村野瀬玲奈の秘書課広報室

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あんち・アンチエイジング・メロディ
相次ぐ災害、もう国は地方を顧みないのか
http://blog.goo.ne.jp/ibis083/e/195c961d234cc5ad7b0c721aa132aae1

で知って読んでみました、自民党の早川忠孝衆議院議員のブログ。自公与党がまだまだ成立をうかがっている「共謀罪」に関心のある方は、衆議院法務委員会の与党理事として名前を覚えているかもしれませんね。

●早川忠孝の一念発起・日々新たなり

「2007年07月14日　潮目が変わるとき/台風と選挙」から一部引用

(...)
マスコミの報道も台風情報が中心となってきており、あれほど騒がれていた赤城大臣の事務所費問題や年金記録問題は隅の方に追いやられている。

当然のことである。

台風がいつ自分の住む地域を襲うか、どのくらいの勢力の台風か、台風の被害を最小限に止めるにはどうしたらよいか、祭り等の行事は予定通り準備してよいか、外出しても大丈夫か、など、自分の生活に直結する台風と、自分の生活にどう関わるかよく見えない選挙では、国民の関心の度合いがまるで違う。

今までの報道振りが異常だったのである。

おそらくこれから１週間近く、私たちは台風情報を追いかけることになろう。

熱い戦いの火蓋が切られたはずであるが、今日の朝刊各紙の選挙に関する報道は急に地味になってきた。

(...)

年金記録問題も、総務省に設置された第三者委員会が活動を開始したことで、政府に対するマスコミの批判のトーンが弱まってきた。

これまで年金問題が選挙の争点であるとマスコミは煽ってきたが、どうも選挙の争点がボケてきた。

(...)

台風の被害が出ているのに、台風はそっちのけで選挙ばかり取り上げ、政府批判を繰り返していれば、政治的に偏向していると批判されても仕方がないだろう。

（引用ここまで）

「自分の生活に直結する台風と、自分の生活にどう関わるかよく見えない選挙」ですって。

自分の生活にどう関わるかよく見えないから情報も報道は少なくてもいいと。

これが曲がりなりにも民主主義国ということになっている国会議員の認識かとあきれます。

台風と選挙をくらべて、台風が自分の生活に直結することの説明として、

「台風がいつ自分の住む地域を襲うか、どのくらいの勢力の台風か、台風の被害を最小限に止めるにはどうしたらよいか、祭り等の行事は予定通り準備してよいか、外出しても大丈夫か」

ですか。

有権者をあまりにもバカにしていませんか、早川議員。選挙の結果によって構成される議院の議員たちが決める法律は、年金問題、消費税上げ、教育、その他、すべて生活と直結しています。

年金問題や税制のあり方は、祭りや外出の都合よりも長期にわたって国民の生活に直結しているはずですが、早川議員にとってはそうでないようです。

一方、台風や地震のような自然災害について語るなら、それらの災害から住民をどう守り、安全を確保し、災害復興を適切におこなうかという、制度的・予算的枠組みをつくることが必要でしょう。

自民党ではそれに対してどう考えているか、「津久井進の弁護士ノート」にとてもわかりやすいエントリーがあります。

「災害対策の具体的公約を挙げてもらいたい」
http://tukui.blog55.fc2.com/blog-date-20070716.html

「今こそ被災者生活再建支援法の改正を最重要課題に！」
http://tukui.blog55.fc2.com/blog-date-20070717.html

津久井先生のこの二つのエントリーで具体的にわかることを二つ。

その一。今回の参議院選で、野党はどの政党も災害対策を公約に具体的に盛り込んでいるのに、与党である自民党も公明党も、災害対策としての「被災者生活再建支援法」の改正に完全に後ろ向きであること。

その二。小泉内閣のときに民主党の森ゆうこ議員が「トータルな災害復興基本法の整備について」与党に問いただしているのに、小泉首相はじめ与党の答弁がまったくおざなりであったこと。

自民党は祭りや外出の都合は気にするけど、トータルな災害復興基本法の整備はやる気がない、という理解でよろしいでしょうか、早川議員。

有権者への尊重を欠き、災害被害者に対するサポートもほとんど何も考えていない自民党の姿がよくわかりました。

自民党の溝手顕正よりも津久井先生に防災担当大臣をやっていただきましょう！

早川議員のブログには、上に引用した記事よりも以前に
「改めて安心･安全･信頼の国づくり/今回の参議院選挙は私自身の選挙である」
という記事もあります。自公のやり方を見ていると、ちっとも信頼できないし、安心もできないし、ますます日本が危険になっていくと思う私です。










では、選挙に向けて、合言葉を。

政権交代を止めるな。

政権交代は、あらゆる改革につながる本丸。

命落とすな、自公を落とせ。

安倍のカメラ目線が気持ち悪いかどうかを国民に問う選挙です！ (c)水葉さん＠護憲アマゾネス軍団美人リーダー

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