気分良く大晦日を・・・・と思っていたら、2チャンでこんな記事を拾ってしまいました。
なぜか日付が(2016.1.1 民団新聞)となっています。
あれれ? 今はまだ2015年12月31日なんですが・・・・・・。
グダグダと長い文章ですが、民潭と言う団体の雰囲気を伝える文章なので、全部貼ります。
ヘイトスピーチという病理どう立ち向かうか…朴 一(大阪市立大大学院教授)
暴言を許す日本社会
「おまえら日本に住ませてやってんねん」、「密入国の子孫」、「犯罪朝鮮人」、「人間と朝鮮人では約束は成立しません」、「朝鮮ヤクザ、なめとったらあかんぞ」、「朝鮮人を保健所で殺処分にしろ(ママ)」、「朝鮮人の子どもを皆殺しにしたら、これは英雄ですよ(ママ)」
列挙した言葉は、大昔に日本人が在日コリアンに浴びせたものではない。2009年12月、京都にあった在日コリアンの民族学校に「在日特権を許さない会(以後、在特会と略記)」のメンバーが押しかけ、街宣活動で同校に在籍する児童に吐かれたものである。
あまりにおぞましい、とても良識ある大人が使う言葉ではないと思うが、東京の新大久保や大阪の鶴橋などの在日コリアン集住地域でたびたび実施された「在特会」によるヘイトデモでも、同じようなヘイトスピーチが使われていたことは、周知の事実である。
なぜ、このような暴言を彼らは在日コリアンにぶつけるのだろうか。またなぜ、法治国家の日本社会でこのような差別語が堂々と使われることが許されるのだろうか。
■□
「在日特権」という「神話」…歴史・実態を悪し様に
かつては「三国人」呼ばわり
ヘイトスピーチという言葉は、そもそも米国でアフリカ系の人々や性的マイノリティーに対して使われた差別的表現を揶揄するために普及したものである。
移民の多いドイツやフランスなどのヨーロッパでも、1980年代から高まった移民排斥運動で、彼らに対するヘイトスピーチが深刻化し、問題視されるようになった。
日本では、いつから移民集団に、こうしたヘイトスピーチが使われるようになったのだろうか。日本では2000年代に入って在日コリアンに対するヘイトスピーチが広がりを見せ始め、2010年以降にマスコミでも社会問題として注目される現象になったが、移民に対する差別的表現が昔の日本はなかったかと言えば、そうではない。
今から70年前に、移民やエスニック・マイノリティ(少数民族)に対する憎悪表現が当たり前のように使われていた時代があった。解放直後(終戦直後)に、流行語になった「第三国人」や「三国人」という言葉がその代表的なものである。
植民地時代に日本に労務動員され、解放後も日本にとどまり、闇市などで露天商を営んでいたコリアンや華僑・華人を、当時の日本人は占領国側(米国などの連合国)の人間でも被占領国側(日本)の人間でもないという意味で「第三国人」や「三国人」と呼ぶことがあったが、その表現には「解放国民」として力を持ち始めたコリアンや華僑・華人に対する日本人の反発や差別的感情が含まれていた。
石原知事発言が流布する契機に
「第三国人」や「三国人」という表現はその後長い間、「差別語」として死語になりつつあった。だが、2000年4月、石原慎太郎・東京都知事(当時)が、陸上自衛隊の式典で「今日の東京を見ますと、不法入国した多くの三国人、外国人が非常に凶悪な犯罪をですね、繰り返している」という差別的発言を行い、再び「三国人」という言葉に注目が集まるようになった。
このとき、石原知事は「不法在留する外国人」を「三国人」と表現し、彼らが凶悪犯罪の温床になっているという見解を示したが、「三国人」という表現については「配慮を欠き」「誤解を招いた」として後に発言を撤回した。
こうした「三国人(第三国人)」という差別語と今日流布しているヘイトスピーチには、どのような違いがあるのだろうか。
確かなことは、かつて使われた「第三国人」や「三国人」は、戦後日本の植民地から解放された在日コリアンや華僑・華人などの植民地出身民族のみならず、石原発言からもわかるように、外国とりわけアジアから日本にやってきた外国人労働者に対する総称として使われており、差別語が攻撃のターゲットにしている範囲はかなりひろい。だが、2000年以降のヘイトスピーチが攻撃対象としているのは、不思議なことに在日コリアンに限定されている。
在日中国人にはなぜか攻撃なく
なぜだろうか。一つ考えられるのは、在日外国人の中で在日コリアンの占める規模の大きさである。確かに、つい最近まで日本に在住する最大の外国籍住民は韓国・朝鮮籍の在日コリアンであった。しかし、2000年から在日中国人人口が急増。2007年以降は在日中国人の数が在日コリアンを上回っている。中国も韓国同様、日本と歴史問題や領土問題で摩擦が絶えない国である。
もし、日本の中の移民や外国籍住民に対するヘイトデモやヘイトスピーチが国家間摩擦を反映して起こるなら、在日中国人に対するヘイトデモやヘイトスピーチが起こっても不思議ではない。
ところが、中国に対する批判的な記事や本が掲載・出版されても、在日中国人に対するヘイトデモやヘイトスピーチがほとんど起こらない。在日コリアンに対するヘイトデモやヘイトスピーチばかりが繰り返されているのには、何か特別な理由があるのだろうか。
ヘイトスピーチの攻撃対象が在日コリアンに限定されてきたもう一つの理由は、在日コリアンだけが「在日特権」を享受してきたというものである。在特会は、あたかも在日コリアンに「特権」があるかのように主張するが、実際はどうなのか。
まず在特会はホームページ上に「在日(コリアン)が日本に寄生することを認めている」と書き、そうした行為を認めている「特別永住資格」こそが「在日特権」であると主張している。
彼らが問題にしているのは、一般の永住資格をもつ在日外国人と違って、歴史的経緯をもって日本に滞在してきた在日コリアンだけが、入国審査時に顔写真の撮影や指紋採取の必要なく、証明書の携帯も求められていないという、特別な扱いを受けているという点である。
だが、こうした在日コリアンの処遇は、1965年の日韓条約における在日コリアンの法的地位協定に関する協議を経て、1991年に「(在日コリアンの)歴史的な経緯と日本での定着性を踏まえた配慮」として日韓で取り決められたもので、根拠のない「特別な扱い」ではない。
「日本に定住している在日コリアン2世から5世までの多くが、日本の植民地支配の影響を受け、戦時中の労務動員を含め日本に移動することを余儀なくされた人々の子孫であるという歴史的経緯を踏まえ、実施されたアファマーティブ・アクション的性格をもつ措置である。
まかり通るデマ生活保護受給率
また在特会は、生活保護についても在日コリアンへの給付率が「異常なほど高い」とし、在日コリアンが優遇されていると主張している。確かに50年以上前は在日コリアンの生活保護受給率が高かった。韓国戦争休戦直後の1954年には、日本人の生活保護受給率2%に対し、在日コリアンは23%と突出していた。これは、朝鮮戦争による難民の発生と54年に出された行政通達の影響と考えられる。
現在はどうか。ネットでは「日本人の生活保護受給率0・9%に対し、在日コリアンは22・7%」(「在日の就業と生活保護の統計を見る過去ログ保存ページ」2001年)という怪情報が流されているが、これは事実ではない。生活保護に関する在日コリアンの受給データはないが、在日外国人の受給者数はわかる。
