fc2ブログ

ウルトラシブリン その121  「侵略者ワルダー軍を撃て」

~省略したここまでのあらすじ~

宇宙ステーションV-4は、宇宙警備隊より謎の侵略者ワルダーが地球に向かっているとの連絡を得るが、時を同じくして月軌道上にワープ航法で現れたワルダー軍の奇襲攻撃が開始される。

地球防衛軍は、宇宙警備隊との共同作戦を展開。
最終防衛ラインを突破されつつも、激戦の末、衛星軌道上で撃墜されたワルダー軍の母艦は爆破四散して大気圏で燃え尽きた。

作戦は成功したかのように思われたが、残骸にはワルダー軍のポッドが擬装されたおり、落下したポッドは無人の小さな孤島に集結し、プラントを建造して機動マシンを製造し、侵略の準備を進めていた。

一方、地球防衛軍は、ワルダー軍の再来に備え、残骸を調査していたところ、増殖機能の一部と思われる回路が電波により作動したことから、ワルダー軍団が地球に侵入している可能性を察知した。

シブリン121
探査によりワルダー軍の拠点を突き止め、シブリンによるワルダー軍団の殲滅作戦が始まった。

シブリン121
次々と襲いかかるワルダーメカ。

シブリン121
プラントの中枢で音撃を展開する。

シブリン121
音撃によって一気に壊滅したワルダー軍団の製造プラント。

シブリン121
しかし、ワルダーメカの生き残りがシブリンの前に姿を現した。

シブリン121

シブリン121


つづく

テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その122  「侵略者ワルダー軍を撃て」

シブリン122

シブリン122

音撃を使った時には起動していなかったってワケね…。
シブリン122
!?

シブリン122

シブリン122


シブリン122
うあ・・・

シブリン122
ちょっと!
シブリン122
てえぃ!

シブリン122


シブリン122
うわっ!?

なに?
シブリン122

こんな大物がまだ残っていた
シブリン122

こんのっ!!
シブリン122


シブリン122
てやああああっ!

!?
シブリン122
ウソ!効かない!?

シブリン122
固有振動が違うってワケ?

もしそうなら周波数を解析しないと・・・
シブリン122


ぐうっ~・・・このっ
シブリン122
・・・やっぱり違ってる・・・


!?
シブリン122
ちょっと!!

もう少し正確に解析しないと・・・

ああっ!
シブリン122

解析に集中できない・・・
シブリン122
くううう・・・

シブリン122
てやああああっ!

機能が停止した・・・
シブリン122

ふんっ!!
シブリン122
・・・

シブリン122
はあっ・・・やった・・・

ハァ・・・ハァ・・・
キャップに迎えに来てもらおうかな・・・
シブリン122
!?

ウソでしょ・・・
シブリン122
・・・なんで動けるのさ・・・

つづく

テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その123  「侵略者ワルダー軍を撃て」

シブリン123
あの2体は周波数が一致していないってワケ?

な・・・何?
シブリン123

さっきのヤツらみたいに壊れたメカもまとめてくっ付けて大きくなっていくってワケ・・・
シブリン123
まとまってくれた方が!

てぃやあああああああ!!

シブリン123
!?

!!
シブリン123
ぐうぅ・・・そんな・・・効かない?


シブリン123
まさかコイツら・・・周波数を変更している?

シブリン123
シブリン123
でも・・・そんな事出来るなんて・・・

くっ!
シブリン123

わわっ!
シブリン123

うあっ!
シブリン123

シブリン123

シブリン123

シブリン123
解析が足りなかったのか

シブリン123

周波数は変わっていない・・・
じゃあなんで・・・
シブリン123

もう一度!

てぃやあああああ!!

シブリン123
!?
逆位相波!

音撃を相殺された!
シブリン123
真正面からじゃダメ

シブリン123

シブリン123

ダメだ!位相波が出続けている
シブリン123
どうする・・・

シブリン123

うあっ!!
シブリン123
このっ!

シブリン123
え!?

このっ!!
シブリン123

あうぁ!?
シブリン123
あが゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!

や!?・・・いやああ!防御層がぁっ!!
シブリン123
え?

うああっ!
シブリン123
!!

いあああっ!!
シブリン123
か・・・噛み千切られるぅッ!!

