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BUCK-TICK

「バクチク現象-2023-」開催、ってことで。

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心に巨大な穴が空いてしまった状態でこの3週間ほどを過ごした。未だに実感が湧かないというか、まるで心がそのことについて深く考えることを拒絶しているかのような感覚。考えようとすると、虚無感がそれを覆い隠そうとしてくるのだ。


現実的なところでは、12月29日に開催予定だった日本武道館公演「THE DAY IN QUESTION 2023」はどうなるのかな、と考えるのがやっとだった。


そんな中、11月14日に公式でアナウンスされた「バクチク現象-2023-」の開催。式典やグッズ販売イベントなどではない、紛れもないコンサート形式での開催だ。そして同時に公開された15秒のスポットムービーは、お馴染みの「THEME OF B-T」をバックにこんな言葉から始まる。


さあ、始めよう──




BUCK-TICK

BUCK-TICK23枚目のオリジナル・アルバム『異空 -IZORA-』感想

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BUCK-TICK(以下B-T)の勢いが止まらない。3月にシングル2作を連続リリースし、4月には23枚目のオリジナル・アルバム『異空 -IZORA-』をリリース。その前週にはMステに28年ぶりの出演を果たし、他の出演者とは明らかに異質な存在感を放ち話題となった。そして新作アルバムはオリコン邦楽週間チャート初登場2位を記録。これは彼らにとって、最後に1位を獲得した1995年リリース作『Six/Nine』以降のアルバムでは最高順位となる。


もちろん、オリコンの順位なんて同一週にリリースされた他作品に左右されるものだが、彼らの場合は確かに、近年で新たなファン(出戻り含め)を着実に増やしていると思う。4月16日まで11週にわたり、週替わりで公式配信された過去のライブ映像の視聴者数は、コロナ禍直後に行われた配信時よりも2,000人ほど増えていたし、Mステ出演後にはさらにそこから2,000人くらい増えていた。そしてかくいう私もファン歴4年の新参者である。

[過去記事]BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<前編>
[過去記事]BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<後編>


一体彼らはなぜ、メジャーデビュー35年目を迎えても既存のファンを魅了し続け、新たなファンを獲得し続けられるのか。ニューアルバム『異空 -IZORA-』を聴くと、その答えが朧気ながら見えてくる。



BUCK-TICK

祝!BUCK-TICKメジャーデビュー35周年

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今から35年前の1987年9月21日、ビクターインビテーションからメジャーデビューした5人組バンド、BUCK-TICK。彼らはすでに37年間不動のメンバーで、ライブやオリジナル・アルバムのリリースなど、なおも精力的に活動を続けている。まずは35周年、本当におめでとうございます。


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35周年というコンセプトで撮影された最新アー写


BUCK-TICK

BUCK-TICK、どれから聴いたらいいのかわからない問題

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たまに、最近BUCK-TICKに興味・関心を持ち始めたという人の話を耳にすることがある。かくいう自分も、90年代初頭にBUCK-TICKに出会っていながら本格的に聴き始めたのは去年からで、それまで聴いてみたいと思いつつなかなか手が付けられないでいたのはたくさん作品があってどれから聴いたらいいかわからなかったためだし、ハマってからも次はどれを聴くべきかファンの個人ブログなども参考にしたので、そういった経験も踏まえて「どれから聴いたらいいのかわからない」という人のためのガイドをおこがましくも書いてみたいと思う。

【過去記事】BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<前編>
【過去記事】BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<後編>

何しろオリジナル・アルバムだけでも22枚あり、作品ごとに作風やコンセプトを変えるような人たちなので、たまたま手にした最初の一枚だけで「へー、BUCK-TICKってこんな感じなんだな」と満足しそれ以上聴かなかったりするのはあまりにもったいない。また、聴く人の趣味嗜好によって最適な順序は1つではないため、いくつかのパターンを考えてみた。とはいえ、人の趣味嗜好はたった数パターンでカバーできるものではないし、ジャケットが気に入ったからとか、たまたま中古屋で見つけたからなどきっかけは何でもアリだと思うので、あくまで参考程度に捉えていただければと思う。


