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ナントカ合金~その2 重合金



 タカトクトイスのZキャラクター、中嶋製作所のウルトラ合金。UFOの合金おもちゃはこの他にもサクラの「強合金」でも出ていたんですね。ポプラも「強合金」と言うんですが、商標とかってどうだったんでしょうか?
 数あるナントカ合金ですが、この名前だけは忘れてはならないような気がして、今日まで忘れずにやってきました。←んなオーバーな。 

       重合金グレイトバトル

 箱のデザインといい、見るからに超合金のパチモン・・・としては割と知られているかもしれませんが、発売当時、これを“駄菓子屋”で見た時の第一印象は「あ!グレイトバトルも合金になったんだ」というものでした。つまり、既にこれよりも以前に「グレイトバトル」というロボットおもちゃは発売されていたのです。ほとんどうろ覚えですが、オールプラ製でパンチは飛ぶものの、可動箇所は腕を前後に振れるくらいのチープなもので、“おやこスイミング方式”の水物なんかのバリエーションもあったと思います。ですから、重合金仕様は当時持っていたマジンガーZと比べても遜色の無いかなりハイグレードな印象がありました。

・・・あくまでも当時の見た目の「印象」ね。持っていたのは隣の子でしたから、手にとってあれこれ比較したりも出来ませんでしたから。

 メーカーは早川玩具で、最近でもたまーに、赤、黄、緑の原色を満遍なく使用して、タイタンのアトムカノンに酷似したミサイル発射装置が標準装備、ブリスターが台紙にホチキスで止められていて、デパートのオモチャ売り場よりも駄菓子屋にぶら下がっているのが良く似合う「ダンガンコマンドランチャー」ナントカ等のロボットを見かけることがあります。
 レア物、プレミア物などと評されるくらいの希少性の高いもの・・・というよりも、駄玩具ゆえに壊れやすくて現存性が低い上に、大した評価もされないので、トレジャーハンターの目に止まらないだけなんだろうと思います。この「グレイトバトル」が割りと知られているのも、たまたま「重合金」という“超合金絡み”故なんだろうな・・・。

ホイホイくん?


 ミクロマンの魅力を一言で言うと、「1/1(いちぶんのいち)」だと思います。
彼らの誕生や世界観、それらの設定すべてが「1/1」という言葉に凝縮されています。

 30年を経ても「古さ」とか「懐かしさ」というものをまったく感じさせないのは、復刻版も出たり、現在進行形のおもちゃであるせいも有るのでしょうが、やはり秀逸なデザインの賜物でしょう。

・・・いやいや、単に僕の思い入れが強すぎるだけなのかもしれませんな。

小さな巨人


 もう32年も「昔」になっちゃうんですね。
その昔、小学館の雑誌広告で出会った彼ら。当時まだ出回っていた「変身サイボーグ1号」は“大きな怪獣人形”と言う大蔵省の強い規制に引っかかり買ってもらえませんでした。「ミクロマン」は“乗り物の組み立ておもちゃに小さな人形が付いている”と言う「解釈」によって、大蔵省の認可を取り付けました。思い起こせば、広告を見て「これが欲しい」と思って、デパートのおもちゃ売り場でストレートに見つけて、買ってもらった初めてのおもちゃでした。(それまでは欲しいと思っても売ってなくて別のものを買ってもらったり、「フレンダータンク」が欲しかったのに、何を見誤ったのか「ヘビータンク」を買ってもらったり、すんなりと思い通りにゲットできませんでした。いや、そもそも、その頃は広告による前情報よりも店頭で見てそのときの気分で買ってもらっていたような気もします。)
 そんなこんなで、初めて買ってもらったのが、この「ビームトリプラー」です。(画像のものは10年前に再購入したものです)
ジャイロット、ホットローダー、バルクリフター、スペースバギー・・・など、他にも新鮮な響きとデザインのメカがある中でこれを選んだのは、3本脚(トリプル)が際立って斬新に見えたからです。

 でも、こんなに劇的(?)な出会いをしたのに、不思議なことに生活ノートに記録が無いんですよ。その後は近くのおもちゃ屋が新装開店した1974年10月10日にスカイローダー、10月14日にホットローダーを・・・となっているのに。まぁ、それ以降の記録も無いのですが。
 こうやって思い起こしているうちに、続々と登場する仲間たちと、どんなシチュエーションで出会い、買っていったのか、ついつい脳内時間旅行をして(振り返って)しまい、現実逃避に陥っているような気がします。 

