池島の旅~後編
中編からの続きです。後編では、池島の西側にある高台からスタートし、アパート群や炭鉱創業以前からの集落、発電所施設などを巡りながら東方面へ下り、フェリー発着所を目指します。 ▼8階建てアパートの北側に戻って来ました。じつはこのアパートにはエレベーターが設置されていません。 ▼地形の高低差を利用して、南側からアパートの4・5階に向けて通路(中編でご紹介)を設けています。 ▼そのため、8階の人は1階から階...
中編からの続きです。後編では、池島の西側にある高台からスタートし、アパート群や炭鉱創業以前からの集落、発電所施設などを巡りながら東方面へ下り、フェリー発着所を目指します。 ▼8階建てアパートの北側に戻って来ました。じつはこのアパートにはエレベーターが設置されていません。 ▼地形の高低差を利用して、南側からアパートの4・5階に向けて通路(中編でご紹介)を設けています。 ▼そのため、8階の人は1階から階...
前編からの続きです。前編ではツアーに参加し炭鉱の坑内を見学した時の様子をご紹介しましたが、中編では池島の島内を散策、地上に残る炭鉱遺構の数々を巡ってみたいと思います。 ▼ツアーによる坑内見学が終了した後、島内を散策。 ▼池島港の石炭積み出し施設。 ▼積み出し施設沿いの道路を進んで行くと…。 ▼池島港を反対側から見る形になります。 ▼貯炭場跡。 ▼大型機械がそのまま残されています。 ▼奥に見え...
長崎県・西彼杵半島の西方約7kmの沖に位置する「池島(いけしま)」は、池島炭鉱で栄えた島です。長崎県・長崎市に属しています。池島炭鉱は九州の炭鉱の中で最後となる2001(平成13)年に閉山しました。 閉山から比較的日が浅いこともあり、島内には石炭産業で栄えた頃の名残が数多く残されています。また、炭鉱の元従業員をガイドとして坑内に入るツアーなどが開催されています。ツアー参加と島内の散策をした時の様子を3回に...
▼山形県・舟形町にて。 訪問日:2018年5月1日...
レストラン泉屋をはじめ、周辺にある多くの飲食店が提供している北海道・釧路地方のソウルフード「スパカツ」。今回はスパカツを提供するレストランの一つ、釧路町にある「レストラン 千房」を訪問します。 ▼夜闇に浮かぶオレンジ色の看板。 ▼北海道・釧路町にある「レストラン 千房」にお邪魔します。 ▼広々とした店内。 ▼こちらのお店はスパカツを「ミートカツ(スパゲッティ)」の名称で提供しています。1,000円(...
「日露戦争において、無線通信の重要性を認識した日本海軍により建設された無線電信施設。大正7年(1918)に着工し、大正11年(1922)に完成した。 太平洋戦争の開戦に際しては、『ニイタカヤマノボレ1208』の暗号をここからも発したといわれているが、それを裏付ける資料は確認されていない。」(長崎県HPより) ▼長崎県・佐世保市郊外の森の中から伸びる3本の塔…。 ▼1922(大正11)年に完成した…。 ▼無線送信所の遺...
「第21海軍航空廠の本部庁舎前に設置された防空壕の遺構。第21海軍航空廠は、昭和16年(1941)10月に佐世保にあった海軍工廠航空機部が移転し開設された。海軍の観測機や戦闘機を製造し、5万人の工員が就業した。 この人口増と、関連施設が当時の大村町のみならず周辺の村にも及んだため、航空廠の設置が、大村町と周辺6村が合併し大村市が誕生する契機となっている。」(長崎県HPより) ▼長崎県交通局(県営バス)に乗って...
前回訪問から4年余りが経った2019(平成31)年1月、北海道・中標津町にある養老牛温泉の無料露天風呂「からまつの湯」を再び訪問する機会に恵まれました。 ▼養老牛温泉へ向かう途中の道で。裏摩周を通って斜里へ抜けるルートは冬季閉鎖です。 ▼無料露天風呂「からまつの湯」に到着しました。 ▼自然に囲まれた、何も変わらない風景。 ▼バウシベツ川沿いにある浴槽も以前と変わりありません。 ▼浴槽にコンコンと源泉...
三岐鉄道・北勢線の終点・阿下喜(あげき)駅を訪問します。1931(昭和6)年に北勢鉄道の駅として開業後、度重なる社名変更や事業譲渡を経て2003(平成15)年に三岐鉄道の駅となりました。 なお北勢線は、日本では数少なくなったナローゲージ(レール幅762mm)の旅客鉄道路線の一つです。日本で同じレール幅の路線は北勢線の他、同じく三重県の四日市あすなろう鉄道と富山県の黒部峡谷鉄道しかありません。 ▼度重なる社名変更...
