橋場駅跡(岩手県/雫石町)
1922(大正11)年に「橋場線」として盛岡駅から当駅までが開業しましたが、翌1923(大正12)年の関東大震災の影響で延伸工事が中止、戦中の1944(昭和19)年には不要不急線として雫石駅~橋場駅間が休止となり、両駅間の線路は撤去されました。
戦後、岩手・秋田両県を跨ぐ路線が再び計画された際、建設ルートが現在の田沢湖線のルートへと変更されたことで、橋場駅は再開されることなく放棄されてしまいました。正式な廃止手続きが取られることなく現在も休止駅扱いのままとなっています。
民家の脇にある階段を上ると駅のホームや車止め、建物の基礎などが残されています。今回は2023(令和5)年10月某日に訪問した時の様子をコメントなしで順にご紹介したいと思います。
訪問日:2023年10月
Comment