や・・・いやっ…
シブリン123
いやああああああああっ!!

シブリン123
・・・う・・・やった・・・の?

シブリン123
・・・苦しくて出した声が位相波を乱したのかな・・・

シブリン123
・・・今度こそ倒せたよね・・・


つづく






テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その124  「侵略者ワルダー軍を撃て」

ハァ・・・ハァ・・・
シブリン124

5層の防御皮膚を突き破る武器・・・
音撃を無効化する逆位相波・・・
シブリン124
まるで・・・私を・・・?

うわっ!
シブリン124

シブリン124a
うう・・・!?

シブリン124

シブリン124


あ・・・ああ・・・

シブリン124

何?・・・アレで動くの?
シブリン124
あ・・・は・・・

シブリン124
ウソでしょ・・・

シブリン124
こんなに大きな・・・

くっ!
シブリン124

シブリン124a

シブリン124
大きくなれば動きは相応に・・・

シブリン124

さっきのコアモジュールみたいなやつ・・・
シブリン124
あれを破壊すれば動きを止められるかも。

シブリン124
背面に取り付いて

シブリン124


!!
シブリン124a

くっ・・・
シブリン124
うあっ!!

シブリン124
んっ!!ぐううううう~っ・・・
シブリン124
ぐううううう~!!
シブリン124
!?

 え?
シブリン124
!ちょ・・・ちょっと!
シブリン124
なっ!こんなカッコで・・・!
  

やだ!冗談じゃない!!
シブリン124
こんのォ・・・離してよ!!

離してって・・・
シブリン124
言ってるでしょ!?

うわっ?
シブリン124

あんな一撃で離した?
シブリン124a

・・・頭が弱点?
シブリン124

シブリン124
なに?止まった?


つづく 


ウルトラシブリン その126  「侵略者ワルダー軍を撃て」

な・・・なんなのさ・・・コイツ・・・
シブリン126

シブリン126

シブリン126
人型に・・・

・・・さっきより・・・背も伸びてるよね?
シブリン126

シブリン126
それが最終形態ってワケ?

ハッ!!
シブリン126

がはっ!?
シブリン126

シブリン126

う・・・あうっ・・・なん・・・で・・・?
シブリン126
今・・・何されたの?
!?

・・・こ・・・コイツ・・・動きがさっきより速い!?
シブリン126
!捕まったらヤバイ!

うぁ・・・
シブリン126
!!

ああぁ・・・
シブリン126
ンあっ!

このっ
シブリン126
!!

くっ・・・
シブリン126
ンくぅ・・・


シブリン126


シブリン126
こんのぉっ!!


シブリン126
てぃやぁ!!

二本足だから安定しないよね!
シブリン126
ハッ!!

シブリン126
デカいくせに得物を使うってワケ?


シブリン126
巨体が振り回す大きな武器・・・一撃をまともに受けたらヤバイけど、動作は読みやすくなる。

懐に入れば・・・
シブリン126
フンッ!

でやっ!!
シブリン126

シブリン126

シブリン126

ひびが入ってる
さっきの一撃で・・・それで
シブリン126
コクピットを破壊すれば動きを止められるはず。

シブリン126

シブリン126

振りのタイミングは掴めた。
シブリン126
抜けたら真下から全力で・・・

ハッ!
シブリン126

てゃああ!
シブリン126
避けられた!?

くっ・・・こっちの狙いが・・・
シブリン126


うあっ!
シブリン126
このッ!!

そこっ!!
シブリン126
まだまだ!!

シブリン126


!?

シブリン126

ぐっ!!
シブリン126

ううっ・・・
シブリン126

シブリン126
ああっ!!

うあああっ!
シブリン126

シブリン126

シブリン126

シブリン126

シブリン126



つづく

テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その127  「侵略者ワルダー軍を撃て」

シブリン127

シブリン127

シブリン127


シブリン127
そりとん兵器ヲ使ウ巨人兵・・・

シブリン127
シブリン127

シブリン127
短時間デ再生スル不死身ノ身体・・・

生キ残リガ存在シテイタトハ考エニクイガ・・・
シブリン127
精査開始!

