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本当にポコタンだったのね


 商品名のタグを見たことが無く、ただ、皆がそう言っていたから、ずっと「ポコタン」と呼んでいた訳なんですが、その確証を得たくて気になっておりました。
 それから確証を得たのはおよそ20年後なんですがね。こんな風にゴッソリ袋に入っていたことも驚きでした。駄菓子屋のおばちゃんの裁量でばら売りにしていたのか、まあ、その辺は詮索のしようがありませんね。
 さて、このポコタン。本家のコンセプトをパク・・・踏襲しつつも、立体的なフォルムに腰部のボールジョイントによる可動、増加パーツによるパワーアップ・・・それまで見てきた“ピコタンのパチモン”の中では、ホンモンを越えたパチモン・・・くらいに思っていました。 

本物は、どれだ?


 これまでの人生を振り返ってみると、ほぼ、十中八九、僕が欲しいなと思った新製品は友人たちが先にゲットしています。
「明治のピコタン」も近所(その頃の行動半径300メートル以内)のお菓子屋さんではぜんぜん見かけず、O市場に売っているという友人の情報で、家から1キロ以上離れたお店でようやくゲットにいたりました。O市場と言えばサイガロンやイーグルファイターもそこで買ったなあ。これを機会に行動半径は3倍に広がりました。
 発売が1974年後半、9、10月ごろだったと思います。しばらくはこの市場でしか見かけなかったのですが、11、12月ごろには次第に近所でも出回るようになりました。よほど各店への問い合わせがあったのかも・・・って、聞いて探し回った一人だろうが。のちに「動物ピコタン」や「運動会ピコタン」などのシリーズが登場するところを見ると、間違いなくヒット商品になっていったといえるでしょう。
 さて、ヒット商品にはパチモンがつきもんで、袋に50個くらいゴッソリ入ったピコタンをゲットして一気にピコタン長者・・・と思いきや、サイズが一回り小さくて互換性がまったく無く、ヒジョーにガッカリさせられたこともありました。そんなのやあんなのや、ミクロマンほどの巨大なブロー成形のピコタンから、1/2サイズのピコタンまで、駄菓子屋には数々のピコタンのパチモンが登場しました。言い換えれば、パチモンはヒット商品のバロメーターです。パチモンの数だけその商品はヒットしていたと言っても良いでしょう。

 そういや、あれだけヒットしたエヴァンゲリオンのパチモンは出ませんねぇ。どうしたんだアリイよ。まあ、今やそういうモンが育つ土壌が無いことは承知しているんですけれどね。なんか寂しいんですよ。
もうこの際だからピコタンを復刻して「エヴァピコタン」とか出してくれえ、みたいな。

いろんなかたちを焼きましょお


 “アサヒ玩具”と言えば「ママクッキー」。これ、僕定説。
いや、まあその、汎用性が高い「ママレンジ」の方が有名なんですが、僕はママクッキーのほうに惹かれました。
そもそも、ママレンジに興味が行かなかったのは、既に電熱線が付いていて焼けるって仕組みが見えて分かって、これならうちのコンロで十分じゃん。・・・と言う結論に落ち着いたからです。
ママクッキーに惹かれる理由は、まさにその“仕組み”で、あのクリアーイエローの上蓋を開くと中はどうなっているのか、それでどうやってクッキーを焼くのか非常に興味があったからです。

 クッキーしか焼けない、用途が限定される器械はあまり人気が無いのかもしれませんが、僕はどうもこういう“用途限定ブラックボックス的調理機器”に惹かれる傾向があるみたいです。餅つき機とか、パン焼き機とか。
ルーツを遡ると、お稽古事の帰りに祖母と立ち寄ったコインランドリーの自販機にあるようです。ボタンを押すとカップがポトンと落ちてきて氷や水がチューチュー注がれて出来上がるジュースの自販機、味噌汁の自販機、うどんの自販機、ハンバーガーの自販機など等。押せばすぐ出る缶ジュースと異なり、いずれも「ちょっとだけ待たされる」というところが“ミソ”です。

