ウルトラシブリン その121 「侵略者ワルダー軍を撃て」
~省略したここまでのあらすじ~
宇宙ステーションV-4は、宇宙警備隊より謎の侵略者ワルダーが地球に向かっているとの連絡を得るが、時を同じくして月軌道上にワープ航法で現れたワルダー軍の奇襲攻撃が開始される。
地球防衛軍は、宇宙警備隊との共同作戦を展開。
最終防衛ラインを突破されつつも、激戦の末、衛星軌道上で撃墜されたワルダー軍の母艦は爆破四散して大気圏で燃え尽きた。
作戦は成功したかのように思われたが、残骸にはワルダー軍のポッドが擬装されたおり、落下したポッドは無人の小さな孤島に集結し、プラントを建造して機動マシンを製造し、侵略の準備を進めていた。
一方、地球防衛軍は、ワルダー軍の再来に備え、残骸を調査していたところ、増殖機能の一部と思われる回路が電波により作動したことから、ワルダー軍団が地球に侵入している可能性を察知した。
探査によりワルダー軍の拠点を突き止め、シブリンによるワルダー軍団の殲滅作戦が始まった。
次々と襲いかかるワルダーメカ。
プラントの中枢で音撃を展開する。
音撃によって一気に壊滅したワルダー軍団の製造プラント。
しかし、ワルダーメカの生き残りがシブリンの前に姿を現した。
つづく
宇宙ステーションV-4は、宇宙警備隊より謎の侵略者ワルダーが地球に向かっているとの連絡を得るが、時を同じくして月軌道上にワープ航法で現れたワルダー軍の奇襲攻撃が開始される。
地球防衛軍は、宇宙警備隊との共同作戦を展開。
最終防衛ラインを突破されつつも、激戦の末、衛星軌道上で撃墜されたワルダー軍の母艦は爆破四散して大気圏で燃え尽きた。
作戦は成功したかのように思われたが、残骸にはワルダー軍のポッドが擬装されたおり、落下したポッドは無人の小さな孤島に集結し、プラントを建造して機動マシンを製造し、侵略の準備を進めていた。
一方、地球防衛軍は、ワルダー軍の再来に備え、残骸を調査していたところ、増殖機能の一部と思われる回路が電波により作動したことから、ワルダー軍団が地球に侵入している可能性を察知した。
探査によりワルダー軍の拠点を突き止め、シブリンによるワルダー軍団の殲滅作戦が始まった。
次々と襲いかかるワルダーメカ。
プラントの中枢で音撃を展開する。
音撃によって一気に壊滅したワルダー軍団の製造プラント。
しかし、ワルダーメカの生き残りがシブリンの前に姿を現した。
つづく
ウルトラシブリン その122 「侵略者ワルダー軍を撃て」
ウルトラシブリン その123 「侵略者ワルダー軍を撃て」
あの2体は周波数が一致していないってワケ?
な・・・何?
さっきのヤツらみたいに壊れたメカもまとめてくっ付けて大きくなっていくってワケ・・・
まとまってくれた方が!
てぃやあああああああ!!
!?
!!
ぐうぅ・・・そんな・・・効かない?
まさかコイツら・・・周波数を変更している?
でも・・・そんな事出来るなんて・・・
くっ!
わわっ!
うあっ!
解析が足りなかったのか
周波数は変わっていない・・・
じゃあなんで・・・
もう一度!
てぃやあああああ!!
!?
逆位相波!
音撃を相殺された!
真正面からじゃダメ
ダメだ!位相波が出続けている
どうする・・・
うあっ!!
このっ!
え!?
このっ!!
あうぁ!?
あが゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!
や!?・・・いやああ!防御層がぁっ!!
え?
うああっ!
!!
いあああっ!!
か・・・噛み千切られるぅッ!!
や・・・いやっ…
いやああああああああっ!!
・・・う・・・やった・・・の?
・・・苦しくて出した声が位相波を乱したのかな・・・
・・・今度こそ倒せたよね・・・
つづく
ウルトラシブリン その124 「侵略者ワルダー軍を撃て」
ハァ・・・ハァ・・・
5層の防御皮膚を突き破る武器・・・
音撃を無効化する逆位相波・・・
まるで・・・私を・・・?
うわっ!
うう・・・!?