▼鳥取県・米子市にて。 訪問日:2019年2月17日...
「標茶町市街地にある温泉旅館で、大衆銭湯としても昔から利用されております。薄い茶褐色の温泉で、源泉100パーセントのかけ流しの温泉です。」(標茶町観光協会HPより) ▼北海道の道東・標茶町の市街地にある…。 ▼「標茶温泉 富士温泉」にやって来ました。入浴料は360円(訪問日当時)でした。 ▼浴室です。山々を描いた壁画が印象的。 ▼円形と長方形の浴槽は薄い茶褐色のモール泉で満たされています。 ▼素晴ら...
「日本の経済発展を支えてきた、鉄道による貨物輸送が、1873(明治6)年9月15日に始まって以来、2003(平成15)年に130周年を迎えるのを記念して、初めての貨物鉄道を専門とする博物館として当館は開館しました。 主要な展示物であるさまざまな種類の実物貨車は、全国の鉄道事業者や企業・個人からの寄贈や貸与によるもので、現存する最古級の貴重な車輌が勢揃いしています。 当館は、一般からの寄付と、ボランティアにより運...
「『憩の家かや沼』の温泉は、釧路湿原国立公園で唯一の天然温泉です。恵まれた泉源環境から、全ての浴槽で循環使用や再湧かし無しの天然温泉掛け流しであることが自慢です。 大浴場は男女ともに4つの浴槽と打たせ湯があり、湯冷めしにくく肌に優しい温泉です。いつ入っても清潔で気持ちのよい天然温泉を、ぜひお楽しみください。」(公式HPより) ▼北海道・標茶町の釧路湿原近くにある…。 ▼「憩の家 かや沼」にお世話に...
北海道・弟子屈町に「そばラーメン」なるメニューを提供するお店があります。日本そば用の出汁に中華麺が入ったものらしいのですが、どんな味なのでしょうか。訪問時の様子をご紹介します。 ▼北海道・弟子屈町の役場近くにある「両国食堂」へやって来ました。 ▼昔ながらの食堂です。 ▼気になる「元祖そばラーメン」の文字。注文したのは…。 ▼「そばラーメン+ミニ豚丼」1,050円(訪問日当時)。 ▼日本そば用の出汁...
近江鉄道は滋賀県東部で鉄道・バス事業を行う地方私鉄です。鉄道は本線(米原~貴生川)・多賀線(高宮~多賀大社前)・八日市線(近江八幡~八日市)の3路線から構成されていますが、HP等では全路線が4つの区間に分けられ、夫々の区間に愛称とラインカラーが設定されています。 2018(平成30)年8月、近江鉄道に4つある起終点駅を訪問しましたので、その時の様子をご紹介します。訪問時に使用した切符は1日乗車券の「1デイス...
▼北海道・中標津町にて。 訪問日:2019年1月11日...
1970(昭和45)年に廃止された雄別炭礦・尺別鉄道線の新尺別駅付近に残る遺構の数々。前回訪問から7年余りが経った2019(平成31)年1月の某日、再訪の機会に恵まれましたので、その時の様子をご紹介したいと思います。 ▼新尺別駅前のメインストリート。 ▼「尺別生活館」だった建物は前回訪問から変わらず…。 ▼ガソリンスタンド跡も残されていました。 ▼鉄道線の跨道橋も以前のまま。 ▼現在は人の気配が全く感じられ...
「旭川沿い国道313号から階段を少し上がった所にある風情のある木造共同浴場『真賀温泉館』。付近の温泉宿の湯元となっており、天然の岩風呂がある湯治場として古くから知られています。 岩の割れ目から湧き出す温泉を天然石で囲った浴槽は、男湯、女湯家族湯、幕湯に分かれており、底は天然の岩盤でできています。岩盤に直接穴を空け、差し込んだ竹筒から流れ出る温泉は、風情満点です。」(湯原温泉郷HPより) ▼岡山県・真...
「湯原温泉の原風景で昔そのままの天然の露天風呂です。川底の砂を噴き上げながらお湯が湧いている事から『砂噴き湯:砂湯』と呼ばれています。地元の皆さんにより管理され無料で開放されています。塩素添加による消毒や濾過装置など使っていませんので利用者のマナーが求められます。」(湯原温泉郷HPより) ▼岡山県・真庭市の湯原温泉にやって来ました。 ▼湯原温泉の案内板。砂湯は温泉街の一番奥にあります。 ▼湯原...
