宗太郎駅(大分県/佐伯市)
1923(大正12)年の鉄道開通時は信号場扱いでしたが、地元要望もあり、1947(昭和22)年に駅へと昇格しました。訪問日はあいにくの天気でしたが、聞こえるのは雨音と木陰からの蝉の声だけ…。しばし都会の喧騒を忘れ、駅昇格に尽力した故人たちに思いを馳せます。
▼宗太郎駅全景。山間の「秘境駅」です。
▼以前は趣のある木造駅舎があったそうですが、今は解体され土台だけが残っています。
▼駅舎が存在していた頃からのものと思われるきっぷの回収箱が。
▼トイレは一応現役。トイレの壁に運賃表と1日3往復の時刻表が掲げられています。
▼跨線橋で反対側のホームに渡ってみましょう。
▼ホーム脇の池。イモリが生息しているそうですが、この日は何も見られませんでした。
▼駅名は、この地に移り住んだ平家の落人「洲本宗太郎」にちなんだものだそうです。
<参考HP>
・「秘境駅へ行こう!」(牛山隆信氏HP)
訪問日:2010年8月
Comment