シブリン127

シブリン127

解析デキタ一部ノ身体でーたハ一致シテイルガ・・・
シブリン127
ドウイウコトダ・・・

シブリン127
尋問開始!

目覚メロ。蒼ノ惑星ノ巨人兵
シブリン127
う・・・ あ?

オマエハ、カツテ第8銀河ヲ蹂躙シタ、蒼ノ惑星ノ戦闘巨人兵ダナ?
シブリン127
蒼の・・・惑星・・・?

我々ノでーたべーすニハ、蒼ノ惑星ガ実戦デ使用シタ第6世代型マデ全テノ戦闘巨人兵器ニ関スル情報ガ記録サレテイル。
シカシ、戦闘能力ニ共通シタでーたハ見ラレタモノノ、オ前ハイズレノでーたニモ該当シナイ。
他ニ考エラレルトスレバ、オ前ハ生産計画ガ有ッタトサレル第7世代型戦闘巨人兵デアロウ。
シブリン127
第・・・七世代・・・な・・・何のこと?

蒼ノ惑星ノ戦闘巨人兵ハ宇宙警備隊ト銀河連邦ノ総力戦デ全滅シタ。
蒼ノ惑星ハ敗北ニヨリ全テノ戦力ヲ放棄シタコトデ、巨人兵ノ製造ニ関スル技術ヲ含メ全テノ軍事技術ガ破棄サレタハズダ。
仮ニ密カニ開発ヲ進メテイタトシテモ、蒼ノ惑星ハ、ソノ後間モ無ク滅亡シテイル。

シカシ、第5世代型戦闘巨人兵ノ特殊兵装そりとんニ対抗スルタメニ我々ガ開発シタ、そりとんきゃんせらーヲ破ル事ガ出来タトイウコトハ、ソレハオ前ガ、第6世代マデノ全テノ能力ヲ合ワセ持チ、全テノ欠点ヲ修正シタ、最強ノ第7世代型戦闘巨人兵ガ、コノ地球デ製造サレ、完成シテイタトイウ証明ニ他ナラナイ。
シブリン127
・・・な・・・何のこと言ってるのか分からないよ。
蒼の惑星とか、第7世代とか、そんなのわたし・・・知らないし。

・・・
虚偽ヲ貫クカ。ソレニツイテハユックリ分解シテ調ベレバワカル事ダ。
コウシテオ前ヲ捕獲出来タノハ最大ノ収穫ト言エルカモシレナイ。
シブリン127
は?ちょっと!私を分解って!?

我々わるだー軍ノ兵士ヲ強化スル研究資料トシテ分解スルノダ。

な!?
シブリン127
コレヨリ脳細胞ヲ破壊シテ記憶ヲ消去スル。
ソノ後、ワルダー軍ノ戦闘ぷろぐらむでばいすヲ取リ付ケテ、我々ノ意ノママニこんとろーる出来レバ、戦力トシテ活用スル計画モ、視野ニ入レヨウ。
ソレガ出来ナケレバ、ソノ場デ分解スル。

じょ・・・冗談じゃない!!
シブリン127
やだ!
離してよ!

くっ・・・思う様にパワーが出せないッ
エネルギーが・・・
シブリン127
うあっ!

あああっ!
シブリン127
あっあああああ!!

あがっ!ああああああ!!

シブリン127
ひいっ! いやああああああ!!

無駄ダ。そりとんきゃんせらーハあっぷでーとシテイル。

ああああああああ!
シブリン127
!!

ひぃあ!!
シブリン127

シブリン127

シブリン127
・・・記憶消去完了



つづく


テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その128  「侵略者ワルダー軍を撃て」

戦闘ぷろぐらむでばいす設置完了
シブリン128

せーふてぃーゆにっと設置 
シブリン128

シブリン128

シブリン128

シブリン128

さぶゆにっと埋メ込ミ完了
シブリン128

えねるぎーちゃーじ
シブリン128

完了
シブリン128

でもんすとれーしょんぷろぐらむヲ実行
シブリン128

シブリン128
敵・・・発見・・・殲滅
シブリン128

シブリン128

シブリン128

シブリン128


シブリン128
でもんすとれーしょん合格
コレヨリわるだー本星ニ搬送

ワルダー・・・?
シブリン128
うっ・・・

ああっ!?
な!? なにこれ!
シブリン128
ぐうう~

えらー発生 捕獲

!?
シブリン128
くっ!

