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2021-10-31 13:35

今年一番美しい日 その2

 昨日は今年一番美しい日でした。
 それで久しぶりに琴似の商店街まで野菜と果物を買いに行きました。

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 しかし本当に美しい日でした。
 琴似商店街までの道すがらの紅葉が、本当に艶やかでした。

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 実は紅葉は先週あたりからたけなわになっていました。
 火曜日にベッドを買いに宮の沢のニトリに行ったのですが、その道すがら見た手稲山の山肌は完全に赤や黄色に彩られて、何とも華やかでした。

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 でも火曜日は曇天で、せっかくの華やかな山肌も写真に撮ると黒々としか映らないのです。
 ワタシは中学二年の時、北海道に来てから初めて紅葉に燃える山肌というモノを見ました。

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 それまで暮らしていた大阪や名古屋の家からも山は見えたのですが、しかし大阪や名古屋から見える山々は常緑広葉樹で覆われているので、秋になっても山肌が赤や黄色に変わるような紅葉はしないのです。
 それで物の本などで「秋になると山々は黄葉し・・・・」なんて文章を読むたびに違和感を感じていました。

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 ところが札幌に来たら、ホントに秋になったら山の色が変わるのです。
 これには本当に驚き、そして感動しました。
 それで北海道生活が半世紀を超えた今も、秋になって紅葉で色の変わった山肌を見ると感動します。

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 ついでに言うと初雪が降り、街が真っ白になるときも感動します。
 だって大阪や名古屋で暮らした子供のころは、雪が降るとお祭り騒ぎだったもの。
 大阪の小学校では、積雪の朝は朝礼の後、一時間目の授業を潰して全校を挙げて雪遊びでした。
 あの楽しさは今思い出しても心が躍ります。

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 それでワタシの深層心理には「雪=滅茶苦茶楽しい」という感覚がインプットされたらしく、今もそれが消えないのです。
 ホントは雪が降ると除雪とか色々大変なのに・・・・・。
 そもそももう雪遊びを楽しむことなど絶対不可能な年齢なのに・・・・・・。

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 でもそんな遠い遠い思い出だけで、雪とか紅葉とか、ホントは後々厄介な事がわかっている事でも、全然イヤな感じがしないばかりか、嬉しくなれるのだから、子供時代の思い出ってホントに大切なのですね。

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 こうやって紅葉を楽しみながら琴似に商店街につくと野菜と果物をどっさり買い込みました。
 引っ越しは4日ですから、引っ越しまでに使い切れないのですが、しかし引っ越し直後に買い出しにでるより、今の内に少し多目に買っておいて、引っ越し直後は暫く買い出しに出ないで済むようにした方が楽だと思ったのです。

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 引っ越し先からは琴似の商店街は1キロ弱遠くなります。
 自転車なら無問題の距離ですが、徒歩だと1キロ余分に歩くのは結構キツイから、これから冬の間は琴似で買い物はできないかもしれません。

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 実は琴似の商店街に近い場所にもよさそうな借家がありました。 少し手狭だけれど家賃も安かったのです。
 それで一度はそこに決めようかとも思ったのですが、なぜかどうしても嫌になって辞めました。

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 何で嫌だったのかは全くわかりません。
 逆に何で新しい引っ越し先をあの家に決めたのかも実はよくわかりません。
 理性的に考えたら琴似の方がずっと良いのに・・・・・。

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 ヒョッとして西野神社に引き留められたのかも?
 琴似の借家は琴似神社の守備範囲なんです。
 でもワタシが決めた方は、今の家より西野神社に近くて、完全に西野神社の守護を期待できます。

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 因みにスーモとか賃貸の紹介サイトを見ていた時気づいたのですが、西野神社の近くの物件にはなぜか必ず周辺の施設に西野神社が紹介されていました。
 他の神社でそういうの見た事がありません。

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 琴似神社は勿論、北海道神宮の近くの物件でも、近くの施設として琴似神社や北海道神宮を紹介している例はありませんでした。
 尤も西野神社の近辺には、小さなスーパーと郵便局ぐらいしか日常生活に必要な施設がなく、それで西野神社を掲載しているのではないかと思ってしまうのですが・・・・・。

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 それとも西野神社って余程霊力が強く、御利益があるのでしょうか?
 だったら西野神社に引っ張られて引っ越し先を決めたのは良い事でしょう?
 
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 それに今度の家はスーパー以外の施設なら、今の家より揃っていて便利です。
 大きなドラッグストア、銀行、郵便局、獣医、自転車屋、外科医院、内科医院、歯科医院、菓子屋、飲食店などが全部揃い、コンビニが幾つも近くにあります。
 
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 逆にこれだけ色々揃っているのに、何でスーパーが消えたか凄く不思議です。
 因みに大家さんに聞いたところ、元々あったスーパーの一つは外科医院になり、また巨大生協もあったのですが、それは老人介護施設になってしまったとのことです。

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 この日は琴似商店街から農試公園の方へ廻って帰りました。
 農試公園も紅葉が鮮やかでした。
 しかし鮭の姿が全くありませんでした。
 例年なら今の時期は、公園内を流れる発寒川の川岸や橋の上には、鮭の遡上を見る人がたくさんいるのですが、鮭が来ないのでそういう人の姿もありません。

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 しかし紅葉はとにかく綺麗でした。
 それで馬鹿みたいに写真を撮りまくりました。
 だからもう一回この残りの写真をアップする心算です。

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2021-10-31 11:59

今年一番美しい日

 昨日は久しぶりの快晴でした。
 そして今年一番美しい日だったんじゃないかと思います。

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 先週もまたずうっと天気が悪くて外出できず、ワタシは家のこもって引っ越しの荷造りを続けました。
 さすがに引っ越しの日も近づいたので、気合を入れて目に付く物を片っ端から段ボールに押し込みました。

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 それでも一人暮らしの荷物は限られているのか、一昨日辺りになるとホントに残る荷物もあとわずかになりました。
 後に残ったのは前日まで使う物ばかりです。

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 それで昨日は気分を変えて、琴似まで買い物に出ました。
 もう食料もなくなっていたのです。
 先週買った食料を殆ど食べつくしていたのです。

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 しかし外に出てみると素晴らしい快晴でした。
 ホントに素晴らしい快晴で、文字通り雲一つない青空、深い深い青色の空の下に、紅葉が鮮やかでした。

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 それで琴似へ行く途中、近くの公園を通り抜けた時に、バシバシ写真を撮りまくってしまいました。
 この公園は春先には八重桜が見事なのですが、秋の紅葉の色彩は春の八重桜より艶やかです。

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 春に咲くのは桜など限られた木々だけなのですが、秋の紅葉は針葉樹を除く全ての木々が赤や黄色に彩られます。
 今年は寒さの来るのが早いのかその紅葉が一種異様な透明感をもって輝いています。

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 快晴の空と燃えるような紅葉。
 昨日は今年一番美しい日だったのではないかと思ってしまいました。

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 そんな風に思うのは、それまで何日も何日も暗い雨と曇天が続いたからかもしれません。
 暗い雨と曇天の中で、イライラしながら引っ越しの荷造りをつづけた後だったからかもしれません。

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 でも先週あたりで荷造りもあらかた終わり、引っ越しに間に合わなくなるという根拠のない脅迫概念も消えました。
 それでワタシの気持ちも晴れて、その為景色も一段と美しく見えたのだと思います。

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 それにしてもワタシの悪い癖はホントにどうしようないです。
 ワタシの悪い癖は、実際にやってみれば大した事もない仕事を、なぜか非常に過大視して不安がり、その為なかなか手を付けられないという癖です。

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 それで実際にやってみれば2~3時間で終わる荷造りを、無暗に不安視してなかなか手を付けられないというパターンです。
 でもやってみたらホントに直ぐに終わるのです。

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 今回の引っ越しで最難関だと不安視していたのは、物置の片付けでした。 今の家には元々石炭小屋だったと思しき結構大きな物置があります。
 ワタシはここへ引っ越してきたとき、前の家にあった要らない物を全部詰め込んでいました。

