村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

沖縄でますます横暴化、狂暴化する自民党政府のもとでの機動隊による沖縄住民への抑圧。強い抗議の意味を込めて、記憶のために記録。

機動隊員が住民を制圧するためにふるっている暴力があまりにもひどく、同僚機動隊員さえ思わず「制止」する光景。末端の機動隊員の暴走という面もあるでしょうが、警察や機動隊の上層部の暴力的権力行使命令や、さらには安倍自民党政権の暴政がなければこのような機動隊員の暴力はありえないでしょう。

機動隊員の　余りの「乱暴」さ　見かねた同僚機動隊員が思わず 「制止」に入る始末　辺野古ゲート前12/7 pic.twitter.com/X0FTRQIATi

— 水 (@abehorobos) December 6, 2015

本当だ。「ゆっくりやれ！」と一生懸命声をかける同僚。 機動隊員　目に余る乱暴に同僚が制止に入る　辺野古ゲート前12/7 https://t.co/IqB40E6uH6 @YouTubeさんから

— ぐら (@GlamGOBErt) December 7, 2015

沖縄で日本政府の沖縄米軍政策に抗議する市民に対する政府・警察・機動隊・自衛隊からのこのような暴力行使はこの一例だけではなく、他にいくらでもあることは沖縄の人であれば知っています。

さらに、機動隊員の暴力行使を応援する本土の地方議会議員まで出る始末。中央の自民党政治が暴力化していることが日本全体を汚染し毒している様子がよくわかります。

●沖縄タイムス＋プラス
辺野古反対派「けとばせばいい」　小松茂・洲本市議が本紙Fbに書き込み
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=143946
2015年12月1日 17:42

小松茂洲本市議のコメント。上のコメントは現在は削除されている（Facebookから）

　兵庫県洲本市の小松茂市議（６３）が、沖縄タイムスの公式フェイスブックに、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古移設に反対する住民について「けとばせばいいんだよ」などと不適切な書き込みをしていたことが１日、分かった。

　書き込んだのは、米軍キャンプ・シュワブ前で座り込みをしていた住民が、機動隊員ともみ合いになりけがをしたとの記事を紹介した１１月２８日の投稿。「あの鉄板の入った頑丈な靴で、思いっきりけとばせばいいんだよっ」とコメントした。既に削除し、おわびの文章を掲載した。

　小松市議は取材に「暴走した書き方をしてしまった。立場を考えれば良くなかった」と釈明した。（共同通信）

（転載ここまで）

小松茂兵庫県洲本市議（63）、連続当選6回、議長2回、自民党。 機動隊員ともみ合いになり、男性の肋骨が折れた疑いがあるという記事に、「あの鉄板の入った頑丈な靴で、思いっきりけとばせばいいんだよっ」 また「酒に酔って」だってさ… https://t.co/3nH7kigtG9

— mipoko:NoWarNukesFur (@mipoko611) December 1, 2015

この市議、謝罪していますが、本当に考えを改めたのなら、自民党と決別するくらいの決意がなければならないと私は考えます。この市議の今後の身の振り方を注視する必要がありそうです。

参考。

●Naverまとめ
兵庫県洲本市の小松茂元市議会議長が沖縄紙Facebookに基地反対派「けとばせばいい」と暴言
http://matome.naver.jp/odai/2144904227073994301
兵庫県洲本市の小松茂市議が沖縄タイムスの公式Facebook上で基地反対派に対し「けとばせばいい」と暴言を書き込んでいたことが分かった。沖縄県民からの反発は必至とみられる。小松茂市議は合併前より6回当選のベテラン議員で、議長を２回経験している 更新日: 2015年12月02日

（引用ここまで）


そして、辺野古移設反対の市民運動のリーダーが逮捕されています。地元紙の報道を見ると、逮捕に値する件だったのか疑わしいです。

本当に乱暴な事をするな政府は最近の官憲は横暴なやり方目立つ。海上保安官が反対する国民を暴行をしたのは記憶に新しい。 ■辺野古移設反対リーダーを逮捕　基地侵入容疑、本人否認 https://t.co/GSfM4GC81g

— aosora (@aoisoratokumo) December 5, 2015

●琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
山城議長ら計３人の身柄拘束　辺野古ゲート前
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183415.html
2015年12月5日 11:47

警察車両に駆け寄り抗議し、拘束される沖縄平和運動センターの山城博治議長＝５日午前９時４５分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

　【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、５日午前、建設に抗議し米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込む市民らのべ約２００人と、それを排除する機動隊との衝突時に、抗議行動のまとめ役でもある県統一連の瀬長和男事務局長と男性が公務執行妨害の疑いで警察に身柄を拘束された。また、沖縄平和運動センターの山城博治議長が同基地の境界線を越えて抗議したとして、身柄を拘束された。
　市民らが機動隊の排除が手荒だとして機動隊を取り囲んで抗議していた際に、瀬長事務局長らは身柄を拘束された。瀬長事務局長と男性の身柄は名護署に移されている。集会で市民らは「瀬長事務局長は市民と機動隊の間に入って混乱を収めようとしただけだ」と主張した。
　山城議長は、大音量で警告を繰り返し集会を遮った警察車両に、基地の境界線を越えて駆け寄り抗議、拘束された。山城議長の身柄は午前１１時現在、同基地内にあるとみられている。
　市民らは「不当逮捕だ」として抗議する座り込みを続けており、機動隊は午前１１時までに小規模のものも含めて少なくとも１５回の排除を行った。
　一方、新基地建設が計画される大浦湾に面した浜では、作業員らが「仮設道路付け替え」作業を行う姿が確認された。
【琉球新報電子版】

（転載ここまで）

山城氏はその後釈放されています。

12月6日午後8時に、沖縄平和運動センターの山城博治議長が釈放されました。県統一連の瀬長和男事務局長と70代男性の今日の釈放はありませんでした。山城議長は「先に出て2人に申し訳ない」と話し、「2人を1日でも早く返す」と市民らと共に拳を上げました。#辺野古 #沖縄

— 琉球新報辺野古問題取材班 (@henokonow) December 6, 2015

しかし、釈放されたとはいえ、日本政府に抗議する沖縄市民はこういう圧力のもと抗議を続けていることを本土の者は知らなければなりません。沖縄は何度も選挙で沖縄米軍政策に反対する民意を表明しているのに、日本政府（特に自民党）はそれを無視して警察・自衛隊・機動隊を投入して沖縄抑圧を続けています。自民党の日本が民主国から程遠いことの一つの現実の例です。



海上保安庁の暴力についても追記。

海上保安庁ってひっでー事すんなぁ。 まとめあげられるってどんだけだよ？ 辺野古は機動隊にしろ、海保にしろ調べれば調べるほど 政府権力の横暴で腐って見える。 今に始まったことじゃねーんだってよ。 辺野古：海保の暴力まとめ https://t.co/ztUvfYPU1l #辺野古

— カナmen (@Kanamen2) 20 Novembre 2015

昨日、海保の広報に電話して抗議と質問した。「海保の暴力行為を市民に訴えられたらどうなるんですか？」と聞いたら「新聞などでお騒がせしていますが、怪我をさせたという事実はありません」と言われて、驚きすぎて三回くらい聞き返した。

— ちょびー (@chobico58) 21 Novembre 2015

最初、ふざけんなってめっちゃ腹立ったけど、冷静になった今はむしろ恐怖だよ。権力による暴力を「なかったこと」にできるなら、そのうち拷問弾圧やりたい放題だよ。ピノチェト政権下のチリまでカウントダウンだよ。

— ちょびー (@chobico58) 21 Novembre 2015

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