北海道・札幌市の大通り沿いにある新大通ビル。かつて1階には商工中金札幌支店が入っていたビルです。そのビルの地下1階にあるのが「やきそば屋 大通店」、老舗の焼きそば店です。 ▼「やきそば屋 大通店」です。 ▼カウンターのみの店内。 ▼注文した「Aセット」600円(訪問日当時)が出てきました。 ▼エビ・イカ・玉子・五目野菜・千切りキャベツ・焼きそば(1玉)・スープのセットです。 ▼ゴムまりのような焼きそば...
「美作三湯の一つ奥津温泉は江戸時代より開かれ、温泉街となってきたのは大正時代のこと。『足踏み洗濯』が行われる露天風呂を中心に、川沿いにしっとり風情のある老舗旅館や民宿が立ち並びます。」(「かがみの旅とくらし」HPより) ▼岡山県・鏡野町にある奥津温泉にやって来ました。 ▼温泉街の駐車場にある案内板と…。 ▼温泉スタンド。 ▼吉井川に架かる奥津橋を中心に温泉街が広がります。 ▼左岸にあるのが洗濯...
▼愛知県・豊橋市にて。 訪問日:2018年12月16日...
「昭和22年、初代村山吉弥が屋台から始めた『青葉』。山海の幸をブレンドした風味豊かな醤油スープと、よくなじむ縮れ麺は、まさに正統派旭川ラーメン。伝統の味を守り続ける老舗の名店、ここにあり」(店内の紹介文より) ▼1947(昭和22)年から続く老舗ラーメン店「青葉」にやって来ました。 ▼「正油らぅめん」750円(訪問日当時)。海苔には白い文字で店名がプリントされています。 ▼かための縮れ麺としっかりした醤油...
今回は、秘境駅フリークのバイブル的HP「秘境駅へ行こう!」で上位にランキングされている新改駅を訪問します。高知県・香美市にあるJR四国・土讃線の駅で、今では珍しいスイッチバック式になっています。 ▼高知方面に向かう列車は新改駅到着前に一旦、引込線に入り…。 ▼バックして新改駅に進入します。 ▼新改駅を発着する列車は、上下線とも青色のN字に沿って進入・退出します。 ▼新改と書いて「しんがい」と読...
2011(平成23)年3月11日の東日本大震災により全線が不通になって以降、JR東日本・常磐線は復旧工事により運転再開区間が徐々に拡大してきました。2017(平成29)年10月21日には竜田~富岡間が復旧、不通区間は富岡~浪江間20.8kmを残すのみとなっています。 過去に南側の終点だった広野駅・竜田駅に続き、今回は現時点での終点・富岡駅を訪問したいと思います。なお、JR東日本は不通区間を2020(令和2)年3月までに復旧す...
「三八製麺所では『完全自家製麺』で支那そば、つけ麺の販売をしています。大人気の『濃厚魚介豚骨つけ麺』は、豚骨スープと魚介スープのWスープと、もちもちつるつるの麺が自慢です。」(公式HPより) ▼JR四国の徳島駅前にある「三八製麺所はじめ」を訪問。 ▼「つけ麺」780円(訪問日当時)。麺大盛は無料です。徳島特産の“すだち”がアクセント。 <データ(訪問日時点)> ・所在地 徳島県徳島市元町1-24 ...
「札幌中央区役所裏にあるちょっと怪しい手書き風の看板が目印の焼そば屋です。ソース焼そばや各種あんかけ焼そばをお楽しみいただけます。お手軽にお腹いっぱい焼そばを召し上がっていただきたいとの思いでお得な大盛りメニューもご用意しております。 ランラン名物『ジンギスカン焼そば』や大人気の『しょうゆ焼そば』新食感のオリジナル『カレースープ焼そば』もございますのでいろいろ焼そばをいろいろなサイズでお楽しみく...
南海電気鉄道の電車に乗って、和歌山港線の終点・和歌山港駅に降り立ちます。かつて和歌山港線は和歌山港駅より一つ先の水軒駅が終点でしたが、2002(平成14)年に和歌山港~水軒間が廃止、和歌山港駅が終点となりました。 ▼南海電気鉄道の電車に乗って、和歌山港線の終点・和歌山港駅にやって来ました。 ▼島式1面2線のホームを持つ盛土駅です。ホーム部分が3階に相当します。 ▼改札口はホームから階段を下りた2階部分に...