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 それで物置一杯にガラクタが詰め込まれていました。
 これではもう絶対自分では片づけられない・・・・・。
 ワタシは不安になって業者を頼む事も考えました。

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 それで業者に見積もりまでしてもらったのですが、5万かかると言われました。
 しかし頼む前にもう一度中身の点検をしなくては・・・・・と、思って自分で中身の点検がてら不用品を処分していきました。
 
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 すると二日ほどで綺麗に片付きました。
 勿論それで随分と不用品を捨てたのですが、それは全部札幌市のゴミ袋で間に合いました。

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 こんなに簡単にできるなら、引っ越しなど関係なく、もっとずうっと前にさっさとやっておけば良かったのに・・・・・。
 そして最難関の物置の片付けがこんなに簡単に終わるなら、他の荷造りなんか朝飯前のはずです。

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 でもワタシはその後もずうっとクヨクヨイライラし続けたのです。
 二階の本棚を片付けたら、二階に置いていた花瓶や絵皿の片付けが心配になり、絵皿と花瓶を片付けたら、一階の本棚が心配になりました。

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 それでも放っておくわけにもいかないので、片付けにかかると、どれも数時間で終わるのです。
 しかも引っ越しまで十二分な時間があったのです。
 だから焦ったりイライラしたりする必要は全くないのです。

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 でもワタシは引っ越し先が決まって荷造りを始めてから、この不安とイライラをどうすることもできなかったのです。
 それでも昨日あたりになって、ようやくイライラが収まってきました。
 もう今となってはジタバタしても仕方ないですからね。

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 それで外出する気になったのですが、だからこそ昨日が一年で一番美しい日と思えたのかもしれません。
 しかしこの悪い癖はきっと一生治らないでしょうね。
 67まで治らなかった癖が、これから治るとは思えないもの・・・・・・。

  1. 札幌の四季
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2021-10-30 12:31

米軍基地は負担ではなく恩恵

 日本では「負担」という言葉が「基地」の枕詞になっています。
 ワタシが物心ついてニュースを見たり新聞を読んだりできるようになってから、還暦を大分過ぎた今になってもそうです。

 特に沖縄の米軍基地となると、「負担」が絶対真実のように扱われ、沖縄県は「基地を負担しているのだから」という理由で、国費の強請タカリを続けました。
 そしてこれからも強請る気満々、タカル気満々です。


 記事の内容は読む価値もありません。
 
 そもそも基地は負担ではないのですから。
 基地は負担ではなく恩恵なのですから。

 だって基地は基地周辺に雇用と消費をもたらします。
 特に沖縄ではこの雇用と消費は重要です。

 だって沖縄には元々これと言った地場産業はなく、公務員や土建屋ぐらいしか雇用がありません。 その中で基地従業員というのは、非常に恵まれた職場です。
 さらに言えば土建屋は基地負担を名目に政府が沖縄県に出す「補助金」に集って営業しているのです。
 
 また基地がある事で、米兵相手の歓楽街ができましたが、これもまた沖縄にとっては重要な産業でした。 
 米兵が些細な犯罪を犯すと、地元の自治体は大騒ぎして、米軍は兵士を外出禁止にするのですが、すると地元の歓楽街が米軍に泣きついてその外出禁止を解いてもらうという事が続いていました。

 勿論、基地は美術館や国定公園のように綺麗なわけではありません。
 騒音も出るし、また米兵の犯罪という問題もあります。

 しかし騒音なんか工場でも出るのです。
 工場のように大勢の人を雇用して地域経済を支える施設は騒音も大気汚染も水質汚染も起こすのです。
 そしてそこで働く従業員が大勢いるのですから、その中から犯罪者だって出ます。
 
 要するに大勢の人の生活を支える施設にはそれ相応の問題も出るのです。
 但し米軍兵士の犯罪発生率って、実は沖縄県民の平均の半分以下です。
 性犯罪も痴漢レベルの軽微なモノまで入れても年一件も起きていないのです。 性犯罪に関しては沖縄教職員の方がはるかに深刻です。

 一方、美術館や国定公園のような施設は、騒音もないし、排気ガスも水質汚染もありません。 勿論犯罪も起きないでしょう。
 だってそもそも殆ど雇用を作らない、つまりそこで働く人もいないので、犯罪者など産まれるわけもないのです。
 
 しかし地域にとっての恩恵はどちらが大きいでしょうか?
 
 例えば普天間基地は世界一危険な基地と言われて、基地周辺にはビッシリ民家で埋め尽くされています。 
 しかしあの民家は皆、普天間基地ができてから建てられたものです。
 普天間基地ができる前、普天間基地とその周辺は、貧しい農家が散在する畑地でした。 沖縄ではコメは殆どできないので、甘藷やサトウキビの畑しかないのです。

 米軍は普天間基地を作る為に基地の敷地なっている土地を接収し、住民を追い出しました。
 追い出された直後はみんな困ったと思います。
 でも今はその地主たちには毎年、莫大な借地料が支払われています。 しかもどれだけの土地を持っていたかは地主の自己申告だけです。
 それでその自己申告した広さに応じた借地料が支払われているのです。

 一方、基地の周辺にはドンドン人が集まってきました。
 だって基地ができた事で、電気ガス水道などのインフラが整備されて、基地従業員や米兵相手の飲食店などの産業が生まれました。
  
 安全の為に少しは基地から離れたところに家を建てたら?と思うのですが、しかし基地ギリギリに家を建てて住み着いたのです。

 こんな事になるのは結局、基地が沖縄県民にとって大変な恩恵だったからでしょう? 

 しかし米軍基地の最大の恩恵は、雇用でも消費でもインフラの整備でもありません。
 米軍基地がある事によって沖縄県が中国の侵略から守られている事です。

 沖縄県民の意思に関係なく、沖縄本島は東シナ海の要衝にあるのです。
 ここを支配すれば東シナ海とその周辺海域を支配できます。 
 だから中国としては何としても沖縄本島が欲しいのです。

 中国は現在尖閣諸島に侵略の手を伸ばしていますが、尖閣諸島を占領したら、今度はその周辺の有人の島々へ侵略の手を伸ばし、最終的に沖縄本島を占領する心算です。

 それを守っているのが米軍です。
 極東でも最大規模の米軍基地がある限り、中国も簡単には沖縄に手を出せないのです。

 因みに今、沖縄ではまた独立論が出てきましたが、しかし沖縄が現実的に独立するなら、シンガポール二倣うしかありません。
 シンガポールも沖縄と同様、南シナ海とインド洋をつなぐ要衝なので、シッカリした防衛体制なしには独立は維持できません。

 それでシンガポールは全ての成人男性が毎年一定期間兵役訓練を受けるという非常に過酷な兵役を務めているだけでなく、世界最大の米軍基地チャンギ海軍基地を抱えています。
 
 だから沖縄が独立したいなら、まずは県民に兵役義務を課すことと、在沖米軍にいてもらうための努力をするべきです。

 もし米軍基地がなくなったら?
 当然中国は沖縄に侵攻するでしょう。
 そしてまずやるのが沖縄県民の虐殺です。

 だって米軍は沖縄戦で沖縄県民を殺しませんでした。 その後沖縄県民の生活向上の為に莫大投資をしました。
 でも沖縄県民はこれに全く感謝することなく、ひたすら反米に燃えているのです。
 それで沖縄返還になったのですが、しかしそれでもまだアメリカを憎悪して、米軍基地を追い出そうとしているのです。

 だったら沖縄を占領した後、そのまま沖縄を自分の物にしておきたいなら、こんな奴らは皆殺しするのが一番です。
 そして代わりに中国人を送り込めばよいのです。 
 そうすれば反中運動なんか絶対に起きないし、今後日本が沖縄を取り返しても、沖縄に住み着いた中国人の始末に手を焼く事になります。

 沖縄県民皆殺し??
 幾ら何でもそんなひどい事をできるのか?

