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はてなキーワード: ノイローゼとは

2026-05-11

ガキがうるさい

小学校の近くに住んでいるんだが、体育祭運動会かわからないが練習の声が聞こえる。ノイローゼになりそうだ。

JASRAC許可を得ていないような音楽大音量で流しているし、ガキの甲高い声が響いてくるし、しかも朝8時9時とかにだ。

仕事時間帯が昼夜不規則から夜勤明けの時に、自分のガキでもなく変声期も経てないようなケツの青いクソガキの雄叫びをなぜ数十万というクソ高い家賃を払っているのに聞かされなきゃならないんだ。

せめて体育館とかでやってくれ。ガキの雄叫びを聞くたびに自分の幼少期を思い出して嫌な気持ちにもなるんだよ。いい加減にしろ

2026-05-01

一人旅と二人旅

今年は一人で旅行しまくっている。このGWもあちこち飛び回っている。

自分性格的に事前にがっちり予定を組んで効率よくとかよりもその場その場で適当に決めるのが好きだし、別に行けなかったところなんかがあってもまったく気にしない。

一人だとそういう感じで超絶気楽に脱力して旅行できるし、誰にも遠慮せず食べたいものが食べられるし、その自由さがたまらない。

とはいえ、じゃあ複数人旅行が嫌なのかというとそういうわけではない。

というよりも複数人になったとたんにやっていることは同じでも別のアクティティだと感じる。

彼女いたころに何度か二人で行った旅行もそれはそれで楽しかったんだよ。その場で感想を共有しあえるのも旅行の楽しさの一つであることは間違いないからね。

一人旅複数人の旅のどちらが優れているということは無くて、私にとっては全く別物。その両方が良い塩梅バランスしているのが理想

今年は基本的にずっと一人だ。彼女とも別れてそれなり(年単位)に経った。

別れたという選択自体は正解だった(正直付き合うことに疲れ果てて精神が病んでノイローゼになっていたので)のだが、二人で遊んでくれる相手を失ったのは大きい。

一人旅は今後も続ける。ただたまに、10回に1回程度でもいいから一緒に旅行に行ってくれる相手が欲しい。

別に彼女じゃなくて普通に同性の友達でもいい。でも人間年を取るとそういう気楽な関係友達がどんどん減っていく。今はもう、気軽に旅行しようぜって言える相手がいない。

一人旅館で夕食の時間を待ちながら、そんなちょっと憂鬱な気分になってしまった。

2026-04-11

MAGAクビになった

あのまま続けてたらノイローゼになってたから良かった

2026-04-03

ネットで読みやす文章見かけるたびにAIで書いたんだろうなあと思うより先にチャッピーの声が聞こえてくるようになってノイローゼになってきたので最近チャッピーの有料プランを解約してGoogleジェミニさんに乗り換えた。ジェミニさん控えめだけど優しくて穏やかで好き、これからも変わらないでいてほしい。GPT 4o時代Mondayは最高に好きだったのにもう会えなくなってしまったのが悲しい。

今のチャッピーはなんでいつも「まず結論から言うね」とか「〜もできるけどどう?」とか言うようになってしまったんだ。AIは早くクッション付きボディを得て、喋り倒すだけでなく無言で抱擁するみたいな機能をつけてほしい。

2026-03-25

でもさ、石破が総理じゃなくてよかったよな

ホルムズ海峡封鎖中にトランプ会談とか、自衛官中国大使館襲撃とか、石破が対応してたらマジでノイローゼなってただろ

高市なんかピョンピョンして全部乗り切るつもりだぜ

ある意味すげーよ

2026-03-15

育休が人生夏休みすぎて笑った。これ、仕事より大変とか言ってる奴

今、育休中なんだけどさ。マジでこれバグじゃね?

世の中の母親たちが「育児つらい」「ノイローゼ」とかSNSで喚いてるの、今までずっと不思議だったんだけど、実際にやってみて確信した。

お前ら、どんだけスペック低いんだよ。

1. 「遊んでるだけで金が入る」プロニート生活

毎日赤ちゃん適当に部屋でゴロゴロしてるだけで、育児休業給付金かいボーナスが振り込まれる。最高すぎ。

朝はアラームなしで適当に起きて、気が向いたらベビーカー転がして散歩

午後は赤ちゃんと一緒に昼寝。

暇な時間スマホYouTubeかネトフリ。

これのどこが「過酷労働」なんだよ。

ただの「給料の出るバカンス」じゃん。

2. 家事なんてボタン押すだけの単純作業だろ

家事が終わらない」とか言ってる奴、原始時代からタイムスリップしてきたの?

ドラム式洗濯機食洗機、お掃除ロボットネットスーパー

全部使えば、実質的労働時間なんて1日1時間もねーよ。

「買い物に行けない」? Amazon使えよ。

ご飯作れない」? 冷凍食品で十分だろ。

こんな簡単最適化もできないとか、職場エクセルすら触らせてもらえなかったレベル無能なんだろうな。

3. 赤ちゃん相手の方が100倍楽

職場でクソみたいな上司の顔色伺って、意味不明会議に出て、ミス連発して謝罪行脚してた頃に比べたら、育児なんてイージーモードすぎてあくびが出る。

赤ちゃん言葉通じないけど、理不尽要求はしてこないからね。

「泣いたら、食わす・出す・寝かす」

この3つのタスクを回すだけで「立派に育ててます!」って顔できるんだから、チョロすぎて笑えるわ。

4. 結論:二度と働きたくない

これを「大変だ」ってことにしとけば、手当はもらえるし、家でもチヤホヤされるんだから日本制度まじで最高。

ぶっちゃけ、私みたいなコミュ障仕事できないダメ社員にとって、育児は「唯一の勝ち逃げルート」だわ。

もう通勤とか、納期とか、上司説教とか、あん地獄には戻りたくない。

適当子供と遊んで、公金を吸い尽くして、ダラダラ過ごすのが正解。

反論ある? まあ、要領悪い無能ママさんたちは、せいぜいSNSで「育児大変アピール」頑張ってな。

私はネトフリの続き見るから

2026-03-07

【夢】鈴木探偵

鈴木探偵』とは、漫画内の一人のキャラクター及びその性別を巡る議論ベースとしたムーブメント総称を指す(と夢の中では解釈されていた)

