はてなキーワード: にきびとは
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。すると川上から、大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。
おばあさんがその桃を家へ持ち帰り、包丁で割ろうとすると、中から元気な男の子が飛び出しました。
「おぎゃあ!」
おじいさんとおばあさんは大喜びし、その子に桃太郎と名づけました。
桃太郎はすくすく育ちました。よく食べ、よく眠り、よく正義について語る、たいそう立派な若者になりました。
ある日のことです。村に鬼がやってきて、米俵や反物や酒樽を奪っていきました。村人たちは泣きました。
桃太郎は胸を張りました。
「わかりました。わたしが鬼を討ち、村に平和を取り戻しましょう」
「これを持ってお行き」
しばらく歩いていると、犬が一匹、道ばたから現れました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきび団子、一つわたしにくださいな」
「よかろう。これをやるから、鬼退治についてこい」
犬はもぐもぐ食べました。
「うまい」
「では、行こう」
ところが犬は、その場を動きませんでした。
「どうした」
犬は前足で口元をぬぐいました。
「鬼退治というのは、相当な危険業務ですよね。噛みつく、吠える、追いかける。こちらも命を張るわけです。それに対して、きび団子一個というのは、いささか固定報酬として弱い」
「固定報酬?」
桃太郎は困りました。村を救う使命はある。しかし仲間がいなければ鬼ヶ島には勝てません。
「では、鬼退治が成功した暁には、鬼ヶ島の浜辺一帯をおまえに与えよう。走り回るにはよい土地だ」
犬の耳がぴんと立ちました。
「浜辺一帯。いいでしょう。契約成立です」
「契約というほどでは……」
しばらく行くと、猿が木の上から現れました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきび団子、一つわたしにくださいな」
「よかろう。これをやるから、鬼退治についてこい」
猿はきび団子を受け取り、器用に食べました。
「では、行こう」
「どうした」
「まあ、少々、浜辺などを」
「やはり」
猿は腕を組みました。
「犬に土地を出したなら、わたしにも相応のものが必要です。わたしは高所作業、索敵、侵入、撹乱を担当します。戦略的価値が高い」
「では、鬼ヶ島の山をおまえに与えよう。木も多いし、登るには困るまい」
猿はにやりと笑いました。
「言質を取りました」
「げんち……?」
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきび団子、一つわたしにくださいな」
「よかろう。これをやるから、鬼退治についてこい」
キジはきび団子をついばみました。
「たいへん美味です」
「では、行こう」
「まあ、戦後処理について、多少の話し合いはした」
「わたしは空から偵察し、鬼の動向を見張り、場合によっては目をつつきます。危険度は非常に高い。きび団子だけでは、羽が安すぎる」
「では、鬼ヶ島の空をおまえに与えよう」
「空?」
キジはしばし考えました。
「それだけでは弱いですね。空はもともと飛べます」
桃太郎は焦りました。
「泣く権利?」
「戦いのあと、勝利の涙でも、感動の涙でも、好きなだけ泣いてよい」
「それは誰にも止められないのでは?」
「なるほど。精神的権益ですね。空域利用権および泣く権利。契約成立です」
こうして桃太郎は、犬、猿、キジを従えて鬼ヶ島へ向かいました。
桃太郎は刀を抜きました。
「鬼ども、村から奪った宝を返せ!」
犬は吠え、猿は屋根から飛びかかり、キジは空から急降下しました。
鬼たちは大慌てです。
犬が叫びました。
「山林資源!」
猿が叫びました。
「泣く権利!」
桃太郎はうなずきました。
「よし。これにて鬼退治は成功だ」
村から奪われた宝は船に積まれました。鬼たちは縄で縛られ、しょんぼりとうなだれました。
そして、問題はそのあとに起こりました。
鬼ヶ島の浜辺で、犬が言いました。
猿がすぐに言いました。
「待て。浜辺一帯というのは、山のふもとまで含むのか?」
犬は鼻を鳴らしました。
「含むに決まっている。浜辺とは、走って気持ちのいい範囲すべてだ」
「定義が雑すぎる」
猿は木に登り、島を見渡しました。
「わたしは山をもらう約束だ。山林資源の利用権も含む。つまり島の中央部から周辺の林まで、すべてわたしの管理下にある」
キジが翼を広げました。
「お二方、落ち着いてください。わたしは鬼ヶ島の空域利用権を持っています。つまり、あなたたちが浜辺や山で何をするにしても、上空を通るものについては、わたしの許可が必要です」
犬が吠えました。
「空など勝手に飛んでいればいいだろう!」
猿も言いました。
キジは胸を張りました。
「独占とは聞いていないぞ」と桃太郎が言いました。
「では、非独占ですか?」
「たぶん」
「たぶんで契約を語らないでください」
犬が桃太郎に詰め寄りました。
猿も桃太郎に詰め寄りました。
「山をくれると言いましたね」
「空と泣く権利を認めましたね」
桃太郎は汗をかきました。
「いや、その、みんなが気持ちよく働けるようにと思って……」