例えば2003年の在日外国人の受給者数3万5038人のうち、在日コリアンの受給者数の構成比が8割(浅川晃広「戦後『在日神話』としての国籍剥奪という嘘」『正論』2005年8月号)という「在日特権」派の研究者の指摘を認めたとしても、在日コリアンの受給者数は2万1110人となり、この数字を当時の在日コリアンの全体数(62万5422人)で割ると、在日コリアンの生活保護受給率は4・4%にしかならない。
この数字をみれば、在日コリアンへの給付率が「異常なほど高い」とはいえず、在日コリアンが特恵的に生活保護を受けているとはいえないことがわかる(宮島理「生活保護と在日」『嫌韓流の真実!ザ・在日特権』宝島社、2006年)。
■□
政界にも広がる排外主義…たゆまず警鐘を
ヘイトスピーチの根拠となるこうした「在日特権」という誤った情報を拡散してきたのは、「在特会」など民族排外主義運動を展開する一部の市民グループだけではない。恐ろしいのは、こうした「在日特権」を既成事実化し、在日コリアンの権利を制限しようとする政治家や政党が日本にも出現しているという事実である。
例えば、「三国人」発言を行った石原慎太郎を中心メンバーとして結成された次世代の党は、こうした市民グループの声を吸い上げ、2014年の衆議院選挙でのマニュフェストで1,外国人による日本国籍取得要件の厳格化、2,特別永住制度の見直し、3,生活保護制度を日本人に限定するといった民族排外主義的な政策を掲げ、国民の支持を拡大しようとしている(次世代の党『次世代が希望を持てる日本を』2014年11月)。
また維新の会の代表であった橋下徹・前大阪市長は、2014年11月に行われた「在特会」代表との面談後、在日コリアンの特別永住資格について「議論が必要」という考えを示し、「どこかの時点で、通常の外国人と同じ永住制度に一本化することが必要になる」(『朝日新聞』2014年11月16日)という持論を展開している。
地方参政権の声いまや消えがち
かつて永住外国人への地方参政権付与に賛成だった政党は、その声をあげず、一部の政党とはいえ、在日コリアンへの特別永住制度の見直しを党のマニュフェストに掲げる政党が出現する中、少数とはいえ一部の排外主義グループが主張してきた声が日本の政治に反映されていく過程は、排外主義が、下から上に広がっていることを示している。
在日コリアンの民族団体やNGO組織は、市民を巻き込んだ反ヘイト集会を主導し、国連人権擁護委員会への陳情活動を展開し、与野党の政治家に呼びかけるなど、ヘイトスピーチを禁止する法案制定に力を注いでいるが、保守政党の多くが表現の自由との両立は難しいという理由で、採決を見送るという状況が続いている。
差別的人権状況打開へ戦略的に
また、たとえ同法が成立したとしても、罰則規定は設けない理念法に終わる可能性が高い。もし「在特会」の真の狙いが、ヘイトスピーチの背景にある特別永住制度などの「在日特権」の見直しを政治家に求めることであったとすれば、彼らは一定の役割を果たしたことになる。
だとすれば、在日コリアンの権益擁護・獲得を求める団体にとって、ヘイトスピーチを禁止する法案制定を求めることは重要であるが、それ以上に大切なことは、「在日特権」という言葉に集約された在日コリアンへの誤解と偏見を取り除くために、また特別永住権の見直しを阻止するためにも、在日コリアンの置かれた差別的な人権状況を一人でも多くの日本人および日本の政治家に、正しく理解してもらう戦略的な情宣活動を展開していくことである。
(2016.1.1 民団新聞)
細かく見ると突っ込みどころ満載なのですが、それは別にしてこの文章の中に明らかな論理矛盾があります。
まず筆者は特別永住許可は、「日本に定住している在日コリアン2世から5世までの多くが、日本の植民地支配の影響を受け、戦時中の労務動員を含め日本に移動することを余儀なくされた人々の子孫であるという歴史的経緯<による」故に出た物だと言います。
実際公式には特別永住許可が出るは、第二次大戦以前に日本に移住して生活していた朝鮮人と台湾人の子孫だけです。 そしてそれは戸籍で確認する事になっています。
それではこれはオカシクありませんか?
>韓国戦争休戦直後の1954年には、日本人の生活保護受給率2%に対し、在日コリアンは23%と突出していた。これは、朝鮮戦争による難民の発生と54年に出された行政通達の影響と考えられる。
1954年の行政通達と言うのは、厚生省の一課長が憲法に違反して、外国人への生活保護支給を認めた事です。
これで在日コリアンが生活保護を受給できるようになったのです。
しかしそれじゃ「朝鮮戦争の難民の発生」って何ですか?
幾ら在日外国人の生活保護受給が可能になっても、何で朝鮮戦争の難民が日本に居るのですか?
これはつまり朝鮮戦争前後に、大勢の韓国人が日本に不法入国し、それがなぜか永住許可を得て、そして生活保護を受けたと言う事でしょう?
つまり最初に書いた「日本に定住している在日コリアン2世から5世までの多くが、日本の植民地支配の影響を受け、戦時中の労務動員を含め日本に移動することを余儀なくされた人々の子孫である」って嘘なんです。
在日コリアンの相当数、1954年の生活保護受給率の高さを朝鮮戦争の難民が原因と仮定すれば、2割以上が戦後の不法入国者と考えられます。
でもこの筆者朴一先生はどうも書いていてこれを全然理解していない節があります。
だからこんな事ワザワザ書いちゃうんですよね?
だってこんな事書いたら、実は在日コリアンのかなりの部分が戦後の不法入国でだとわかりますから「歴史的経緯で特別永住許可なんて、ふざけるな!!」って宣言しているようなモノですからね。
ワタシはこの手の朝鮮脳を見るといつも頭がクラクラします。
コイツラ自分の言論の論理矛盾を理解できない。
論理は一切理解できないで、ひたすら話の中で自分に都合の良い部分だけを切り取って、支離滅裂に喚き散らす。
普通日本でこんな事をやるのは、幼児とかDQNとか言われる普通の人間には相手にされない手合いなのですが、しかし韓国人は大学教授が平気でこれをやる!!
しかも救い難い事に、この朴一って三代前から日本で暮らして日本で教育を受けているのです。
それでも結局、近代合理主義で普通に気が付くはずの論理矛盾お構いなしで、勝手な話を貼りまくっているのです。
こうなるとこれは結局教育や環境ではなく、民族固有の遺伝的思考法としか思えません。
ワタシは本来人種差別嫌いだし、人間の思考レベルが民族で決まるなんて考えてはイケナイと教えられてきたけれど、朴一とか李信恵とかを、朴槿恵やその他韓国人と比べてみると、そう思わざるを得ません。
つまり朝鮮脳とでもいうしかないのです。
こういうの見るとホントに頭が痛くなります。 ワタシは昔学習塾の講師をしていて、中の下からそれ以下の子供達に、三角形の合同証明とか教えていて、ホトホト苦労しました。
しかしこれを見ていたら朝鮮脳に、近代国家と国籍の意味を教えるなんて、サルに微分方程式を教えるより難しいのではないかと思ってしまいます。
解らないって強いですよね。
解らなくても自分は正しいと信じ切って、自分の都合だけをまくし立てる!
他人の言う事を理解する能力がないから、自分が正しいとしか信じられない!!
こういう人間を相手に、交渉するぐらいならサルの家庭教師を引き受けて、サルに数検一級を取らせる方が楽でしょう。
だからきっと世界中が韓国人相手の外交に苦労するのです。
ちなみに朴一の言う通り、朝鮮戦争の難民で在日コリアンの生活保護受給率が高くなったのであれば、つまり日本は朝鮮戦争の難民になったコリアンを受け入れて、生活保護を与えたと言う事です。
朝鮮に居れば殺されるから日本に逃げてきて、受け入れて貰い、その上生活保護まで受給できた。
これは当然日本に感謝するべきではありませんか?