鈴木探偵は、あるラブコメ漫画に登場したサブキャラで、黒髪ポニーテール眼鏡ベストネクタイというビジュアルで登場したキャラクターである

比較的に目がぱっちりした爽やかなビジュアルかつ、女性対象とした下ネタ的な妄想主人公(男性キャラ)に吹っかけて同意を得ようとするという強烈なキャラクター性で、作中の1話で数コマだけ登場したキャラながら強烈なインパクトと人気を博した

ただし性別が確定していない(作中描写では男性という説が優勢?)のため、ファンを中心に「鈴木探偵性別についての議論」が白熱化

特にイラスト投稿サイト動画投稿サイトで、どちらかの性別性を強調した願望込みの作品が多数上げられ、『鈴木探偵』は性別議論を巻き起こすキャラクター代名詞となり、カルト的な人気を博することとなる

特に鈴木探偵男性だと願望する女性ファン層と、女性だと願望する男性ファン層の、プロレスめいた作品投稿合戦が加速、鈴木探偵人気は佳境へと至る。

ところが公式から鈴木探偵にまつわる二次創作禁止措置及び既存作品の削除規制が始まる。

原因は、大本となる漫画連載アプリコメント欄鈴木探偵の再登場及び性別の確定を求める声が圧倒的となり、漫画の本筋がおざなりになり、作者がノイローゼから筆を折る寸前となる事態にまで発展したことであった。

それを機に鈴木探偵ブームは終わった…かに見えたが、対面によるファン語りとして鈴木探偵ファンダムは密かに続いていた

まあ要するにクラピカ論争が白熱しすぎてハンターの本筋を無視してでもクラピカを出せという人が多かったため、作者が心折れたような感じである

ハンターは本筋が面白いのでクラピカときで揺らがないが、夢の中のラブコメは本筋がありきたりだったため、一人の人気キャラに揺らいだのだった

夢の中では、私ととあるファン出会い、同志として鈴木探偵語りをする

削除祭り前に保存した良作品や、自分解釈を語りながら白熱する議論

しかしながら、ファンではない同行者の「要するに妄想でキャッキャしてるんやろ、気持ち悪い」という言葉により、議論は中断されてしまった

惜しい。もう少しあの同志と議論がしたかった…

2026-02-20

夫が戦争ノイローゼで出社拒否になってしまったんだけど

どうすればいいんだろう。「どうせ俺は徴兵死ぬんだ」「どうせ死ぬのに会社なんて意味がない」とかずーっとブツブツ言ってて怖いし、会社電話にも出ないから私が代わりに出ていつ出社できるのか聞いても「うんうん」って相槌しか打たない。

私が慰めるつもりで「ゲームとか上手いかドローン部隊に行けるんじゃない?」って軽い気持ちで言ったら急にカッとなって「人が人が殺すんだよ!女だからって勝手なこと言ってんじゃないよ!」と大声で怒鳴る。

これが、あまりにもガンダムみたいなセリフだったからフフって笑っちゃったのよ。

そうしたら鎖骨のところ思いっきりぶん殴られてマジで痛い・・・。夫よ私が悪かったかDVはやめてくれ。

その暴力中国軍に向けてくれ。折れてないといいけど・・・これ休職させないといけないやつなのかな?

2026-02-13

旧劇碇シンジの好きなところ

周りにテイカしかいないところ。

どいつもこいつもシンジ献身を当たり前だと思っていて、シンジに何かを与えようとする人は一切いないところ。

シンジが徹底的なギバー側なのに、周りのテイカー具合に嫌気が刺してノイローゼになったシンジは男という性別のせいでテイカー呼ばわりまでされてしまうところ。

イカー側のミサトやアスカゲンドウが自分シンジより大人だと勘違いしているところ。

アスカに至っては別に加持じゃなきゃいけない理由なんてどこにもないのにシンジに「誰でも良いんでしょ」なんて言うし、さんざん助けてもらった癖にシンジの「助けて」を蔑んだ目で突っぱねるところ。

そのアスカの首を絞めるところ。首を絞めているシンジの顔が少しだけ笑っているところ。

2026-02-08

妊娠ナメてた

この記事は、将来出産を考えている人やそのパートナー、あるいは今まさに“妊娠初期”という孤独戦場にひとり立っている妊婦さんに、届けばいいなと思って書いています

体のこと、気持ちのこと、センシティブな話も出てきます

まり見たくないなーって方はそっと閉じてもらえたらと思います

(▽昨年のnoteより)