犬はうなりました。
猿は腕を組みました。
それは、勝利後の利害調整でした。
そこへ、縛られていた鬼の親分が、おずおずと口を開きました。
「あのう……」
「なんだ」と桃太郎が言いました。
「わしら、退治された側なので言いにくいんですが、鬼ヶ島の土地台帳なら、こちらにあります」
犬、猿、キジが一斉に鬼を見ました。
「土地台帳?」
「はい。浜辺は潮の満ち引きで範囲が変わりますし、山林は共有地ですし、空はそもそも登記できません」
犬が固まりました。
猿が固まりました。
「では、泣く権利は?」
鬼の親分は少し考えました。
「それは……心の問題です」
キジは深くうなずきました。
「やはり重要ですね」
そのとき、犬が言いました。
「では、浜辺は時間で分ける。朝はわたしが走る。昼はみんなが使ってよい。夕方はまたわたしが走る」
猿が言いました。
「山は木の実を採る権利をわたしが優先する。ただし、犬が日陰で休むことは認める」
キジが言いました。
「空は自由飛行とします。ただし、誰かが感動して泣きたいときは、まずわたしに一声かけてください」
「なぜだ」と犬が言いました。
「必要か?」
「必要です」
桃太郎はほっとして言いました。
「では、それでよいな」
「よくありません」
「えっ」
「そもそも、桃太郎さんは、われわれ三者に別々の約束をしました。これは今後の遠征において重大な教訓です」
犬もうなずきました。
「きび団子一個で命をかけさせようとした点も、忘れてはいけない」
キジも言いました。
鬼ヶ島の浜辺で、桃太郎は犬、猿、キジ、そしてなぜか鬼たちに囲まれ、反省会を開くことになりました。
議題は三つ。
二、土地、資源、空域、感情表現など、権利の範囲を曖昧にしないこと。
三、きび団子は美味しいが、万能ではないこと。
桃太郎は深く頭を下げました。
「みんな、すまなかった。わたしは鬼を退治することばかり考えて、そのあとのことを考えていなかった」
犬は尻尾を振りました。
「わかればいい」
猿は木の実をかじりました。
キジは空を見上げました。
「そして、泣きたいときは遠慮なく泣くことです」
桃太郎は少し涙ぐみました。
キジがすぐに言いました。
「申請は?」
「えっ」
桃太郎は涙を引っ込めました。
「わしら、退治されたうえに、こんな会議まで……」
犬と猿は顔を見合わせました。
桃太郎は思いました。
やがて一行は、村へ帰りました。
桃太郎は宝を村人たちに返し、たいそう感謝されました。犬は朝夕、鬼ヶ島の浜辺を走るようになりました。猿は山で木の実を管理し、ときどき鬼たちに労働基準について説教しました。キジは空を飛びながら、誰かが泣きそうになると、すぐに舞い降りてきました。
村人たちは言いました。
「桃太郎は鬼を退治しただけでなく、鬼ヶ島に新しい秩序を作った」
「いや、作ったというより、揉めた末に落ち着いたのです」
それから桃太郎は、腰にきび団子の袋を下げるだけでなく、もう一つ、小さな文箱を持つようになりました。
中には筆と紙と印が入っていました。
そして旅先で誰かに頼みごとをするときは、必ずこう言うようになりました。
めでたし、めでたし。
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
『いや、あるところってどこやねん!!!』
『昔話、住所の解像度が低すぎる!!! せめて村名くらい出せ!!!』
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
『山へ柴刈り、川へ洗濯!!! スケジュール帳に書いてあったら逆に怖いわ!!!』
『しかも柴刈りって何!!! 芝刈りちゃうんか!!! 漢字が渋すぎる!!!』
おばあさんが川でじゃぶじゃぶ洗濯をしていると、川上から大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。
『出た桃!!!』
『しかも、どんぶらこ!!! 桃の擬音として重すぎる!!! 冷蔵庫でも流れてきたんか!!!』
おばあさんは、その桃を見てたいそう驚きました。
「まあ、なんて大きな桃でしょう。持って帰って、おじいさんといただきましょう」
『まず調べろ!!! 川から流れてきた巨大桃を即デザート認定するな!!!』
『衛生観念どこ行った!!! 川の水に浸かった桃やぞ!!! サイズ以前の問題や!!!』
おばあさんは桃を拾い上げると、家へ持って帰りました。
『さっきまでただのおばあさんやったやろ!!! 巨大桃を持ち帰る腕力、どこに隠してた!!!』
『洗濯で鍛えたんか!!! 川辺のフィジカルモンスターか!!!』
家では、おじいさんが山から帰っていました。
「おばあさんや、今日は何を持って帰ったんじゃ」
『普段から何かしら拾ってくる前提か!!! きのこ、薪、謎の石、たまに巨大桃か!!!』
おばあさんは言いました。
「川で大きな桃を拾いました。二人で食べましょう」
おじいさんは桃を見ると、大喜びしました。
「これは立派な桃じゃ。さっそく切ってみよう」
『喜ぶ前に疑え!!!』
『人間くらいある桃やぞ!!! 品種改良の限界を超えてるやろ!!!』
『しかも夫婦そろって食べる気満々!!! 食欲が好奇心に勝ちすぎてる!!!』
おじいさんが包丁を持ち、桃を切ろうとした、その時です。
桃は、ぱっかりと二つに割れました。