あ・・・ああ・・・
何?・・・アレで動くの?
あ・・・は・・・
ウソでしょ・・・
こんなに大きな・・・
くっ!
大きくなれば動きは相応に・・・
さっきのコアモジュールみたいなやつ・・・
あれを破壊すれば動きを止められるかも。
背面に取り付いて
!!
くっ・・・
うあっ!!
んっ!!ぐううううう~っ・・・
ぐううううう~!!
!?
え?
!ちょ・・・ちょっと!
なっ!こんなカッコで・・・!
やだ!冗談じゃない!!
こんのォ・・・離してよ!!
離してって・・・
言ってるでしょ!?
うわっ?
あんな一撃で離した?
・・・頭が弱点?
なに?止まった?
つづく
5層の防御皮膚を突き破る武器・・・
音撃を無効化する逆位相波・・・
まるで・・・私を・・・?
うわっ!
うう・・・!?
あ・・・ああ・・・
何?・・・アレで動くの?
あ・・・は・・・
ウソでしょ・・・
こんなに大きな・・・
くっ!
大きくなれば動きは相応に・・・
さっきのコアモジュールみたいなやつ・・・
あれを破壊すれば動きを止められるかも。
背面に取り付いて
!!
くっ・・・
うあっ!!
んっ!!ぐううううう~っ・・・
ぐううううう~!!
!?
え?
!ちょ・・・ちょっと!
なっ!こんなカッコで・・・!
やだ!冗談じゃない!!
こんのォ・・・離してよ!!
離してって・・・
言ってるでしょ!?
うわっ?
あんな一撃で離した?
・・・頭が弱点?
なに?止まった?
つづく
ウルトラシブリン その126 「侵略者ワルダー軍を撃て」
な・・・なんなのさ・・・コイツ・・・
人型に・・・
・・・さっきより・・・背も伸びてるよね?
それが最終形態ってワケ?
ハッ!!
がはっ!?
う・・・あうっ・・・なん・・・で・・・?
今・・・何されたの?
!?
・・・こ・・・コイツ・・・動きがさっきより速い!?
!捕まったらヤバイ!
うぁ・・・
!!
ああぁ・・・
ンあっ!
このっ
!!
くっ・・・
ンくぅ・・・
!
!
こんのぉっ!!
!
てぃやぁ!!
二本足だから安定しないよね!
ハッ!!
デカいくせに得物を使うってワケ?
!
巨体が振り回す大きな武器・・・一撃をまともに受けたらヤバイけど、動作は読みやすくなる。
懐に入れば・・・
フンッ!
でやっ!!
ひびが入ってる
さっきの一撃で・・・それで
コクピットを破壊すれば動きを止められるはず。
振りのタイミングは掴めた。
抜けたら真下から全力で・・・
ハッ!
てゃああ!
避けられた!?
くっ・・・こっちの狙いが・・・
!
うあっ!
このッ!!
そこっ!!
まだまだ!!
!?
ぐっ!!
ううっ・・・
ああっ!!
うあああっ!
つづく
人型に・・・
・・・さっきより・・・背も伸びてるよね?
それが最終形態ってワケ?
ハッ!!
がはっ!?
う・・・あうっ・・・なん・・・で・・・?
今・・・何されたの?
!?
・・・こ・・・コイツ・・・動きがさっきより速い!?
!捕まったらヤバイ!
うぁ・・・
!!
ああぁ・・・
ンあっ!
このっ
!!
くっ・・・
ンくぅ・・・
!
!
こんのぉっ!!
!
てぃやぁ!!
二本足だから安定しないよね!
ハッ!!
デカいくせに得物を使うってワケ?
!
巨体が振り回す大きな武器・・・一撃をまともに受けたらヤバイけど、動作は読みやすくなる。
懐に入れば・・・
フンッ!
でやっ!!
ひびが入ってる
さっきの一撃で・・・それで
コクピットを破壊すれば動きを止められるはず。
振りのタイミングは掴めた。
抜けたら真下から全力で・・・
ハッ!
てゃああ!
避けられた!?
くっ・・・こっちの狙いが・・・
!
うあっ!
このッ!!
そこっ!!
まだまだ!!
!?
ぐっ!!
ううっ・・・
ああっ!!
うあああっ!
