屈辱の・・・
サニーから出ていたプラモの金型が韓国に行ってるってのは何かで知りましたが、レッドメカンダーも出ていたんですね。ブラックロボクレスも有るようで。
もし、ブラックロボクレスのパッケージの側面にレッドメカンダーが載っていたら、こんな思いはしなかったのに、どーしてレッドメカンダーにはブラックロボクレスも載っているのか?・・・そんなことを考えていたら、あの当時のシリーズは結局この2体だけだったのか?という新たな疑問が。
いや、なんだかあの調子だと「ブルーボスパルダー」とか「シルバーアポロン」とか出ていたんじゃないかとか・・・。
屈辱の逸品
あれは、1/144ジオングのプラモが発売されてしばらくしてから。プラモでようやくMSの名前を一通り覚えたけど、活躍シーンはガンダムの本放送はほとんど観ておらず、再放送でも半分も観ていない、そんな時期でした。酒屋兼文具店兼駄菓子屋兼の模型屋(それ一言で「雑貨屋」と言わんか?)で、見慣れないロボットのプラモを見かけました。
ブ ラ ッ ク ロ ボ ク レ ス
「おおっ!全身真っ黒で金のラインがカッコエエ!拳からは爪が飛び出すし、頭部の分離・・・ってジオングみたいじゃん。アニメ以外でここまで凝ったロボットプラモは久々だなあ・・・」
その日は手持ちが無く、日を改めて買うことにしました。買うまでの待ち遠しいこと待ち遠しいこと。
購入決行の日、喜び勇んで店に入ると、棚には更に同シリーズと思わしきパッケージレイアウトの赤いロボットプラモの箱が。「おうぉ?」と驚き取り出し目に入ったのは
レ ッ ド メ カ ン ダ ー
見覚えのある形と、聞き覚えのある名前・・・その時、全てを理解しました。
実は、マシーンブラスター、メカンダーロボ、あと、グロイザーX、ゴーディアンは、おもちゃなどでタイトルや形は知っていましたが、色んな時間の都合で一度も観た事が無いのです。そんな訳で、”タイトル=主役ロボット名”ではない“ロボクレス”には、まったく気が付きませんでした。
この後もう、これまでのワクワクは何だったのかってなくらいに気分はシオシオのパーで、アオシマ・ミニ合体やアリイのガルダンと首の挿げ替え4点パックロボ等でさんざその手のプラモを見ていながら見抜けなかった自分が悔しくってね。何も買わないで店を後にしました。
今でも、オリジナルな変形ロボット玩具を目にしてワッと飛び掛ると「ああっ!剣はダ・ガーンソードかよ。変形パターンはバイオロイドのまんまやんか」・・・とガッカリしてしまうことがしばしばですが、そんな屈辱の戒めのためにも(?)、ブラックロボクレスを二十余年ぶりに買うことにしました。
ちなみに、「ブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスター」は、その屈辱の日から1年後くらいに某局で放送されました。
ミクロ弾とダイア弾を撃ち尽くした先にあったもの
1986年8月
丁度あっちにいく直前に買ったGoodBayコンボイと~メガトロンに封入されていた新カタログ。そこには新たな時代の幕開けを感じさせる姿が、何の詳細も無いままに描かれていました。
なにこのトリ頭。 なにこの輸送機みたいなの。 ライオン? バイク? 装甲車??・・・・・・・
なんだろう、なんだろう、とワクワクしていたあの頃を振り返りつつ、ビールのCMイメージソング「シーズンインザサン」をBGMに聞くと、身も心もタイムスリップしそうです。(←そのまま寝ろ)
恵まれているなあ・・・
よーやくUNIが出ましたね。開けるのは明後日(日付跨いだから明日)になりそうですが。そういや去年の今頃はシスターが出ることでどーたらこーたらと盛り上がりってたよーな。
僕が幼かった頃は、レディコマンド4人とゴセンチさんトテープさんしか居なかったんで、今の子は恵まれてるなあ・・・と思うしだいで。
・・・って、現行品の対象年齢は15歳以上なんだ。
UFOじゃなくって“ホバークラフト”なんだとか・・・
「わーっあそぶぞー!!」なノリでクライオスカージを開封。・・・が、各所のフタ類がポロポロ外れてイライラしてしまいました。いわゆる金型劣化ってヤツでしょうか。もう開くと同時に外れてくるんですよね。機会を見てシャフトを追加してやろうかな。
なわけで、元祖スカージを引っ張り出してベタなバカ写真をパチリ。
味のデジャブー
キャラメルコーン・メープル味。これを口にした瞬間、何故か「レインボーマン」と「ゴレンジャー」が脳裏に浮かびました。しばらく考えていたら、両作品ともにライダースナック的なものが出ていたことを思い出しました。どっちでしたっけ?
