初聴きディスクレポート |
2014年10月に初聴きした音源の感想まとめです。ここ数ヶ月はあまり新譜を買っていなかったけど、10月は結構買いました。しかもその多くが5つ星レベルという豊作っぷり。
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★★★★★ 年間ベストアルバム20位以内クラス*
★★★★☆ すばらしい
★★★☆☆ 標準レベルの良作
★★☆☆☆ 若干気になる部分あり・もっと聴きこみ必要
★☆☆☆☆ 期待ハズレ
☆☆☆☆☆ 全然ダメでした
*今年リリースではない場合、旧譜のみから選ぶ年間ベストアルバムの20位以内クラス
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では10月のALBUM OF THE MONTHからいきます。
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★★★★★ 年間ベストアルバム20位以内クラス*
★★★★☆ すばらしい
★★★☆☆ 標準レベルの良作
★★☆☆☆ 若干気になる部分あり・もっと聴きこみ必要
★☆☆☆☆ 期待ハズレ
☆☆☆☆☆ 全然ダメでした
*今年リリースではない場合、旧譜のみから選ぶ年間ベストアルバムの20位以内クラス
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では10月のALBUM OF THE MONTHからいきます。
アーティスト別ベスト |
ひとつのアーティストの作品をじっくり振り返り、個人的ベストソングを考えながら再評価していこうという不定期企画。4ヶ月ぶりとなる本企画の今回のお題は、先日惜しくもアリス・グラスの脱退発表をもって解散となったカナダのエレクトロ・デュオ、クリスタル・キャッスルズ(Crystal Castles)。どの写真もかっこよすぎィ…!!
クリスタル・キャッスルズは2003年にアリス・グラス(Alice Glass)とイーサン・キャス(Ethan Kath)によって結成、2008年のデビューアルバム以降3枚のアルバムを発表。サウンドのざっくりとした特徴といえば「パンクの攻撃性を持ったエレクトロ」で、そういう意味では彼らがデビューした当時のムーブメントの一つでもあった「ニュー・レイヴ」に括られたりもしていました。でも彼らが(「ニュー・レイヴ」に括られた数多のバンドがそうであったように)デビュー作以降下降線をたどらなかったのは、あくまでメロディーに重きを置きつつ、一歩間違えば不快にもなりえるノイズを入れたり、四つ打ちにとどまらないさまざまなビートを取り入れるなど常に実験的なアティテュードを持っていたからだと思います。
チープ(≠陳腐)な8bitのコンピューター音や耳をつんざくような高音シンセに、過剰なまでにエフェクトを加えた暴力的なトラック。そこに哀愁メロディーを乗せ、ウィスパーボイスとシャウトを自在に使い分けるアリスのボーカルが加わることにより、破滅的でありながらも美しい、唯一無二のクリキャス・サウンドは生まれたのでした。
彼らの解散を惜しみつつ、ベストトラックを挙げていきたいと思います。通常この企画で取り上げるのはアルバム5枚以上出しているアーティストという決まりがあるのですが、彼らにこれ以上作品が加わることはないので…(泣)。
ライブレポート |
10月4日に新宿の歌舞伎町で開催されたフリートレイル型イベント、CONNECT歌舞伎町に行ってきました。シネシティ広場に設置された野外特設ステージのほか5ヶ所のライブハウスにて開催され、それぞれのハコに馴染み深かったり、歌舞伎町という土地柄にマッチしてたりするアクトが70組近く出演しました。
こういった形式のフェスは「全部好きなやつだから全部観たい!」ではなく、本命で観たい数アクト(今回で言えば大森靖子、キノコホテル、Nature Danger Gang)以外のほとんどは名前だけ知っている程度とか、あるいは全然知らないようなアクトを観るのが正しい楽しみ方だと思っていて、今回も業界のスカウトマンの如く、知らないバンドのライブに潜入しては新たな発見を楽しんでいました。5,000円のチケット代(早割)でこれだけ遊べて大満足。この日観たアクトについては以下の通り。
新譜リリース情報 |