BUCK-TICK

BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<後編>

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BUCK-TICKにどハマりした話の後編です。前編はこちら。今回のお題は「各作品のレビュー」と「ぼくのかんがえたさいきょうのBUCK-TICKセットリスト」です。


-CONTENTS-
■自分にとっての「それまでのBUCK-TICK」
■どハマりしたきっかけ
■これまでに聴いた作品
■BUCK-TICKの魅力とは
■各作品のレビュー
■ぼくのかんがえたさいきょうのBUCK-TICKセットリスト





BUCK-TICK

BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<前編>

5年ほど前、このブログで『ラルク・アン・シエルに突然ハマった人の話』という記事を書いた。書いた当時はまだ全てのアルバムを聴けていない時期だったけど、その後も空前のラルク・ブームは続き、アルバムを買い揃えたり、ライブも現在までに計5公演(※)に足を運ぶほどになった。
※2015年以降に関東で行われたライブは全6公演


そんな自分が、今度は
BUCK-TICKにどハマりしている


【一応、BUCK-TICKについて説明】
群馬出身の男性5人組バンド。1985年より現メンバーで活動。87年4月にインディーズデビュー、同年9月にメジャーデビュー。80年代に諸事情による半年の活動休止期間はあるものの、それ以降は1~2年ちょいのペースでアルバムをリリースするなどコンスタントに活動。メンバー脱退もなく、全員が50歳を過ぎた現在も精力的に活動を継続中。


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▲2019年のアー写


実はBUCK-TICKにハマってからはすでに1年近くが経とうとしていて、オリジナル・アルバム全22作品をコンプリートしたほか、昨年末にはライブにも(ゴシックアイメイクして)初参加、今年2月には期間限定コラボカフェ「BUCK-TICK×TOWER RECORDS CAFÉ」を訪問。また、GWに4日間に渡って配信されたニコニコ生放送「BUCK-TICK LIVE STREAMING WEEK ON ニコ生」や、5月から7週連続で毎週土曜日にYouTubeで配信された「BUCK-TICK SATURDAY LIVE STREAMING」、そしてファンクラブ/モバイル会員限定で毎週日曜に配信されている過去のライブ映像の配信は、現時点で”全通”(もちろんフル尺で)するほどののめり込み様である。


そのため、iTunesのライブラリを再生回数順にソートすると、上位40曲まですべてBUCK-TICKで、TOP100曲のうち96曲がBUCK-TICKだったりする(ちなみにTOP3は「DOLL」「変身 [REBORN]」「夢魔 - The Nightmare」という並び)。しかも夫婦揃って夢中になっており、ハマったのは自分が先だったが、今ではどちらかというと奥さんの方が熱量が高く、モバイル会員になって会員限定ブログを毎日チェックしていたり、インタビューが載っている雑誌を買ってきたり、「うめこ」(※)を買ってきたりしている。
※三島食品から発売されている混ぜご飯の素。ギター・今井寿のインスタグラムに登場


自分はもともと特定のアーティストに極端に入れ込まない、要は「ファン」や「ヲタ」になったことがないタイプで、誰かの地方公演に行ってみたいと思ったことすらなかった。しかし今はBUCK-TICKの全国ツアーが始まったら地方にも遠征したい気持ちでいっぱいだ。早く彼らのライブを観たい、もっと観たい、ガマンできないよう、ケダモノだもん!!というわけで、ここでは自分がBUCK-TICKにハマるまでの経緯を振り返りつつ、一体彼らの何がすごいのかというところを掘り下げてみたいと思う。

(…の前に一言)
自分はまだファン歴1年未満の稚魚ですので、もしおさかなさん(※ファンクラブ名「FISH TANK」になぞらえた、ファンの通称)たちが当記事を発見してしまい、誤った内容やお気に召さない表記があった場合は、どうかユータスマイルでスルーしていただければと思います。



-CONTENTS-
■自分にとっての「それまでのBUCK-TICK」
■どハマりしたきっかけ
■これまでに聴いた作品
■BUCK-TICKの魅力とは
■各作品のレビュー
■ぼくのかんがえたさいきょうのBUCK-TICKセットリスト





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