日本は彼等の命の恩人ですから。
しかし大変不思議なことに、ワタシはこうした朝鮮戦争難民から日本や日本政府に感謝する言葉を聞いた事がありません。
それどころか「差別した」と言う憎悪ばかり聞きました。
この民潭新聞の朴一の記事にも全く感謝の言葉はありませんね。
朝鮮脳に感謝と言う概念は理解不能なのでしょう。
貧困層の年末
一昨日、スーパーへお餅を買いに行ったら、見切り品コーナーで食パン一斤66円というのを見てしまいました。
それで条件反射的にカゴに入れちゃったのです。
おお、カワイソウに貧困層は一斤66円の食パンで年末を過ごすのだろう。
ですって?
イヤそういうわけでは・・・・・。
ワタシは昨日の午後、また買い物出る時、その食パンを2センチ角程に細かく切ったのです。
そしてそれをリュックに入れると、スーパーに行く前に、発寒川の河原に行ったのです。
オ~~イ、みんな!! 鴨が葱背負って来たぞ!!
間違った、人がパン背負ってきたぞ!!
ああ、ヤレヤレ、腹減ってたんだよ。
なんせ皆、暮で忙しいから、パン持ってきてくれないんだよ。
そうなのよね。 マトモな人は皆、お正月の準備で大忙しだったり、親戚の家と海外とかに出かけ留守だったりなのよ。
暮にパン持ってきてくれるのは、一人暮らしの貧困層ぐらいなのよ。
ああ、これスーパーの安売りのパンだよ。 不味いよ。
贅沢言うんじゃないよ!! せっかく貧困層が少ない生活費を割いて買ってきてくれたパンなんだから。
イヤなら食べなきゃ良いのよ!!
ゴメンな、 アイツは今年生まれたばかりで、冬を越すのは初めてなんだ。 だから貧困層がワザワザ、パンを持ってきてくれる事の有難味を知らないんだよ。
どういたしまして。 ワタシも一々気にしておりません。
ワ~~ッ!! カラスだ!!
オレにもパンくれよ!!
ヤダよ~~!!
川の中で食えば安心だもんね。
オマイラ!! 何でオレを差別するんだ?
差別しているのは、オレタチ鴨じゃないよ。 パンを配ってる貧困層だよ。
アイツきっと差別主義者なんだよ。
ハハハ、あの人きっと在特会よ!!
ああ、カモに生まれてよかった!!
カモたちはワタシの投げるパンを上手に受け取って、咥えるとカラスに邪魔されないように、川の中へ飛んでいきます。
それで食べ終わるとまた岸へあがってパンをゲットします。
そうやって30分足らずで食パン一斤を綺麗に平らげました。
それにしてもワタシは一体何をしているんだろう・・・・・。
去年の年末は喘息で寝込んでしまい、お節料理の準備どころか、掃除もできない有様でした。 今年はその喘息も大分良くなって、簡単ではありますがお節料理も少し作りました。
だからカモにパンなんぞやりに河原へ行ったのですが、しかしどうもコイツラを見ているとワタシがカモになったような気がします。
こんなんだから貧困から抜け出せないのでしょうね。
それでは皆様、良いお年を。
それで条件反射的にカゴに入れちゃったのです。
おお、カワイソウに貧困層は一斤66円の食パンで年末を過ごすのだろう。
ですって?
イヤそういうわけでは・・・・・。
ワタシは昨日の午後、また買い物出る時、その食パンを2センチ角程に細かく切ったのです。
そしてそれをリュックに入れると、スーパーに行く前に、発寒川の河原に行ったのです。
オ~~イ、みんな!! 鴨が葱背負って来たぞ!!
間違った、人がパン背負ってきたぞ!!
ああ、ヤレヤレ、腹減ってたんだよ。
なんせ皆、暮で忙しいから、パン持ってきてくれないんだよ。
そうなのよね。 マトモな人は皆、お正月の準備で大忙しだったり、親戚の家と海外とかに出かけ留守だったりなのよ。
暮にパン持ってきてくれるのは、一人暮らしの貧困層ぐらいなのよ。
ああ、これスーパーの安売りのパンだよ。 不味いよ。
贅沢言うんじゃないよ!! せっかく貧困層が少ない生活費を割いて買ってきてくれたパンなんだから。
イヤなら食べなきゃ良いのよ!!
ゴメンな、 アイツは今年生まれたばかりで、冬を越すのは初めてなんだ。 だから貧困層がワザワザ、パンを持ってきてくれる事の有難味を知らないんだよ。
どういたしまして。 ワタシも一々気にしておりません。
ワ~~ッ!! カラスだ!!
オレにもパンくれよ!!
ヤダよ~~!!
川の中で食えば安心だもんね。
オマイラ!! 何でオレを差別するんだ?
差別しているのは、オレタチ鴨じゃないよ。 パンを配ってる貧困層だよ。
アイツきっと差別主義者なんだよ。
ハハハ、あの人きっと在特会よ!!
ああ、カモに生まれてよかった!!
カモたちはワタシの投げるパンを上手に受け取って、咥えるとカラスに邪魔されないように、川の中へ飛んでいきます。
それで食べ終わるとまた岸へあがってパンをゲットします。
そうやって30分足らずで食パン一斤を綺麗に平らげました。
それにしてもワタシは一体何をしているんだろう・・・・・。
去年の年末は喘息で寝込んでしまい、お節料理の準備どころか、掃除もできない有様でした。 今年はその喘息も大分良くなって、簡単ではありますがお節料理も少し作りました。
だからカモにパンなんぞやりに河原へ行ったのですが、しかしどうもコイツラを見ているとワタシがカモになったような気がします。
こんなんだから貧困から抜け出せないのでしょうね。
それでは皆様、良いお年を。
東京裁判の意味
第二次大戦でアメリカは、日本とドイツを無条件降伏させました。
そのアメリカが行ったのは、裁判を開いて敗者を犯罪者として処刑する事でした。
これはこれまでの戦争では極めて異例です。
第一次世界大戦では、勝者側は敗者ドイツの領土の奪い、莫大な賠償金を請求しましたが、しかしドイツの軍人や政治家が勝者によって裁かれるなどと言う事はありませんでした。
因みに第一次世界大戦の犠牲者は実は第二次大戦より多く、その悲惨さにおいて第二次大戦を凌いているのにです。
それではなアメリカは、裁判を行って敗者を罰したのでしょうか?