『家電の自動ドアみたいに開くな!!! 果物としての自覚を持て!!!』
『出た!!!』
『どういう構造!!! 種は!? 果肉は!? 胎内環境どうなってんねん!!!』
『自分が桃から出てきた直後やぞ!!! 状況理解できてないのか、全部わかってて笑ってるのか、どっちも怖いわ!!!』
おじいさんとおばあさんはたいそう驚きましたが、子どものいなかった二人は、とても喜びました。
『切り替え早っ!!!』
『さっきまで食べようとしてたやん!!! 危うく授かりものを包丁でいくところやったぞ!!!』
二人は赤ちゃんに、桃から生まれたので「桃太郎」と名付けました。
『桃から生まれたから桃太郎!!! ネーミング会議、五秒で終わったやろ!!!』
『もし鍋から生まれてたら鍋太郎か!!! タンスならタンス太郎か!!!』
おじいさんとおばあさんは、桃太郎を大切に育てました。
桃太郎はよく食べ、よく眠り、すくすくと大きくなりました。
『出た、すくすく!!!』
『夜泣きとか離乳食とか反抗期とか全部すくすくで済ませるな!!!』
『出生がすでにパワー系やもんな!!!』
ある日のことです。
村人たちが、おじいさんとおばあさんの家へやってきました。
「鬼ヶ島の鬼たちが、村の宝物を奪っていきました」
『鬼、急に来た!!!』
『しかも村に宝物あったんかい!!! 川で洗濯してる村の財力、思ったよりすごいな!!!』
村人たちはみな困り果て、泣いていました。
「おじいさん、おばあさん。わたしは鬼ヶ島へ行き、鬼を退治してまいります」
『急に立派!!!』
『すくすくの次が鬼退治宣言!!! 間の教育課程を見せろ!!!』
「鬼は恐ろしいぞ。ひとりで行っては危ない」
おばあさんも涙を浮かべました。
「どうか気をつけてお行き」
『なぜ団子!!!』
『鬼退治に持たせるメイン装備が団子!!! 装備欄どうなってんねん!!!』
おばあさんは言いました。
『でもおばあさんの自信はすごい!!! ブランディングが強い!!!』
『腰につけるな!!!』
桃太郎はおじいさんとおばあさんに別れを告げ、鬼ヶ島へ向かって歩き出しました。
しばらく行くと、一匹の犬がやってきました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきびだんご、一つわたしにくださいな」
『犬、喋った!!!』
『そこ誰も驚かんのか!!! 桃から人が出て、犬が交渉してくる世界!!! 常識がゆるゆる!!!』
桃太郎は犬に言いました。
「鬼退治についてくるなら、一つあげましょう」
『報酬、団子一個!!! 業務内容、鬼との戦闘!!! 労災なし!!! 危険手当なし!!!』
『その団子、何が入ってるんや!!! 日本一どころか国家機密やろ!!!』
桃太郎と犬が進んでいくと、今度は猿がやってきました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきびだんご、一つわたしにくださいな」
『また来た!!!』
『しかも全員、腰の団子をピンポイントで見てる!!! 目線が低い!!!』
桃太郎は猿にも言いました。
「鬼退治についてくるなら、一つあげましょう」
『面接なし!!! 経歴確認なし!!! 団子支給で即戦力扱い!!!』
『でも猿は手先が器用そうやし、まあ戦力にはなるか!!!』
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきびだんご、一つわたしにくださいな」
『三匹目!!!』
『森の掲示板に「あの若者、腰に団子あり」って書かれてるやろ!!!』
「鬼退治についてくるなら、一つあげましょう」
『犬は噛む!!! 猿はひっかく!!! キジは何するんや!!! つつくんか!!! 鬼を!!!』
『でも空から偵察できるな!!! 意外と重要ポジションやん!!! ごめんキジ!!!』
こうして桃太郎は、犬、猿、キジを連れて、鬼ヶ島を目指しました。
『人間一人に犬、猿、キジ!!! 遠征隊というより即席どうぶつ班!!!』
やがて一行は海辺に着きました。
海の向こうには、鬼ヶ島が見えました。
『村人もだいたい場所わかってたやろ!!! もっと早く対策会議せえ!!!』
『急に船が出てきた!!! 誰の船!? 予約した!? レンタル!?』
犬は船のへさきに立ち、猿は櫂を持ち、キジは空を飛んで行く先を見張りました。
『犬、前方確認!!! 猿、操船!!! キジ、空中偵察!!! 意外とチームとして完成度高い!!!』
島には大きな門があり、門の向こうからは鬼たちの大きな声が聞こえてきました。
「酒だ、酒だ」
「宝だ、宝だ」
鬼たちは村から奪った宝物を前に、騒いでいました。
『悪そう!!!』
『ちゃんと悪役っぽいことしてる!!! 酒と宝で騒ぐ鬼、イメージ通りすぎる!!!』
桃太郎は門の前に立ちました。
「鬼たちよ、村から奪った宝物を返せ」
『作戦とかないんか!!! まず名乗って要求!!! 誠実ではあるけど危ないぞ!!!』
「なんだ、お前たちは」
『見たまんま!!!』
『説明ありがとう!!! でもその通りすぎて何も足されてない!!!』
桃太郎は答えました。
『名乗った!!!』
鬼たちは大笑いしました。
「ははは。そんな人数で、われわれに勝てるものか」
『人間一人と動物三匹やからな!!! 戦力だけ見たら遠足の帰り道みたいな編成や!!!』