つづく
ウルトラシブリン その127 「侵略者ワルダー軍を撃て」
そりとん兵器ヲ使ウ巨人兵・・・
短時間デ再生スル不死身ノ身体・・・
生キ残リガ存在シテイタトハ考エニクイガ・・・
精査開始!
解析デキタ一部ノ身体でーたハ一致シテイルガ・・・
ドウイウコトダ・・・
尋問開始!
目覚メロ。蒼ノ惑星ノ巨人兵
う・・・ あ?
オマエハ、カツテ第8銀河ヲ蹂躙シタ、蒼ノ惑星ノ戦闘巨人兵ダナ?
蒼の・・・惑星・・・?
我々ノでーたべーすニハ、蒼ノ惑星ガ実戦デ使用シタ第6世代型マデ全テノ戦闘巨人兵器ニ関スル情報ガ記録サレテイル。
シカシ、戦闘能力ニ共通シタでーたハ見ラレタモノノ、オ前ハイズレノでーたニモ該当シナイ。
他ニ考エラレルトスレバ、オ前ハ生産計画ガ有ッタトサレル第7世代型戦闘巨人兵デアロウ。
第・・・七世代・・・な・・・何のこと?
蒼ノ惑星ノ戦闘巨人兵ハ宇宙警備隊ト銀河連邦ノ総力戦デ全滅シタ。
蒼ノ惑星ハ敗北ニヨリ全テノ戦力ヲ放棄シタコトデ、巨人兵ノ製造ニ関スル技術ヲ含メ全テノ軍事技術ガ破棄サレタハズダ。
仮ニ密カニ開発ヲ進メテイタトシテモ、蒼ノ惑星ハ、ソノ後間モ無ク滅亡シテイル。
シカシ、第5世代型戦闘巨人兵ノ特殊兵装そりとんニ対抗スルタメニ我々ガ開発シタ、そりとんきゃんせらーヲ破ル事ガ出来タトイウコトハ、ソレハオ前ガ、第6世代マデノ全テノ能力ヲ合ワセ持チ、全テノ欠点ヲ修正シタ、最強ノ第7世代型戦闘巨人兵ガ、コノ地球デ製造サレ、完成シテイタトイウ証明ニ他ナラナイ。
・・・な・・・何のこと言ってるのか分からないよ。
蒼の惑星とか、第7世代とか、そんなのわたし・・・知らないし。
・・・
虚偽ヲ貫クカ。ソレニツイテハユックリ分解シテ調ベレバワカル事ダ。
コウシテオ前ヲ捕獲出来タノハ最大ノ収穫ト言エルカモシレナイ。
は?ちょっと!私を分解って!?
我々わるだー軍ノ兵士ヲ強化スル研究資料トシテ分解スルノダ。
な!?
コレヨリ脳細胞ヲ破壊シテ記憶ヲ消去スル。
ソノ後、ワルダー軍ノ戦闘ぷろぐらむでばいすヲ取リ付ケテ、我々ノ意ノママニこんとろーる出来レバ、戦力トシテ活用スル計画モ、視野ニ入レヨウ。
ソレガ出来ナケレバ、ソノ場デ分解スル。
じょ・・・冗談じゃない!!
やだ!
離してよ!
くっ・・・思う様にパワーが出せないッ
エネルギーが・・・
うあっ!
あああっ!
あっあああああ!!
あがっ!ああああああ!!
ひいっ! いやああああああ!!
無駄ダ。そりとんきゃんせらーハあっぷでーとシテイル。
ああああああああ!
!!
ひぃあ!!
・・・記憶消去完了
つづく
ウルトラシブリン その128 「侵略者ワルダー軍を撃て」
戦闘ぷろぐらむでばいす設置完了
せーふてぃーゆにっと設置
さぶゆにっと埋メ込ミ完了
えねるぎーちゃーじ
完了
でもんすとれーしょんぷろぐらむヲ実行
敵・・・発見・・・殲滅
でもんすとれーしょん合格
コレヨリわるだー本星ニ搬送
ワルダー・・・?
うっ・・・
ああっ!?
な!? なにこれ!
ぐうう~
えらー発生 捕獲
!?
くっ!
捕獲後、再度洗脳
!?洗脳?
とれ・・・て・・・よ・・・
んん~っ!!
とれた!!
!!
くっ!
このっ!!
機能停止してからの記憶のタイムラグが30分も有る。
この間のバックアップが間に合わなくて消されちゃったんだ・・・。
重要な事が無ければ良いけど・・・
そんな簡単にアンタたちの操り人形にされたりしないから!
・・・そうだ、コクピットを狙おうとして・・・
!?
ううっぎぃっ!?
ううう~っ
何・・・喉が・・・ぐ…苦しいぃ~・・・
うっ…が・・・あああああ!!!
あ・・・あ・・・あひっ! いあっ!えああああ!!!
ぐぇあう~・・・ あうっ・・・あぅっ・・・!!
洗脳ノえらーハ想定内ダ。
オ前ノ体内ニハせーふてぃーゆにっとヲ取リ付ケテオイタノダ。
・・・セ・・・セーフティーユニット?
巨人兵ヤ巨大生物ヲ服従サセルノニ使用スルタメノ装置ダ。
こ・・・こんなもので脅したって! 洗脳なんか・・・
はがぁっ!!
うあっ!?おぁ・・・が・・・ああ・・・
すたんばいもーどデハ全テノ機能ヲ停止サセテイルカラ、全ク分カラナイ。
シカシ、ココカラ遠隔操作ヲスルコトデ・・・
がはっ!!
ああゥ…がっ!
んんっ!?
あおっ・・・あうあう
活動形態ニナッテ内部デ暴レマワルノダ。
あ・・・あは・・・
『今の・・・お腹に・・・い・・・いるの・・・?』
こんな・・・中にいるのに全然・・・分からない・・・
サスガノ巨人兵モ体内ニ潜リ込ンダ敵ヲ破壊スルコトハ出来マイ。
サア立テ。マダ抵抗スルツモリナラ、内部ヲ引キ裂イテ腹ヲ突キ破ッテ出シテミセヨウカ。
や・・・やめてよ・・・
コレって・・・取り出せるよね?
取リ出ソウトシタ場合ハ、時限爆弾ノすいっちガ入ル。
!? そんな!!
つづく
せーふてぃーゆにっと設置
さぶゆにっと埋メ込ミ完了
えねるぎーちゃーじ
完了
でもんすとれーしょんぷろぐらむヲ実行
敵・・・発見・・・殲滅
でもんすとれーしょん合格
コレヨリわるだー本星ニ搬送
ワルダー・・・?
うっ・・・
ああっ!?
な!? なにこれ!
ぐうう~
えらー発生 捕獲
!?
くっ!
捕獲後、再度洗脳
!?洗脳?
とれ・・・て・・・よ・・・
んん~っ!!
とれた!!
!!
くっ!
このっ!!
機能停止してからの記憶のタイムラグが30分も有る。
この間のバックアップが間に合わなくて消されちゃったんだ・・・。
重要な事が無ければ良いけど・・・
そんな簡単にアンタたちの操り人形にされたりしないから!
・・・そうだ、コクピットを狙おうとして・・・
!?
ううっぎぃっ!?
ううう~っ
何・・・喉が・・・ぐ…苦しいぃ~・・・
うっ…が・・・あああああ!!!
あ・・・あ・・・あひっ! いあっ!えああああ!!!
ぐぇあう~・・・ あうっ・・・あぅっ・・・!!
洗脳ノえらーハ想定内ダ。
オ前ノ体内ニハせーふてぃーゆにっとヲ取リ付ケテオイタノダ。
・・・セ・・・セーフティーユニット?
巨人兵ヤ巨大生物ヲ服従サセルノニ使用スルタメノ装置ダ。
こ・・・こんなもので脅したって! 洗脳なんか・・・
はがぁっ!!
うあっ!?おぁ・・・が・・・ああ・・・
すたんばいもーどデハ全テノ機能ヲ停止サセテイルカラ、全ク分カラナイ。
シカシ、ココカラ遠隔操作ヲスルコトデ・・・
がはっ!!
ああゥ…がっ!
んんっ!?
あおっ・・・あうあう
活動形態ニナッテ内部デ暴レマワルノダ。
あ・・・あは・・・
『今の・・・お腹に・・・い・・・いるの・・・?』
こんな・・・中にいるのに全然・・・分からない・・・
サスガノ巨人兵モ体内ニ潜リ込ンダ敵ヲ破壊スルコトハ出来マイ。
サア立テ。マダ抵抗スルツモリナラ、内部ヲ引キ裂イテ腹ヲ突キ破ッテ出シテミセヨウカ。
や・・・やめてよ・・・
コレって・・・取り出せるよね?