ワタシはそれはそうでもしないと「自国民に対して戦争をしたことの意味が説明ができない。」からだと思います。
第二次大戦は日独を無条件降伏させて大勝利でした。
しかもこの勝利は実質的にアメリカの力によるものでした。 他の連合国、ソ連もイギリスもフランスも、アメリカの助けが無ければ、国家滅亡もあり得た程でした。
それなのに戦争が終わってみれば、アメリカは領土一辺も賠償金の1ドルも取れないのです。
これは高校の教科書などでは、敗戦国に過剰な賠償金を請求して、ドイツを追い込んで第二次大戦を招いた愚を繰り返さない為などと書かれていました。
しかしこれは違います。
だってアメリカは領土を全く取れなかったけれど、ソ連は膨大な地域を侵略しソ連領にしているのです。 敗戦国ドイツからだけではなくポーランド領ガリツィアとか、バルト三国とか枢軸国でもなかった国からまで領土を奪っています。
だからこそアメリカは日本やドイツから賠償金も、領土も奪えなくなったのです。
つまり第二次大戦の間に、ソ連が大変な力を付けてしまったのです。
しかもソ連を応援して巨大化させたのが、アメリカ自身でした。
1939年9月3日にドイツが、ポーランドに侵攻する事で、第二次大戦は始まりました。 しかしその2週間後、ソ連もまたポーランドに侵攻しました。
ソ連は更にその後間もなくバルト三国、そしてフィンランドにも侵攻します。
実は独ソ不可侵条約の秘密議定書で、ソ連とドイツは示し合わせて、東欧諸国を分割する密約ができていました。 ソ連はこれで旧ロシア帝国領をすべて取り戻すつもりだったのです。
侵略戦争を始めたのはドイツだけでなく、ソ連も同様だったのです。
と言うよりソ連はドイツと一緒に侵略戦争を始めた国なのです。
ヒトラーはスターリンの親友だったのです。
しかし1941年6月22日、ドイツはソ連を奇襲します。
この時までスターリンはヒトラーを信じ切っていたので、ソ連軍は総崩れになりました。
一方ドイツ軍は破竹の快進撃を続けました。
けれどもその半年後、1941年12月8日、日本の真珠湾攻撃でアメリカは第二次大戦に参戦します。
そしてその3日後の12月11日には、ドイツがアメリカに宣戦布告して、アメリカはドイツとも戦う事になりました。
そしてこれがソ連を救います。
対独戦に参戦したアメリカは敵の敵は味方と言う理論から、ソ連に対して膨大な軍需物資の援助を始めたのです。
軍需物資の援助と言ってもタダ物を送るのではありません。
日独と交戦中では、アメリカからソ連に物資を送るルートは、ペルシャから空輸するか、北海経由でソ連の北海岸に送るしかありません。
しかし北海には群狼、つまりドイツのUボートの群れがアメリカの輸送船を待ち構えていました。 狭く浅い北海を大型輸送船が通れるルートは限られているのですから、ドイツUボートとしては絶交の狩場だったでしょう。
こうして数千人のアメリカ海員が北海で命を落としました。
アメリカはこのような犠牲を払って、ソ連を助けたのです。
それにしても第二次大戦前、共産主義と言うのは、ソ連以外の国では忌み嫌われていた危険思想でした。
ソ連と言う国にはドイツだけでなくアメリカもイギリスも皆疑念を持っていたのです。
それをこんな風にひたすら助けて良い物か? こうした疑念を持つ人もいなかったわけではありません。
しかしそれは軍の首脳部内でも簡単には口に出せなかったと言います。
しかもアメリカは更にソ連に気前の良いプレゼントをするのです。 つまり日独に無条件降伏を要求して戦争を長引かせた事です。
その間にアメリカの支援を得たソ連軍はそれまでのドイツ軍の支配地域に侵攻して、そこを支配下に置いてゆきました。
そして遂にドイツの半分を奪ったのです。
更にアメリカはこのソ連に対日参戦を即します。
その為には満州の権益をすべてソ連に与えるとまで約束しているのです。
だから日本が降伏した時には、ソ連は膨大な地域を支配しするようになっていました。
それまでこの世にはなかった共産圏と言うモノが出現してたのです。
それはナチスドイツ以上に凶悪で危険な怪物でした。
アメリカはこの現実にいつ気付いたのでしょうか?
アメリカの第二次大戦参戦を招き、この状況を作った張本人ルーズベルトは1945年4月11日に病死しています。
おそらくこの後を継いだトルーマンは「幾らなんでもこれは不味い」ぐらいには思ったのではないでしょうか?
ワタシは実はトルーマンが原爆投下を決断したのも、ソ連の日本侵攻を牽制するためだっだのではないかと思っています。
実はスターリンは北海道の東半分を要求していました。 もし北海道の東半分がソ連の物になっていたら、ソ連は釧路に海軍基地を置いて、いつでも自由に太平洋に出られるようになるのです。
これがアメリカの太平洋制海権確保にどれ程厄介なことか?
そして自分が育てた怪物に対抗するためには、ドイツと日本をこれ以上弱体化できない事は漠然とは理解したのでしょう。
けれどもそうなるとアメリカは第二次大戦に参戦して、大量の戦死者を出した事を自国民にどう説明したらよいのでしょうか?
そもそもルーズベルトは既に第二次大戦の始まっていた1940年11月に、「アメリカは参戦しない」と公約して大統領になっているのです。
それなのに参戦し、ひたすら日本を挑発して、参戦の口実を得ました。
そのように参戦し大変な犠牲を払って得た大勝利なのに、「アメリカは何一つ得るモノはなかった、それどころかソ連と言う化け物を育ててしまった。 だから日本とドイツから領土や賠償金を取るどころじゃないんだ。」とは、絶対に言えないでしょう?
だから裁判と言う形で日本とドイツを処罰して、「自分達は正義をなしたのだ」とアピールする必要があったのではないでしょうか?
少なくとも戦死者の遺族達の復讐心ぐらいは満足させない訳には行かないでしょう。
正義なら実益が伴わなかったのは仕方がありません。
ナチスドイツの悪魔化もその為でしょう。
幸いアメリカ人は単純なので、これで結構納得したのです。
イヤ、納得するより他にないのです。
なぜなら間もなく全てのアメリカ人が、自分達が育てた怪物共産圏の脅威と言う現実と対峙するハメになったからです。
しかしこの現実と対峙した時に、北海で死んだアメリカ輸送船団の船員達の魂とその遺族達をどう慰めたら良いのでしょうか?
普通の人間なら取りあえず日本とドイツは悪魔だったら、共産主義者を助けるのは仕方がなかったとして自分を納得させて、第二次大戦の原因についてはそれ以上考えないようにするしかないのです。
このあたりの鈍感力についてアメリカ人は抜群の強さを持っています。
けれどもマッカーサーはプロの軍人だし、他のアメリカ人程単純ではなかったので、この現実を招いたのは、実は第二次大戦であったと言う事に気付いたのです。
老兵・マッカーサーはなぜ「日本は自衛の戦争だった」と証言したのか…
ちなみにこのマッカーサーの第二次大戦観は、ウェデマイヤーとも同じです。
見ぬモノ清し ウェデマイヤー回想録 中国共産党
チャーチルの奇怪 ウェデマイヤー回想録
更に奇怪なルーズベルト ウェデマイヤー回想録
勝利者スターリン ウェデマイヤー回想録
因みにワタシはこのウェデマイヤー回想録についてエントリーした時に、1941年12月11日にドイツがアメリカに宣戦布告した事実を知らず、アメリカからドイツに宣戦布告したと勘違いしていました。
申し訳ありませんでした。
そのアメリカが行ったのは、裁判を開いて敗者を犯罪者として処刑する事でした。
これはこれまでの戦争では極めて異例です。
第一次世界大戦では、勝者側は敗者ドイツの領土の奪い、莫大な賠償金を請求しましたが、しかしドイツの軍人や政治家が勝者によって裁かれるなどと言う事はありませんでした。
因みに第一次世界大戦の犠牲者は実は第二次大戦より多く、その悲惨さにおいて第二次大戦を凌いているのにです。
それではなアメリカは、裁判を行って敗者を罰したのでしょうか?
