奇跡が起こった
サルダサルダ イロン キヂョクト イックナ(韓国語)。(生きているとこんな奇跡もあるもんなんだねえ!)
3月9日(金)、
トランプと金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長との対話が5月にも開かれる見通しとなった。
場所をどこにするかはまだ決まっていないけれど、
1週間前までは、こんな状況を誰がわかっていただろうか。
「体制さえ保障してくれるなら非核化にもっていくことは可能だ(金正恩 言)などのメッセージを
南の特使がもってきたが、ほとんどの人はそれほど真に受けて信じることはなかった。
筆者にしても、また金正恩のやつ、いいかげんなことを言ってるんじゃないのかと
半信半疑というよりは、70%は体裁のいい嘘だと思っていた。
ところがどうだ。
なんとトランプと金正恩の対話が5月に開かれることが決まった。
日本言論のトーンは、全体的に「支持しない」だの「信じられない」だの「もっと圧迫が必要」だのと、
おしなべてマイナストーンだ。
韓国の野党保守の自由韓国党も、米北首脳会談合意は支持するが、
これまでも同じ様な状況まで来て、結局首脳会談はご破算になってしまった例がある。
どうなるのかは最後まで見てみないとわからない、など
とにかくこの奇跡のような状況に難癖をつけたくてたまらないといった感じだが、
実際にはものすごいことになっているのだ。
「トランプ大統領と金正恩委員長が会えば、朝鮮半島の完全な非核化は本格的な軌道に乗る」ということじゃないか。
5月の米北首脳会談の成功をみてからでないと
はっきりしたことはいえないが、
今の状況を額面どおりに受け入れるなら、
筆者が韓国に来て以来の超弩級の奇跡だ。
これで4月戦争説は、完全に(たぶん)払拭された格好だ。
副島氏の「予言」は見事にはずれてくれたわけだ。
おめでとう副島さん。