スーパーロボ大戦




 こちらは「たのしい組立モデル」ということで、先の「SFシリーズプラモデル」とは別のシリーズ、雰囲気から、より以前のシリーズではないか?と、最近になってシリーズ名の違いに気が付いて思いました。パッケージに記されているST登録番号が同じNo,B183なので同一メーカーのもの・・・であろうと、判断できるんですが、いかんせん、登録番号のわりに妙にぞんざいな表記に、劣るとも勝らないぞんざいな中身の作りに、こっちの思考までもがぞんざいになりそうです。
 メーカー名は記されていませんが、以前、某イベントで見かけたスーパーロボ1号と2号の10体セット(台紙に貼り付いている)のパッケージイラストが手持ちのコレらと異なっていました。それには社名らしき「MATUMOTO.TOY」との表記も見られましたが、諸事情で入手の機会を失ってしまい、資料として残っていません。
 このシリーズ、当時(1975~77年頃)2体持っていて、1体はこのうちのどれかだった気もしますが、もう1体が、いずれにも該当しない記憶イラストのものです。
え?「ナニコレ?」ですって?いや、ホント、マジでこんな形です。腹にロックピンまわして胴体を固定して完成・・・ってな具合に、どいつもこいつも組み立てるとこんな感じに仕上がります。
「イラストと商品は多少云々~」なんて表記など無く、パッケージイラストにだまされた・・・っとか、やり場の無い怒りをどこにぶつけよう・・・とか、プラス思考でイラストを参考にディテールアップだ・・・とか、そういう次元で片付けられる代物ではなく、むしろ、さっさと忘れ去ってしまうべきものなのでしょう。当時組んだときだって、そんな違いにほとんど気にしなかった・・・はず・・・だし・・・。

しかし、これだけはどうしても気になります。記憶イラストのロボは何号だったのか?そして全何種類なのか?  

景品用プラモデル



 プラモのおまけが付いたものの代表格・・・と言えば、カバヤのBIG・1ガムを挙げる人は多いと思います。
ちょっとひねた人は、ロッテのプラモデルフーセンガムやサッポロボーイを挙げると思います。
もうちょっとひねた人は、QBBチーズを挙げられるかもしれません。

 さて、ここで紹介するのは「SFシリーズプラモデル」で、先のサンスター歯磨きのように、メイン商品にコバンザメのように貼り付いていたり、QBBチーズのプラ容器に同梱されていたりして、店頭でコレ単品が市販されることがほとんどない景品専用のプラモです。店頭で売っているのを僕が見たことがないだけで、小売されていたりするかもしれません。実際に、シリーズが違いますが、ゴリラの顔のコインケースとか、「弁慶号」や6輪戦車などの組み立てモデルを、祖母の近所のお菓子屋さんで50円で買ったことがあるので、問屋から仕入れてきたお店のおばちゃんの裁量如何でどうとでもなるものだったのかもしれません。
 1977年ごろには、このシリーズで自販機版が登場しました。いわゆる「箱ガシャ」ってやつですね。近年手にしたキャンサーVのパッケージイラストが、当時ゲットしたものとなーんかイメージが違うと思ったら、イラストが更新されていたんですね。新しい方の片隅には(C)K.UCHIDA 81 なるサインが・・・。いったいいつ頃まで販売されていたんでしょうか?  

 それはそうと、この「SFシリーズプラモデル」、全部で何種類? 

昭和47年12月10日


 虫コミックス オバケのQ太郎 第4巻「空とぶ円盤を追えの巻」に読み耽るガキ。漢字にルビも無いのにちゃんと読めていたのか少々疑問ではありますが、話の流れから「円盤」は「エンバン」と読んでいたようです。でも、確か「潜水艦」は「スイセンカン」と読んでいたような記憶が・・・。

 それはそうと、そのガキの後頭部あたりに、未来の自分に伝えるかのように映画の伏線の如く写り込んでいる「サンスター パワーホワイト」。旅客機のプラモデルプレゼントなるCMを観て欲しくなり、耳に残った「サンスター」と言うキーワードだけを頼りに、祖母を町中引っ張りまわして4件目くらいの薬局でようやくゲットしたものです。祖母の家のほうでゲットしたものが、未組み立ての状態で自宅で写真に写っているってことは、そのゲットした感動の余韻にしばらく浸りたかったのかもしれません。でなければこんな風に「いっしょ」に撮ってもらう訳ないよな?当時のオレ!

 現存していないので、プラモの詳細は不明ですが、近年、某ショップで「戦艦長門」のミニプラモが同様の形式でサンスター歯磨きのおまけになっていたものを見かけ、メーカーがどこか確認したところ、あの、イッコー模型でした。当時はオマケプラモというと、プラモメーカーの既存のミニプラモをこんな感じで貼り付けるってパターンだったように思います。ケロッグの様な(お菓子)メーカーオリジナルのものというと、これから3、4年後にロッテが出すまで無かったような気がします。

 しかしまぁ、お菓子のように早々すぐに買うものでもないから、コレクト・ゼム・オールなんて概念は無かったとは思いたいのですが、歯磨きや洗剤ならまだしも、頭痛薬とか胃腸薬にまで「組み立てモデル」なんてものをおまけに付けるのは対象年齢としてどうかと思います。

プロフィール

ガルダンガンガル

Author:ガルダンガンガル
歳を重ねる毎に忘れてしまう幼少のころに手にした、あるいは目にした、おもちゃ(プラモもオマケも“おもちゃ”に含む)に関する記憶を残しておく事から始めたブログも、気が付けば干支が一回り。
今では可動フィギュアに魅せられてイロイロ改造を施してイロイロポーズを取らせたり、二次創作をしてみたり。

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