橋下知事「日本は北朝鮮じゃない」 朝鮮学校母親ら抗議
阪府庁の大阪ワールドトレードセンタービルディングへの移転が府議会で否決された後の記者会見で、橋下徹知事が「やっぱり日本は北朝鮮じゃないってことですよ。何でも思い通りに物事を進めたら独裁者になってしまう」と発言したことに対し、府内の朝鮮学校に子どもを通わせる母親らでつくる「大阪府オモニ連絡会」が30日、発言の撤回と謝罪とともに、朝鮮学校の児童・生徒の安全対策を取るよう府に求める要望書を提出した。
要望書は、ミサイル問題で北朝鮮バッシングが起きている中、移転問題とは関係ない北朝鮮を引き合いに出した発言は不適切だと指摘。「発言により、朝鮮学校の子どもたちに対するいわれなき嫌がらせや脅迫などが助長される恐れがある」と対応を求めた。(千種辰弥)
http://www.asahi.com/politics/update/0330/OSK200903300091.html
北朝鮮人達は自分達の立場を理解できないようです。 敵国なのですから嫌がらせを受けるのは当然なのです。 だからこのような場合対応とは「強制収容所に隔離する事」です。 そしてその後、国同士で話合って、強制送還します。
第二次世界大戦中、在日連合国民にも同様の処置を取りました。 その事に付いての批難、苦情は一切出ていません。
第二次世界大戦中、日本にいたアメリカ、イギリスなど連合国民は、軽井沢の強制収容所に隔離されました。 その後日本政府とアメリカ政府が話しあい、連合国側の捕虜などと一緒に、アメリカから来た船に乗せてアメリカへ返しました。
この船は空で来たのではありません。 連合国に在住していた日本人達が乗っていました。
アメリカが日系人を強制収容所に入れた話は有名ですが、あれは日系人つまりアメリカ国籍を持つ人達です。 アメリカ国籍を持っていればドイツ系もイタリア系もイギリス系も皆完全にアメリカ国民です。 それを日系人だけ強制収用所に入れたので不当な差別と言われたのです。
でも日本人を強制収用所の入れて、日本に送り返しても、不当な差別でも何でもありません。
むしろ戦時に敵国の人間を、自国民による感情的な暴力などから守り、本国へ送り返すのは人道的な処置なのです。
収容所に入れられた人々も、一日も早く祖国へ帰り、祖国と共に戦うを事を願うのが普通です。
一方日本にいた枢軸国民や中立国民は、それまで通り日本での生活を続けました。
ところで当時の日本には結構大勢のユダヤ人がいました。
ドイツのユダヤ人迫害で、多くのユダヤ人がドイツやその支配地域から逃れましたが、その一部が日本に来ました。
その中にはローゼンストックのような当時一流の指揮者など、多くの音楽家がいました。 この人達が日本の音楽学校などに職を求め、おかげで日本のクラッシク音楽のレベルが一気に上がりました。
ユダヤ人は敵国人じゃないのか?って
馬鹿ですね。 民族がなんであろうと、ドイツ国籍ならドイツ人、イタリア国籍ならイタリア人として扱うのが法に適った対応です。
おかげでローゼンストックのコンサートにドイツ大使を招待して、怒らせちゃったこともあるんですけどね。
ところでフランス人に付いて言うと、当時フランスはあっさりドイツに降伏してしまい、その為一応日本から見て敵国ではありませんでした。 だからフランス人もそのまま日本に暮すことができました。 しかしドイツ占領下のフランスが、海外で暮す自国民の為に何をできるでもありません。 この当時のフランス人の寂寥と憂鬱がロベール・ギランの「アジア特電」に描かれています。
国籍なんか日常的には意識しなけれど、イザとなれば決定的な大問題になります。
でも大丈夫。 国籍は自分の意思で選ぶ事ができます。 国籍は家畜の血統書じゃないのです。 自分がその国を愛し守ろうと意思の表明なのです。 だからどこの国にいても、その国籍に殉じた扱いを受けるのです。
まあ家畜には理解できないのかも?