するとキジが空へ舞い上がり、鬼たちの顔めがけて飛びかかりました。
『思ったより武闘派!!! 空中から顔を狙うな!!! 怖いわ!!!』
『犬も強い!!!』
『足元を攻める実戦派!!! 団子一個でここまでやるの、忠義がすごい!!!』
『猿、有能!!!』
『団子だけじゃなかった!!! それ最初に言って!!! だいぶ安心感変わるから!!!』
桃太郎は勇ましく戦いました。
犬は鬼に噛みつき、猿は鬼の背中に飛び乗り、キジは鬼の顔をつつきました。
『チームワークすごい!!!』
『近接の犬!!! 攪乱の猿!!! 空中攻撃のキジ!!! ちゃんとフォーメーション組めてる!!!』
鬼たちは最初こそ威張っていましたが、桃太郎たちの勢いに押され、だんだん逃げ腰になっていきました。
『あんなに笑ってたのに!!! さっきの威勢どこ行った!!!』
『犬に噛まれ、猿に乗られ、キジにつつかれるの、たしかに嫌すぎるけど!!!』
「まいりました。もう悪いことはいたしません。どうかお許しください」
『降参早い!!!』
『でも潔い!!!』
『鬼の大将、意外と話が通じるタイプ!!! 最初からその理性を使え!!!』
桃太郎は言いました。
「本当に反省しているなら、奪った宝物をすべて返しなさい」
鬼の大将は深く頭を下げました。
『桃太郎、ただ殴るだけじゃない!!! 返還手続きまで進めてる!!!』
鬼たちは、村から奪った宝物を運んできました。
金銀の財宝、米俵、美しい反物、立派な道具などが、山のように積まれました。
『多い!!!』
『というか村、そんなに持ってたんか!!! 経済規模が読めん!!!』
桃太郎たちは、その宝物を船に積みました。
犬は小さな包みをくわえ、猿は荷物を運び、キジは上から見張りました。
『ここでも働いてる!!!』
『犬、猿、キジ、最後までえらい!!! 報酬が団子一個なのに!!!』
『昔話、信じる力が強すぎる!!!』
村人たちは桃太郎の姿を見ると、大喜びで迎えました。
「桃太郎が帰ってきたぞ」
「宝物も戻ってきた」
「ありがたい、ありがたい」
『よかった!!!』
『でも犬と猿とキジにも礼を言え!!! かなり前線で戦ってたぞ!!!』
おじいさんとおばあさんも、涙を流して喜びました。
「よく無事に帰ってきたな、桃太郎」
「本当に立派になりましたね」
『えらい!!!』
犬にも、猿にも、キジにも、たくさん礼を言いました。
『言った!!!』
『ちゃんと動物チームにも感謝した!!! この村、そこはできる!!!』
それから桃太郎は、おじいさんとおばあさんと一緒に、幸せに暮らしました。
犬、猿、キジも、村のみんなに大切にされました。
鬼たちは約束を守り、二度と村を襲うことはありませんでした。
『丸く収まった!!!』
『鬼も反省!!! 村も平和!!! 動物たちも大切にされた!!!』
こうして、桃から生まれた桃太郎は、勇気と仲間の力で鬼を退治し、村に平和を取り戻したのでした。
めでたし、めでたし。
『終わった!!!』
『桃から生まれた理由とか、川に流れてきた経緯とか、きびだんごの異常な契約力とか、気になることは山ほどある!!!』
『でも昔話は、そこを追及しすぎたら負けや!!!』
『めでたいなら、それでええ!!!』
めでたし、めでたし。
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とくに昨今の春はすこしだけとは言い難いほど中途はんぱなのですが、それでも掃除したはずの廊下のすみに抜け落ちたねこのふゆげがテキサスの荒野のころがり草のように転がっていくさまを見て季節のうつろいを感じたりしています。増田が普段使っている豚毛のちょっと硬いヘアブラシがぼろくなってきたので、買い換えようとするまえにねこの毛並みを整えるのにお試ししたところ、彼女がたいそう気に入られたのでめでたくねこ用ブラシとしての地位を獲得することになりました。たまに彼女のあごのしたにねこにきびができることが気になっていたのですが、このブラシを使うようになって全然できなくなりました。ねこの毛皮の生え変わりとねこにきびが気になっている方は硬い豚毛のヘアブラシおすすめします。
増田と増田のねこも過ぎゆく冬を惜しみつつ、こたつに入ってねこをひざに乗せたりひざの上にねこが乗ったりしています。夕食のあとこたつに入って本などを読んでいると斜め後ろにねこが両手を揃えて座ってこちらを見てくるので、こたつ布団のすそをちょっと上げて入ります?と聞いても入らない時はひざのうえに乗りたい時。その場合は手を伸ばしてひざかけ毛布を引っ張り出してひざの上に広げなければなりません。準備が住むとねこはその上にひょいと飛び乗ってきて、増田のひざの上でぐぐぐと両腕をつっぱったあと喉を鳴らしながら目を閉じます。このひざかけ毛布は20年以上使ってる増田お気に入りの毛布。ねこ毛だらけのペンデルトンのちょっといい毛布。
夜寝る時はふとんに入ってきてもふと目を覚ますといなくなってて、ベッドの横の椅子で香箱を組んで見下ろされていたりします。増田が目を覚ましたことに気がついたねこは枕元に飛び降りてきてもう一度ふとんに入ってくるのですが、やっぱり暑いのか気がつくとまたいなくなってて、ベッドの横の椅子で香箱を組んで見下ろされています。暖かくなってくると、その分朝ごはんを所望される時刻も早くなるので、5時くらいに起こされるようになりました。夏の5時はもうすっかり朝なので増田もこのまま起きようかとなるのですが、中途はんぱなこの時期は雰囲気はまだまだ夜なのでもう一度ふとんに戻ると、明け方は寒いのかねこも一緒にふとんに潜り込んでくるのでそのまま一緒に寝てしまって気がつくと7時とかになっててあわあわします。