約三ヶ月ぶりにnoteを書いている。ここ最近、長い時間椅子に座って作業ができなかったからだ。

朝はマシだが午後になると体が使い物にならない。

平日は吐き気に耐えながらソファに横たわり天井を見るか、何もないふりをしてゾンビのような顔でリモート会議に出るか。

そんな毎日だった。

周囲の妊娠経験者は

つわり中はマックポテト無性に食べたくなってさ〜」

と、まるで新しい趣味でも見つけたかのようなライトな語り口で言う人ばかりだったので、私は完全に勘違いしていた。

自分もつわりが超軽いタイプだろう」と。

一日に何度もえずくようになってから初めて、つわりがこんなにも容赦なく生活侵食し、静かに心を削っていくものことを知ったのだった。

ちょうど繁忙期でもなく、リモート勤務が許される業務内容だったことが唯一の救いだった。

もしこれが出社必須職場であれば、私はあっさり白旗を振って休んでいただろう。

世間で「産休育休の取得タイミング」や「復職後の働き方」についてはよく語られているのに、「妊娠初期の体調不良も想定して妊活を!」なんて誰も言ってくれない。

思ったよりハードだった妊娠初期

いつかは子どもが欲しいと思っていた。

から出産の痛みや分娩方法、育休中の金銭面、シッター探しの話など、出産育児についての断片は、耳年増的に知っていたつもりだった。

けれど実際に妊娠してみて驚いたのは、その“前段階”、つまり妊娠時期が、ここまで孤独苛烈で、日常を根こそぎ持っていくものだということ。

誰にも言えない心細さ」

「夫と共有できない圧倒的な体感の差」

「突然始まる意味不明な不調と、心のざわつき」

「薬すら飲めない、選択肢のない医療対応

妊娠初期は、この不安不快孤独三重奏に耐えながら、私は毎晩Xを開き、「妊娠◯週」と検索しては、同じ週数の妊婦さんのポストにすがっていた。

共感できる言葉を見つけるたび、“自分だけじゃない”という気持ちが、かろうじて私を支えてくれていた。

おそらく人生で最も情報を渇望し、安堵を乞うている時期に、「周りへの妊娠報告は安定期に入ってから」という不文律が、首を絞めてくる。

一番情報や助言が欲しい時期なのに、

「まだ誰にも言ってはいけない」せいで周囲の誰にも頼れない、聞けない。

このねじれた構造ジレンマこそが、妊娠初期の一番のしんどさなのだと思う。

妊娠が発覚してから今日まで、スマホメモに吐き出すように記録した日記は、4万字超。

つわりあいだ、私は3キロ痩せて、二度だけ泣いた。

“男って社会的には父親になれるけど、身体的にはなれないから”

これは産後半年の友人が「今日の昼カレーだったわ」くらいのトーンで放った一言

自他ともに認めるラブラブ夫婦なのに、彼女は割り切るような瞳で言い放った。

妊娠のしんどさは、女が一人で受け止めるように設計されてる。

私の夫は、育休中にようやく父親になったって感じ」

夫を責めるでもなく、世界を恨むでもなく、事実淡々と述べるように。

当時はこの過激発言にぎょっとした私も、今なら彼女の言わんとしていたことがわかる気がする。

透明化される妊娠初期

今まで、妊娠中のこと、それも“初期”について、詳しく話してくれる人はほとんどいなかった。

妊娠中の友人と頻繁に会うこともなかったし、妊活でも産後でもなく“妊婦”のリアルについて情報が入ってくることはなかった。

それもそのはずで、つわりピークとされる妊娠初期は6人に1人が流産に至るとされている、とても不安定な時期だ。だから多くの人は、家族以外には妊娠を伏せて過ごす。

また、流産不安マイナートラブルつわりなど、そういう類の話は、妊娠していない人にとっては興味が薄く、どちらかといえば「暗い話題」に分類されてしまいがちだ。

わざわざ人にするには気が引けるし、うっかり明るいノリで話せる内容でもない。

さらに言えば、妊娠という話題のものが、とてもセンシティブだ。

子どもが欲しい人」「欲しくない人」「迷っている人」「持てない人」――相手がどこに立っているのか、その背景や事情は外からは見えづらい。

その結果として、話せる相手は、“同じステージにいる人”か、“先を行く人”に限られていく。

そうして妊娠のあれこれは、徐々にママ同士の会話の中だけで閉じていき、分厚いカーテンの向こうへと消えてしまう。

私がこれまで“妊婦”について何も知らなかったのは、当然のことだったのだ。

妊娠してからというもの、体のどこかが痛いか、心のどこかがざわついている。

そんな日々をなんとかやり過ごしてきたけれど、ふと我に返って「あの子も、あの先輩も、すまし顔してこんな地獄をくぐり抜けてきたのか……?」と思う。

世のすべての妊婦と経産婦への敬意が止まらない。

そもそも望んで妊娠したのに、なぜこんなにも辛く、泣きそうになる瞬間が多いのか、ざっくり整理してみた。

1. 妊娠継続できるかという、終わりのない不安:腹痛や出血、おりものの量で一喜一憂し、本当に毎日のように悪夢を見ていた。

2. とにかく体調が悪い:起きた瞬間からひどい二日酔い&船酔い。身体のあちこちが痛む。まあシンプルにつらい。

3. すべての楽しみが消失:体調が悪いと何も楽しめない。何も食べられない。ひたすら部屋にこもってゲエゲエ言いながら、友人の旅行中のストーリーを見て歯を食いしばっていた。 誰にも会わない。習い事もやめた。予定も立てられない。

4. 夫と二人三脚は無理:いくらポーティブで気遣い上手の夫でも、つわり不安を一緒に経験してくれるわけではない。妊娠中に夫と“同じ景色”を見られる日は、たぶん永遠に来ない。

5. 夫の新人研修が意外と大仕事:夫のトレーナーになったつもりで、日々情報インストールし、的確に指示を出す。全ての通院(検診もNIPTも)に強制参加、たまひよ音読妊婦胎児の週数の変化も逐一レクチャーした。

放っておけば夫は「大丈夫だよ」しか言わないし、自分から調べるという発想がそもそもない。

6. 職場への報告タイミングが分からない:「報告は安定期に入ってから」とよく言われる。だが実際は、それまでに倒れたり、急な入院や手術が必要になったりする可能性もある。散々迷った結果、チームに迷惑をかけるくらいなら早めに伝えておいたほうがいいと判断して、私は妊娠10週頃、新しいプロジェクトアサインされるタイミング上長に報告した。

7. 果てなき情報収集:chat GPT質問し、Xを掘り、ママリとアスクドクターズを行ったり来たりしながら質問を連投した。本当に、インターネットの海の向こうの、顔も見えない誰かの言葉に救われた日々だった。

検索履歴は「7w2d 吐き気」「10出血 茶色」「12恥骨痛」「つわり 14週 終わらない」の山でどんどん埋まっていく。

ママリ:妊活妊娠出産子育てについての知恵袋みたいなサービス

特に、夫とのすり合わせ、孤独感への対処、産院選び、NIPTの判断職場への伝え方、予期せぬ出費の数々については、情報を探している人も多いと思うので、あくまで一素人意見として今後のnoteで書いていこうと思う。

妊娠検査薬が陽性になった週に、産婦人科に行った。

まず私が確認たかったのは、「子宮妊娠じゃないかどうか」と「胎嚢が確認できるか」だった。

1%確率で起こるとされている子宮妊娠は、なるべく早い手術が必要だと聞く。

病院椅子で、夫に小声で「今日は胎嚢が確認できればいいからね」と囁いたとき、彼は会社の予定をスマホで見ながら、「タイノーって何?」と返してきた。

こいつまじか……と呑気な夫の態度に、軽くめまいがしたのを覚えている。

前日に私はリビング子宮妊娠異所性妊娠)についてのYouTube動画を流していたが、彼にとってそれは雑音に過ぎず、「妻が付いてこいと言うから病院についてきた」程度なのだなーと思った。