月光仮面スナックはカールのカレーを一回り小さくしたものだったと記憶してますが。
その後の“ゼロテスター波”
さあ、御見苦しい文字の羅列が続きましたので、おもちゃの写真を…って、塗っちゃってるよ!当時のオレ!ちなみに2、4号機のオレンジはパクトラタミヤ、3号機のスカイブルーはミスターカラー、そして2号機のホワイトはツクダ・アニメーションカラーだったりします。2号機の目を塗ろうとして、位置関係が分からずに現在までいれず終い。いまさら塗ってもなあ・・・。それはそうと、こうしてみると、4号機が一番プロポーションが設定に近い気がするのですが。
では本題。
中2のときにテスター1号機がゼンマイオミットで再販されるも、本命の3号機が出なくて地団駄を踏む。書店でサン・コミックス版のゼロテスター2巻をゲット。あまりの内容の違いにガクゼン。
高2になり、ホビー誌に掲載されていた模型店に向かう途中で見つけたおもちゃ屋で、人工島のポピニカを発見、ゲット。翌年には地方局で再放送が始まり、ブースターを持っている友人にビデオ録画を頼む。より鮮明な画像で最終話とその前話を観る。
1990年くらいにショップで3号機のピカニカ(スーパー5指令基地に付属していたミニチュアのバラ売り版)をゲット。1996年10月ファースト・アンド・ファイナル・シリーズのビデオ発売、1999年には待望のプラモの復刻、で、つい3年前にはDVDBOXのリリース。
・・・とまあ、これぢゃあ忘れる方がどうかしてますな。
次の波はいつ頃、どんな形でやって来るでしょうか。ポピニカ魂かなあ。
1980年6月14日
僕の中では、何年か置きに“ゼロテスター波”がやってくるみたいで、なかなか「あ~、そんな作品もあったねぇ。懐かしいなあ。」と思える作品になりません。
小学校も来年で卒業な頃、ふとテスター2号機の落書きして「あー、歌の始まりってどんなだったっけ」「途中から歌が変わったよねぇ」「人工島のプラモ欲しかったなあ」「2号機要塞?覚えていねぇ…」などと友人たちと話すうちに次第に思いが募ってきました。当時現存していたのは、ポピニカ2号機と、3号機のプラモに付属していたコバンザメ(水中用)だけでしたから、そうした資料の欠乏も更に拍車をかけることになりました。近くのおもちゃ屋さんにずーっと売れ残っていたけど、それまで眼中に無かったポピニカ・テスター4号機を買って、以来、3号機も欲しいなあ…と思い続けることになります。
中学になり、新聞のテレビ欄で地方局で放送しているのを見付けて「うおっ!観てぇ!でも映らねぇしなぁ」と試しに地方局にダイヤルをジリジリ合わせると、砂嵐にうっすらと動く姿と音声が。(ひょっとしたら古井戸でも映りはしないかとか、当時はそんな心配はしませんでした。)目の前にあった室内アンテナをグイグイあちこちに向けて動かすと、色が付いて音声が更にはっきりと。「これでもいい!」そのままの体勢で録音しながら、ゼロテスター第8話「南極のっとり作戦」を観ました。およそ6年ぶりのOP&EDを繰り返し繰り返し・・・。その後数話しか観る事はできませんでしたが、話に聞いた2号機要塞を確認できましたし、トンデモな発想でアーマノイドを撃退した最終話も観ることができました。
テロップに出ていた“連載・テレビマガジン”を見て、「コピーを送ってください。」と講談社に投書したら、連載2月分ほど送ってくれたことがあります。「図解絵物語」という聞きなれない形式での連載だったようで、マーク1とマーク3に垂直尾翼があることが記憶から欠落していたことや、テスター1号機が秒速600キロだとか初めて知りました。この資料に触発されて、バルサ&プラ板によるテスター1号機をフルスクラッチしました。出来はそれなりですが、「欲しい!無い!作る!」という経験としては初めてだったと思います。