・・・で、本題のママクッキーはどうやってクッキーを焼くのでしょうか。ポップコーンは聞くところによると“電球の熱”でポンポンさせるらしいですね。・・・・・・PL法・・・ボソボソッ 

それから20年


 ひょんなところで忘れかけていた疑問の回答に出くわしました。
アサヒ玩具と言えば、あの「 マ マ ク ッ キ ー 」のアサヒ玩具な訳ですが、レゴでもダイヤでもないブロックを買ってもらった記憶が無いんですけど・・・けど、ゴムタイヤの汽車のブロックを組んだこと、円柱パーツの内側にメッキパーツがはめ込んであったり、それがレゴらしからぬ仕様だったなあ・・・と振り返ってみると、それがすなわちワンダーブロックそのものだったんだってことで、やっぱりどこかで買ってもらっていたことになります。まあ、当時買ってもらったレゴを全て挙げられるかって言われたって、当時の写真付きカタログでも見ないことには無理ですからね。1つ2つ違うものを買ってもらったって、パーツが合えば混ぜてしまったらもう分かりません。

・・・と言いながら、ついつい何を買ってもらったか思い出そうとする始末。仕方が無いから気が済むまで思い出しておくことにします。
一番最初に組んだのが8輪クレーン車、以下順不同で、黄色い大きなトレ-ラートラック、中型の線路運搬車、扉が開く小さな赤いワゴン車、黒いタクシー、2つのタンクを積んだ中型トレーラートラック、救急車、ガソリンスタンド、シェル石油やホテルのネオン板や謎のブラックボックスが付いたライトセット、青いバッテリーボックス、汽車、赤い客車、線路(枕木は白、線路は青)各種、遮断機、止め方が分からない列車用信号機セット、キャタピラ・車両等モーター&バッテリーセット、一番最後がセスナ機・・・。

プラチカ、リビトン、プッシュブロック、ペッタブロック、テンテなどなど


その昔、レゴブロックには非常にお世話になっていましたが、そんなレゴブロックに混ざって、ポッチにこんなロゴが記されたブロックがいくつかありました。

「A T C」・・・なんだろな、なんだろなと思いつつも、レゴと合うので何の違和感も無く使っていました。

「ゼルダの伝説」とは何の関係も・・・ある訳ないよな。


 先週、4年ぶりに東京に遊びに行きました。東京へ行ったら必ず立ち寄ることにしている国分寺の某店が無くなっていて、しばしぼーぜん。恋ヶ窪の姉妹店もコインランドリーに変化していて、過ぎ去った歳月の重さを感じました。ま、下北沢のほうでは貴重な収穫が有ったので良しとしましょう。
 久々に会った友人たちとは初めてカラオケ居酒屋にしゃれ込んで、「とぉ~べぇ~!ちょおばくぅ~」「がぁっしいぃぃぃぃん!」等々(必然的にアニメ・特撮に偏る)、4年間の鬱積したものを搾り出すように歌いまくりました。 

 で、収穫の一つのこの「ゼルダマシン」。パッと見ジョイントロボのビークル系かと思わせておいて、実はザ・アニメージのドーム基地などに付いているビークルのリサイクルって訳なんですが、販売形態についてはまったく不明です。設定文は以下に原文のまま
 
 銀河戦闘マシン<ゼルダ軍>
宇宙暦107年、銀河系は“悪の暗黒惑星”のしつような攻撃を受けていた。これに対抗するため銀河戦闘マシン軍が結成され立ち上がった。今こそ悪の惑星をつぶせ!ゼルダ軍!!  

プロフィール

ガルダンガンガル

Author:ガルダンガンガル
歳を重ねる毎に忘れてしまう幼少のころに手にした、あるいは目にした、おもちゃ(プラモもオマケも“おもちゃ”に含む)に関する記憶を残しておく事から始めたブログも、気が付けば干支が一回り。
今では可動フィギュアに魅せられてイロイロ改造を施してイロイロポーズを取らせたり、二次創作をしてみたり。

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