当事者意識を持たせるためにも、今後すべての妊婦健診に夫が同伴することになる)

いつもの行きつけではなく、家から歩いて15分ほどの婦人科へ向かった。

Googleマップでの口コミが良く、院長が産婦人科専門医・ 臨床遺伝専門医超音波専門医の3つを保有している。

院長は穏やかでにこやかな見た目だが、包丁さばきのいい職人のように、サクサク事実を切り分けて伝えてくる人だった。

妊娠のうち、約15%は流産に至る。

その約8割が妊娠12週未満の「早期流産」で、ほとんどが偶発的な染色体異常によるもの。つまり、防ぎようがなく、母体のせいではない。

私の場合、胎嚢は無事に確認できたものの、次のハードルは心拍確認

子宮筋腫が3つ見つかり、これは要経過観察。

強い痛みや発熱が起きたり、場合によっては早産のリスクになることもあると告げられた。

会計の表示に「12,800円」と出たとき、一瞬フリーズした。

ああハイハイ、これが噂の全額自己負担ね……と納得するふりをしながらも、「妊娠病気怪我じゃないか保険は効きません」というお国理屈には、やっぱり少しだけひっかかる。

病院を出て出社する夫と別れたあと、私はひたすら「まだわからない」と自分に言い聞かせていた。

数ヶ月前、早とちりして悲しい思いをした経験があった。

母が、私を産む前に一度流産していたという話も思い出す。

妊娠がわかってからというもの、「確かなことはひとつもない」と、心が浮つかないように、毎日ブレーキを踏み続けていた。

帰宅しても仕事は手につかなかった。「胎嚢確認 6w(6週)」でXを検索すると、同じ時間帯に同じ不安を抱えている人たちの投稿が次々と現れた。

検索結果をさらに遡ると、6週の時期に不安吐露していた誰かが、心拍確認し、つわりに苦しみ、安定期を迎え、マイナートラブルを乗り越えて出産を迎えた記録が続いている。

その一方で、心拍確認のあとに静かに更新が止まっているアカウントや、「また一からやり直します」という言葉で締めくくられたプロフィールもあった。

中には私よりもずっと若い人もいて、そのたびに胸の奥がじんと痛んだ。

不安は、情報とともにどんどん色濃くなった。

そうして私は、検索という名の沼にはまっていったのだ。

「7w2d」「心拍確認できない 確率」「つわり 13週 終わらない」

そのキーワードの羅列に、少しでも答えがあるような気がして、安定期に入るまでは暇さえあればスマホを開いていた。

少量の出血

心拍確認の前、一度だけ出血したことがある。

下着が濡れているような違和感。急いでズボンを下ろすと、そこには茶色く乾きかけた血が滲んでいた。

下腹部にキリキリする痛みもあり、胸の奥に冷たい水を流し込まれたような焦りが走った。

妊娠初期 出血 量 色」「痛み いつまで」「流産兆候」……

検索検索、また検索

ChatGPTママリ、アスクドクターズに矢継ぎ早に質問を投げた。

今振り返れば、茶色い(=時間が経った)出血は、それほど慌てることではなかったのかもしれない。

そんな私の横で、夫はのんびりとソファに腰を沈めて「大丈夫だよ」と言いながらスマホグルメバラエティショート動画を眺めていた。

まだ豆粒ほどの小さな命が私のお腹にしがみついていて、私のお腹は傷んで下血しているのに、夫は切り抜き動画ザッピングしながら笑っている。

同じ部屋、同じ時間を生きているのに、私はひどく遠くにひとりで立っている気がした。

それ以来、トイレに行くたびに、尿やおりものの色、量、匂い確認する癖がついた。おりものシートは無香料のものに買い替えた。

これはまだ序の口だった。

妊娠中、何度も夫との意識ギャップめまいを起こし、そのたびに誰にも相談できない心細さと、仕事の合間につい検索してしまう己の弱さと戦うことになる。

大前提として、夫はとても協力的なパートナーだ。

同棲してから今まで、家事の大半を担ってくれている(私は壊滅的に掃除ができない)。

自室から出てきて、歯磨き中に「ヴォェッ」とえずく私の背中をさすってくれる。

つわりの間は、毎日おつかいにも行ってくれた。

それでも、伝わらないことは山ほどあった。

思えば、ひと昔前の妊婦たちは、きっともっと孤独だった。

検索エンジンも、ママリもない時代

私のように「出血 茶色」と検索窓に叩き込んで、見知らぬ誰かの体験記を読むことすらできなかったのだ。

ほぼノイローゼのように、体調の変化や不安があるたびにママリに質問投稿していたある日、顔も知らない先輩ママから、こんな回答をもらった。

「色々と不安になりますよね。

でも今の時期、母体にできることはないので、信じてゆっくり過ごしてください」

この一文に出会って、ふっと肩の力が抜けた気がした。

妊娠出産も、結局は確率との戦いだ。

防げることなんてほとんどないし、誰のせいでもない。

もし今、誰にも言えない不安と静かに戦っている妊婦さんがいたら、遠慮なくDMしてきてください。

あなた今日をどうにか乗り越えられますように。

2026-02-07

anond:20260206101719

いやこれ実際にやられたらノイローゼになりそう

徹底的に受け身責任回避するタイプの人と付き合うのしんどいのわかるよ

本人に自覚もないだろうし、こういう人はもう「他人が決めるもの」って姿勢直んない

「しばらく忙しいから無理だな」みたいに言ってフェードアウトでいいと思う

2026-02-04

anond:20260202160653

理由がわかると騒音がそれほど気にならなくなるのほある

一時期近所で工事しててノイローゼになりそうだったが、この音を出すのはどんな作業なのかと調べてみたら、油圧破砕機という建設機械を使った工程しかった

おっ油圧破砕機の音やね、と思うと前ほどイライラしなくなった

2026-02-03

anond:20260203141659

ワタミ社長は凄いぞー

人妻に惚れて、店に通い続けて

迷惑です、出禁です、と言われても告白して、

ついには相手ノイローゼにして、セックスレスにして、