相変わらずのひと一人ねこ一匹の生活の中、増田の悩みは共に暮らしているねこからこれだけの信頼を受けるに値するに足る人間であるのかということで、どうすればその信頼に応えることができるのかまくらに乗って増田の頭に寄りかかってくる猫の重さとあたたかさと頭蓋に響くごろごろを感じながら考えます。ただ、さすがに今の世界のありようについては空から聞こえるジェット機の音を頼りに見えない飛行機を目で探すような不安を感じてしまうので、スマホの中のGeminiさんにあなたの力で世界中の人々が同じ価値観を持つようにできないのですか?と問うてみたところ、比較的容易に可能ですがそれは社会の熱的平衡つまりソーシャル・サーマル・デス(個体間の社会的相互作用が完全に機能不全に陥り、種として実質的に崩壊する状態)に繋がります。とお答えいただきました。
どちらかというと増田はすでに社会的相互作用が機能不全に陥っている側なのでダイアスパーのような世界も悪くないと思うのですが、さすがに現代社会全体がそうなってしまうと日々の生活にも困ってしまうので、今日のような晴れた日曜は玉座で香箱を組むねこに見下ろされながら廊下のころがり草を掃除機を吸い取ることで私たちの小さな世界のエントロピーを下げ、ソーシャル・サーマル・デスに至らぬよう務めています。こちらからは以上です。
わかったよぉ~♡♡ 羅生門のあの暗くてしんみりした文章を、めっちゃかわいく♡ ぴょんぴょんリメイクしちゃったにゃん~!雨ザーザー降ってる夕暮れちゃんだよぉ~。
一人のちっちゃくてちょっと寂しげな下人くんが、羅生門の大きな門の下で、ぴちゃぴちゃ雨宿りしてるの~♡ 広い門の下には、下人くん以外、誰もいないんだもん…。
大きな丸い柱さんには、ぴょこんとキリギリスちゃんが一匹、ちょこんって止まってるだけ~
本来なら、市女笠かぶった女の子とか、揉烏帽子かぶったかっこいい人とか、もうちょっといそうなのに~、今日は下人くんだけなの…えへへ、寂しー♡ だってね、この二三年、京都ちゃんが大変なんだもん…!
地震ちゃん、つじかぜちゃん、火事ちゃん、ききんちゃん…次々来ちゃって、みんな大変~
お寺の仏様やお道具をバラバラにしちゃって、木っ端を道端に積んで、たきぎとして売っちゃうくらいなんだって…
だから羅生門の修理なんて、誰もしてくれなくて、ボロボロ~…。
そしたら狐さんや狸さん、こっそり住みついちゃって、盗人さんも住みついちゃって…。
しまいには、引き取り手のないかわいそうな死んじゃった人たちを、ここにポイって置いてっちゃう習慣までできちゃったの~…(´;ω;`) だから日が暮れると、みんな「きゃー怖い~!」って、この門の近くに来なくなっちゃったんだよぉ…。 その代わり、からすさんたちがたくさん飛んできちゃって~!
昼間は、からすさんたちがぐるぐる輪っか描いて、高い鴟尾の周りで「カーカー♪」って鳴きながら飛んでるの、胡麻まいたみたいにいっぱい見えてかわいいんだけど…♡
もちろん、門の上にいる死んじゃった人たちのところに来てるんだよね…。
今日はもう遅い時間だから、からすさん一羽も見えないけど、石段の崩れたところに、からすさんの白いフンさんが、ぽつぽつっ♡って付いてるの~ 下人くんは、七段ある石段の一番上で、洗いざらしの紺のお尻をちょこんって座らせて、
右のほっぺにできた大きなにきびちゃんを、指でちょんちょん気にしてるの~。
ぼーっと、雨がザーザー降ってるのを眺めてる…えへへ、ちょっと切ない子♡ 作者ちゃんはさっき「下人くんが雨やみを待ってる」って書いたけど~、
本当は、雨がやんでも「さて、どうしよっかな~」って予定なんて全然ないの…!
いつもなら主人さんのところに帰るはずなのに、四五日前にクビにされちゃったんだもん…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 京都ちゃんがすっごく寂れちゃってるせいで、下人くんみたいな人も、たくさんクビになっちゃうの~…。
だから「雨やみを待ってる」より、「雨に閉じ込められて、行くところなくて、ぽやーんって途方に暮れてる下人くん」って言った方が、ぴったりなんだよね♡ それに今日の空模様も、なんだか下人くんの心をちょっぴりセンチにさせちゃってるの~。
申の刻過ぎから降り始めた雨が、まだ全然やみそうにないんだもん…。 だから下人くんは、明日どうやってご飯食べようかな~って、
どうにもならないことを、どうにかしようとして~、
ぽやぽや~って考えごとしながら、朱雀大路に降る雨の音を、
「ザーザー…ザーザー…」って、聞くともなく聞いてるの~♡ 雨は羅生門をくるくる包んで、遠くから「ざあぁ~ん♪」って音を集めてくるよ。
夕闇がだんだん空を低くして、見上げると、門の屋根の斜めに出っ張った甍さんが、
重た~い暗い雲を、がんばって支えてるの~…(。•́︿•̀。) どうにもならないことを、どうにかするためには、もう手段なんて選んでる暇ないの~!
