない。
長引いてはいるけれど、もう大丈夫というまでは今のように
なるべく出ない、会わない、といった生活をしてゆくのがベストなのだろうと考えている。
さて、1月12日に北朝鮮で閉会した第8回朝鮮労働党大会。今年は8日間という長時間の会議だった。
今回の党大会の一番のポイントは、核武力の誇示を大々的に行ったことだろう。
国家経済発展5か年計画の成果なしは当然だが、これほどまでに苦しく厳しい状況なのに
核開発だのミサイルだのとほざくことのできるのが不思議でならない。
民衆の暴動が起きないのが不思議だ。
核誇示で党大会を総括する金正恩の話に対して、文在寅大統領は1月18日の年初の記者会見の場で
北は非核化の意志を今も確実にもっていると発言している。
だからキム・ヨジョンに「超級のバカ」と言われるのであろう。
北は核保有国として自分たちのことを認めろと大向こうに対してほざいているのに、
「非核化の意志」ありなどとお門違いのことをのたまうとは、
どこまでお前はバカなんだとキム・ヨジョンでなくても
そんなことばが口から出てきてしまうのをどうすることもできない。
ただ1月18日の文在寅の記者会見で、「あれっ」と思ったのは、
まず徴用工判決に対して、日本に現金化せよというのは望ましくないと語り、
慰安婦判決(一人頭1億ウォン=950万円くらい)では「困惑」していると語り、
さらには2015年12月の安部・朴槿恵による慰安婦合意は正式の合意だと認めると発言したのである。
これには筆者もびっくらこいた。
2015年12月のあの重要な合意を完全に反故にして、日本に圧迫をかけたたために
あの「日本製品ボイコット」が展開されたんじゃないか。
なんの罪のないユニクロなどが標的にされて、苦しい思いをしたのは記憶に新しい。
なんで文がこんなに態度を急変させたのか。
答えは簡単だ。東京五輪を利用して北と南と仲良しクラブを作り、米にもはいってもらって
また二者会談、三者会談をやりたいという気持ちだけしかないからだ。
慰安婦合意を正式の合意だと認めた点はかなり評価できる点だが、
東京五輪が延期じゃなくて今度はキャンセルになる可能性が大であることを鑑みると、
なんとも皮肉な感じだ。
できれば五輪開催を日本人としては望むのは当然だし、
五輪だけを夢みて練習している選手らのことを思うと、
キャンセルの「キャ」の字も言いたくはないが、今のこのコロナ禍の中、
開催はかなり厳しいものがあるのではないだろうか。
アメリカの大統領選挙は、あれだけの不正が動画にもとられ、写真にもとられ、
宣誓供述書を出してまで不正を申し立てた良識あるアメリカ人がごろごろいたのに、
不正で選ばれた人間が大統領になるようだ。
寅さん(=トランプ)がこのまま引き下がってしまうのだろうか。
もうアメリカでは不正によって立った人が就任式まで終わらせてしまったようだ。
万事休すなのか。
やはりこの世は、善が悪に勝つような世の中であってほしい。
不正にケガされた物事が堂々と大手を振って歩くような世の中では、あってほしくない。
慰安婦でも徴用工でも、それが本当に若い女性を脅しをかけてひっぱっていって性奴隷にしたのなら
それに対する償いをするのは当然だ。それが日本であろうとアメリカであろうと韓国であろうと。
しかしその事実がないのに、ああだこうだと言って批判をするのはありえないこと。
真実がそのまま明らかになるような世の中を作っていくために
その70億分の一くらいのことでもできるんじゃないかと思ってこんなブログなどをやっている。
これから21世紀もだんだん煮詰まった段階になってくる。
善とか真実が大手を振って歩けるような世の中を実現するためには、
わたし一人が諦めないでつよくそう願いながら生きていくことが、
まずは大切なんだろうなと思っている。
このブログをご覧いただいている方々は、(いただいたメールを見ると)
たいてい同じような考えをもっているものと筆者は考えている。
わたしたち一人ひとり、真と善が大手を振って歩く世の中ができるそのときまで
決してあきらめないで行動し祈り続けてゆきたいものである。
プラスのエナジーを収束させて、明るい未来を作っていこうではありませんか。