捕獲後、再度洗脳

!?洗脳?
シブリン128
とれ・・・て・・・よ・・・

んん~っ!!

とれた!!
シブリン128
!!

くっ!
シブリン128

このっ!!
シブリン128
機能停止してからの記憶のタイムラグが30分も有る。
この間のバックアップが間に合わなくて消されちゃったんだ・・・。

重要な事が無ければ良いけど・・・
シブリン128
そんな簡単にアンタたちの操り人形にされたりしないから!

・・・そうだ、コクピットを狙おうとして・・・
シブリン128
!?
ううっぎぃっ!?


シブリン128
ううう~っ 
何・・・喉が・・・ぐ…苦しいぃ~・・・

うっ…が・・・あああああ!!!
シブリン128
あ・・・あ・・・あひっ! いあっ!えああああ!!!

ぐぇあう~・・・ あうっ・・・あぅっ・・・!!
シブリン128
洗脳ノえらーハ想定内ダ。
オ前ノ体内ニハせーふてぃーゆにっとヲ取リ付ケテオイタノダ。

・・・セ・・・セーフティーユニット?

巨人兵ヤ巨大生物ヲ服従サセルノニ使用スルタメノ装置ダ。

こ・・・こんなもので脅したって! 洗脳なんか・・・
シブリン128
はがぁっ!!


うあっ!?おぁ・・・が・・・ああ・・・
シブリン128
すたんばいもーどデハ全テノ機能ヲ停止サセテイルカラ、全ク分カラナイ。
シカシ、ココカラ遠隔操作ヲスルコトデ・・・

がはっ!!

ああゥ…がっ!
んんっ!?
シブリン128
あおっ・・・あうあう

活動形態ニナッテ内部デ暴レマワルノダ。

あ・・・あは・・・
『今の・・・お腹に・・・い・・・いるの・・・?』
シブリン128
こんな・・・中にいるのに全然・・・分からない・・・

サスガノ巨人兵モ体内ニ潜リ込ンダ敵ヲ破壊スルコトハ出来マイ。

サア立テ。マダ抵抗スルツモリナラ、内部ヲ引キ裂イテ腹ヲ突キ破ッテ出シテミセヨウカ。

や・・・やめてよ・・・
シブリン128
コレって・・・取り出せるよね?

取リ出ソウトシタ場合ハ、時限爆弾ノすいっちガ入ル。
シブリン128
!? そんな!!
 
つづく


テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その129  「侵略者ワルダー軍を撃て」

なんですぐに爆発させないワケ?
シブリン129
恐怖ヲ味ワウ時間ヲ与エル為ダ。

恐怖を・・・味わう・・・

死ヲ恐レヌト言ワレル戦士ドモハ
泣キ叫ビ命乞イヲスルカ、
恐怖ニ耐エキレズ先ニ自害スルカ、
気ガ触レテ走り回ルカ、
開キ直ッテ我々諸共ト考エルカ、
イズレカノ哀レナ末路ヲ迎エタ。
シブリン129
・・・酷いコトするんだね・・・。

・・・

そう・・・ちょっとの時間はもらえるんだ・・・。
シブリン129


トリニティー フィールド!!   
シブリン129

シブリン129

!?
シブリン129

シブリン129
!?

よくも身体のあっちこっちにこんなもの仕掛けてくれたよね!!
シブリン129

ソンナバカナ!一体ドウヤッテ一瞬デ全テヲ取リ除イタノダ?
シブリン129
そ・・・!

それは・・・
シブリン129


シブリン129
中に有るって事が分からなかったら、ぜんせん探知出来なかった・・・

時間の狭間のこの空間は、あらゆるノイズを遮断してくれるから、落ち着いてスキャンできる。
シブリン129
こんなことで使うことに成るなんてね・・・

・・・?

・・・え? ・・・ちょっと・・・ヤダ
シブリン129
・・・こんなトコにも小さいのが入ってる?

・・・あ・・・
!・・・こんなトコまで・・・ったく・・・わたしを粉々にしたいワケ?
早く出さないといけないのに、思ったより時間がかかりそう・・・
シブリン129
・・・気を静めて・・・  ・・・んっ・・・

う・・・ハァっ・・・
シブリン129
んんっ!    うえっ!