 だって中国は現在ウィグル人を皆殺しにしている最中ですよ。
 チベット人だって半分以上殺しました。
 中国人、つまり漢民族だって中国共産党政権に不都合な人達は、5000万人とか7000万人とかがすでに殺されています。
 
 だったら総人口145万人の沖縄県民を皆殺しにするのなんか朝飯前でしょう?

 米軍基地はそういう中国から沖縄を守ってくれているのです。
 これ以上の恩恵がありますか?

 因みに「武力ではなく話し合い中国に対応するべき」なんて全くナンセンスです。
 外交で中国に対応できるなら、何でウィグル人が虐殺されているのですか?
 チベット人は何で虐殺されたのですか?
 チベット人やウィグル人は話し合いに失敗したのですか?
 
 話し合いに失敗したと仮定して、話し合いに失敗した相手は女性も子供も民族皆殺しにするような相手とマトモな話し合いができると思いますか?

 今現在自国民を虐殺している国と話し合いで物事が解決できるなら、第二次大戦なんて起きませんでした。
 1939年ナチスドイツは国内ではユダヤ人ジェノサイトを始めていたのですが、しかしチェコもポーランドもヒトラーと話し合えば、ヒトラーはズデーテンランド侵攻もポーランド侵攻も諦め、第二次世界大戦は起きなかったという事になります。
 
 こんなナンセンスな妄想を抱えている人間に限って「基地は負担」なんて言うのです。

 勿論米軍基地は沖縄だけでなく日本全土や東シナ海の周辺も守っているのですが、しかし一番恩恵を受けているのは沖縄でしょう?

 これって海岸や河岸に防波堤があるのと同じです。
 防波堤なんて綺麗でも楽しくもありません。 
 でも海岸や河岸の街が「自分達だけが防波堤を負担するのは不公平だ。 高台や内陸の街も防波堤の負担を分担するべきだ。」なんて言いますか?

 でも今それを言っているのが沖縄の新聞や政治家です。 
 これを馬鹿と言わずして誰を馬鹿というのでしょうか?

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2021-10-29 22:07

参政権は国家への忠誠心の対価

 京都新聞が奇妙な記事を掲載していました。
 長文なので一部だけを貼ります。
 

いち京都市民だから、生活に直結した消費税や給付金への政策は気になる」。朝鮮籍の会社員男性(43)=右京区=は注目する論点を挙げ、「朝鮮半島に対する各党の立ち位置は気になる」と付け加えた。

 2人の子を朝鮮学校の幼稚部に通わせる。2019年10月から実施された国の幼保無償化で、朝鮮学校幼稚部は対象外となった。同校によると、幼稚部の学費は1人当たり年間約21万円。「恩恵を受けられないのは、正直しんどい」。パスポート取得の煩雑さなど、他にも制度上のハンディがある。昨年に支給された国民1人当たり10万円の特別定額給付金も、当初は「自分たちに配られるのか」と不安だった。

 しかし、投票権のために、国籍を変更しようとは考えていない。「日本に生まれ育ち、税金も払っているのに、なぜ国籍で権利が制限されるのか。日本国籍取得が『忠国の踏み絵』のようだ」と明かす。

日本国籍取得が『忠国の踏み絵』ようだ

 ようだ」じゃないです。
 日本国籍取得は「忠国の踏み絵」そのものです。

 これは日本だけではありません。 どんな国でも外国人が帰化するときには、帰化先の国への忠誠を要求されます。
 帰化に際して国旗や元首の肖像などの前で、忠誠の誓いをさせる国もあります。

 これは当然です。 
 自国に忠誠心を持たない外国人を自国民にしてよいわけはないからです。
 これは独裁国家でも民主主義国家でも同様ですが、しかし民主主義国家ではより深刻です。

 なぜなら独裁国家なら独裁者に不都合な人間は自在に抹殺できますが、民主主義国家ではそれはできません。
 一旦帰化させてしまえば、元々の自国民と同様に扱わなければならないので、帰化人が外交や防衛の中枢に入るような地位につく事もあり得るのです。
 だから帰化を認める前に、ちゃんと忠誠心の有無を確認するのです。

 そして参政権というのは、納税の対価ではありません。 
 国家への忠誠心の対価です。
 
 だって参政権というのは、国家の運命を決める権利です。 
 そんな権利を忠誠心を持たない外国人に与えるわけには行かないのです。
 日本には忠誠心を持たず、代わりに北朝鮮の独裁者に忠誠を誓うような人間に参政権を与えたら、その人間は日本と日本国民の為ではなく、北朝鮮の独裁者の為に利用します。
 
 こんな人間達が日本の外交や防衛に口を出したらどんな事になるか?想像するだに恐ろしい話です。

 ワタシはむしろ日本政府はいい加減に朝鮮籍の在日コリアンの在留は禁止するべきだと思います。
 朝鮮籍って北朝鮮人という事です。

 北朝鮮という国は日本国内で日本人拉致という国家犯罪を行ってきました。
 また日本からミサイルや核開発にかかわる重要技術や機材を持ち出しました。
 そして何度なく「日本を火の海にする」などと明言しています。
 またミサイルも何度も発射しています。

 普通に考えたらこれは完全な敵国で、日本の国家主権や安全を脅かしいる国です。 
 そして日本に在住する北朝鮮人は、北朝鮮のこうした国家犯罪や侵略行為に協力してきました。

 何でいつまでもこんな危険な国の人間の在留を許すのでしょうか?
 交戦国の国民など、国家にとって危険な国の国民の在留を認める義務はありません。
 北朝鮮というのは実質的に日本の交戦国ではありませんか?

 交戦国の国民は、強制収容所に収容した上で強制送還しても無問題です。
 
 第二次世界大戦中、日本は在日アメリカ人やイギリス人など連合国民を軽井沢の強制収容所に収容しました。 
 一方アメリカやイギリスも在米日本人、在英日本人を強制収容所に収容しました。

 そして英米と日本の代表がスイスで話し合いをしたうえで、アメリカが船を出して在米・在英日本人を日本に送り届け、在日アメリカ人と英国人、そして米軍や英軍の捕虜を連れ帰ったのです。

 日系アメリカ人の強制収容が問題になったのは、彼等がアメリカ国籍であり、アメリカに忠誠を誓う人々だったかです。
 
 だから日本政府は早く在日北朝鮮人の在留資格を剥奪し、北朝鮮に強制送還するべきなのです。 そして北朝鮮が引き取りに応じないなら強制収容所に収容しておくべきなのです。
 日本と日本人の安全の為に。

 因みにこの記事ではベトナム人の技能実習生も参政権が欲しいと言ってます。
 きっとこのベトナム人は参政権の意味を知らないのでしょう。
 だってベトナムは共産主義国家ですから一般国民には参政権もないし、選挙もありません。
 
 そういえば前出の北朝鮮人も同じでしょうね。 
 この北朝鮮人はきっと朝鮮学校出身だから、参政権の意味も習っていないし、また北朝鮮の一般国民にも参政権なんてありませんん。

 つまり自国では参政権のない人間がなぜか日本で「参政権を寄こせ」と言っているなんとも珍妙な記事です。
 
 そしてこれを大真面目に取り上げている京都新聞の記者も実は参政権の意味も、また民主主義も民主主義国家の意味も理解できていないのでしょうね。

 民主主義国家は国民が自分達で自分の運命を決める国家です。
 でもこれが上手く機能するには、国民の大多数が自国を愛して、同じ国家の国民であるという強い仲間意識を持つ場合だけです。
 つまり全て国民が国家に強い忠誠心を持つ場合だけです。
 
 これって別に国家に限らないでしょう?
 みんなで話し合って物事を決める、多数決で決める何てことで、上手くいくのはその皆が強い仲間意識や集団への忠誠心を持っている場合だけです。
 仲間意識も集団への忠誠心もないとなれば、幾ら話し合いを続けてももめるばかりで物事が決まるわけもないし、決まったことに皆が従うわけもないのです。

 だから国家への忠誠心や愛国心は、本来民主主義国家にこそ必要なのです。
 でも戦後教育では国家への忠誠心や愛国心はひたすら否定されました。 さらに国家そのものを否定してきました。

 しかし国家そのものを否定した民主主義国家なんてモノがありえるのでしょうか?
 結局戦後教育の価値観に執着している左翼というのは、民主主義を理解できないのです。

  1. 戦後民主主義
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2021-10-29 12:47

驚異的無知!? 立憲民主党ニーサに課税

 大変驚きましたが、立憲民主党はニーサにも30%課税をすると言っています。
 しかもその理由が「1億円の壁をなくすため」だそうです。

【動画】立憲民主党 NISAに30%課税へwwwwww

江田
二つ目が岸田さんがやっと取り上げて脚光浴びた1億円の壁ですよ

コメンテーター
あれはどうしたいんですか?