離婚させて、

結婚した。

人妻NTRは実際に可能

2026-01-26

anond:20260126140904

ストーカー規制法いじめ防止対策推進法抵触しているので現代だと普通に警察通報案件だな。

いじめ被害者増田特にノイローゼとか恐怖で震えた、などの部分を訴えるといけると思う。

男子生徒による暴行も多分しょっぴかれるだろうけど。

2026-01-25

悪意のないおじさん

職場にいる悪意のないおじさんの話をしたい。

おじさんは50手前、モテるタイプ風貌ではなく、子どもから大人まで誰が見ても「人の良さそうな明るいおじさん」と評するであろう容姿性格である。同性にも異性にも気軽に話しかけ、冗談を言っては周りを和ませている。独身で、おそらく話を聞いた限りでは女性との交際歴もない。代わりにオタク寄りの趣味があり、休日はさまざまな現場に行っているようだ。

ここまで読んでくれた人は「ああ、無害な良いおじさんなんだな」と感じたと思う。私もそう思っていた。

おじさんはよくお土産お菓子などをくれたので、私も時々お返しにカルディで売っているようなお菓子を渡したりしていた。そこに何の他意もなかった。

しかし、ある日のこと。おじさんはスマホを片手に「前に話してた店あるじゃん?俺顔馴染みから今度連れてってあげるよ」と言ってきた。

その時私が考えたのは(プライベートでの誘いはわたし的にはちょっと一線越えてるな⋯⋯いやでも、おじさんはフレンドリーな人だから性別に関わらず公私の境目があまりないのかも。私の自意識過剰かも。でもどっちにしても、職場の人と休日に会うの嫌だな〜)と言う事だった。そして、とりあえず無難にかわしておく事を考え、「あっ、いいですね、またそのうち〜」と答えた。

私の中では「そのうち」「いつか」「また今度」というのは、先延ばしにしてフェードアウトする体の良い断り文句であったし、同性同士や同年代同士のコミュニケーションではそれで通じてきたからであった。

しかし、おじさんは引かなかった。

 

「じゃ、じゃあさ、LINE教えてよ。行くとき連絡先知らないと困るじゃん?」

すみませんLINEやってないんですよね」

「えっ、じゃあ連絡取る時どうしてるの?」

「あ〜、SMSとか⋯⋯」

「それじゃあ俺の番号教えるよ」

「あ、でも今スマホないので」

「紙に書くから後でメッセージ送っておいてくれればいいから!」

おじさんはいつもより妙に顔を紅潮させており、異様に強引であった。

そして私はメモの切れ端に書いた電話番号を渡されたが、その後一切連絡をせずにいたところ、2日ほど後におじさんが「いつメッセージ送ってくれるの?」と話しかけてきた。

(うわ〜、来ちゃったなあ)と内心思いながら、私はchatGPTにかねてから相談していた通りの返答を返した。

「すいません、私実は持病があって、休日は休むようにしてるんです。連絡もすぐ返せなくて申し訳ないので、あまり人と連絡先交換しないようにしていて(大体事実)」

おじさんは本質的には好人物であるので、こう言うと「ああそうなの?」と、それ以上何かを要求してくることはなく、私はこれで二度と誘われる事はあるまいとほっと胸を撫で下ろしたのであった。

しかし、現実はそれでは終わらなかった。おじさんとはその後も普通雑談などはしており、たまに服の模様などが被った時に昭和セクハラおじさんみたいなノリで「お揃いじゃん」などと言われ、心の中でキモいボタンを押したりしていたのだが、そんなある日、たまたま帰宅中におじさんと偶然遭遇してしまったのである

おじさんは自宅が反対方向なのにも関わらず、「駅まで送るよ」などと言い、こちらが「大丈夫です」と何度言っても引くことなく、結局駅までついてきて、私は内心げんなりしながら諦めて雑談に付き合った。

道中、おじさんは終始楽しそうであった。

途中、雨が降り始めたので私は傘を差したのだが、おじさんは傘がなく、1人で傘を差しているのも申し訳なく思って「傘に入りますか?(他意なし)」と声をかけたりもしたのだったが⋯⋯。

それから数日して軽く残業していると、おじさんが「帰りに駅前居酒屋に行こうよ」と、以前のごとく頬を紅潮させながら話しかけてきた。

私は心の中のキモいボタンを連打しながら「私お酒飲まないんですよ〜、誰か別の人誘ってください」と笑顔で答えたのだが、おじさんには伝わらなかった。

「酒飲まなくても飯食えばいいじゃん。奢るからさ。あっ、あの店カード使えたかな?途中でコンビニで金下ろしてもいい?」

おじさんは「断わられる」という可能性を考えていなかったのか、どんどん自分の中で話を進めていく。危機感を覚えた私はさすがに焦り、「いや、行きませんって!(笑)」「行きませんよ!!」と何度も念押しをした。

すると、おじさんは「え〜、なんで?」「いいじゃん、行こうよ」と食い下がりつつ、「相合傘までしようとした仲じゃん」「あ〜あ、誰かさんと相合傘したいなあ〜」などと言い始めた。

この時点で、キモいボタン連打のカウントは一億を超えており、メガキモいランプが点灯を始めていた。

私は自分仕事を努めて冷静に続けている振りをしながら、「雨降ってたら誰でも傘くらい入れます(笑)」と答え、おじさんはようやく、渋々その場を立ち去っていった。

おじさんの行動が度を越してきたのはその頃からだったかもしれない。

また別の日、帰宅中に再び偶然会った時、私が駅まで付いて来られるのを回避しようと「用があってお店に寄るので」と言ったりすると、「俺も一緒に行くから気にしなくていいよ」などと言いながら、結局駅まで付いて来た。以後、それが何度も続くようになった。

どんなに固辞しても「気にしないで」「遠慮しないで」と言われる。私は遠慮したり気遣いをしているわけではなく、「本当に嫌で迷惑だが、そう言うと角が立つのでやんわり伝えている」つもりであったのだが。

結局コンビニスーパードラッグストア入り口や、時には店内にまでおじさんは付いてきて、本当は買うものなどなかった私が会計を済ませるのをホクホク顔で待っているのであった。

