Albums of the Month |
今月は邦楽のCDを10枚買った。10枚で約3万円。邦楽CDはやたらと高いなと思う。ストリーミングだったら月1,000円もしくはタダで聴くこともできる(*)。歌詞カードやパッケージにそこまでの付加価値があるとは自分もあまり思わないが、それでも、自分にとってはストリーミングで50作品を聴くよりも3万円かけてCDを10枚買った方が満足度が高い。「実体物として所有する」という行為そのものに価値を感じるからだ。
*今回買ったCDの半数以上はApple MusicやSpotifyでは解禁されていなかったが、それが理由でCDフォーマットでの購入に至ったわけではない
というわけで今月初聴きした作品まとめ。買ったCDのうち、今月中に届いたのは1枚のみだった。
Fuji Rock & Summer Sonic |
フジロックに行ってきたのでメモ代わりの日記。Part1は前夜(※前夜"祭"がなかったのでこう書く)と1日目について書いた。
参加に至るまでに思ったこと、現地の感染予防対策に対してなどは序文にて。
日記:フジロックフェスティバル2021(序文)
Fuji Rock & Summer Sonic |
フジロックに行ってきた。だから毎回恒例の日記を書く。しかしそんな"当たり前のこと"が、今回はどうにも難しい。いつものように、いきなり「こんなもの食べて美味しかった」「○○のライブが素晴らしかった」と書き始めるわけにはいかないのだろう。なのでまずは日記を書く前に、参加に至るまで、そして実際に参加して感じたことから記してみたいと思う。
まず、これは誰かに伝えることを目的としたテキストではない(ネットに公開している以上、その体裁をなしてはいるが)。自分の気持ちの整理のためでもあるし、「今の心情」として記録しておきたいからだ。1週間近く経過したが今のところ特に体調の変化はなく、参加後の抗原検査でも陰性だったが、これから発症する可能性もまだ残っている。もしかしたらこの後発症し、ここに書いたことに対して後悔や自責の念を抱くこともあり得るだろう(そうなってほしくはないが)。しかしもしかしたら自分は、「フジロックに参加した」という事実に対して自己を正当化することで、心の安定を図りたいだけなのかもしれない。
また、清書するにあたりテキスト量を下書きの半分程度に削った。そのため、第三者が読んだときに言葉足らずにより誤解を与えるような箇所や、矛盾を感じる部分があるかもしれない。が、自分自身もそれなりの矛盾を感じながら、混沌とした気持ちで書いているということはご理解いただけたらと思う。
プレイリスト |
※上段左から2 Unlimited、Real McCoy、La Bouche、下段Culture Beat、Maxx、E-Rotic
「ユーロダンス」は、紛れもなく自分にとっての音楽的原点だ。もちろん唯一のというわけではないが、いくつかあるルーツの中で最も大きな存在であることは間違いない。
ユーロダンスというジャンル自体は現在も存在するものの、「ダンス・ミュージック」という大枠のカテゴリにおいては2000年代以降、トランスやらEDMやらダブステップなどに取って代わられておりブームは下火になっている。90年代に活躍したユーロダンス系アーティストが最近また活動を再開したりという動きもチラホラあるが、正直それらの新曲を聴いても「最近の流行りを一生懸命なぞろうとしてみたものの、ぎこちなさを隠せない微妙な出来」としか思えず、あまり興味はそそられない。再結成するのならば、「うわあ、90年代のまんまだw」なサウンドの方が嬉しい。それは、隆盛を極めていた90年代のユーロダンスこそが神髄であり、それは決して「時代遅れの、過去の流行音楽」などではなく、今なおカッコよくエキサイティングな音楽だからだ(個人の感想です)。
と、ここまでユーロダンスについて熱く語ってしまったが、そもそもユーロダンスとは何なのか。Wikipediaにはこんなふうに書かれている。
『ユーロダンス(Eurodance)は、1990年代初頭にできた、電子音楽のジャンルの一種である。(中略)1980年代に生み出された、Hi-NRG、ハウス、テクノ、トランス、ヒップホップなど、多数のダンスミュージックのジャンルを横断し、サンプラーやPCM音源を前提として制作される1990年代を代表する音楽である。 (中略)多くのユーロダンスの音楽は、シンセサイザーのリフ、サンプリングされたコーラスつきの女性ボーカル、男声によるラップ、サンプリングされた音源、そして強いビートで構成されている。』
出典:Wikipedia「ユーロダンス」より
80年代後半から90年代半ばにかけて私に影響を与えた音楽は、殊に洋楽においてはラジオ・ヒッツ(所謂ロック&ポップス)、レゲエ、そしてこのユーロダンスの3つ。ラジオ・ヒッツは4年ほど前に、レゲエは先月にプレイリスト作成したため、今回はユーロダンス編を作成してみることにした。
新譜リリース情報 |