ワタシはそれはそうでもしないと「自国民に対して戦争をしたことの意味が説明ができない。」からだと思います。
第二次大戦は日独を無条件降伏させて大勝利でした。
しかもこの勝利は実質的にアメリカの力によるものでした。 他の連合国、ソ連もイギリスもフランスも、アメリカの助けが無ければ、国家滅亡もあり得た程でした。
それなのに戦争が終わってみれば、アメリカは領土一辺も賠償金の1ドルも取れないのです。
これは高校の教科書などでは、敗戦国に過剰な賠償金を請求して、ドイツを追い込んで第二次大戦を招いた愚を繰り返さない為などと書かれていました。
しかしこれは違います。
だってアメリカは領土を全く取れなかったけれど、ソ連は膨大な地域を侵略しソ連領にしているのです。 敗戦国ドイツからだけではなくポーランド領ガリツィアとか、バルト三国とか枢軸国でもなかった国からまで領土を奪っています。
だからこそアメリカは日本やドイツから賠償金も、領土も奪えなくなったのです。
つまり第二次大戦の間に、ソ連が大変な力を付けてしまったのです。
しかもソ連を応援して巨大化させたのが、アメリカ自身でした。
1939年9月3日にドイツが、ポーランドに侵攻する事で、第二次大戦は始まりました。 しかしその2週間後、ソ連もまたポーランドに侵攻しました。
ソ連は更にその後間もなくバルト三国、そしてフィンランドにも侵攻します。
実は独ソ不可侵条約の秘密議定書で、ソ連とドイツは示し合わせて、東欧諸国を分割する密約ができていました。 ソ連はこれで旧ロシア帝国領をすべて取り戻すつもりだったのです。
侵略戦争を始めたのはドイツだけでなく、ソ連も同様だったのです。
と言うよりソ連はドイツと一緒に侵略戦争を始めた国なのです。
ヒトラーはスターリンの親友だったのです。
しかし1941年6月22日、ドイツはソ連を奇襲します。
この時までスターリンはヒトラーを信じ切っていたので、ソ連軍は総崩れになりました。
一方ドイツ軍は破竹の快進撃を続けました。
けれどもその半年後、1941年12月8日、日本の真珠湾攻撃でアメリカは第二次大戦に参戦します。
そしてその3日後の12月11日には、ドイツがアメリカに宣戦布告して、アメリカはドイツとも戦う事になりました。
そしてこれがソ連を救います。
対独戦に参戦したアメリカは敵の敵は味方と言う理論から、ソ連に対して膨大な軍需物資の援助を始めたのです。
軍需物資の援助と言ってもタダ物を送るのではありません。
日独と交戦中では、アメリカからソ連に物資を送るルートは、ペルシャから空輸するか、北海経由でソ連の北海岸に送るしかありません。
しかし北海には群狼、つまりドイツのUボートの群れがアメリカの輸送船を待ち構えていました。 狭く浅い北海を大型輸送船が通れるルートは限られているのですから、ドイツUボートとしては絶交の狩場だったでしょう。
こうして数千人のアメリカ海員が北海で命を落としました。
アメリカはこのような犠牲を払って、ソ連を助けたのです。
それにしても第二次大戦前、共産主義と言うのは、ソ連以外の国では忌み嫌われていた危険思想でした。
ソ連と言う国にはドイツだけでなくアメリカもイギリスも皆疑念を持っていたのです。
それをこんな風にひたすら助けて良い物か? こうした疑念を持つ人もいなかったわけではありません。
しかしそれは軍の首脳部内でも簡単には口に出せなかったと言います。
しかもアメリカは更にソ連に気前の良いプレゼントをするのです。 つまり日独に無条件降伏を要求して戦争を長引かせた事です。
その間にアメリカの支援を得たソ連軍はそれまでのドイツ軍の支配地域に侵攻して、そこを支配下に置いてゆきました。
そして遂にドイツの半分を奪ったのです。
更にアメリカはこのソ連に対日参戦を即します。
その為には満州の権益をすべてソ連に与えるとまで約束しているのです。
だから日本が降伏した時には、ソ連は膨大な地域を支配しするようになっていました。
それまでこの世にはなかった共産圏と言うモノが出現してたのです。
それはナチスドイツ以上に凶悪で危険な怪物でした。
アメリカはこの現実にいつ気付いたのでしょうか?
アメリカの第二次大戦参戦を招き、この状況を作った張本人ルーズベルトは1945年4月11日に病死しています。
おそらくこの後を継いだトルーマンは「幾らなんでもこれは不味い」ぐらいには思ったのではないでしょうか?
ワタシは実はトルーマンが原爆投下を決断したのも、ソ連の日本侵攻を牽制するためだっだのではないかと思っています。
実はスターリンは北海道の東半分を要求していました。 もし北海道の東半分がソ連の物になっていたら、ソ連は釧路に海軍基地を置いて、いつでも自由に太平洋に出られるようになるのです。
これがアメリカの太平洋制海権確保にどれ程厄介なことか?
そして自分が育てた怪物に対抗するためには、ドイツと日本をこれ以上弱体化できない事は漠然とは理解したのでしょう。
けれどもそうなるとアメリカは第二次大戦に参戦して、大量の戦死者を出した事を自国民にどう説明したらよいのでしょうか?
そもそもルーズベルトは既に第二次大戦の始まっていた1940年11月に、「アメリカは参戦しない」と公約して大統領になっているのです。
それなのに参戦し、ひたすら日本を挑発して、参戦の口実を得ました。
そのように参戦し大変な犠牲を払って得た大勝利なのに、「アメリカは何一つ得るモノはなかった、それどころかソ連と言う化け物を育ててしまった。 だから日本とドイツから領土や賠償金を取るどころじゃないんだ。」とは、絶対に言えないでしょう?
だから裁判と言う形で日本とドイツを処罰して、「自分達は正義をなしたのだ」とアピールする必要があったのではないでしょうか?
少なくとも戦死者の遺族達の復讐心ぐらいは満足させない訳には行かないでしょう。
正義なら実益が伴わなかったのは仕方がありません。
ナチスドイツの悪魔化もその為でしょう。
幸いアメリカ人は単純なので、これで結構納得したのです。
イヤ、納得するより他にないのです。
なぜなら間もなく全てのアメリカ人が、自分達が育てた怪物共産圏の脅威と言う現実と対峙するハメになったからです。
しかしこの現実と対峙した時に、北海で死んだアメリカ輸送船団の船員達の魂とその遺族達をどう慰めたら良いのでしょうか?
普通の人間なら取りあえず日本とドイツは悪魔だったら、共産主義者を助けるのは仕方がなかったとして自分を納得させて、第二次大戦の原因についてはそれ以上考えないようにするしかないのです。
このあたりの鈍感力についてアメリカ人は抜群の強さを持っています。
けれどもマッカーサーはプロの軍人だし、他のアメリカ人程単純ではなかったので、この現実を招いたのは、実は第二次大戦であったと言う事に気付いたのです。
老兵・マッカーサーはなぜ「日本は自衛の戦争だった」と証言したのか…
ちなみにこのマッカーサーの第二次大戦観は、ウェデマイヤーとも同じです。
見ぬモノ清し ウェデマイヤー回想録 中国共産党
チャーチルの奇怪 ウェデマイヤー回想録
更に奇怪なルーズベルト ウェデマイヤー回想録
勝利者スターリン ウェデマイヤー回想録
因みにワタシはこのウェデマイヤー回想録についてエントリーした時に、1941年12月11日にドイツがアメリカに宣戦布告した事実を知らず、アメリカからドイツに宣戦布告したと勘違いしていました。
申し訳ありませんでした。
寛容と言う不寛容 移民問題
以前、コメントでこのような一文を紹介して貰いました。
・・・多文化主義を進める中で、逆にムスリム移民コミュニティの中にホスト社会に対する優越意識が強まり、敵対や憎悪を煽る傾向が強まって来たのである。他者に対する非寛容の主張も寛容に認め、他者の自由を否定する自由をも認めるのか、というジレンマをイギリスは抱えている。・・・・・
2005/8/15 池内恵「イギリスの多文化主義を揺るがす『寛容のジレンマ』」より。
このイギリスの多文化主義とは、イギリスが受け入れた移民達に対して、個人レベルでイギリス文化への同化を求めないばかりか、移民のコミューニティレベルでもその出身国の文化を継承し、イギリス国内に様々の文化を持ったコミュニティーの存在を認めると言うものです。
そしてこれはフランスやドイツなどと比べても、一段と進んだ寛容な移民の受け入れ策として評価されていました。
イギリスとすればこのように寛容な多文化政策を取る事で、移民達のコミュニティーが最終的にイギリスに統合されれば良いだろうと言う発想だったようです。
ワタシはイギリスの植民地政策を思い出しました。
日本は朝鮮や台湾で「皇民化政策」を行いましたが、イギリスはそのようなことは一切せずに、イギリスの支配権と経済的利益さへ守れれば、それ以上植民地の住民の信仰や文化には干渉しませんでした。
ワタシはこれは大変合理的な植民地政策だと思います。
なぜなら人間は他者から内面に干渉されれば、大変な不快感を感じて反発します。 しかしそういう干渉をしたところで、別に利益があるわけでもないのです。
だから余計な反発を招かずに、取れるものだけ取るには、これが合理的なのです。
それでイギリスは国内でもこのように対応したのではないでしょうか?