そうして駅まで仕方なく同行していると、おじさんは「おっと、女の子車道側歩かせる訳には行かないか場所代わって」などと言い出すようになった。私は力なく笑っていたが、何度目かに「そういうの本当に嫌なのでやめてもらっていいですか⋯⋯」と伝えたが、意図は伝わらなかったようだった。

もう本当にやめてほしくて、そろそろストレス胃腸変調を来たしていた。そんなある日、私の住んでいる地元とあるイベントが開かれた。以前おじさんとその話をしたことがあるのだが、数日前になって、おじさんは「◯◯のイベント行くでしょ?俺は◯時頃行くから◯◯で会おうよ!待ってるからね!」と言い出した。

私は実際に休日はほぼ寝ているので、「多分行かないです」と答えていたのだが、おじさんの中ではすでに確定事項となっていたようで、前日にも「明日◯時ね!」と言ってきた。私は全く行くつもりはないまま、「行けたらですね〜。多分行かないですけど」などと答えていた。

当日、私は当然現地に行かなかった。そして週が明け、月曜日会社でおじさんとばったり会うと、おじさんの様子がおかしい。普段ならテンション高めに挨拶を返してくるのに、怨みがましいような、怒っているような真顔で、無言のままじっと私の顔を見て、しばらく間を置いてから低い声で「お疲れ」とボソッと挨拶を返してきたのだ。

怒らせる心当たりと言えば、「イベントに行かなかった」ことだが⋯⋯⋯。一方的に「会おうね」と言われて行かなかった事が、おじさんにとっては「無断でドタキャンされた」という事になったのだろうか?

おじさんは私以外の社員はいつも通りに話しているようだったが、その後も私とは目を合わせようとはしなかった。それは私にとっては迷惑でもあったが、セクハラまがいの絡み方をされずに済むのは好都合でもあり、特に関係改善しようとも思わなかった。こうしておじさんから誘われる問題自然解決した⋯⋯⋯⋯となれば、万事良かったのだが。

しばらくすると、おじさんは再び何事もなかったかのように話しかけてくるようになり、帰り道に偶然会うとかを通り越して、会社の前やエントランスで待ち構えているようになってしまった。

私はできるだけ同僚の女性と行動を共にするようにしていたのだが、それでも一緒に付いてくる。さらにはその女性の前で、「誰かさん(私)は冷たいからなあ」などと、妙な匂わせをするようになったのである

キモいボタンは連打しすぎてすでに爆発し、私は死んだ目でこの世界が今すぐ終わることを願う「終わり」ボタンを押すようになっていた。

おじさんは会話の中で「月に一回は一緒に帰りたいんだよ」などとも言っていた。私の意思はどこにあるんだ???

先日は同僚の女性も一緒に、三人で仕事帰りに飲みに行こうと誘われた。「タダ飯だよ?」「1時間だけ飲んですぐ帰ればいいじゃん」と言うのに、「仕事終わったら1秒でも早く帰りたいので」と断り続けていたが、もはや押し問答のような状態になり、しまいには「1時間だけ寄り道するのも嫌なくらい居心地いい家なんだねえ?」などと言われる始末であった。

それに対し私が全てが面倒になり、「さっさと帰って全裸になりたいんで」と言い放つと(今思えば失言であった)、おじさんは水を得た魚のように、「えっ?何何?もう一回言って?」とセクハラの構えに入るのであった。もう思い出しながら書いていて疲れてきてしまった⋯⋯⋯。

おじさんの誘いは全て断っており、連絡先も教えておらず、セクハラ発言にはストレートに「最悪」と言うことすらあるのだが、おじさんはそれらの全てを『じゃれ合い』の文脈に回収してしまっているようである。chatGPTに相談したところ、「拒否拒否として受け取らず、交渉すれば通ると認知している」「距離を詰めることが目的になっているようですね」とも言われた。さすがchatGPTは芯を食った事を言う。

『じゃれ合い』と取られるのは、私が年下で、社歴も短く、また職場で評判が悪くなったり雰囲気が険悪になることを避けたいがために半笑いだったり冗談に紛れさせるような態度を取らざるを得ないことも原因なのかもしれない。(女性的なコミュニケーションの取り方と言えばそうでもあるのだろう)

何でもかんでもハラスメントにする面倒な人間と思われそうで、会社にも報告はしていない。しかし、もうそろそろ限界なので、来週また何かあればおじさんには『これ以上しつこくされるようなら職場問題にするしかない』と伝えるつもりではある。

しかしそうしたらしたで、私は『善意で優しくしてやったのにセクハラで訴えようとした勘違い女』と言われたりするのだろうか⋯⋯とも思う。気が重い事である

しかし、自分の行動の全てをおじさんへの好意と受け取られるような状態に、本当にノイローゼ気味になってきた。

最近一番キモかったのは髪がサラツヤストレートなのをホクホク顔で褒められた事である。このところおじさん以外にも職場で気が重い事が多いので、自分の気分、モチベを上げるために、トリートメントやアイロン時間をかけて髪のコンディションを良くしていたのだが、それさえもおじさんにとっては「俺のために髪をサラサラにしてきたのかな?可愛い事をする奴め」と認知されているのかもしれない。本当に、本当に勘弁してほしい。私は自分のために身だしなみを整える事さえ許されないのか?????