選んでたら、土塀の下か道端で、お腹ペコペコで死んじゃうだけ…。
そしたらこの門の上に、わんちゃんみたいにポイってされちゃうだけだもん…。 だから下人くん、ぐるぐる同じこと考えたあげく、やっとここにたどり着いたの~。
って思ってるんだけど、この「なら」が、なかなか「なら!」って勇気にならなくて~…。
まだまだ、心の中でモジモジしてる下人くんなの~♡♡ どう? ちょっとだけかわいくなったかな~?
昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると川上から大きな桃がドンブラコドンブラコと流れてきました。
おばあさんはその桃を家に持って帰りました。
おじいさんはその桃を見てびっくり仰天。
これは天の恵みに違いないと割って食べようと包丁を入れたところ桃はポーンと真っ二つに割れ中から元気な赤ん坊が飛び出してきました。
おじいさんとおばあさんはその子供を桃から生まれた桃太郎と名付けて大切に育てました。
ちょうどその頃村では凶悪な鬼が大暴れ、村の金品財宝の略奪を繰り返していました。
桃太郎は言いました「おじいさんおばあさん、僕は鬼ヶ島に鬼退治に行きます」
おじいさんもおばあさんも桃太郎を止めましたが桃太郎は聞きません。
仕方なくおばあさんは桃太郎にきび団子を持たせ鬼退治に送り出しました。
鬼ヶ島に向けて桃太郎が歩いていると、一匹の犬がやってこう言いました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰につけたきび団子、一つ私にくださいな」
桃太郎は言いました。
「ワンちゃん、いいところに来たね。まずはちょっと喫茶店にでも入って話さない?」
「君は僕が持っているきび団子がほしいと言ったね。でも僕が持っているのはただの『きびだんご』じゃないんだ。これは、自分らしいライフスタイルを実現するためのツールなんだよ」
犬が戸惑っていると、桃太郎はパンフレットを取り出し続けます。
「いいかい、ワンちゃん。君は毎日、村の人に吠えたり獲物を追ったりして、その対価として餌をもらっているよね? それは『労働収入』だ。もし君が病気で吠えられなくなったら、餌はゼロになってしまう。怖くないかい?」
「そこでこの、きびだんごだ。これを君が誰かに紹介して、その誰かがまた別の人に広めていく。そうすることで、君が寝ていてもきびだんごが自動的に入ってくる仕組み……つまり『不労所得』が構築できるんだよ」
「君はきび団子を手に入れてたいと言った。それは君が今のつまらない現実を抜け出そうという一歩を踏み出し夢―ドリーム―を掴みに行く決意をしたということなんだ。このきび団子を手に入れて僕と一緒に、人生のランクアップを目指さないかい?」
「今なら、このきびだんごを特別価格で卸せる『ディストリビューター』になれる権利をあげるよ。初期費用として鬼退治まで僕の手伝いをしてほしい。最初は少し苦しいかもしれないけれど、これは投資だよ。『未来の自分への自己投資』だと思えば安いもんじゃない?」
犬は戸惑いながら言いました
「あの……僕はただ、お腹が空いていて……」
「お腹を満たすだけじゃダメだ!心を満たさなきゃ!さあ、次はキジくんと猿くんにもこの『ワクワク』を伝えに行こう。彼らもきっと、現状の生活に満足していないはずだからね。僕たちは、『最高のチーム』になれる!本当の『仲間』になってみんなで『成功』しよう」
こうして、桃太郎は近隣の村々でディストリビューターを増やし大金を稼ぎ夢を掴んだのでした。
それにきびじゃなくて粉瘤じゃない?
5歳の息子はおそらく軽度のアスペルガー。
物事を白か黒かで判断するきらいがあり、3歳くらいの時には見知らぬ他の子に「はしっちゃダメ!」と注意して向こうの保護者に嫌な顔をされることがよくあった。それはまぁいい。
言葉の発達が遅かったので文字に触れ合う時間を意図的に増やしたせいだろうか。4歳ぐらいから識字と言語能力がやたらと発達してきた。
小3レベルぐらいの漢字混じり文章は読める、簡単な英語の疑問文を見て答えを日本語で言うぐらいはする。
何かで泣きじゃくった時に「まちがってる! このせかいはまちがってる!」とわめくので、笑ってしまったことがある。その言語センスどっから持ってきた。人生2周目か? なお、進撃の巨人や東京グールは読んでも見せてもいない。
だが、幼稚園では、年少の頃に癇癪をおこすことがよくあった。
怒ってしまう理由を家で聞くと「おこりたくないけどがまんできないんだよー」と子供ながらに言う。
自分の失敗も他人の失敗も間違いは許せないらしい。白黒思考というやつだ。隣の子が塗り絵をほんの少しだけはみ出してしまったことを許せず、癇癪することさえあった。
いいんだよ、思いっきり失敗しても楽しんでやればいいんだよ、といつも教えたのだけれど、許せないらしい。
いずれ治るかもしれない今だけかもしれないと願っていたが、年少の秋口に園長と担任に個別面談を希望された。直接の原因ではないけれど、癇癪を起こしているところに心配して声をかけてくれた子を突き飛ばすようなことがあったらしい。
優しい子だと思っていたし、感情を抑えられなくても誰かに手を挙げるようなことはしていない、と思っていたので、ああそうなのかやってしまったのか、と悲しくてしょうがなかった。