うっ・・・エあっ・・・
シブリン129
んんん~っ!!

・・・
シブリン129
そ!・・・そんなの!
・・・どうだっていいでしょ!!

シブリン129
とにかく!!遊んでくれたお礼を返すから!

シブリン129
あの装甲を突き破るには・・・
粒子加速並みの速度を出してぶつけないと
シブリン129
でも、避けられたら意味が無い

寸前で
シブリン129
ドウスルカト思エバ体当タリカ。

ソンナすぴーどデ真正面カラ来ルナド
シブリン129
マタ切ラレニ来ルヨウナモノデハナイカ。

シブリン129
今度ハ縦ニ真ッ二ツニシテヤロウ

シブリン129

消エタ!?
シブリン129

せんさーニ・・・
空間跳躍反応!?

ム?
シブリン129

シブリン129

う・・・ううっ・・・
シブリン129
や・・・やった・・・よね?

シブリン129
超空間跳躍を使って・・・目いっぱい加速して突っ込んでやった・・・

こっちの身体もガタガタ・・・
シブリン129
キャップを呼ば・・・

うあ・・・
シブリン129

シブリン129

シブリン129


つづく

テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その130  「侵略者ワルダー軍を撃て」

・・・うぁ・・・はあぁぁ・・・
シブリン130
・・・キャップに・・・連絡してないままだったけど・・・

『 限界時間を過ぎても連絡頂けない場合は、直ちに出動させていただきます。 』

・・・そろそろ来る頃かな・・・。
シブリン130
!?

シブリン130

しまった・・・アイツ分離して・・・
シブリン130
・・・全く無傷じゃないのさ

私の事・・・気付いてるよね・・・
シブリン130
キャップ!ゴメン!まだ宇宙船型の大きなヤツが残ってる。

「今、そちらに向っています。あと10分ほどで到着します。」
シブリン130
まだ来ないで!コイツをやっつけるまで待ってて!

「ですが、シブリンさんのヘルススキャナーがアクティブになっていません。
通常モードのままでは危険です!」

・・・私なら大丈夫だから!
 
「こちらは完成したばかりの徹甲弾を搭載させたマットアローが2機同行しています。」
シブリン130
「あとは私たちに任せて、どうか無理をなさらず、安全な場所に退避していてください。」

キャップ・・・

分かった・・・。

覚醒モードが再起動可能になるまであと15分くらい・・・
キャップの方が早いし・・・
シブリン130
でも、それまでにアイツがここから撤退したら・・・

!?
シブリン130

あうっ!!
シブリン130
・・・うう・・・もうっ・・・なに・・・ドジってんのさ・・・

シブリン130

あれは?
シブリン130
アイツまさか・・・私を捕獲しようってワケ?

絶対に捕まる訳にはいかない。
けど・・・
シブリン130
アイツは私の身体を調べていたはず・・・。
そのデータを破壊しないと。

この姿でも・・・
シブリン130
光線は撃てるんだから!

もう1機!?
シブリン130
ったく!!
小物相手は小物ってワケ?


! わたしが捕まるまでは足止めが出来る!
シブリン130
撤退だけは  阻止しないと!



ハァッ  ハァッ
シブリン130
ハァッ・・・   ハァッ・・・


ああん! もうっ!
シブリン130
早く来てよキャップ!

