「ぐっ!」
「うあっ!いやあ!」
「このっ!」
「離れてよッ!」
「コイツ!貼り付いて・・・!いやだったらっ!!」
「このォッ!!」
「うあぷっ!?」
「へ・・・変な息吹きかけないでよ!」
「うあっ・・・ああっ・・・」
「え?」
「な・・・何?」
「うあっ!?」
「うあっ!あっ・・・あ゛あ゛あ゛あ~っ!!!」
「あぐぅ・・・あっああぁ・・」
「う…腕が千切れるでしょ!!
言葉が分かるんだったら、引っ張らないでよ!!」
「あっ…ハアッハアッ・・・」
「す・・・凄い…力…」
『・・・ ・・・ ・・・』
!?
な・・・
コ・・・コイツ…本当に・・・私を獲物と認識していたんだ・・・
・・・ッ!冗談じゃない!
クッ・・・あ…脚の締め付けがぁっ・・・痛い…
背筋力も…何もかも・・・私のパワーを上回っているってワケ?
腕を自由にしないと・・・光線も・・・
そうだ!光線のエネルギー放射で・・・
んん~・・・ッ ・・・?
「な・・・ウソでしょ?
なんで光線が出ないの!?」
!?う…腕の感覚が・・・変だ・・・締められている感じが無い!?
力も入らない・・・このままじゃ・・・
コイツまさか・・・
私の腕を引き千切って・・・あの戦車みたいに・・・ッ!?
「うあ・・・もう…ああ・・・い・・・」
「いやああああっ!!」
つづく