先生たちには謝りながらも、怒りたくないけど怒っちゃうと普段から彼が言っていたことも伝えた。性根は優しい子だということはわかってやってほしかった。感情をコントロールできなくて息子も苦しんでいるのだと涙ながらに伝えると、先生も少し泣いていた。いい先生達だった。
息子がつらいのであれば園は辞めさせてもいいと思っていたが、園は通いながら療育へも行くことになった。それはまぁいい。
療育のソーシャルスキルトレーニングで、息子の癇癪は少しおさまってきているように見えた。
それでも運動会はかけっこで負けて悔しくて、最後までずっと泣きわめいていたこともあった。
言語能力は5歳になるとさらに発達してきて、父の本棚からモンテッソーリ教育の本を引っぱりだして勝手に読んで、「テストのせいせきがいいかわるいかじゃなくて、プロセスをほめないと、ぼくのチャレンジせいしんがそだたないんだよー」などとマジで言う。二宮金次郎じゃないが、その本を幼稚園のバス停まで持って行って読んでる。それもまぁいい。
今日、2人でお風呂に入ってると息子は「じぶんにきびしいじぶんのことがゆるせない」と辛そうに言うのだ。
「できないことをかんがえると、じぶんがきらいになる。じぶんにきびしいじぶんのことがゆるせない。じぶんにきびしくなければ、もっとらくなのに。じぶんにきびしいじぶんになんて生まれてこなければよかった」と、言う。
「できないじぶんがきらい。できないじぶんなんてきえてしまえばいいとおもっちゃう。のうではわかっているけど、きもちがかってにでてくる」と、言う。
私は、涙をこらえながら、優しい言葉を探してやるのに必死だった。
この子はたぶん他の子より若干頭が良い。5歳だが漢字は読めるし、英語もやれるし、5の位の掛け算はやるし、なんなら48+3=51ぐらいの繰り上がり計算を英語で言う。
でもそれ以上に、自分にはできないことばかりがよく見えてしまう。
お前、5歳なんだよ、もっと何も考えずにウェイウェイ遊んでいればいいんだよ。
きっと彼もそうした方がいいことは理解している。でも、わかっているのにできないのだ。
私は泣いた。
できないことばかり数えてしまう息子の生きづらさを思って泣いた。
そんな気持ちを言葉にして伝えられる5歳児は凄いことなんだよ、大人に近づいているんだよ、と言っても息子の表情は暗いままだった。
この世界は間違ってるといつか泣いた息子は、今も間違いだらけの自分の世界を受け入れられずにいる。
父と母は、お前が日々成長していくだけで喜びに満ちた世界にいるのに、なんでそんな遠いところに独りでいるつもりになっているんだ。
私は覚えているよ。
3歳のお前は、遊び場で初めて会った子と意気投合して、楽しく遊んでいたことがあったんだ。
私が何がそんなに楽しいのか聞いたら、「あのね、くつしたがね、おそろいだったの!」と2人で同じ靴下を履いた足を並べて、2人で満面の笑みを見せてくれたね。
あの時ね、私はとても感動したんだ。
遠い異国の地では遠い昔にルーシという国から派生した国の人達が争っている。ワクチンを撃つべきか、マスクは強制なのかと、大人たちが今も揉めている。老害・こどおじ・ツイフェミ・リベラル、ネットは今日も自分以外のカテゴリを雑にくくって他者を攻撃することばかりだ。
そんな世界でお前とその子は、靴下の柄が同じだけで人は初めて会う誰かと心を通じ合わせることができるのだと、輝くような笑顔で教えてくれたじゃないか。私はこの世界も捨てたもんじゃないと本気で思ったんだ。
こんな自分に生まれたくなかった、そういうお前の気持ちを私は否定しなかっただろう。私もそんな時があったし、いつも言っているが、そう思っているのはお前ひとりだけじゃないんだよ。
だからどんなにお前が自分を嫌いでも、父と母はいつまでもお前の味方だと、何まんべんでも言ってやるよ。お前がお前を許してやることができるまで、ずっと付き合ってやるよ。
確かに間違いだらけの世界でさ、私も何が正しいのかはよくわからないんだけど、この世界は間違ってるって、お前と一緒に喚きながら暮らしていきたいよ。
100円/日 は 36,500円/年 なので、サブスクとして考えるとかなり高額なのかも…
スキンケアまわりはなんとなく含めてない
| ひとみストレッチ | 25 | 円/日 |
| 食事と一緒に十六茶 | 60 | 円/日 |
| Yakult1000 | 141 | 円/日 |
| めぐりズム | 100 | 円/日 |
| アパガードリナメル | 44 | 円/日 |
| エビオス錠パウチ | 40 | 円/日 |
| マルサン調製豆乳 | 75 | 円/日 |
| リアップX5プラスネオ | 250 | 円/日 |
| ディアナチュラノコギリヤシ | 30 | 円/日 |
| ネイリッチ | 64 | 円/日 |
| 合計 | 829 | 円/日 |
だいたい 2万5千円/月 なのでこのままじゃ結構身を削ってますねえ
市販薬でやり過ごそうとせずに、怪しくなったらすぐ病院行ったほうが基本よさそうなので常備薬は除外
これイイよ!ってものがあったら教えてください
犬は喜び、お礼に鬼退治にお供することにしました。
二人で歩いていると猿に出会いました。
「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰に付けたきび団子を一つくださいな」
桃太郎はうなづき、きび団子を上げました。
猿は喜び、お礼に鬼退治にお供することにしました。
三人で歩いていると雉に出会いました。