 出力を押さえて負担の少ないヤツ・・・。
シブリン130
それなら・・・

行けぇっ!!
シブリン130


シブリン130


・・・さんぷる捕獲困難・・・
シブリン130
・・・破壊シテ部品ヲ採取・・・

!?
シブリン130


ウソ・・・


シブリン130





シブリン130


つづく


テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

ウルトラシブリン その131  「侵略者ワルダー軍を撃て」

「ハイドランジャー1号のキリユウだ!
シブリン131
宇宙船は砲撃の後、着陸したぞ!」

「あの様子だと彼女は捕まっちまったかもしれん。
シブリン131
浮上して離陸を阻止するか?」

いえ、キリユウさんは潜水してそのまま待機を続けて下さい。
シブリン131

恐らく、ここ一番をお願いすることに成ります。
シブリン131
「了解ィ! レーザー砲に切り替えて待機する。」

アカバさん!先行してください!
シブリン131
「了解!」

シブリン131
「目標が離陸を開始した!」

「攻撃を開始する!!」
シブリン131



・・・・・・



精査した結果、第2子に覚醒因子が有ることが確認されました。

シブリン131

第7世代・・・間違いないのか。

シブリン131

残念ですが、今となっては、災いをもたらす力にこそなれ・・・


・・・
シブリン131

・・・なんだろう、今の・・・記憶・・・かな?
シブリン131
第7・・・世代・・・ あれ?聞き覚えが有るような、無い様な・・・。


・・・・・・


キャップ・・・
シブリン131

お疲れさまでした。シブリンさん。

もう、宜しいですか?

うん・・・。
ゴメン・・・ドジ踏んで全部やっつけられなかった・・・。
シブリン131
いいえ、データに無い敵の出現によって、限界時間を超える戦いになってしまったのは想定外です。
あれほどの強力な兵器を相手に、よく頑張って下さいました。


それで、あの宇宙船は?

撃墜しました。ご安心ください。


・・・そっか・・・よかった・・・。

わたしの光線、全然通じなかったから。
徹甲弾は通じたんだ・・・。

・・・

・・・その件に関してですが・・・


新型の徹甲弾は、あの宇宙船には通じませんでした。

シブリン131
!? じゃあ


ある程度予想はしていましたので、初戦でウルトラ警備隊が行ったように、
宇宙船のコクピットを狙う戦法に切り替えました。


でも、あれって、正面からの精密射撃が出来ないと

ええ、ですので、マットアローで周囲から攪乱攻撃をして、私が正面から突撃を・・・
 
キャップが!?

・・・するフリをして寸前で上昇し、並行して潜行していたハイドランジャーで精密射撃をしました。
シブリン131

ハイド・・・キリユウ隊長たち、退院出来たの?

まだ安静の方がほとんどですが、キリユウさんが一般隊員を動員して使用可能な戦力で参戦して下さいました。
シブリン131
三部隊の合同戦で、なんとか撃墜出来たしだいです。 


・・・よかった・・・


・・・



どうかしましたか?

・・・
シブリン131
・・・あのさ・・・わたしの故郷の星の事で 「第7世代」の事って、あの人達から聞いたことある?

・・・第7世代?

うん・・・なんか私に関係することみたいなんだけど、急に思い出したようにその言葉が出てきて、
誰かから聞いたことがあるみたいなんだけど、なんかぼんやりして思い出せなくて・・・。


気になるようでしたら、可能な限り調べておきますが・・・

貴女にとってそれは、どのような事だとお思いになられますか?

・・・

・・・言い出しにくい事のようですね。


・・・わ・・・私が・・・災いをもたらす存在として・・・生まれた・・・みたいな・・・

シブリンさん!



貴女は、故郷のお父様方から、どのように育てられてきましたか?

え?

戦争をするための兵士としての訓練を、お父様や、他の誰かから一日でも教わりましたか?

そ・・・そんな事習っていないよ。私の星は・・・私が生まれた時は、もう戦争を放棄していて・・・

・・・でしたら、平和の大切さを知っている貴女には、もう関係の無いことです。


もし仮に、その第7世代と呼ばれる方々が、
そのような災いをもたらす恐ろしい力を持った存在だったとしても、


そしてもし、貴女がその第7世代だったとしても、

その力は、貴女がこれまで育んで来られた平和を愛する心で、

私たちと一緒に平和を守る為に使って頂けることを、私は信じています。






貴女のお父様もきっと、そう願って、貴女を育てられたのだと思います。

シブリン131
キャップ・・・

シブリン131
ありがとう・・・

シブリン131



おしまい

テーマ : フィギュア
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

ガルダンガンガル

Author:ガルダンガンガル
歳を重ねる毎に忘れてしまう幼少のころに手にした、あるいは目にした、おもちゃ(プラモもオマケも“おもちゃ”に含む)に関する記憶を残しておく事から始めたブログも、気が付けば干支が一回り。
今では可動フィギュアに魅せられてイロイロ改造を施してイロイロポーズを取らせたり、二次創作をしてみたり。

カレンダー
12 | 2025/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR