年間/半期ベスト[2024年] |
2024年もたくさんの素晴らしい音楽に出会うことができた。その中でも特にお気に入りの楽曲を100曲選んでみた。末尾に全曲をまとめたSpotifyプレイリストのリンクあり。
【選出対象】
・2024年に発表されたアルバム/EP/ミニアルバム/シングルの収録曲
・CDやデジタルダウンロードにて音源データを所持している楽曲のみ(ストリーミングは対象外)
・同一アーティストによる曲数の上限なし
#1 izna - FAKE IT
#2 moë - No Disk
#3 moë - Occult
#4 NMIXX - Love Is Lonely
#5 izna - IWALY (izna Version)
#6 MADEIN - UNO
#7 moë - Error404:Ghost Of Venus
#8 aespa - Whiplash
#9 Ado - ルル
#10 由薫 - Rouge
#11 Homecomings - Moon Shaped
#12 十明 - 夜明けのあなたへ
#13 moë - Left On Earth
#14 izna - DRIP
#15 ILLIT - Magnetic
#16 aespa - Supernova
#17 moë - Muse
#18 NMIXX - Passionfruit
#19 Suki Waterhouse - Blackout Drunk
#20 RIIZE - Impossible
#21 ENHYPEN - Hundred Broken Hearts
#22 ILLIT - Cherish (My Love)
#23 moë - Zone_1
#24 ENHYPEN - XO (Only If You Say Yes)
#25 izna - IZNA
#26 muque - feelin'
#27 リーガルリリー - キラキラの灰
#28 Homecomings - Tenderly, two line
#29 Ado - 抜け空
#30 a子 - miss u
#31 BIN - ハイウェイローナー
#32 izna - TIMEBOMB
#33 moë - In Love With Love
#34 Hinds - The Bed, The Room, The Rain and You
#35 NewJeans - How Sweet
#36 BOYNEXTDOOR - Earth, Wind & Fire
#37 ロス - 女狐
#38 リーガルリリー - 天きりん
#39 a子 - ボーダーライン
#40 The Cure - And Nothing Is Forever
#41 BUCK-TICK - プシュケー -PSYCHE-
#42 Ado - 0
#43 aespa - Armageddon
#44 xikers - We Don't Stop
#45 BABYMONSTER - SHEESH
#46 Sala - 花一匁 feat. A.G.O
#47 RIIZE - Love 119
#48 NewJeans - Bubble Gum
#49 Kep1er - sync-love
#50 Dua Lipa - Training Season
#51 ENHYPEN - No Doubt
#52 RIIZE - Boom Boom Bass
#53 The Cure - All I Ever Am
#54 cephalo - ルート225
#55 tripleS - Midnight Flower
#56 BOYNEXTDOOR - So let's go see the stars
#57 ILLIT - Tick-Tack
#58 Sala - ひとめもり (maco marets & TOSHIKI HAYASHI(%C) Remix)
#59 Kep1er - Straight Line (KOR Ver.)
#60 XG - HOWLING
#61 Dua Lipa - Illusion
#62 Kep1er - TIPI-TAP
#63 XG - IYKYK
#64 ILLIT - IYKYK (If You Know You Know)
#65 Fontaines D.C. - Starburster
#66 xikers - BACK OFF
#67 BOYNEXTDOOR - Dangerous
#68 Bill Ryder-Jones - This Can't Go On
#69 Ado - 桜日和とタイムマシン with 初音ミク
#70 (G)I-DLE - Super Lady
#71 BOYNEXTDOOR - Nice Guy
#72 aespa - Spark (WINTER Solo)
#73 Kelly Lee Owens - Love You Got
#74 yama - 偽顔
#75 小田奈都美 - 愛おしい日々
#76 ROSÉ - number one girl
#77 Camila Cabello - HE KNOWS feat. Lil Nas X
#78 MADEIN - DADARIDA
#79 柴田聡子 - Side Step
#80 tiny yawn - 花筏
#81 Official髭男dism - Sharon
#82 BUCK-TICK - 絶望という名の君へ
#83 米津玄師 - さよーならまたいつか!
#84 LE SSERAFIM - Swan Song
#85 小田奈都美 - アメーバのよう
#86 Mother Mother - The Matrix
#87 Ado - 初夏
#88 米津玄師 - 毎日
#89 Pom Pom Squad - Downhill
#90 Suki Waterhouse - Supersad
#91 Ariana Grande - we can't be friends (wait for your love)
#92 IVE - Accendio
#93 Stray Kids - Chk Chk Boom
#94 十明 - NEW ERA
#95 aespa - UP (KARINA Solo)
#96 BABii - Sweet Tooth feat. Iglooghost & Warpstr
#97 LE SSERAFIM - CRAZY
#98 和久井沙良 - Into My System feat. mimiko
#99 椎名林檎とAI - 生者の行進
#100 Lauran Hibberd - 2nd prettiest girl (in the world)
▼Spotifyプレイリスト
■総評
まず、先日アップした「Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs」と何が違うの?というところから。違いはざっくり言うと「音源データを持っているか否か」で、「Hakoniwa Chart」の方がストリーミングでのみ聴いていた楽曲が対象なのに対し、こちらはCDやデジタルダウンロードの購入などによって私のPCライブラリに追加された楽曲を対象としている。そのため、配信シングルがメインの「Hakoniwa Chart」と、アルバム/ミニアルバム/EP収録曲がメインの「年間ベスト・ソング」という違いがある。
2024年は本当にたくさんの良い音楽と出会えたと思う。毎年同じこと言ってるかもしれないけど、2024年は「例年以上に」と言えると思う。
このブログが始まった当初から続いている「年間ベスト・ソング」企画は、毎年選曲数こそ異なるもののだいたいこのレベルまでというラインは決まっている。実際に数値化しているわけではないけど、例えば100点満点中80点までの曲を毎年選出しているという感じ。だからそこの層が薄ければ選曲数は少なくなるし、層が厚ければ多くなる。
で、2024年は100曲となった。2023年と2022年は80曲、2021年は50曲という感じで今回は過去最多。つまりそれだけたくさんの良い曲と出会えたということだ。「Hakoniwa Chart」の100曲と合わせると、めちゃくちゃお気に入りの曲が少なくとも200曲はあるわけで、大豊作で大充実の一年だったと言える。
前年の2023年は私にとってK-POP元年で、上位9曲をK-POPが独占したけど、2024年はその勢いを残しつつも邦楽の割合が増加。アーティストごとの楽曲数の制限はないため、moë(インタビュー記事も先日公開されている)の楽曲はTOP25内に6曲と、同一アーティストとしては最多曲数となっている。
他にも韓国の7人組ガールズ・グループ、iznaのデビュー・ミニアルバム『N/a』からは収録されている5曲全てがTOP32までに収まっている。またK-POPアーティストの場合、1年にミニアルバムを複数リリースすることも多く、タイトル曲やシングル曲など耳に残りやすい楽曲が多くなるため複数曲が選出されやすい傾向があるように思う。
自分はもともとCDというフォーマット、特にアルバムの形態に愛着や思い入れがあるから、シングルとしてリリースされた曲で凄くお気に入りの曲があってもそれを収録したアルバムがリリースされるまで聴かずに待つという癖があった。でもそれだと邦楽の場合は1年2年待たされることがあるし、K-POPにハマってからはデジタルシングル(※次のアルバムに収録されないことがほとんど)どうすんのよって感じになったので、2022年や2023年は「ストリーミングに特化した年間ベスト・ソング」をやったりしていた。
そうこうしているうちに自分の音楽リスニングのスタイルも徐々に変化してきて、音楽ストリーミング・サービスの使い方が「試聴感覚」から「普段のリスニング」へと遷移していった。そんな流れを受けて"推し曲"プレイリストである「Hakoniwa Chart」を始めるに至ったのだけど、これが音楽リスナーとしての充実化に繋がったのは間違いない。好きな曲はやはり何度も繰り返し聴いてこそ愛着が増していくし、収録したアルバムが出るまで聴かずに待つなんてやはりもったいない。そんな感じでどんどん新しい音楽を発見し、それらを"消費"するのではなくじっくり繰り返し聴き込むことができて、本当に楽しかった。
自分の音楽嗜好はかなり偏りがあると思うので、ここに挙げた100曲は「Hakoniwa Chart's 2024 Best 100 Songs」に比較的近いテイストだと思う。100曲中77曲が女性ボーカルとなっていて、やはりここでもエレクトロポップ、シューゲイザー、オルタナティヴ/インディー・ロック、K-POPがメインという結果となった。特に#1から#7は音楽のスタイルこそ違えど「メランコリックなメロディを持つエレクトロポップ」と雑に括ることもでき、私の中で中心にあるもの、という感じがする。
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