そんな最中に、このポピニカ・テスター3号機と出会いました。・・・にしても、日記を付けている訳でもないのに、この時だけどうしてこんな風にメモ書きで残しておいたのか。うーん、「この感動を残しておきたい」という思いがそうさせたのは確かですがね。この喜びが、それから5年後の「レッドドーベル発見!」「スペースコンドル発見!」「マシーンZ発見!」など等の茨の道への案内状になることも知らないで・・・。
待てぬ堪忍、するが堪忍
いや、そんな我慢もうこりごり。いつ出るのか、そもそも出るのかはっきりしない、やっとスタートしたと思えば半分くらいしか出なくて、既に絶版になった残りのものを入手するのに四苦八苦・・・。欲しいやつに限って日本未発売だったりするのが世の常、みたいな。
そんな訳で今、大量に届いたおもちゃで遊んでいるところです。できれば昔のように「今日はこれを・・・」と、1体1体をじっくり楽しんでから次を買いたいんですが、そうすると送料その他の諸費用も馬鹿になりません。あとは、ロボダッチ4点パックを買って「1日1個ずつ作る」という決心を翌日アッサリ曲げた自分に、目の前の未開封品を何日我慢できるか、とゆーコトですが・・・。
それはそうと、なんつーか、20年間の集大成、変形ロボット玩具此処にあり!というべきでしょう。文字通り“クラッシック”に相応しい内容です。パタパタガシャガシャやってるうちに「うわっ!こんなところが動く!!」とワクワクしてきます。
やはりガシャガシャやっててガチッと変形完了できるのが変形ロボット玩具の醍醐味。対象年齢云々とはいえ「うげっ!なにこの手作り感覚の削り出しみたいな細い部品、折れたら6万円パーやないの!」なんてストレス感じながら変形させた挙句、あちこちがプランプラン、ポロリン…っつーのはナニですな。(表現自重)
こんなすごいものを1年以上も待たせるとしたら、それは蛇の生殺しというものです。年末か年明け早々にも一般販売してください。
忍法こえだ隠れの術
ロボダッチの超合金・・・もとい、ダイカスト・ロボダッチで最初に買ったのはロボXでした。友人S君がロボQ、友人M君がロボZ、友人H君がタマゴロー・・・てな具合なのはもはやパターン。
それはさておき、このシリーズ、中でもロボQXZの3体が、イマイの第2期カタログのイメージを良く捉えていて、第1期カタログのイメージを捉えたプラモ版と対照的なんですよね。そうかと思うと野球ロボやガマロボには妙なアレンジが加わっていたり、末期にはオプションパーツをセットにした消防ロボQ、ローラーロボZ、ヒコーキタマゴローなどと、これまた添付イラストポスターに無いラインナップで締め括ってます。
リアルタイムで買ったのは、ロボXの後は野球ロボ、中期のライダーロボ。中期に入った頃には、周囲からはロボダッチ卒業色がなんとなーく感じられてきました。それから1年ぐらい過ぎたある日、我らが社交場にとーとつにダイカスト・ロボダッチが入荷されました。しかもなんと半額で売られているではありせんか。
色々あって現存しているのは、そのとき買ったガマロボだけでしたが、近年イベントやショップを訪れて、あれやらこれやらと・・・。
そうそう、忘れてはならないダイカスト・ロボダッチのもうひとつの魅力は、タカラ・スタンダードとも言うべき5ミリジョイントで手足が接続されていると言う点でしょう。