江田
ご承知のように1億円を超えると見事に下がるんですよ
これはご承知のように1億円を超えると見事に株の取引高が高くなってたった20%しかかけてないでしょ?
これをまあ我々はせめて30%の国際水準なみにしたい

コメンテーター
それはNISAとか少額で低所得者の人達が積み立ててる株式運用に対しても30%かけるんですか?

江田
それはぜんぜんグラフ見ていただければ、1億円を超えるあたりから急速に株の取引量が増えてる

コメンテーター
もちろんそうです。ただ、中、低所得者の皆さんも積み立て積み立て運用して行ってその部分に対しても同じように30%かけるんですか?

江田
おんなじようにかける

コメンテーター女
そ、それは…

4:30~
 
img_0e8d25b6cae6f4d8c6c2cd9a3086192823150.png
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/34202

 現在の累進課税制度では1億円を超える富裕層の存在を殆ど想定していないので、1億円を超えると結果的にドンドン累進課税率が下がるのだそうです。

 しかしそれが何でニーサに課税する話になるんでしょうか?

 この中でコメンテーターも言っているようにニーサとは「少額で低所得者の人達が積み立ててる株式運用」なのです。

 上に添えた表にニーサの内容が簡単に書かれていますが、年間120万円とか40万円とかの枠内での株や投信の売買益と配当を非課税にするという制度なのです。 どう考えても年収が1億円を超えて、しかもその収入の多くを株式の売買益で稼いでいるような高額所得者には殆ど意味のない制度です。

 ニーサは一般の勤労者が、老後資金、子供の教育費などの為の長期的な資産形成に株や投信への投資をしやすくするために作られた制度なのです。

 だからニーサ枠を全部使っても投資できる金額は限られているのですが、しかしネット証券なんかでは積立ニーサを毎月100円からとかびっくりするほどの少額投資ができるようになっています。
 
 株や投信は銘柄によって値動きが激しいので、安定的に運用するためには多数の銘柄を持つのが良いのですが、売買単位が高いと限られた資金しかない低所得者には、そんな事できません。
 でも100円単位なら、積立ニーサで毎月1万円積み立てるのに、20種類も30種類もの銘柄を買う事も可能です。
 
 こういうのを見てもわかりますが、完全に資金力のない中低所得者向けの制度なのです。
 株や投信は長期間では貯金よりはるかに利回りは大きいのですが、しかし短期間ではリスクも大きいので日本人では手を出す人は少ないのです。 
 
 だからニーサという制度を作り、少額の投資は非課税にすることで、国が低所得者の資産形成を応援しようというのです。
 ところが立憲民主党はこれに年収1億円超えの富裕層並みに課税しようというのです。

 一体何の為に?
 格差をなくす、低所得者を応援するという立場なら、低所得者にはニーサ枠を拡大するとか非課税期間を延長するべきでしょう?

 しかしリンク先で動画を見る限り、江田憲司はどうやらニーサと制度を全く知らないとしか思えません。
 動画では司会の反町アナウンサーとコメンテーターの三浦瑠璃がそれぞれ「中低所得層の投資にも課税するのか?」と念を入れて質問しているのに、江田憲司はその都度きっぱりと「課税する」と答えているのですから。 
 そして二人があきれ顔になっていても、「一億円の壁が~」と強弁し続けたのですから。

 因みにこの江田憲司って立憲民主党の経済担当wだそうです。

 これは社会党とその後継者である民主党、そして立憲民主党に共通する事ですが、彼等は株式投資や市場経済に関する知識が完璧に欠如しています。
 
 例えば民主党政権時には、経産大臣や官房長官が、重要な経済指標を正式の公開前に関係財界人に話してしまうとか、猛烈な円高が続くなか為替介入のタイミングを話すかしました。
 それで日経新聞などが大問題にしたのですが、しかし当人達は「?? ボクなんか悪い事した?」と、まるで飼い主からいたずらをとがめられた犬猫のような表情をしていました。
 
 コイツラ、こうした数字が市場に与える意味を全く理解してないかったのです。
 コイツラは東大卒など随分な高学歴だったのですが、それこそへそくりで
積立ニーサを始めたばかりの主婦程度の知識もないのです。
 それは結局彼等が全くそういう事に関心を持ってこなかったからでしょう。

 江田憲司も全く同類なのでしょう。
 ウィキを見るとこの人は、東大法学部卒で通産省の官僚だったとあります。

 だったら少しは経済産業政策に知識があるのでは?
 日本は資本主義国なのだし、証券税制は経済に重要な意味を持つのだから、一定レベルの知識がなければ困るでしょう?

 でもこのプライムニュースでの受け答えを見ている限り、この男はホントにニーサの意味を知らないとしか思えないのです。
 
 しかしニーサの意味を知らない人間が、どうやって富裕層への課税制度を作れるのでしょうか?
 富裕層への課税というのは大変難しいのです。
 
 なぜなら所得が莫大である為、特に優遇されなくても課税額も莫大になります。
 そうなるとその課税を逃れるためには、相当額の経費をかけて海外にペーパーカンパニーを作るとか、プロの税理士を雇って国内に幽霊会社を作るなの節税措置を行う事もできるのです。

 自国の証券税制さへも理解していない政治家が、海外まで絡んだこうしたプロの脱税屋に対抗して富裕層から税金をとるようなことがホントにできるのでしょうか?
 そもそもニーサの意味も知らなかったとなると、立憲民主党自体が一億円の壁の問題の中身をどの程度理解していたかも不明です。

 ただ自民党の岸田総裁も言っていたし、マスコミもこれには賛同しているから、自分達も追随してみただけだったのでは? 

 それ以前にそもそも彼等は自分が無知であることさへも理解していないのでは?
 だからテレビで大威張りで「年間1億円の壁を超える為にニーサに課税する」なんて言ってしまうのでしょう?

 社会党政権も民主党政権も「悪夢」に終わりました。
 でもコイツラの無知と不勉強を見ていたら当然だとしか言えません。

 民主党政権時代、経済問題だけにかかわらず民主党の閣僚や議員の無知に驚いた事が何度もありました。
 幾ら何でも一人前の大人がこんな事を知らないなんてありえない・・・・と思える発言を繰り返しました。

 社会党も民主党も立憲民主党も社会主義政党ですから、資本主義の制度を嫌うのはわかります。
 しかし国会議員として給料をもらっている以上は、多くの国民が関係する問題を「嫌いだから知らない」でよいわけないでしょう?
 そもそも制度をきちんと知らないのでは、どこが問題でどこを改革したらよいかなんてわかりようもないでしょう?

 こういうのを見ると彼等は結局真面目に制度を改革したり改善する気などないとしか思えません。
 逆に言えばだからこそ「変える」「変える」と騒ぐのです。
 彼等の言う「変える」って問題のあるところを見つけてそこを直すんじゃないんですよね。
 何もかもぶち壊すのです。

 なるほどこれなら何も学ぶ必要はありません。
 一方「何も変える!!」というのは大変勇ましくて、ある種の人々には大うけする面があるのです。

 ソ連が崩壊して社会主義の破綻が完全に証明された後も、しかし社会党の残党これで生き延びてきました。

 江田憲司のニーサ課税の話を見る限り、この伝統は今も続いているようです。
 ホントに怖いです。
 こんな人間が政治家になれる事が・・・・・・。

  1. 民主党
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2021-10-28 11:36

アベノマスク再考 日本のマスコミは市場経済を理解できない

 選挙が近づいたためか、マスゴミはまたアベノマスクを持ち出しました。

 倉庫に布マスク8300万枚、政府が認める 保管費用は6億円に

 マスコミがアベノマスクを叩くのは、アベノマスクの配布が始まった直後から、マスクが普通に出回り始めて、誰でも普通に手に入るようになったからでしょう。

 それでマスゴミ脳では「アベノマスクは必要なかった」となってしまったのでしょうね。
 しかしそれは違います。
 アベノマスクの配布があったから、マスクが市中に出回り、誰でもマスクを手に入れる事が可能になったのです。
 
 安倍総理がマスクの配布を決断したのは、当時マスクが不足して一般国民はもとより、介護現場や医療現場で働く人々の分も確保できなくなっていたからです。
 一方このようなマスク不足が大々的に報道されたからか、マスクの買い占めに走る人々も出現しました。
 その中には高値で転売目的の人々もいましたし、また毎日早朝からドラッグストアに行列して大量のマスクを買い占める老人達もいました。
 
 コロナパンデミックでマスクの着用を奨励されたのですが、そもそもマスクなんて日常的に使うのは介護や医療現場で働く人ぐらいで、それ以外の人は風邪をひいた時など特別の場合にしか使いません。
 それを毎日、使う事を奨励されたのですから、マスクの需要は跳ね上がり、市場から消えるのは当然なのです。
 しかもそれに便乗して買い占めが横行したのですから、増産しても追いつかないのです。

 そこれ安倍総理は国で布マスクを配布すると決定しました。
 不織布マスクの方が感染防止効果が高いのですが、しかし不織布マスクは使い捨てですから、大量支給しなければ意味がありません。
 でも布マスクなら洗濯すれば繰り返し使えるので、一人二枚程度あれば、暫く凌げるのです。

 ところがアベノマスク配布が決定されたころから市場にマスクが戻りました。
 しかもドラッグストアなど普段マスクを売っている所だけではなく、新大久保の韓流グッズ店とか全くマスクとは畑違いの場所でマスクを売り出したのです。

 ワタシもそれまで近所のドラッグストアに行く度に、マスク売り場を見たのですが、しかしいつ行っても、綺麗に空になっていました。
 それなのにアベノマスク配布が決まってからは、銭湯でマスクがもらえたり、ブティックでマスクを売っていたりするのを見かけるようになりました。

 だからアベノマスクが実際に国民のところに届く頃には、もう普通にマスクを買えるようになっていたのです。
 
 さらに言うとアベノマスクのおかげで、マスクをしない口実がなくなりました。
 それまではそもそもマスクが入手不能だったのですから、マスクをしなくても無問題でした。
 しかし政府がマスクを配布するとなると、マスクが買えないという事を口実にマスクをしないというわけには行きません。

 実はワタシもこれでマスクを作り始めました。
 マスクの着用が推奨されてから、you tubeの手芸や手作りの動画はみんなマスクの作りになりました。
 それかあらぬかマスク用のゴム紐や、ガーゼ布、果てはミシンまでが品薄になりました。

 しかしワタシはミシンも布などマスク制作に必要なモノは全部持っていたのです。
 それにワタシは洋裁が好きで、自分のシャツやパジャマや袋物は自作しているのです。 だからマスクなんて簡単に作れるのです。
 でもマスクは鬱陶しそうなので、ドラッグストアの棚にマスクがない事を幸いマスクの着用をさぼっていました。
 しかし安倍総理から配布されるとなるとそうもいきません。
 ワタシもマスクを作り始めました。

 こんなわけで実際にアベノマスクが我が家に届く頃には、ワタシは既に銭湯でもらった不織布マスク数十枚と、色柄に凝って構造にも工夫を凝らした自作のマスクを10枚ほどを所有していたのです。
 そして外出時にはその日の服装に合わせたマスクを着用するようになりました。
 だからアベノマスクは実際には使っていません。

 しかしなぜアベノマスクが配布される前に、マスクが市中に出回ったのでしょうか?
 これで思い出すのがスウェトニュウスの「ローマ皇帝列伝」のクラウディウス帝の話です。

 クラウディウス帝が即位して間もなく、ローマ市内で小麦が不足しているといううわさが広がり、小麦の価格が急騰しました。
 この時、クラウディウス帝、帝国の穀物倉庫を整理して、品質の劣化した小麦を焼却処分しました。
 これで小麦不足のうわさは雲散霧消し、小麦価格は平常に戻りました。 
 
 クラウディウス帝はスウェトニュウスの「ローマ皇帝列伝」では典型的な暗君として描かれています。 
 しかしそれでもこのエピソードはクラウディウスの功績として描かれれています。
 クラウディウスは結局暗君になってしまったけれど、それでも元々はこのような優れた知性もあったのだとして描かれているのです。
 それにしても皇帝が帝国の倉庫の小麦を焼却したら何で小麦の価格高騰が止まるのでしょうか?
 
 それは古代ローマが完全な市場経済・自由経済の国家だったからです。
 勿論、全ての商品の価格は市場の需給関係で決まります。
 しかしそうなると投機も盛んになり、供給不足で先高が予想される商品を買い占めて値を吊り上げる者たちが出てくるのです。
 ローマ帝国では私有財産は不可侵ですから、皇帝と雖もこうした買い占めを禁止することはできないし、まして買い占めた小麦を没収することなど絶対にできません。

 しかしそもそも小麦価格高騰の原因が「小麦が不足する」といううわさなのですから、その噂を打ち消せば、小麦価格高騰は止まるのです。
 そこでクラウディウス帝は、帝国の倉庫の整理を行い、品質の劣化した小麦を焼却処分することで、小麦不足のうわさが事実無根であることを国民に示したのです。

 アベノマスクも同様ですね。 
 政府がマスクの配布に乗り出せば、マスクの入手に困る人はいなくなり、今後マスクの需要は一気に減ります。 だから市場でのマスク価格が暴落するのは必至です。

 だからマスクを買い占めていた連中は、急いでマスクの投げ売りを始めたのです。
 また早朝からドラッグストアに行列してマスクを買い占めようという馬鹿な老人もいなくなりました。

 これでアベノマスクが実際に国民の手に届く頃には、マスクは普通に買えるようになっていたのです。
 これがアベノマスクの意味なのです。

 しかし更にアベノマスクにはもう一つ重要な意味があります。
 それは前記のように政府がマスクを配布することで、国民全体に「マスクをしないわけには行かない」という空気を作ったことです。
 実際、アベノマスク以降マスクの着用率は一気にあがり、それが今も続いています。
 
 そしてこの後、欧米諸国でも政府や自治体によるマスクの配布が行われるようになりました。

 スウェトニュウスならアベノマスクの成果を絶賛したでしょう。
 しかし日本のマスコミはアベノマスクの意味を全く理解できず、代わりにアベノマスクが何百億円かかったとか、そういう事だけを延々と問題にし続けています。

 この調子なら、朝日新聞や毎日新聞の記者にクラウディウス帝の小麦焼却処分の記事を書かせたら、それで小麦価格高騰が収まった事は一切評価せずに、小麦焼却にかかった費用が高すぎるとか延々と書き続けるでしょうね。

 アベノマスクへの彼等の評価を見ればわかります。
 現代日本の自称ジャーナリストには、市場経済が全く理解できないのです。
 古代ローマ人でも市場経済に生きる人なら普通に理解できたことが、日本の自称ジャーナリストには全く理解できないのです。
 
 これではアベノミックスを理解できるわけもないし、それ以外の経済全般を理解できるわけもないのです。
 そんな連中の書いた記事を読む価値がありますか?
  1. マスゴミ
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2021-10-27 11:59

尾身博士の説明責任と醜態 コロナ

 専門家会議会長尾身茂博士のインタビュー記事を拾いました。
 長文なので貼りません。
 リンク先で読んでください。

 東京五輪開催について説明責任を果たせなかったことが菅政権を退陣に追い込んだ 尾身茂 2021年10月11日 中央公論

 尾身博士は菅首相が五輪開催について国民への説明責任を果たさなかったと言ってます。
 五輪開催を「普通ではない」というのです。

 しかしワタシはこれを聞くと、逆に聞きたくなります。
 
 それでは専門会議はなぜ五輪開催が問題なのか説明したのでしょうか?
 五輪開催を「普通ではない」という根拠は何でしょうか?

