人生観 2012年03月15日 素直にあやまれる文化 写真は昨日貸別荘をチェックアウトされた、九州からお越しの○○様ご一行様 おはようございます。 県外ではそろそろ桜の開花日が近づいて来ました。 満開の頃には、是非東京に花見に行きたい出張したいものです。 さて、先日九州新幹線が 数時間停まりました。 原因は究明されたようですが ビジネスマンや 旅行者や一般の方々にも 多大な影響があったようです。 昔と違い 現代の私たちの生活は 様々なシステムに依存していますが それらのシステムを構成する部品やソフトにも 必ず寿命や不具合はあります。 どんな人間だって必ずミスはありますので 不具合の全く無いシステムはなく ただそれが周りに重大な影響を与えないように 何重にもバックアップされていたり フェールセーフが機能するようになっていますので 普段はなかなか目に見えないだけなのです。 都会に住んでいるとき よく電車が車両故障などで 動かなくなることがありました。 そんなとき 車内放送で ご乗車のお客さまには、お急ぎのところ誠に恐れ入りますが・・・・ というアナウンスが流れます。 言葉の意味としては 「誠に恐れ入りますが・・・」でも お詫びの意味ではあるのですが 「誠に申し訳ありませんが・・・」のほうが 謝っている感じがするのになぁ~ といつも思っていました。 この、他人に迷惑をかけたときの 謝り方については 特に日本の役所の人は 言い方を使い分けていることがあります。 それは、謝りの原因が どこにあるかによってです。 よく、自動車の事故なんかでも 相手には「ゴメンナサイ」を先に言うな という理論があります。 これは「ゴメンナサイ」を 先に言ってしまうと 事故の過失を認めたことになり 後々の保険・補償に影響するから なんていう理論です。 それと同じ様に、 役所の人たち場合も 自分たちに非があることが ハッキリするまでは 「ご心配をおかけしております」 という言い方をして 自分たちの過失を認める言い方を 避けることがあります。 相手への言い方で 意味合いを使い分けているのは 大人の社会の小さな理論にしか過ぎません。 しかし、 そんな大人たちの姿を見て育った子供たちが ミスをした時にキチンと謝れない 文化をつくりあげていくことにもなります。 先日、コンビニで買い物をした際に 店員さんが、うっかりお釣りを 数千円間違えました。 私がそれを指摘すると 慌てた様子で 正しいお釣りに直してくれましたが それっきりでした。 その店員さんに こういう時には、「スイマセン」と言うものだよ。OK? と優しく教えてあげました。 不思議そうな顔をしていましたが・・・ 都会のように、電車の中で 他人の足を踏んでも 会釈もしないのが当たり前の大人たちの 文化にはなって欲しくないですね。 この話題、またあらためて書いてみたいと思います。 コメント(0) タグ :九州新幹線コンビニお釣り Tweet