その他 2012年03月23日 成功体験の原動力と幻動力 おはようございます。 沖縄では本日が終業式の学校も多いです。 暖かい一日で締まるとイイですね。 さて、昨日のうっぷも すっかり回復しましたので 今日はマジメな内容を書いてみます。アクセス↓ 不動産に関する問い合わせの中には 不動産投資についてのものも多いです。 今の時代、 銀行にお金を預けていても 低金利で利息はほとんど増えません。 一方、 昨日公示価格の公表もありましたが 全国的に地価が下落している と言われていますので、沖縄は・・・? 低金利の融資もミックスしながら 不動産を購入し それを第三者に貸与して 不動産収入をあげていくのも 資産活用の一つの方法であります。 そのような考え方をもとに 不動産投資をされたお客さんのお手伝いを これまでもさせて頂きましたが その皆さんに共通するのは ”行動力”だと感じています。 日頃から情報を蓄積しながら ”コレ”という物件が表れた際には ”サッ”と行動される姿を見るたびに 本職である私たちも 見習わなければといつも思います。 しかし、 不動産の仕事に携わっていると そのように不動産投資の美しい姿ばかりを 見ている訳ではありません。 賃貸物件の募集や 管理をしている中では やはり色々なオーナーさんが いらっしゃるものです。 そして、 長い間オーナーとして 不動産収入を得て来た人の中には 昔の良い時代のことが 頭から離れず 現実に対応出来なくなって来ている人も いらっしゃいます。 不動産は年数の経過とともに 必ず劣化していきます。 特に沖縄の場合は 周りを海に囲まれ 普通の雨でも塩をかぶりやすく また湿度も高く さらに紫外線も強いので 建物の外壁・屋上・屋根等には 厳しい環境です。 また、屋内であっても 水廻りや床などは 年数とともに劣化していきます。 このように不動産とは 年数の経過とともに 着実に劣化をしていきますので それに伴い補修費も右肩上がりに 増えて行きます。 しかし、残念ながら 収入元となるお客さんは 築年数とともに 離れて行きます。 また家賃も下がっていきます。 新築当時から これらの収益物件を持っているオーナーさんは 築年数の浅い頃には 高い家賃でも入居者がバンバン入り、 また、建物の補修も発生しない という、イイ思いを経験されています。 しかし、年数の経過とともに 先ほどのような 現実がやってきます。 築年数が浅い頃には 手をかけなくても多くの収入を生んでくれた 自分の不動産が 築年数とともに 出費ばかりが増え あたかも重荷になるかのようです。 人は成功体験が 次の原動力になることもありますが、 時には成功体験が邪魔をして 現実を素直に受け入れられないこともあります。 不動産のオーナーになるということは 自分の将来のことともに その不動産の将来のことも シッカリ考えておく必要があります。 コメント(0) タグ :公示価格不動産収益物件不動産投資 Tweet