取リ出ソウトシタ場合ハ、時限爆弾ノすいっちガ入ル。
!? そんな!!
つづく
ウルトラシブリン その129 「侵略者ワルダー軍を撃て」
なんですぐに爆発させないワケ?
恐怖ヲ味ワウ時間ヲ与エル為ダ。
恐怖を・・・味わう・・・
死ヲ恐レヌト言ワレル戦士ドモハ
泣キ叫ビ命乞イヲスルカ、
恐怖ニ耐エキレズ先ニ自害スルカ、
気ガ触レテ走り回ルカ、
開キ直ッテ我々諸共ト考エルカ、
イズレカノ哀レナ末路ヲ迎エタ。
・・・酷いコトするんだね・・・。
・・・
そう・・・ちょっとの時間はもらえるんだ・・・。
?
トリニティー フィールド!!
!?
!?
よくも身体のあっちこっちにこんなもの仕掛けてくれたよね!!
ソンナバカナ!一体ドウヤッテ一瞬デ全テヲ取リ除イタノダ?
そ・・・!
それは・・・
中に有るって事が分からなかったら、ぜんせん探知出来なかった・・・
時間の狭間のこの空間は、あらゆるノイズを遮断してくれるから、落ち着いてスキャンできる。
こんなことで使うことに成るなんてね・・・
・・・?
・・・え? ・・・ちょっと・・・ヤダ
・・・こんなトコにも小さいのが入ってる?
・・・あ・・・
!・・・こんなトコまで・・・ったく・・・わたしを粉々にしたいワケ?
早く出さないといけないのに、思ったより時間がかかりそう・・・
・・・気を静めて・・・ ・・・んっ・・・
う・・・ハァっ・・・
んんっ! うえっ!
うっ・・・エあっ・・・
んんん~っ!!
・・・
そ!・・・そんなの!
・・・どうだっていいでしょ!!
とにかく!!遊んでくれたお礼を返すから!
あの装甲を突き破るには・・・
粒子加速並みの速度を出してぶつけないと
でも、避けられたら意味が無い
寸前で
ドウスルカト思エバ体当タリカ。
ソンナすぴーどデ真正面カラ来ルナド
マタ切ラレニ来ルヨウナモノデハナイカ。
今度ハ縦ニ真ッ二ツニシテヤロウ
消エタ!?
せんさーニ・・・
空間跳躍反応!?
ム?
う・・・ううっ・・・
や・・・やった・・・よね?
超空間跳躍を使って・・・目いっぱい加速して突っ込んでやった・・・
こっちの身体もガタガタ・・・
キャップを呼ば・・・
うあ・・・
つづく
恐怖ヲ味ワウ時間ヲ与エル為ダ。
恐怖を・・・味わう・・・
死ヲ恐レヌト言ワレル戦士ドモハ
泣キ叫ビ命乞イヲスルカ、
恐怖ニ耐エキレズ先ニ自害スルカ、
気ガ触レテ走り回ルカ、
開キ直ッテ我々諸共ト考エルカ、
イズレカノ哀レナ末路ヲ迎エタ。
・・・酷いコトするんだね・・・。
・・・
そう・・・ちょっとの時間はもらえるんだ・・・。
?
トリニティー フィールド!!
!?
!?
よくも身体のあっちこっちにこんなもの仕掛けてくれたよね!!
ソンナバカナ!一体ドウヤッテ一瞬デ全テヲ取リ除イタノダ?
そ・・・!
それは・・・
中に有るって事が分からなかったら、ぜんせん探知出来なかった・・・
時間の狭間のこの空間は、あらゆるノイズを遮断してくれるから、落ち着いてスキャンできる。
こんなことで使うことに成るなんてね・・・
・・・?
・・・え? ・・・ちょっと・・・ヤダ
・・・こんなトコにも小さいのが入ってる?
・・・あ・・・
!・・・こんなトコまで・・・ったく・・・わたしを粉々にしたいワケ?
早く出さないといけないのに、思ったより時間がかかりそう・・・
・・・気を静めて・・・ ・・・んっ・・・
う・・・ハァっ・・・
んんっ! うえっ!
うっ・・・エあっ・・・
んんん~っ!!
・・・
そ!・・・そんなの!
・・・どうだっていいでしょ!!
とにかく!!遊んでくれたお礼を返すから!
あの装甲を突き破るには・・・
粒子加速並みの速度を出してぶつけないと
でも、避けられたら意味が無い
寸前で
ドウスルカト思エバ体当タリカ。
ソンナすぴーどデ真正面カラ来ルナド
マタ切ラレニ来ルヨウナモノデハナイカ。
今度ハ縦ニ真ッ二ツニシテヤロウ
消エタ!?
せんさーニ・・・
空間跳躍反応!?
ム?
う・・・ううっ・・・
や・・・やった・・・よね?
超空間跳躍を使って・・・目いっぱい加速して突っ込んでやった・・・
こっちの身体もガタガタ・・・
キャップを呼ば・・・
うあ・・・
つづく
ウルトラシブリン その130 「侵略者ワルダー軍を撃て」
・・・うぁ・・・はあぁぁ・・・
・・・キャップに・・・連絡してないままだったけど・・・
『 限界時間を過ぎても連絡頂けない場合は、直ちに出動させていただきます。 』
・・・そろそろ来る頃かな・・・。
!?
しまった・・・アイツ分離して・・・
・・・全く無傷じゃないのさ
私の事・・・気付いてるよね・・・
キャップ!ゴメン!まだ宇宙船型の大きなヤツが残ってる。
「今、そちらに向っています。あと10分ほどで到着します。」
まだ来ないで!コイツをやっつけるまで待ってて!
「ですが、シブリンさんのヘルススキャナーがアクティブになっていません。
通常モードのままでは危険です!」
・・・私なら大丈夫だから!
「こちらは完成したばかりの徹甲弾を搭載させたマットアローが2機同行しています。」
「あとは私たちに任せて、どうか無理をなさらず、安全な場所に退避していてください。」
キャップ・・・
分かった・・・。
覚醒モードが再起動可能になるまであと15分くらい・・・
キャップの方が早いし・・・
でも、それまでにアイツがここから撤退したら・・・
!?
あうっ!!
・・・うう・・・もうっ・・・なに・・・ドジってんのさ・・・
あれは?
アイツまさか・・・私を捕獲しようってワケ?
絶対に捕まる訳にはいかない。
けど・・・
アイツは私の身体を調べていたはず・・・。
そのデータを破壊しないと。
この姿でも・・・
光線は撃てるんだから!
もう1機!?
ったく!!
小物相手は小物ってワケ?
! わたしが捕まるまでは足止めが出来る!
撤退だけは 阻止しないと!
ハァッ ハァッ
ハァッ・・・ ハァッ・・・
ああん! もうっ!
早く来てよキャップ!
! 出力を押さえて負担の少ないヤツ・・・。
それなら・・・
行けぇっ!!
・・・さんぷる捕獲困難・・・
・・・破壊シテ部品ヲ採取・・・
!?
ウソ・・・
つづく
・・・キャップに・・・連絡してないままだったけど・・・
『 限界時間を過ぎても連絡頂けない場合は、直ちに出動させていただきます。 』
・・・そろそろ来る頃かな・・・。
!?
しまった・・・アイツ分離して・・・
・・・全く無傷じゃないのさ
私の事・・・気付いてるよね・・・
キャップ!ゴメン!まだ宇宙船型の大きなヤツが残ってる。
「今、そちらに向っています。あと10分ほどで到着します。」
まだ来ないで!コイツをやっつけるまで待ってて!
「ですが、シブリンさんのヘルススキャナーがアクティブになっていません。
通常モードのままでは危険です!」
・・・私なら大丈夫だから!
「こちらは完成したばかりの徹甲弾を搭載させたマットアローが2機同行しています。」
「あとは私たちに任せて、どうか無理をなさらず、安全な場所に退避していてください。」
キャップ・・・
分かった・・・。
覚醒モードが再起動可能になるまであと15分くらい・・・
キャップの方が早いし・・・
でも、それまでにアイツがここから撤退したら・・・
!?
あうっ!!