 東京オリンピックの開催直前まで、実効再生産数は上がり続けおり、感染者も激増を続てけていました。
 だから専門家会議が感染拡大を心配するのはわかります。

 しかし当時、オリンピック以外のスポーツイベントは有観客で行われていました。 プロ野球のオールスター戦では、観客席での酒類の販売も行われていました。
 またオリンピックの予選や、甲子園の地区予選も全国で有観客で行われていました。
 ところが専門家会議はこれに対して一言も言っていないのです。

 またオリンピックを念頭に富嶽で行われたシュミレーションでも、観客がきちんとマスクをした場合、感染が増える確率は殆どゼロという結果も出ていました。
 専門家会議はそれまで満員電車など様々な場所での感染拡大について、富嶽でのシュミレーションを示して、一般国民に注意を促してきました。
 ところがオリンピックに関しては、富嶽のシュミレーションを完全にネグレクトしたのです。
 なぜオリンピックに関するシュミレーションだけはネグレクトしたのでしょうか?
 その理由を国民に説明したのでしょうか?

 確かにオリンピックはプロ野球や甲子園などと違って世界的な祝祭です。
 しかし世界的な祝祭であれば、それを中止するには世界中の人々が納得する理由を説明しなければなりません。 

 当時、日本の感染は深刻でしたが、しかしそれでも世界的には日本の感染者は僅少でした。 
 アメリカやヨーロッパでは人口比で日本より感染者数が一桁多かったのですが、しかしそれでも大リーグの試合やユーロ2020が満席で開催されていました。
 だったら日本でもオリンピックは「普通」に開催できるはずです。

 だからオリンピックが無観客で開催されたことをバッハ会長は「クレイジー」だと言いましたが、これは欧米人の「普通」の感覚でしょう?

 日本国内では一般のスポーツイベントを通常通り行い、海外でも行われている。
 日本の感染者は海外よりはるかに少ない。
 オリンピックで感染が拡大するという科学的根拠は一切示さない。

 日本は世界中にオリンピックを開催すると約束したのです。
 その約束を果たせないというなら、相応の理由がなければならないのです。
 しかしこれで菅総理はどうやって日本が約束を果たせない理由を説明できるのでしょうか?

 尾身博士は専門家として菅総理に世界中の人々を納得させるこるような根拠を説明したのでしょうか?
 オリンピック開催を待ち望んでいた選手たちや一般国民が納得できるような説明をしたのでしょうか?

 当時の専門家会議の主張を見ても、今回の尾身博士のインタビュー記事でも、このような説明は一言もありません。
 
 オリンピックに関して尾身博士が言い続けてきたことは「国民に自粛を求めているのにオリンピックを開催したら、メッセージが伝わらない」「気の緩みになる」なるなど、まったく根拠不明の精神論だけでした。
 
 一方、専門家会議がこれまで提唱してきた感染リスク「三密」から言えば、オールスター戦や甲子園予選がオリンピックより危険だと根拠はどこにもありません。
 また常識的に国民の気持ちからしても、一般のスポーツイベントが普通に行われていても気は緩まないけれど、オリンピックを開催したら気が緩むというのもなんとも奇妙な話です。

 しかし尾身博士はこの論理で、今も菅政権のオリンピック開催を非難し続けているばかりか、バッハ会長のパラリンピック開会式出席まで非難しました。  
 国会で「バッハ会長が出席すると、気が緩むからリモート出席にしろ」と言ったのです。
 だったら何で国会もリモートにしろと言わなかったのでしょうか?

 国会はこれまでずうっと議員がマスクをしているぐらいで、議員の席を離すなどの処置もとらずに通常通り行われて、それがそのままテレビで中継されてきました。
 
 4年に一度の大イベントでその会長の挨拶をリモートにしろとまで言うなら、国会だって「リモートにしろ」というべきでしょう?
 国会は通常通り開催しても良いけれど、バッハ会長はリモート出席にするべきだという理由を、尾身博士はバッハ会長に説明できるのでしょうか?

 さらに言えばオリンピックの後、愛知県のロックフェスティバルなど、スポーツイベントより更に感染拡大の危険性の高そうなイベントも開催されたのですが、しかし専門家会議は沈黙しています。
 
 こうなるとホントに尾身博士の反オリンピックの根拠は全くわからなくなります。
 そもそも専門家が、現実に人が接触して感染の拡大の危険性のある有観客のスポーツイベントやロックコンサートよりも、無観客で行われたオリンピックを問題視する理由が全くわかりません。

 現在の科学では「気の緩み」のようなモノを客観的に評価できません。 
 なぜなら科学というのは客観性と再現性があって初めて成り立つのですが、しかし尾身博士の言う「気の緩み」にはそもそも明確な定義さへもないのすから、それを客観的に測定する方法などあるはずもありません。
 これではオリンピックで「気が緩んだ」かどうを科学的に評価することなど全く不可能のです。

 だから尾身博士の言う事は完全な精神論、尾身博士の主観による精神論なのです。
 感染症の専門家として科学者としてこんなモノを振り回してよいのでしょうか?

 ところがこのインタビューを見れば、今もこの精神論を振り回して菅総理を非難していいるのです。
 しかもオリンピック開催が感染拡大につながらなかった事は、既に明白になっているのにです。

 ワタシはこの記事でこの人に完全に幻滅しました。 
 
 元々ワタシは尾身博士を高く評価していました。 
 2020年初めて、コロナパンデミックが世界を襲ったとき、多くの国が安易に大量のPCR検査を行いました。 しかしこれは感染防止にはならず、事態を混乱させたり、甚だしきはPCR検査会場に大勢の人が押し掛けて、それが感染拡大の原因になったりしました。
 しかし尾身茂博士の率いる日本の専門家会議は、極めて冷静に感染拡大の原因を分析し、三密の回避という方法を推奨しました。 
 またPCR検査を症状の出た人に絞り、感染者が出たら濃厚接触者を探して、PCR検査を行い、その人達を隔離していくという方法を採用しました。
 これは大成功で、後に多くの国がこれに追随しました。
 
 ここまでは完全な大成功です。 
 しかし問題はこの後です。

 濃厚接触者の追跡始め、感染者の隔離や重症者の入院まで感染者の管理が全部保健所にゆだねられていた事から、2020年5月には保健所が疲弊してしまいました。 
 専門家会議の記者会見で尾身博士自身が「保健所が非常に疲弊している」言っていました。
 保健所の人員は限られていますから、少し感染者が増えたら対応不能になるのは自明でした。
 それでも6月から感染者は減少して、8月になると殆どいなくなりました。

 それで政府は感染対策から経済復興への舵を切ったのですが、それでGO TOを始めたのです。 しかし尾身博士はこれにも反対していました。

 感染拡大の危険性だけを考えればそれはわかります。
 しかし感染拡大の危険性を考えたら、5月の時点で専門家会議の考えた方法は限界だとわかっていたはずです。 第2波以上に感染者が増えれば濃厚接触者の追跡など全く不可能だし、医療逼迫も深刻化するのは自明でした。

 だから感染の拡大を心配するなら、GO TOに反対するだけでなく、保健所が仕切る感染者管理をやめて開業医を動員できる体制を作るなど、感染防止体制を根本から変える事を提言するべきでした。
 また本当に感染が最悪化すれば海外と同様のロックダウンや民間病院へのコロナ患者受けれの強制なども必要になります。
 全てを「お願い」しかできない現行法では対応不能なので、緊急事態での私権制限を可能にする法整備を提言するべきでした。