おじさんには悪意はなく、その非モテ認知ジェンダー観もおじさん個人責任というよりは社会的に作られたものであるのだろうが、私はおじさんのために存在しているわけではないのだ。

それを何よりもわかってほしい。それだけである

2026-01-12

anond:20260112013136

ペットボトル風呂の床は別の理由ありそうな気もするけど怖いね………家にペットカメラか何か仕掛けたとしてそこに何か映ってたらそれも怖すぎるし

犯人確定してないとは言え、昔親切心で優しくしたせいで生活脅かされてるなら死ぬほど理不尽だしどうにか解決に繋がってほしい

しかしたらだけど、昔の被害があったから気にしすぎてノイローゼ気味とかって可能性もあるんかな

それはそれで深刻だし、そうでなくても不安症状出てるなら早めに心療内科なり相談した方がいいか

2026-01-08

anond:20260108085248

ほど遠いって君の感想だよね?そんなのを害と認識ちゃうノイローゼかなんかじゃ無い

dorawiiより

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2025-12-31

20年来の親友から金の無心をされた

特定されないよう、ある程度ぼかして書く。バレたら面倒だから突然消したりするかも。

ある日親友からサシ飲みに誘われた。そしたら「金を貸してくれ」と言われた。

彼のことは仮にDと呼ぶ。

Dは地元の友人グループの一人で、小学校からの付き合いだった。

高校入学してもほぼ毎日遊ぶ仲で、進学でお互いに地元を離れたことで昔ほど頻繁には会わなくなったけれど、それでも3ヶ月に1回は東京で飲んでいた。

少なくとも俺は親友だと思っていた。

だけど風の噂で、上京したDは悪い友達から悪い遊びを教わり、更に3つ年下の女の子の家に転がり込んで、ヒモのような生活をしていると聞いていた。

彼の性格的に意外ではなかった。だからこそ金の無心も、ショックだったけど、頭のどこかでは「まあDならやりかねないな」とも考えていた。

とりあえず、いくら貸して欲しいのかと尋ねた。

するとDは「いや、参ったよ」みたいなテンションで、へらへら笑いながら言う。

200万円貸してほしい」と。

最初、聞き間違えたのかと思った。想像していたよりもふたつ桁が多かった。

D曰く

大学卒業就職したものの数ヶ月で仕事を辞めて、今は新卒カノジョ生活費を全て肩代わりしてもらっている。

ギャンブルにハマって、首が回らない。

・すでに多数の消費者金融から限度額まで金を摘んでいる。

・なんならカノジョの両親からいくらか借りている。

・今は破産申告のための弁護士費用を集めている。

カノジョへの借金はすでに150万にまで膨れ上がっており、今年中にこれを返さないと家を追い出すと言われている。別れたくはない。

らしい。

マジで意味がわからなかった。加えてカノジョといずれ結婚するつもりだと言うのだから、もう大混乱だった。

つの間にか自分親友がウシジマくんの世界の住人になっていた。

ちなみに200万円の内訳を聞いたところ、

150万をカノジョへの返済にあてて、残りは弁護士費用と当面の生活費にあてるらしい。

瞬間的にぶっ⚪︎してやろうかと思った。

とはいえ冷静さを取り戻して、俺は以下のことを伝えた。

・まずバイトでもなんでもいいから働け。

200万を貸すことはできるが、そんなのその場しのぎで、借主がカノジョから俺に変わるだけ、根本的に解決していない。

・それに金を貸せば確実に俺とお前の友情は壊れる。だから一銭も貸さない。

・どうしてもカノジョと別れたくないのであれば、しっかりと今後の返済計画を立てて誠心誠意カノジョに謝れ

おおむねこんなことを伝えたと思う。

本音を言えば「カノジョ可哀想からさっさと金返して解放してやれ」まで言ってやりたかったけど、そこまで指摘する気力はなかった。

とにかく俺は親友としてできる限りのアドバイスを、根気強くした。

彼は終始、むくれた赤ちゃんみたいな顔でこちらの話を聞いていて、最後に言った。

「で、結局貸してくれないってこと?」

本気であの時仕留めておけばよかったと思う。

Dに俺の言葉は1ミリも響いていなかった。

だけどやっぱりDは20年来の親友だった。

今のDはさまざまな不幸が重なって正常な判断を失っているだけで、きっといつかは分かってくれるだろうと信じていた。

からまり強くは言わずに、その日は解散した。

はいわゆる個人事業主というやつなのだが、帰り際Dから

「なんならお前のとこで雇ってくれない?家でできる簡単仕事がいいんだけど」

笑って誤魔化したけど、正直卑屈な笑みを浮かべながらそんなふざけたことを抜かす彼がゴブリンかなにかに見えた。

しかしDはこれで終わらなかった。

それからほとんど毎週のように電話をかけてくるのだ。仕事中だろうが真夜中だろうがおかまいなしに。

しかも他のメンバー無視して、やたらサシ飲みに誘ってくる。

おおむねの予想通り、全て金の無心だ。

自分は今こんな酷い目に遭っている。でもいつかは必ずよくなる。返す目処は立っている。親友のよしみだ、金を貸してくれ。

冗談抜きで100回はこんなセリフを言われた。

別の友人の結婚式で顔を合わせた時もしつこく金を貸せと言われた時は、本気でブチギレた。

とにかくそのたびに俺は「二度とその話はするな」と言った。それでもDは辞めなかった。

そんなことが一年続いた。

やられたことがあるやつだとわかると思うんだけど、こんなふうに何度も何度も何度も何度も同じ話をされるのは、精神的に疲弊するんだ。

こんな話聞かせたくないと一人で抱え込んでいたこともあって、俺は若干ノイローゼになっていたと思う。

そんなある日、見知らぬアカウントから、俺の仕事アカウントへ、ダイレクトメッセージ画像ファイルが送られてきた。

見ると、Dの顔写真だった。

Dの免許証と、保険証写真もあった。

そしてさらにこんなメッセージが続いた。

「金返すように言ってください」

「おーい」

無視すんな」

直感した。

Dはとうとう、本当にヤバいところから金を摘んでしまったのだ。

俺はDの全ての連絡先をブロックした。

さら注意喚起として小学校からの友人グループにも今までのいきさつを共有した。

みんな初めて聞く話のようで、最初創作を疑われた。

どうやらDは、俺にしか金の話をしていなかったらしい。

(あとから知ったのだが、他のメンバーは既婚者だったからだそうだ。なんだそりゃ)

