不動産 2012年03月04日 ビジネスの基本は板挟み おはようございます。 今朝も暖かい朝になりました。 さて、昨日の続きです。 雨漏りの補修作業を依頼した業者さんから 追加で料金を払ってもらえないかと相談を受け、 いったんオーナーさんに相談することにしました。 しかし、 オーナーさんの認識は 全く異なりましたね。 オーナーさんの立場からしてみると 最初の作業で 既に支払を済ませているのに また雨漏りをしたからと言って 追加で料金を支払うのはオカシイと。 オーナーさんにとっては 最初にどういう作業をしたかとか、 今回の作業で 実際に現場でどれだけの 追加作業が発生したか、 とかは、どうでもイイのです。 とにかく一度お金を支払ったんだから それで雨漏りを完全に直すのが 業者さんのスジじゃないのか という考え方です。 そして、それを管理するのが不動産屋じゃないの!も・・・ 業者さんとオーナーさんとの 板挟みです。 対応が上手い人ならば 業者さんからの依頼も キッパリと断って それでオシマイにするのでしょうが、 現場での業者さんの大変さを知ってしまうほど 手抜きやチョンボでない限り 私にはナカナカそれが出来ません。 不動産の運用や管理には 色々とお金がかかるものです。 多くの不動産屋は オーナーさんの支出を少しでも減らすためにと 自ら現場作業をするケースも多いので 業者さんの大変さも良く分かっているものです。 オーナーさんからすると それも毎月の管理費に含まれている という考え方かと思いますが 現場の大変さと オーナーさんの心理を 上手くバランスを取っていくのが 不動産屋の大切な仕事でもあります。 コメント(2) Tweet