・・・うう・・・もうっ・・・なに・・・ドジってんのさ・・・
あれは?
アイツまさか・・・私を捕獲しようってワケ?
絶対に捕まる訳にはいかない。
けど・・・
アイツは私の身体を調べていたはず・・・。
そのデータを破壊しないと。
この姿でも・・・
光線は撃てるんだから!
もう1機!?
ったく!!
小物相手は小物ってワケ?
! わたしが捕まるまでは足止めが出来る!
撤退だけは 阻止しないと!
ハァッ ハァッ
ハァッ・・・ ハァッ・・・
ああん! もうっ!
早く来てよキャップ!
! 出力を押さえて負担の少ないヤツ・・・。
それなら・・・
行けぇっ!!
・・・さんぷる捕獲困難・・・
・・・破壊シテ部品ヲ採取・・・
!?
ウソ・・・
つづく
ウルトラシブリン その131 「侵略者ワルダー軍を撃て」
「ハイドランジャー1号のキリユウだ!
宇宙船は砲撃の後、着陸したぞ!」
「あの様子だと彼女は捕まっちまったかもしれん。
浮上して離陸を阻止するか?」
いえ、キリユウさんは潜水してそのまま待機を続けて下さい。
恐らく、ここ一番をお願いすることに成ります。
「了解ィ! レーザー砲に切り替えて待機する。」
アカバさん!先行してください!
「了解!」
「目標が離陸を開始した!」
「攻撃を開始する!!」
・・・・・・
精査した結果、第2子に覚醒因子が有ることが確認されました。
第7世代・・・間違いないのか。
残念ですが、今となっては、災いをもたらす力にこそなれ・・・
・・・
・・・なんだろう、今の・・・記憶・・・かな?
第7・・・世代・・・ あれ?聞き覚えが有るような、無い様な・・・。
・・・・・・
キャップ・・・
お疲れさまでした。シブリンさん。
もう、宜しいですか?
うん・・・。
ゴメン・・・ドジ踏んで全部やっつけられなかった・・・。
いいえ、データに無い敵の出現によって、限界時間を超える戦いになってしまったのは想定外です。
あれほどの強力な兵器を相手に、よく頑張って下さいました。
それで、あの宇宙船は?
撃墜しました。ご安心ください。
・・・そっか・・・よかった・・・。
わたしの光線、全然通じなかったから。
徹甲弾は通じたんだ・・・。
・・・
・・・その件に関してですが・・・
新型の徹甲弾は、あの宇宙船には通じませんでした。
!? じゃあ
ある程度予想はしていましたので、初戦でウルトラ警備隊が行ったように、
宇宙船のコクピットを狙う戦法に切り替えました。
でも、あれって、正面からの精密射撃が出来ないと
ええ、ですので、マットアローで周囲から攪乱攻撃をして、私が正面から突撃を・・・
キャップが!?
・・・するフリをして寸前で上昇し、並行して潜行していたハイドランジャーで精密射撃をしました。
ハイド・・・キリユウ隊長たち、退院出来たの?
まだ安静の方がほとんどですが、キリユウさんが一般隊員を動員して使用可能な戦力で参戦して下さいました。
三部隊の合同戦で、なんとか撃墜出来たしだいです。
・・・よかった・・・
・・・
どうかしましたか?
・・・
・・・あのさ・・・わたしの故郷の星の事で 「第7世代」の事って、あの人達から聞いたことある?
・・・第7世代?
うん・・・なんか私に関係することみたいなんだけど、急に思い出したようにその言葉が出てきて、
誰かから聞いたことがあるみたいなんだけど、なんかぼんやりして思い出せなくて・・・。
気になるようでしたら、可能な限り調べておきますが・・・
貴女にとってそれは、どのような事だとお思いになられますか?
・・・
・・・言い出しにくい事のようですね。
・・・わ・・・私が・・・災いをもたらす存在として・・・生まれた・・・みたいな・・・
シブリンさん!
!
貴女は、故郷のお父様方から、どのように育てられてきましたか?
え?
戦争をするための兵士としての訓練を、お父様や、他の誰かから一日でも教わりましたか?