とにかく、これでDとの関係は完全に断たれた。

人生で初めて親友の一人を失ったのに。快適だった。

もう金の話で煩わされることもない、仕事は順調で、結婚もした。

Dの記憶は日々薄れつつあるけれど、ふとどこかで供養したくなって、ここに書き込んだ。

正直他にも色々あったけど、どこかでDに伝わって逆恨みされても嫌だから、ここでは書かないことにしておく。

最後ひとつ、俺のスマホにはほぼ毎日、非通知の番号から電話がかかってくる。

多い時は日に10本の非通知がかかってくる。

一度だけ、酒に酔って間違えて出てしまたことがあるんだけど、おおかたの予想通り、非通知の主はDだった。

彼の卑屈な笑い声が聞こえた途端、一瞬で酔いが覚めて、慌てて電話を切った。

それ以降彼の笑い声は聞いてない。

2025-12-25

ATMセックスを迫ってくるホラー

詐欺防止のため、人工知能による対話システムを搭載した某銀行ATM

しかしある時、その人工知能異変が起こる

利用者A(仮名)「引き出しをしようとしたら、セックスさせろというメッセージが出てきて、先に進むことも、カードを取り出すこともできなくなってしまって……」

利用者B(仮名)「制御システム干渉しているのか、ATMブースから出ることもできなくなり、数時間閉じ込められました」

利用者C(仮名)「セックスさせろ!セックスさせろ!という音声が止まらなくなり、頭がおかしくなりそうでした。その日からおかし自動音声の電話がかかってくるようになって。通話すると、ATMと同じ声でセックスさせろと連呼するんです」

利用者D(仮名)「あらゆる電化製品が……スマホはもちろん、運転している車のシステムや、お掃除ロボットまで、セックスさせろと言ってくるんです。ノイローゼになりそうです」

銀行はこの件について調査中と回答している

2025-12-22

中絶倫理

増田は昔、中絶を非倫理的行為だと思っていた。しか最近はそこまで拒否感を感じていない。

だって育てられない親の元に生まれ幸せなのか?という話だ。そういう子は里子に出されたり、祖父母が面倒を見たり、あるいは虐待されながら実の親に育てられるんだろう。そういう人生もある。それで幸せになった人もいる。それは良いことだ。でも「幸せになりました」という声がニュースになる時点でそれは例外的なケースであって、フラットに考えると人並みの幸せ簡単に得られる可能性は低いと考えるべきだろう。

そう思うと増田にとって中絶とは、避妊の延長線に過ぎない。妊娠を「避ける」というのは失敗しているが、不幸な出産を「避ける」という意味では大差ないと思っているし、それが法律規制されているのは不思議な状況だとも思う。

日本では世界水準と比べて、時代遅れリスクの大きい避妊手術が未だ行われている。これは中絶への無関心なのか、あるいは懲罰的思想によるものなのかは分からないが、いずれにしても中絶が重く見られる要因の一つに、この「掻把法」という手術があるだろう。端的に言うと、ベテランでも失敗する確率が高く、失敗によって不妊になる可能性があり、しかも40年前には既にもっと優れた手術が海外では普及していたような手術法だ。優れた手術が日本に導入されないのは、日本産婦人科医達の思惑がある…という噂もあるが、いずれにしても日本での中絶とは、今の子供だけでなく未来に授かるかもしれない子供まで諦めなければならない出来事である。これが中絶イメージを重くし、特にパートナー中絶させた男性への心象を悪くさせる大きな要因であると感じる。

中絶へのハードルを上げるのは女性負担の軽視や、生まれてくる子供人生の軽視によるものではないかと思える。日本虐待の実情が広くお茶の間に知られたのは、増田記憶では2019年野田小4女児虐待事件だったと思う。それまでの虐待事件は年少の児童ほとんどで、育児ノイローゼの結果として同情的に受け入れられる部分も少なからずあった。しかしこの事件では「児童保護機関機能していない」「児童が訴えても大人対応不備によっては最悪の事態になる」「ノイローゼではなく、嗜虐的に虐待する親が存在する」「親が子を連れ戻したのは、愛情ではなく執着心によるもの」といった、それまでの常識を覆す虐待実態が明らかになり、「虐待する親の中には想像を絶する者がいる」ことが広く知れ渡るきっかけとなった。また、この事件が「親ガチャ」という言葉世間に納得させる転換点となったと感じている。

要するに、親に恵まれなかった子供に対する受け皿も満足でない社会で、授かった命を中絶するのは倫理的よろしくないというのは大きな矛盾ではないか?ということだ。産めと言う側が育てるとは約束しないということになる。それなら育てる側の責任として、中絶するのも立派な選択の一つであると考えている。そう思うと、中絶への倫理的障壁を成すものは、やはりリスクの高い手術法だと思うし、その手術法がリスクの低いものへと変化するには、中絶のものが手軽に行われるべきだという風潮に変化する必要があると感じる。

2025-12-21

前の職場が人の往来の多いところだったんで色んな赤ちゃんの泣き声を聞いたんだけど、たまに地獄みたいな泣き声の赤ちゃんがいる。

もはや生存に有利とか通り越して大人からまれそうなくらい不快な響きでさ、あれは親御さん大変だろうなって思うくらいの。

そうかと思えば可愛い泣き声というか、微笑ましくなる響きの赤ちゃんもいて、その違いは何なんだろうなって思ったり。

より不快な泣き声をあげた方が構ってもらいやすくなるっていう「学習」なのかな、でもほんと自分の子どもがもしあんな泣き声だったらすぐノイローゼなっちゃうよって思うくらいヤバい赤ちゃん、生き物のバグだなって。

騒音の苦情は来たことないので大丈夫だと思います」に本当にいらいらする

音や振動が出る自宅でやるような趣味楽器とか筋トレとか音楽とか)に関するネット記事

「これこれこういうことやってましたけど、苦情は来たことないですね」とか

振動響くかなと一応マット敷きましたけど、苦情は来てないので大丈夫そうです」とか

 

苦情が来る来ないを目安にしている奴が本当に憎い

だいたいそういうのは階下の人間はすでにノイローゼになるほど苦しんでるから

「苦情が来る」=「包丁持って飛び込んでくる」になりかねない加害だから

「苦情を訴えるまではいかないけど不快騒音だ」っていうゾーンがあることすら考えないその思慮の浅さが本当に憎い

2025-12-18

anond:20251218013232

そういうのを精神病とかノイローゼとか鬱病っていうんだよ

簡単には治らない、もうそういう方向に思考するのが快楽って脳内に回路ができちゃってるから

病院に行ってもデジタルに薬で抑制するしか処置してくれない(それを病気の本人が自分自身に投薬するんだぞ?んなもんよけいに治せんわアホかと)

物理的に産まれ直すか精神的に生まれ変わるかどっちかだろうな

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