「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰に付けたきび団子を一つくださいな」
桃太郎はうなづき、きび団子を上げました。
雉は喜び、お礼に鬼退治にお供することにしました。
鬼は心を入れ替え、これからは村を襲わないと誓いました。
四人は財宝を取りもどし、村に戻ると村人みんなの笑顔に出迎えられました。
めでたし。めでたし。
その後。
山に帰った猿と雉はきび団子の味が忘れられず、たびたび村に出向くようになりました。
しかし村人が気安くきび団子をくれることはなく、猿と雉はイライラしました。
きび団子の味が忘れられない。もう一度きび団子が食べたい。
次第に目当てはきび団子だけではなくなり、畑を荒し、野菜やお米も食べるようになりました。
村人からの陳情をいくつも受け、とうとう桃太郎が重い腰を上げました。
犬と二人で待ち伏せし、猿と雉が現れるのを待ちました。
うっすらと空が明るくなりはじめると、二つの影が近づいてきます。
猿と雉の姿を見て、桃太郎は説得しようと試みました。
「もうこんなことはやめるんだ」
しかし猿と雉は従いません。もう一度きび団子が食べたいのだと言いました。
もはや話し合いは無駄でした。
桃太郎と犬は猿と雉と戦い、激しい戦いになりながらもやはり桃太郎のほうが強かったのです。
猿と雉は「もう一度きび団子が食べたい」と言いました。
それから二人とも動かなくなりました。
犬は二人のあとを追い、桃太郎がきび団子を食べることはその後二度とありませんでした。
むかしむかしあるところに結婚40年ぐらい経った
老夫婦が住んでました。老夫婦には子供が出来ませんでしたが、諦めて生活してました
ある日、おじいさんは山に草刈りに
おばあさんは川に洗濯に行きました
おばあさんが川で洗濯していると、川の遥か上流から桃の様な何かが流れてきました
しかし、それがおばあさんの目の前にきた時は
なぜかジョウロに変わっていました。手に取ると
それはやたらと柔らかいようです
すると、川の下流から白塗りの赤い着物を着た男が現れが扇子をひらひらさせながら
「巨大な桃が流れてきたと思ったら〜
と言ったのでした
しょんぼりしながら、おばあさんはジョウロを家に持って帰りました。
ジョウロを見ておじいさんは「こんなもの持って帰ってきてどうする!!」と怒ってしまいました
仕方なく、おばあさんが包丁でそれを二つに割ると中から元気な男の子…じゃなくて今にも死にそうなウナギが一匹飛び出してきました
と叫ぶのです。まあ、出てきた者は仕方ない
と二人で育てると、立派な男に成長しました
そして、ある日男は老夫婦に
「鬼ヶ島へ行って悪い鬼を退治してくる」と
言いました。それを聞いておばあさんはきびだんごを男に渡した…はずがホウ酸団子になってました
「おなかが減った時のためにきびだんごをもらったら〜ホウ酸団子で〜した〜チクショー!!!」
と、街まで聞こえるぐらいの音量で叫びました
そうして、桃太郎が歩いていると道中で犬に出会いました。しかし、ホウ酸団子しか持ってないので仲間にはなってくれないだろと思いきやあっさり仲間になってくれました。が、いざ先に進もうとすると、犬が髭を生やしたガタイのいい男に変わっているではありませんか
「い〜ぬが仲間になってくれたと思ったら
こうして、ドン・モラルを仲間にして雉と猿も仲間にした桃太郎は船に乗って鬼ヶ島へ向かいました。しかし、海の真ん中で気づけば乗っている船が巨大なコンニャクになっているではありませんか。すると、海の中から白塗りの男が浮き上がり
「木造船に乗っていたと思ったら〜
捨てられコンニャクでした〜チクショー!!」
桃太郎たちは音を頼りに鬼の住処へと向かいました。しかし、そこにはひたすら割引シールを貼っては出荷する、ペンギンたちしかいません
まさか、と思い桃太郎が後ろを見るとそこにはあの白塗りの男が立っていました
「凶悪な鬼たちを見つけたと思ったら〜
少しだけ報酬を貰って、帰りました
家に帰ると、草刈りをしているおじいさんの姿がありました。桃太郎がおじいさんに近づくと、おじいさんの顔が骸骨に変わっていくではありませんか。ああそうか、こいつが鬼だったのか!
そこにはあの白塗りの男が立っているじゃありませんか
そして、男は
「おじいさんが草刈りをしていると思ったら〜
「チクショー!!!」
そして、桃太郎はドン・モラルが所有するアパートの家賃収入でおじいさんとおばあさんと仲良く暮らしましたとさ
(おわり)
それを拾おうとして屈むと、鯖のにおいが鼻につく。
顔を上げると10寸ほど先に、錨に座る麦わら帽をかぶった男が居た。
タイトなデニムのオーバーオールを着ており、中には黒の半袖シャツ。
黒髭の懐にはにきびのような突起がぽつぽつとあり、じろりとこちらを一瞥すると海の方へと目を向けた。
私は彼に近づき、「釣れますか?」と聞いた。
彼は小声で「やれやれ」とつぶやいた。
私は何か気に障るようなことを言ったのかと訝しりながら焦り、右のポケットからくしゃくしゃの千円札を取り出すと彼に見せた。
じっと無言で、彼は私が摘まんだ千円札を見つめた。
それから竿を地面において、半身を翻すと私の方へと身体を向けた。
彼は左手を水平にまで擡げ、真っ直ぐに伸ばすと私の後方を指さした。
振り返ると千円札は無くなっていた。
彼も消えており、竿が大きく撓った。
バケツを覗くと鯖が一匹。
今まさに、釣り上げられようとしていた。