 しかし現実に専門家会議がやったことは真逆で、東京都始め多くの都道府県が隔離用のホテルの契約を解除したり、感染者用に確保していた病床を減らすなど、むしろ医療の縮小に入ったのに、これに全く反対していません。 
 沖縄県など隔離用ホテルをゼロにしてしまったのです。
 各都道府県もこうした判断には専門家会議が関係したのにです。

 これを見れば専門家会議はこの時点で「コロナは完全終息、リバウンドはない」と判断したとしか思えません。
 だったら疲弊した観光地の経済を活性化するためのGO TOに反対する理由はないはずです。

 そしてこの状態で第3波を迎えたのですから、当然一気に医療逼迫が深刻化します。
 勿論保健所による濃厚接触者の追跡など全く不可能になりました。
 ここで最初に専門会議が構築した感染対策は完全に破綻したのです。

 コロナは未知のウィルスですから、専門家と雖も判断を誤るのは仕方ありません。 ワタシはそれを責めてはいけないと思います。
 しかし判断を誤ったのなら誤った事は認めて、現状に対応するための方策を提言するべきでした。

 しかし尾身博士も専門家会議は、それでも感染者対応の体制の変革は一切提言せずに、代わりに「気の緩み」など精神論だけを唱えるようになりました。
 
 一体これは何なのでしょうか?

 結局専門家会議は医師会など仲間内には負担をかけたくない、マスコミや野党の反感を買って攻撃されるようなことも言いたくない、自分達の最初の作戦が破綻した責任も取りたくない、そもそも自分達の最初の作戦が破綻した事を認めたくない、だからひたすら精神論を唱えて、政府に責任を転嫁しているのではないでしょうか?
 だからマスコミと野党に追随してオリンピック開催にも反対しつづけてたのではありませんか?
 そしてこの記事を読む限り尾身博士は、菅総理が退陣に追い込まれたことで、その責任転嫁に成功したとほくそ笑んでいるとしか思えません。
 
 尾身博士は元来天然痘の撲滅などにも功績があって、中国の横槍がなければテドロスではなくこの人がWHOの会長になっていたと言われる人です。
 だからワタシも本当に期待していました。
 しかしこういう態度を見ると本当に幻滅します。

 逆に言えば、首相というのはこういう振る舞いをする連中も容認して、全ての責任を自分が引き受けなければならない職務だという事でしょう。

 そして菅首相は見事にその職責を果たしました。
 だからひたすら自分達の責任逃れに走る専門家会議の提言を無視して、科学的根拠のないオリンピック中止などせずに日本の国際的な地位を守りましました。
 そしてワクチンの迅速な接種で、感染も終息させたのです。

 日本は現在もなお一週間毎に感染者が半減しています。
 このような完璧な終息状態を続けている国は、現在世界中の日本一国です。
 
 尾身博士の醜態を見るにつけても、菅首相に感謝します。

  1. 習近平ウィルス
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2021-10-25 21:10

辛い日々

 先週の月曜日、ワタシは近所の床屋へ行って髪を切り、さっぱりした気分で一週間頑張るつもりでした。
 ところが翌日の午後から体調を崩して寝込んでしまいました。

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 それでも一日か二日寝れば直ぐまた元気になるだろうと思っていました。 
 ところが木曜日になっても金曜日になっても起きる事ができませんでした。

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 丸一日寝込んでいるわけではないのですが、しかし起きていても何もする元気がなくて、暫くネットをしたら、そのまま午後一杯寝込んでしまうと日が続きました。

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 それで段々、心配になってきました。
 ワタシは元来病持ちなので、前々からこういう日々が続く事はありました。
 それどころか10日ぐらい殆ど何もできない状態で寝込みっぱなしという事が続いたころもありました。

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 でもここ数年はそんなに酷い事はなくて、体調を崩しても一日か二日寝ればまたすぐ元気になってしたい事ができたのです。
 しかしこうやって何日も寝込んでいると、またあの酷い頃に戻るんじゃないかと、凄く不安になりました。
 しかも引っ越しの日は近づいているのです。

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 引っ越しの荷造りはあらかたできています。
 しかしまだ引っ越しまでには10日ぐらいはあるので、それまで日常的に使う物まではしまい込むわけには行きません。

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 それでもうこれ以上余り荷造りを急がない事にしていたのですが、しかしこうやって寝込んでしまえば、何もできなくなります。
 このまま引っ越しの日まで起きられなかったらどうしよう・・・・・。

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 このまままた以前にみたいに体調が悪い日々が続いたら、引っ越しをしてからだって部屋を整える事もできません。
 このままだったらどうしたらよいのだろう・・・・・。

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 そうやって毎日毎日凄く不安に思いながら、それでもグタグタと寝込んでいるしかない日々が続きました。
 辛い日々でした。

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 それでも遂に奇跡が起きました。
 昨日、遂に起きて外出することができたのです。

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 それでとりあえず山の上のパン屋さんにまでパンを買いに行きました。
 買い置きの食パンが後一枚しかなかったのです。

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 それから西野神社へ寄ってお賽銭を千円上げて、とにかく引っ越しの日まで元気でいさせてくださいとお祈りしました。
 西野神社はこういう神頼みを決行聞いてくださるのです。

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 そして今度は街まで下りて食料を色々買い込みました。
 寝込んでいる間にパン以外の食糧も殆どなくなってしまいました。

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 寝込んでいる間に冷蔵庫にあった肉とジャガイモと玉ねぎでカレーを作りました。 それで何とか数日食いつないだのです。
 でもそのカレーも一昨日の夜にはなくなったので、昨日はもう何も食べる物がなかったのです。
 そんなわけで昨日はホントに何もかもギリギリだったのです。

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 一週間ぶりに外に出ると、紅葉がたけなわになっていました。
 そして素晴らしい快晴でした。
 実はワタシが寝込んでいた間、札幌はずうっと雨でした。
 晩秋の雨の日は唯々暗く冷たく、それでなくても悲観的な気分を最悪にしてくれました。

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 でもその雨もようやく終わりました。
 すると文字通り雲一つない青空に紅葉が輝くという日になったのです。
 それまで暗い日々を思うと、現実とは思われない明るさと美しさでした。
 ワタシはそれで自転車に乗って、必要な用事を全部済ませる事ができました。
 
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 帰宅してから銭湯に行きました。
 寝込んでいる間、お風呂に入る元気もなかったので、銭湯に行くのも久しぶりだったのです。
 こうやって久しぶりに銭湯を楽しむとようやく元の世界に戻った気がしました。

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 だって寝込んでいる間は、普段暮らしているのとは違う暗く冷たく寂しい世界に閉じ込められていたような気分だったからです。
 でもそれでも良い事はあったのです。

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 よもちゃんがすっかり元気になったことです。
 よもちゃんは12日膀胱炎になって、翌日も一日オシッコに行くばかりしていたのです。
 でもあれから完全に元気になって、ワタシが寝込んでいる間もよもちゃんはずうっと元気だったのです。

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 とにかくよもちゃんが元気になってくれたらそれでいいです。
 引っ越しの準備とか気が焦る事はあるけれど、自分の体調のことは自分でわかります。
 でもよもちゃんが病気になった時は、どんな具合だかホントのところわからないので、ひたすら心配なのです。

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 今日も朝から快晴でした。
 体調もまあまあでした。
 西野神社の御利益で何とかこのまま引っ越しまで逃げ切ろうと思っています。

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 でも天気は明日からまた崩れ始めるようです。
 引っ越しの日は何とか天気が良いといいんですけど・・・・。

  1. 札幌の四季
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2021-10-25 10:43

ウィグル人は話し合いを拒否したのか? 志位和夫

志位和夫「中国の軍事大国化に対し、こちらも軍事で対応すれば悪循環で危険。外交的な批判をすべき」

立花孝志「志位さんは『話し合え』と言うが、相手はしっかりとした武力を背景にしなければ、話し合いに乗ってくる相手ではない。相手の武力の合わせた自衛力を持つ事が生命・財産を守る為に必要」
https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1452113746520805381?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1452113746520805381%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fhosyusokuhou.jp%2F

