ベースアップ、金融支援
小学校入学当初、1日のお小遣いは10円でした。5日貯めればどうぶつくん(50円)が、2週間貯めればソフビのゲッター3(150円)が・・・そんな調子でしたから、たまにお使いをしたりして50円とか100円とかの臨時収入があったりしても、500円を貯めるのは早々容易なことではありませんでした。
友人ができて外へ遊びに行くことが増えるに連れ、10円しか持っていないのではあまりにナニということで、1日50円にベースアップされました。それでも、ピコタン買ったらその日はそれで終わり―な状況だったんですが。
2年生に上がると1日100円に。ようやくゆとりが出たような気分で、我らが社交場(駄菓子屋)への出入りも多くなり、フタバのミニトップ・カリキュラマシーン(50円)+チーズあられ(20円)+チョコバット(20円)+リリーガム(10円)・・・と、有意義な使い方をする一方で、モロッコ・ヨーグル(10円)を5カップとか、チョコリングくじ(10円)を一気に10回とかアホなことをやったりしました。
それでもやはり、500円以上のモノを買うのには日々の道楽を切り詰めなければならないことには変わりなく、有事が迫ると大蔵省(親)や海外(祖母)との交渉に苦慮することになります。ま、大蔵省が首を縦に振るのは誕生日とか何かのお祭りとかなので、もっぱら海外支援に依存しておったわけですが・・・。
先日、通りすがりに見付けた駄菓子専門店で、個人的に“現役バリバリかよ”的なものをチョイスして、そんなことを思い起こしながら食しました。
チョコバットって、両端捻って包んであっただけだから、もうちょっとしっとり湿った感じがしたんだよなあ。
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