しかし結果は無残でした。
イスラム教徒のコミュニティーに、本国から追放された過激なイスラム原理主義者の説教師が入り込み、イギリス国内のイスラム教徒達にテロを扇動したのです。
そして起きたのが2005年7月のロンドン同時爆破事件です。
結局イギリスはこの事件で、それまでの多文化主義政策を変えて、イスラム過激派の活動家等を追放するようになるのです。
しかし元来はイギリスが自国の国益の為に出した多文化主義であるにせよ、イギリスの国内でイギリスの給与水準や社会福祉や人権を保障されてかつ、出身国の文化を維持できのなら、願ったり敵ったりではありませんか?
そもそも本国で追放されたような過激派の説教師が、イギリスで活動できるのは、イギリスが言論の自由や表現の自由を重視する民主主義国家だからです。
こうしたイギリス社会をムスリム移民は「良い社会」であり、守るべき価値のある社会とは思わないのでしょうか?
しかし思わなかったのです。
>多文化主義を進める中で、逆にムスリム移民コミュニティの中にホスト社会に対する優越意識が強まり、敵対や憎悪を煽る傾向が強まって来たのである。
ワタシはコメントでこの池内恵の文章を紹介して貰ってから、この文章の出ていた本(中東 危機の震源を読む)を読んでみました。
そして思ったのですが、ムスリム移民が「多文化主義を進める中で、逆にムスリム移民コミュニティの中にホスト社会に対する優越意識が強まり、敵対や憎悪を煽る傾向が強まって来たのである。」となるのは当然ではないかと思ってしまいました。
この本の中で池内恵氏はイスラム教とムスリムの宗教意識について詳しく解説しています。
しかしそれをによれば、イスラム教ではイスラム教こそが唯一絶対に正しい宗教であり、イスラム教徒であることはそれだけで非イスラム教徒に圧倒的に優越する事になっています。
そしてイスラム教徒は本来、非イスラムと戦いイスラム教を広めなけらばならない事になっています。
イスラム教徒にとって宗教の自由とは、イスラム教を信じる事であり、自分が好きに宗教を選べると言う話ではありません。 だから非イスラム教徒がイスラム教に改宗するのは、自由だけれど、その逆は死刑など極刑で処罰して当然と考えています。
このように自己に対して圧倒的な優越意識を持つ集団に対して、寛容なんてモノは意味がないのです。
寛容と言う言葉をウィキで調べると、その歴史的な意味が説明されています。
寛容とは宗教改革の頃に生まれた概念で、「異端信仰という罪悪または誤謬を排除することのできない場合に、やむをえずそれを容認する行為であり、社会の安寧のため、また慈悲の精神から、多少とも見下した態度で、蒙昧な隣人を許容する行為」とあるのですが、しかし「まず宗派間の対立感情が頂点に達する宗教戦争の時代には、寛容は信仰の弱さの表現として否定的に考えられた」こともあるのです。
そうであるならば、元来イスラム教の絶対優越を信じる人達を相手に、幾ら寛容な態度を取っても、彼等が「キリスト教徒側の信仰が弱さ故」としかとられないのは必定でしょう?
そしてムスリム側からすれば「自分達は信仰が強い故、異教徒に寛容であってはならない。」としか思わないでしょう。
そもそもイスラム教徒側からすれば、常に絶対に正しいのはイスラム教徒であり、間違っており劣っているのはイギリス社会なのです。
だからそのイギリス社会がイスラム教徒に幾ら福祉や自由を提供しても、それはイスラム教徒である故に得られる当然の権利であり、感謝するなどと言う事はあり得ないのです。
ワタシはこれを読んでいて「なんか日本の在日コリアン見たい」と思ってしまいました。
日本はイギリス式の多文化主義なんか取っていないのですが、しかし元来韓国人や朝鮮人が日本国籍を取得しないまま、世襲で永住許可を与え、生活保護その他の福祉も全て日本国民と同等に受けられると言う信じがたい程寛容な政策を取っています。
しかも彼等の多くが、朝鮮戦争前後に戦争や虐殺を逃れて不法入国したのです。
もし日本が彼等を強制送還していれば、本国で殺されているのです。
しかし彼等は日本が彼等を受け入れて、保護し続けた事について、日本政府に感謝した事はありません。 それどころか日本政府や自治体から恩恵受ければ受ける程、踏ん反り返って更なる利権を要求しているのです。
それは民潭や総連のHPを見たり、韓国の新聞を読めばわかりますが、彼等が元来、日本人に対して圧倒的な優越意識を持っていて、恒常的にそれを肥大させているからです。
だから日本人側からの寛容など、彼等にはその優越意識の証明にしかならないのです。
ワタシはこうした人々がホスト社会の良き一員になる事は永遠にないと思います。
ユダヤ人がその一例でしょう。
ユダヤ人が西欧社会に入り込んでから正確に何年経つがわかりません。 イタリアなどでは古代ローマ帝国時代からです。
ユダヤ人がローマ社会で揉める原因は、ユダヤ教から自分達を宗教意識を絶対視して、社会との妥協を拒否するからです。
ユダヤ教は戒律で食べ物始め、日常生活に事細かな禁忌事項を定めて、それを信者にはそれを守る事を要求します。 そして宗教を社会生活の全てに優先させるのです。
それをより神に選ばれた民の務めとするのです。
ユダヤ教は人類最初にできた一神教なのですが、一神教と言うのは他の宗教を否定する事により成り立つのです。
こういう宗教で育てられたら、異教徒と親しく交わる事などできなません。
同じ一神教でもキリスト教はもっと狡猾で、ローマ帝国を乗っ取りました。 そしてそれまでのローマ帝国に会った全ての宗教を破壊したのです。
それを考えると西欧諸国がムスリムを大量に受け入れた事は、今後極めて深刻な問題を起こすばかりではないかと思います。
そしてそのような事態を起こしたのは、実は受け入れ側の「寛容」と言う不寛容ではないかと思います。
日本でも欧米でも寛容を標榜して、多文化主義を煽ってきた人々は、イスラム教徒やその他彼等がマイノリティと分類する人々に対しては、無制限の寛容で臨み、こうしたマイノリティに対する一切の批判を封殺してきました。
しかしその一方移民の受け入れ制限を求める人々などをすべて「レイシスト」「差別主義者」と断定して、暴力や国家権力による言論封殺も辞さずと言う対応をしてきました。
そして自分達の寛容に疑念を持つ人々とは、一切の話し合いを拒否しています。
このような自分達と意見の異なる人々への不寛容な態度から、移民の受け入れが引き起こす深刻な問題への議論が不可能になってきたのです。
このような「寛容」を寛容と言えるのでしょうか?
>他者に対する非寛容の主張も寛容に認め、他者の自由を否定する自由をも認めるのか
それでは他者に寛容を強制する寛容が、寛容と言えるのでしょうか?
自分達の考える寛容を他者に強制する社会と言うのが、寛容な社会と言えるのでしょうか?
ワタシは結局多文化主義と寛容と言うのは、自分自身を善良さに自惚れた人々のグロテスクなセンチメンタリズムとしか思えないのです。
・・・多文化主義を進める中で、逆にムスリム移民コミュニティの中にホスト社会に対する優越意識が強まり、敵対や憎悪を煽る傾向が強まって来たのである。他者に対する非寛容の主張も寛容に認め、他者の自由を否定する自由をも認めるのか、というジレンマをイギリスは抱えている。・・・・・
2005/8/15 池内恵「イギリスの多文化主義を揺るがす『寛容のジレンマ』」より。
このイギリスの多文化主義とは、イギリスが受け入れた移民達に対して、個人レベルでイギリス文化への同化を求めないばかりか、移民のコミューニティレベルでもその出身国の文化を継承し、イギリス国内に様々の文化を持ったコミュニティーの存在を認めると言うものです。
そしてこれはフランスやドイツなどと比べても、一段と進んだ寛容な移民の受け入れ策として評価されていました。
イギリスとすればこのように寛容な多文化政策を取る事で、移民達のコミュニティーが最終的にイギリスに統合されれば良いだろうと言う発想だったようです。
ワタシはイギリスの植民地政策を思い出しました。
日本は朝鮮や台湾で「皇民化政策」を行いましたが、イギリスはそのようなことは一切せずに、イギリスの支配権と経済的利益さへ守れれば、それ以上植民地の住民の信仰や文化には干渉しませんでした。
ワタシはこれは大変合理的な植民地政策だと思います。
なぜなら人間は他者から内面に干渉されれば、大変な不快感を感じて反発します。 しかしそういう干渉をしたところで、別に利益があるわけでもないのです。
だから余計な反発を招かずに、取れるものだけ取るには、これが合理的なのです。
それでイギリスは国内でもこのように対応したのではないでしょうか?
しかし結果は無残でした。
イスラム教徒のコミュニティーに、本国から追放された過激なイスラム原理主義者の説教師が入り込み、イギリス国内のイスラム教徒達にテロを扇動したのです。
そして起きたのが2005年7月のロンドン同時爆破事件です。
結局イギリスはこの事件で、それまでの多文化主義政策を変えて、イスラム過激派の活動家等を追放するようになるのです。
しかし元来はイギリスが自国の国益の為に出した多文化主義であるにせよ、イギリスの国内でイギリスの給与水準や社会福祉や人権を保障されてかつ、出身国の文化を維持できのなら、願ったり敵ったりではありませんか?
そもそも本国で追放されたような過激派の説教師が、イギリスで活動できるのは、イギリスが言論の自由や表現の自由を重視する民主主義国家だからです。
こうしたイギリス社会をムスリム移民は「良い社会」であり、守るべき価値のある社会とは思わないのでしょうか?
しかし思わなかったのです。
>多文化主義を進める中で、逆にムスリム移民コミュニティの中にホスト社会に対する優越意識が強まり、敵対や憎悪を煽る傾向が強まって来たのである。
ワタシはコメントでこの池内恵の文章を紹介して貰ってから、この文章の出ていた本(中東 危機の震源を読む)を読んでみました。
そして思ったのですが、ムスリム移民が「多文化主義を進める中で、逆にムスリム移民コミュニティの中にホスト社会に対する優越意識が強まり、敵対や憎悪を煽る傾向が強まって来たのである。」となるのは当然ではないかと思ってしまいました。
この本の中で池内恵氏はイスラム教とムスリムの宗教意識について詳しく解説しています。
しかしそれをによれば、イスラム教ではイスラム教こそが唯一絶対に正しい宗教であり、イスラム教徒であることはそれだけで非イスラム教徒に圧倒的に優越する事になっています。
そしてイスラム教徒は本来、非イスラムと戦いイスラム教を広めなけらばならない事になっています。
イスラム教徒にとって宗教の自由とは、イスラム教を信じる事であり、自分が好きに宗教を選べると言う話ではありません。 だから非イスラム教徒がイスラム教に改宗するのは、自由だけれど、その逆は死刑など極刑で処罰して当然と考えています。
このように自己に対して圧倒的な優越意識を持つ集団に対して、寛容なんてモノは意味がないのです。
寛容と言う言葉をウィキで調べると、その歴史的な意味が説明されています。
寛容とは宗教改革の頃に生まれた概念で、「異端信仰という罪悪または誤謬を排除することのできない場合に、やむをえずそれを容認する行為であり、社会の安寧のため、また慈悲の精神から、多少とも見下した態度で、蒙昧な隣人を許容する行為」とあるのですが、しかし「まず宗派間の対立感情が頂点に達する宗教戦争の時代には、寛容は信仰の弱さの表現として否定的に考えられた」こともあるのです。
そうであるならば、元来イスラム教の絶対優越を信じる人達を相手に、幾ら寛容な態度を取っても、彼等が「キリスト教徒側の信仰が弱さ故」としかとられないのは必定でしょう?
そしてムスリム側からすれば「自分達は信仰が強い故、異教徒に寛容であってはならない。」としか思わないでしょう。
そもそもイスラム教徒側からすれば、常に絶対に正しいのはイスラム教徒であり、間違っており劣っているのはイギリス社会なのです。
だからそのイギリス社会がイスラム教徒に幾ら福祉や自由を提供しても、それはイスラム教徒である故に得られる当然の権利であり、感謝するなどと言う事はあり得ないのです。
ワタシはこれを読んでいて「なんか日本の在日コリアン見たい」と思ってしまいました。
日本はイギリス式の多文化主義なんか取っていないのですが、しかし元来韓国人や朝鮮人が日本国籍を取得しないまま、世襲で永住許可を与え、生活保護その他の福祉も全て日本国民と同等に受けられると言う信じがたい程寛容な政策を取っています。
しかも彼等の多くが、朝鮮戦争前後に戦争や虐殺を逃れて不法入国したのです。
もし日本が彼等を強制送還していれば、本国で殺されているのです。
しかし彼等は日本が彼等を受け入れて、保護し続けた事について、日本政府に感謝した事はありません。 それどころか日本政府や自治体から恩恵受ければ受ける程、踏ん反り返って更なる利権を要求しているのです。
それは民潭や総連のHPを見たり、韓国の新聞を読めばわかりますが、彼等が元来、日本人に対して圧倒的な優越意識を持っていて、恒常的にそれを肥大させているからです。
だから日本人側からの寛容など、彼等にはその優越意識の証明にしかならないのです。
ワタシはこうした人々がホスト社会の良き一員になる事は永遠にないと思います。
ユダヤ人がその一例でしょう。
ユダヤ人が西欧社会に入り込んでから正確に何年経つがわかりません。 イタリアなどでは古代ローマ帝国時代からです。
ユダヤ人がローマ社会で揉める原因は、ユダヤ教から自分達を宗教意識を絶対視して、社会との妥協を拒否するからです。
ユダヤ教は戒律で食べ物始め、日常生活に事細かな禁忌事項を定めて、それを信者にはそれを守る事を要求します。 そして宗教を社会生活の全てに優先させるのです。
それをより神に選ばれた民の務めとするのです。
ユダヤ教は人類最初にできた一神教なのですが、一神教と言うのは他の宗教を否定する事により成り立つのです。
こういう宗教で育てられたら、異教徒と親しく交わる事などできなません。
同じ一神教でもキリスト教はもっと狡猾で、ローマ帝国を乗っ取りました。 そしてそれまでのローマ帝国に会った全ての宗教を破壊したのです。
それを考えると西欧諸国がムスリムを大量に受け入れた事は、今後極めて深刻な問題を起こすばかりではないかと思います。
そしてそのような事態を起こしたのは、実は受け入れ側の「寛容」と言う不寛容ではないかと思います。
日本でも欧米でも寛容を標榜して、多文化主義を煽ってきた人々は、イスラム教徒やその他彼等がマイノリティと分類する人々に対しては、無制限の寛容で臨み、こうしたマイノリティに対する一切の批判を封殺してきました。
しかしその一方移民の受け入れ制限を求める人々などをすべて「レイシスト」「差別主義者」と断定して、暴力や国家権力による言論封殺も辞さずと言う対応をしてきました。
そして自分達の寛容に疑念を持つ人々とは、一切の話し合いを拒否しています。
このような自分達と意見の異なる人々への不寛容な態度から、移民の受け入れが引き起こす深刻な問題への議論が不可能になってきたのです。
このような「寛容」を寛容と言えるのでしょうか?