そ・・・そんな事習っていないよ。私の星は・・・私が生まれた時は、もう戦争を放棄していて・・・
・・・でしたら、平和の大切さを知っている貴女には、もう関係の無いことです。
もし仮に、その第7世代と呼ばれる方々が、
そのような災いをもたらす恐ろしい力を持った存在だったとしても、
そしてもし、貴女がその第7世代だったとしても、
その力は、貴女がこれまで育んで来られた平和を愛する心で、
私たちと一緒に平和を守る為に使って頂けることを、私は信じています。
!
貴女のお父様もきっと、そう願って、貴女を育てられたのだと思います。
キャップ・・・
ありがとう・・・
おしまい
宇宙船は砲撃の後、着陸したぞ!」
「あの様子だと彼女は捕まっちまったかもしれん。
浮上して離陸を阻止するか?」
いえ、キリユウさんは潜水してそのまま待機を続けて下さい。
恐らく、ここ一番をお願いすることに成ります。
「了解ィ! レーザー砲に切り替えて待機する。」
アカバさん!先行してください!
「了解!」
「目標が離陸を開始した!」
「攻撃を開始する!!」
・・・・・・
精査した結果、第2子に覚醒因子が有ることが確認されました。
第7世代・・・間違いないのか。
残念ですが、今となっては、災いをもたらす力にこそなれ・・・
・・・
・・・なんだろう、今の・・・記憶・・・かな?
第7・・・世代・・・ あれ?聞き覚えが有るような、無い様な・・・。
・・・・・・
キャップ・・・
お疲れさまでした。シブリンさん。
もう、宜しいですか?
うん・・・。
ゴメン・・・ドジ踏んで全部やっつけられなかった・・・。
いいえ、データに無い敵の出現によって、限界時間を超える戦いになってしまったのは想定外です。
あれほどの強力な兵器を相手に、よく頑張って下さいました。
それで、あの宇宙船は?
撃墜しました。ご安心ください。
・・・そっか・・・よかった・・・。
わたしの光線、全然通じなかったから。
徹甲弾は通じたんだ・・・。
・・・
・・・その件に関してですが・・・
新型の徹甲弾は、あの宇宙船には通じませんでした。
!? じゃあ
ある程度予想はしていましたので、初戦でウルトラ警備隊が行ったように、
宇宙船のコクピットを狙う戦法に切り替えました。
でも、あれって、正面からの精密射撃が出来ないと
ええ、ですので、マットアローで周囲から攪乱攻撃をして、私が正面から突撃を・・・
キャップが!?
・・・するフリをして寸前で上昇し、並行して潜行していたハイドランジャーで精密射撃をしました。
ハイド・・・キリユウ隊長たち、退院出来たの?
まだ安静の方がほとんどですが、キリユウさんが一般隊員を動員して使用可能な戦力で参戦して下さいました。
三部隊の合同戦で、なんとか撃墜出来たしだいです。
・・・よかった・・・
・・・
どうかしましたか?
・・・
・・・あのさ・・・わたしの故郷の星の事で 「第7世代」の事って、あの人達から聞いたことある?
・・・第7世代?
うん・・・なんか私に関係することみたいなんだけど、急に思い出したようにその言葉が出てきて、
誰かから聞いたことがあるみたいなんだけど、なんかぼんやりして思い出せなくて・・・。
気になるようでしたら、可能な限り調べておきますが・・・
貴女にとってそれは、どのような事だとお思いになられますか?
・・・
・・・言い出しにくい事のようですね。
・・・わ・・・私が・・・災いをもたらす存在として・・・生まれた・・・みたいな・・・
シブリンさん!
!
貴女は、故郷のお父様方から、どのように育てられてきましたか?
え?
戦争をするための兵士としての訓練を、お父様や、他の誰かから一日でも教わりましたか?
そ・・・そんな事習っていないよ。私の星は・・・私が生まれた時は、もう戦争を放棄していて・・・
・・・でしたら、平和の大切さを知っている貴女には、もう関係の無いことです。
もし仮に、その第7世代と呼ばれる方々が、
そのような災いをもたらす恐ろしい力を持った存在だったとしても、
そしてもし、貴女がその第7世代だったとしても、
その力は、貴女がこれまで育んで来られた平和を愛する心で、
私たちと一緒に平和を守る為に使って頂けることを、私は信じています。
!
貴女のお父様もきっと、そう願って、貴女を育てられたのだと思います。
キャップ・・・
ありがとう・・・
おしまい