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Albums of the Month

Albums of the Month (2020年9月)

6月から始めた、手持ちのCD音源をすべてデータ化するプロジェクトがついに完了。データで聴くのが当たり前になってからは、棚からCD取り出して…っていうのが億劫になってしまい、「久々にアレ聴きたいなー」と思っても未取り込みのものは結局聴かないみたいなことも多かったけど、これからは手持ち音源すべてがいつでも気軽に再生できる!3月以降ずっとリモートワークで音楽を聴く時間が以前と比べ1日あたり8時間ほど増えたことだし、この機会に未聴の音源や、久しく聴いていない音源も聴いていこうかなと。買った当初はあまり気に入らなかったけど、20年ぶりに聴いたらめっちゃいい…みたいなこともあるかも。

そんで、気になっていた「音源データ、全部でどれくらいになる?」の結果はこんな感じ。

曲数:約43,400曲
アーティスト数:約2,800組
アルバム数:約3,600枚

HDDがぶっ壊れないうちにこまめにバックアップ取っておこうね…(データ吹っ飛び経験者)。というわけで9月に初聴きした音源まとめ。今月はめちゃくちゃ楽しみにしていた新譜のリリースが2つありました。


フリートーク

きのこ帝国ロス…?

sato.jpg

きのこ帝国が無期限の活動休止に入って、気付けば15ヶ月以上もの月日が流れていた。

最近ふと思う、自分は「きのこ帝国ロス」に陥っているんじゃないかと。いや、きのこ帝国が活動休止した直後はそこまで「ロス」の感情はなかった。あの頃は、佐藤千亜妃のソロ活動に大きな期待を膨らませていたし、しばらくはソロ作品を楽しもうという思いで気が紛れていたのかもしれない。なんせ、2018年にリリースされたソロEP『SickSickSickSick』はその年の年間ベストアルバムの1位に選んだのだから(同年リリースのきのこ帝国のアルバム『タイム・ラプス』は2位)。

[過去記事]2018年 年間ベスト・アルバムTOP30

[過去記事]きのこ帝国のベスト・ソング30


ただ、2019年にリリースされた佐藤千亜妃のソロ・デビュー・アルバム『PLANET』は、自分が思い描いたものとは何かが決定的に違っていた。そういう意味において、自分がいま陥っているのは「きのこ帝国ロス」というよりも「佐藤千亜妃ロス」といった方が正しいかもしれない。

もちろん、佐藤千亜妃にはソロできのこ帝国のような音楽をやってほしかったわけではない。『SickSickSickSick』のときには、佐藤千亜妃のソングライティングや歌声と、エレクトロ・サウンドの相性ってこんなに良かったんだ!という驚きがあった。『PLANET』はバンド・サウンドもあり、エレクトロ・サウンドもあり、いずれもきのこ帝国ではやってこなかったスタイルの楽曲ばかりで、バンドマンのソロ活動としてそういうスタンスは大賛成だ。

でもやっぱり、何かが違う。ポップ過ぎるから?いや、きのこ帝国よりもポップになることは歓迎だったはずだ。「ヤミ」の部分がなくなったから?いやいや、闇/病み要素は確かにきのこ帝国にとって重要なファクターだったがソロにおいてはそこまで重視していない。垢抜け過ぎた?いやいやいや、むしろ垢抜けてから佐藤千亜妃の良さに気付いたんじゃないか。何だろう、自分でもわからない…。

それはさておき、自分が最近きのこ帝国ロス、もとい佐藤千亜妃ロスに陥っているのでは?と気付いたきっかけは、去年から今年にかけて心に刺さっている女性アーティストたちの中に「佐藤千亜妃イズム」のようなものが共通して感じられたからだ。ここではそんな楽曲をいくつか挙げていきたい。


新譜リリース情報

新譜リリース情報(2020年9月)

毎月初めに定期アップし随時更新している新譜リリース情報です。

<今月の注目盤>
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あいみょん / BUCK-TICK / Svalbard



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