辛丑年、始まりました。

 明けましておめでとうございます。
2021年が始まった。年頭からいろいろの動きが生じている。
1月8日にソウル中央地裁は、自称元慰安婦の12人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟で
1人あたり948万円の支払いを命じる判決を出した。
韓国の裁判所が日本に対して賠償せよと判決を出したわけである。
これには筆者も驚いてしまった。
文政権の人気取り作戦だと思うが、
この時期にこういう判決を出して反日を煽り人気取りに乗り出すとは、
あきれてものも言えないくらいだ。
今後の展開がどうなるのかわからないけれども、
今のところは、マスコミが後からあとから追い打ちをかけるように
次から次へとこの判決を扇動するような報道が見えないこと、および
一般の韓国の人の反応も、「また慰安婦かい」といった食傷気味の反応を示す人が多いのも事実だ。
不買運動だの、日本たたきだのといった韓国全体の雰囲気になっていないのは
2019年のときと2021年現在とでは、いろいろの変化があるのかなと肌では感じている。
思いつくまま書いてみると、
たぶんまずは正義連(なにが正義かといいたいが)のユン・ミヒャンの悪事が次から次へとばれてしまい、
神聖不可侵ともいうべき「慰安婦問題」に対しての感じ方の面で
現在はその度合いがかなり落ちてきている、つまり
神聖不可侵のレベルが薄れてきているということがあることはまちがいないと思う。
ただ、ユン・ミヒャンに対する取り調べは今だ行われておらず、
この人は国会議員という身分を保ったままだ。
勿論、これからユン・ソンヨル検察総長率いる検察が、取り調べに入るはずだ。
いつから始まるかはわからないけれども。
そして二つ目としては、韓国の中に『反日種族主義』の本に代表されるような
真実を知りたいという空気が、まだ一部ではあってもそんな気流が
徐々に造成されてきていることもあるんじゃないかと思う。
『反日種族主義』の著者たちは、日本びいきとか韓国びいきといった狭い枠組みではなく
真実を明らかにしたいという学究的な研究を生業としている人たちだ。
韓国人が自ら進んで自分の国(韓国)のことを、悪く言いたいと思っている人間はだれもいない。
あまりにも韓国の中に根付いている認識が、真実ばなれしているから、
「ほどほどにしようよ」「真実をそのまま見ようよ」といって警鐘を鳴らしているだけにすぎない。
ちなみにこの『反日種族主義』は、韓国最大の書店「教保文庫」でベストセラー1位を記録するなど
韓国でも数十万部のベストセラーになっていた。
教保文庫の集計では、男性読者の購買が圧倒的に高い中、
50代、60代の男性を合わせると41.8%で圧倒的だという。
元法務相のチョ・グク氏が「吐き気がする本」と発言したことで
かえって販売部数は増えたともいわれている。
多くの人に読まれていることは非常にうれしいことである。
ただ幼稚園から小学校、中学校、高校と、社会や歴史の時間に習う内容が
子どもたちの頭の中に自動的に「刷り込み」されてしまっているから、
なかなか真実の姿を見ようとして、できる人間は多くはない。
けれども、数年前に比べれば、現在はマスコミが反日記事を出しても、
条件反射的に「くそっ、日本め!」という反応は確実に少なくなっている。
喜ばしい限りだ。
2020年の暮れに、法務長官のチュ・ミエ氏と検察総長のユン・ソンヨル氏の戦いにおいて
ユン・ソンヨル氏の勝ち、チュ・ミエの負けとなって、チュ・ミエは辞任するものと見られていた。
大統領府も、「チュ・ミエ法相は辞意を示した」と公にコメントしたくらいだ。
これは本人の意志でなくて、どうも文在寅から押し付けられたものであるようだ。
なぜかというと、辞意を示したと言われていながら、今もって法相の座にくらいついているからだ。
次期法相の候補(パク・ポムゲという人間。こいつもまたとんでもない人間なのだが)を文在寅が掲げていて、
来週あたり、パク・ポムゲの国会聴聞会が予定されているのだが、チュ・ミエは辞めていない。
パク・ポムゲが指名されてしまえば自動的に辞めざるをえないわけなのだが、
こんな事態は、韓国政治史上でも前代未聞のことだろうと思う。
前任の法相が辞めないまま次期法相が任命されるという図式は。
場合によっては、「いや、あたし、やめないわよ」と新任の法相が決まっても
法務長官の椅子にへばりつくこともありうるんじゃないかと思ってしまう。
なにせ、あのチュ・ミエなのだ。
チュ・ミエが更迭されてパク・ポムゲになるにしても、
法務省を取り巻く問題は、今後もずっとけぶり続けるだろうと思われる。
長くなりすぎてここには詳しくは書けないが、
チュ・ミエが「かわいい」と思われるくらい、このパク・ポムゲという人間はひどい輩だからだ。
明日午前10時から文在寅大統領の新年辞があるらしい。
それが出たら、北朝鮮の動きなども含めて近々またアップしてみたい。
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treenamu

Author:treenamu
韓国在住の日本人で、山歩きやサッカー、リフティングなどが好きです。小説・随筆なども書いてます。鴨長明、ヘッセ、バルザック、モーム、チャンドラーなどが好きです。スローライフがモットーです。

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