 昨日の日曜討論での論争です。
 ワタシは全面的に立花氏を支持します。

 武力ではなく話し合いで解決するべき。
 これは理想です。

 ワタシも戦後生まれですから、学校でも新聞やテレビなどのマスコミ報道でも、ひたすらこの理想を教え込まれてきました。
 またこれは一般の日本人の日常感覚、日常生活での対人関係をトラブルの解決法でもあります。

 普通の日本人は他人ともめたときにはひたすら話し合いをします。 幾ら相手の言い分が理不尽でも、自分から暴力を使えば犯罪になりますし、逆に相手が暴力に訴えてきたら、警察を呼べばよいのですから。

 こういう日常生活が定着しているので、中国とも「話し合えばよい」という意見が、一定の支持を得続けたのだと思います。

 しかし国際社会の現実は、日本人同士のもめ事とは違うのです。

 今、中国共産党政権はウィグル人のジェノサイトを行っています。
 
 志位氏の言う通り、中国との問題が全て話し合いで解決できるのなら、何でウィグル人はジェノサイトに遭っているのでしょうか?
 ウィグル人はちゃんと中国と話し合いをしなかったのでしょうか?

 中国共産党はチベット人もジェノサイトしています。
 既にチベット人の3分の1は殺害されたと言われます。
 チベット人が大切してきた寺も大量に破壊されました。
 ダライラマはこうした中国にいられずインドに亡命しました。

 チベット人がこのような状態に追い込まれたのは、チベット人が中国共産党と話し合いをしなかったからでしょうか?
 
 日本共産党は対中防衛の為の自衛隊の強化にも反対しています。
 自衛隊を強化したら戦争になるというのです。
 日本が武装を強化することで、中国が危機感を持つので、かえって戦争を招くというのです。

 だったらチベットやウィグルは対中防衛の為の武力を強化したのでしょうか?
 チベットやウィグルが中国共産党政権の危機感を煽る程の武力を持った事があるのでしょうか?

 そういう事は全くありません。
 チベットはダライラマの支配する国でしたが、これはバチカンのような宗教国家で、損な強大な武力など持った事はありません。
 バチカンと同様、武力がない故に、ダライラマの宗教的権威と古来強かな外交で自国を守ってきたのです。

 しかし中国共産党はダライラマの宗教的権威など認めなかったので、武力のないチベットはアッという間に侵略支配されて、ダライラマは亡命を余儀なくされ、亡命できないチベット人達はドンドン殺されているのです。

 こうやって現実に近隣に、侵略支配されてジェノサイトに遭っている国があるのに、「話し合えばよい」というのはナンセンスです。

 そして中国は現在、周辺諸国の多くと武力衝突を起こしています。
 インドやベトナムとも紛争が起きています。
 インドもベトナムも大変外交にはたけた国ですが、しかし中国が相手では武力紛争になるのです。

 これをインドやベトナムが「話し合いをしなかったから」というのは無理でしょう?

 逆に話し合えば戦争にならないというなら、戦争になったり侵略されたりした国は、話し合いをしなかったから悪いという事になります。

 だから志位氏の理屈なら日本もドイツも第二次大戦についても、日韓併合についても全然反省する必要はありません。

 日本が第二次大戦を起こしたのは、日本との話し合いを拒否した英米など連合国が悪いのであって、日本が悪いのではない事になります。 
 日中戦争も全部話し合いをしなかった中国側が悪いのです。
 日韓併合も日本との話し合い拒否した李氏朝鮮側が悪いのであって、日本が悪いのではありません。

 だから日本は全然反省する必要はないし、謝罪も賠償も必要ありません。

 現実に現在ジェノサイトを行っているような国と話し合いが可能なら、ポーランドもフオランダもフランスも、ナチスドイツと話し合う事で第二次大戦を回避できたはずです。
 それでも戦争になったのは、ヒトラーやナチスドイツが悪いからではなく、ちゃんと話会いをしなかった国々の責任という事になります。

 トラブルは話し合いで解決というのは、確かに一般の日本人の日常生活の一般道徳にも生活習慣にも完全に合致します。
 しかしそれは一般日本人には他人を暴力をふるう人間は僅少であり、何より暴力沙汰になれば直ぐに警察が駆けつけてくれると社会だからです。

 でも国際社会に警察はいないのです。

 中国は今もウィグル人を虐殺し続けているのですが、しかし国際社会では誰もこれを本気で止めようとしていません。
 ウィグル人はだれにも助けて貰えないままドンドン殺されているのです。

 だったらそういう状態にならないためには、日本が自力で武装するしかないのではありませんか?

 そもそも幾ら「話し合えばわかる」と言っても、今現在人殺しを実行中の人間と話し合いをしようという方が異常でしょう?
 「話し合い」というのはあくまで最低限の倫理道徳を持って、お互いの立場を尊重し合える人間同士でのみ可能なのであって、不都合な民族は虐殺するような相手との話し合いというのができるものなのでしょうか?

 こういう至って当然の話を全否定する日本共産党やその仲間は一体何を望んでいるのでしょうか?

 今回の総選挙では立花氏が、他にも大変すばらしい発言をしています。
 本来ならこれは現在政権政党である自民党の岸田氏が言うべき事ですが、しかし逆に政権政党であるが故に、言えない面もあるのでしょう。

 こういう事を考えると、自民党より右の野党、国防や安全保障や日本国民の生活を守る事を第一とする野党というのが必要だと思います。 
 
 理想を言えば外交や安全保障、国益の擁護などについて、現実的な政党が一定の議席を持って自民党と政権を争う形で、政権争いを続けるべきなのです。

 しかし残念だけれど現在の野党の最大勢力は、今も共産主義の夢を追う極左政党です。
 これ殲滅しない限り、本当の意味で安定した民主主義が実現しません。
 これが実現するのはいつのことでしょうか?
 


 
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2021-10-24 17:44

シカゴ市警の3.5%がコロナで死亡???

 もうワクチンの話はやめようと思ったのですが、なんかあまりにインチキな話がでたので取り上げます。
 拾ったのは2チャンですが、しかし元記事はニューズウィークジャパンです。
 
 記事の主旨はアメリカの警官にワクチン拒否が多いという話です。
 しかしどう考えても数字が滅茶苦茶です。


 では、警官はコロナに強いのかというと、全くそんなことはありません。
シカゴ市警では、2020年には245人、2021年には228人がコロナで死亡しており、合計473人というのは市警全体の3.5%であり、28人に1人がコロナで死んでいる計算になります。
アメリカ全体では、3億人の中で70万人の死亡、つまり死亡率は人口比で0.2%ですから、シカゴ市警の死亡率は17倍というわけです。

 シカゴ市警全体の3.5%がコロナで死んだというのです。
 しかしこれどう考えてもオカシイです。

 だってワクチン開発前でもコロナの致死率は2%程度でした。
 という事はシカゴ市警の警官の3.5%がコロナで死ぬためには、警官の170%がコロナに感染しなければなりません。
 こんな事あり得ないでしょう?

 勿論、国によりまた時期により大分差がありますが、3.5%なんて高い致死率に達した事はありません。 
 しかも致死率は年齢や健康状態によって大きな差があり、若年層ではほぼゼロですが、80代になれば10%強になるし、また基礎疾患のある人の致死率はさらに高いです。
 しかし全ての感染者と死者から致死率を出せば1%ほどになるのです。

 ところで現役の警察官の場合は、高齢者や深刻な基礎疾患を抱えた人は皆無でしょう?
  
 それなのにシカゴ市警の3.5%がコロナで死んだというのは、どう考えてもおかしいのです。
 これはもう記事の元になった数字が完全にオカシイとしか言えません。
 
 ワクチン接種拒否者が多く、それが感染拡大の原因になっているのは困ったことですが、しかしこんな出鱈目な記事を出してれば、ワクチンへの不信が募るのは当然でしょう?

 それにしてもこの記事を書いた人は自分でこの数字をオカシイと思わないのだろうか?

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