>他者に対する非寛容の主張も寛容に認め、他者の自由を否定する自由をも認めるのか
それでは他者に寛容を強制する寛容が、寛容と言えるのでしょうか?
自分達の考える寛容を他者に強制する社会と言うのが、寛容な社会と言えるのでしょうか?
ワタシは結局多文化主義と寛容と言うのは、自分自身を善良さに自惚れた人々のグロテスクなセンチメンタリズムとしか思えないのです。
犬の期待に応えるのも・・・・・
25日は吹雪でした。
気温はそれほど低くないのですが、雪が横殴りに吹き荒れていました。
少し離れた所は全て白くかすんで見えなくなります。
クリスマスの華やぎを吹き飛ばす勢いです。
こんな中を散歩するのは犬とその飼い主だけです。
メリークリスマス!! 良い天気だねえ。 オレ、朝から絶好調なんだよね。
こういう吹雪だと、ウキウキしちゃんだよね。
ねえ、ここで遊ぼよ!!
誰もいないから、ママとオレとでここ全部独占できるよ。
こんなチャンス滅多にないよ!!
ダメ!! 帰るの!! もういい加減遊んだでしょう?
イヤ大変ですねえ。
飼い主さんにようると、こんな吹雪の日に散歩に出歩くのは日本犬だけだそうです。
なるほど・・・・・。 この雪では小型犬が雪が深くて歩けないのはわかります。
しかしサモエドとかシベリアン・ハスキーなどにはそれこそ絶好調では?
発寒川の水面が凍り始めていました。 とうとう川が凍る時が来たのです。
と、橋を渡った所で、一瞬吹雪きが止みました。
しかしそれは5分ともちませんでした。
また吹雪初め、全てが白く霞んでいきます。
どうやら神様はクリスマスは出歩くのを止めて、家で家族と過ごせと言っているようです。
しかし出歩きたい奴もいるのです。
全く「犬は喜び♪」そのままです。
ホントに雪の中を散歩する犬は、大喜びなのです。
これじゃ飼い主としても犬の期待を裏切るわけにはいかないでしょう。
しかし犬の期待に応えるも楽じゃないですね。
日頃猫の我儘に振り回されている人間から見ても大変だと思います。
愛と忠誠心に報いるのって、たやすい事じゃないのです。
気温はそれほど低くないのですが、雪が横殴りに吹き荒れていました。
少し離れた所は全て白くかすんで見えなくなります。
クリスマスの華やぎを吹き飛ばす勢いです。
こんな中を散歩するのは犬とその飼い主だけです。
メリークリスマス!! 良い天気だねえ。 オレ、朝から絶好調なんだよね。
こういう吹雪だと、ウキウキしちゃんだよね。
ねえ、ここで遊ぼよ!!
誰もいないから、ママとオレとでここ全部独占できるよ。
こんなチャンス滅多にないよ!!
ダメ!! 帰るの!! もういい加減遊んだでしょう?
イヤ大変ですねえ。
飼い主さんにようると、こんな吹雪の日に散歩に出歩くのは日本犬だけだそうです。
なるほど・・・・・。 この雪では小型犬が雪が深くて歩けないのはわかります。
しかしサモエドとかシベリアン・ハスキーなどにはそれこそ絶好調では?
発寒川の水面が凍り始めていました。 とうとう川が凍る時が来たのです。
と、橋を渡った所で、一瞬吹雪きが止みました。
しかしそれは5分ともちませんでした。
また吹雪初め、全てが白く霞んでいきます。
どうやら神様はクリスマスは出歩くのを止めて、家で家族と過ごせと言っているようです。
しかし出歩きたい奴もいるのです。
全く「犬は喜び♪」そのままです。
ホントに雪の中を散歩する犬は、大喜びなのです。
これじゃ飼い主としても犬の期待を裏切るわけにはいかないでしょう。
しかし犬の期待に応えるも楽じゃないですね。
日頃猫の我儘に振り回されている人間から見ても大変だと思います。
愛と忠誠心に報いるのって、たやすい事じゃないのです。
ヤドリギがくれた夢
我が家では今年のクリスマスは幸運にもヤドリギを飾る事ができました。
クリスマスにヤドリギの下でキスをした二人は、永遠に結ばれる・・・・・。
ヤドリギにはそういう言い伝えがあるのです。 よもちゃんはこの言い伝えに随分期待していました。
よもちゃんの期待はどうなったのでしょうか?
よもちゃんのクリスマスを見てみましょう。
ヤドリギにはそういう言い伝えがあるのです。 よもちゃんはこの言い伝えに随分期待していました。
よもちゃんの期待はどうなったのでしょうか?
よもちゃんのクリスマスを見てみましょう。
あ~あ、今年のクリスマスもなんにもなしね。 同居人は妹さんから御馳走を差し入れして貰って喜んでいたけれど、あの御馳走の差し入れのお蔭でクリスマスに食べる予定だった縞ゾイの煮漬付けは、御馳走を食べ終わるまでお預けにしちゃったのよ。
それじゃワタシには良い事何にもないじゃない?
貧困層のクリスマスなんて所詮そんなモンよね・・・・・。
それじゃワタシには良い事何にもないじゃない?
貧困層のクリスマスなんて所詮そんなモンよね・・・・・。
政府は貧困層が猫を飼うのは禁止するべきよ。 だって猫が不幸になるばかりじゃない?
猫を不幸にするのがわかっている人間が猫を飼うのを放置するって、間接的動物虐待よ。 こういう動物虐待をいつまでも放置するんだったらワタシ安倍政権支持するの止めるわ。
猫を不幸にするのがわかっている人間が猫を飼うのを放置するって、間接的動物虐待よ。 こういう動物虐待をいつまでも放置するんだったらワタシ安倍政権支持するの止めるわ。
Zzzz・・・・・。
Zzzz・・・・・。
また雪が降ってきた・・・・・。
本当によく降るわねえ・・・・・。
今年は暖冬になるって言っていたけど、やっぱり降るんだわ。
でも、もうクリスマスなんだものね。 降らなかったら大変よ。
あら? 向こうお空が明るいわ。 なぜだろう? 夜中なのに・・・・・。
アッ、あれは?!!
メリークリスマス! よもちゃん!!
チ、チコ様!! 来て下さったんですね!!
ヤドリギの下で、ワタシとキスをして下さるんですね!!
ヤドリギの下で、ワタシとキスをして下さるんですね!!
キスはできないよ。 だって君はまだこっちへ来ていないからね。 だからまだそっち側で素敵な出会いがあるかも知れないじゃないか?
でもボクはこっちで君を見守っているし、それにいつか君がこっちへ来たら、必ずキスするよ。
でもボクはこっちで君を見守っているし、それにいつか君がこっちへ来たら、必ずキスするよ。
そ、そんなあ・・・・・。 せっかくヤドリギを用意して待っていたのに・・・。
チ、チコ様?? 何処へ??
チ、チコ様?? 何処へ??
ボクタチはここだよ。 ずうっとここにいるんだよ。
そうよ、アタチ達は皆でここでよもちゃんやパパを見守っているのよ。
だからパパにはそう伝えてね。
パパはコペンのお蔭でか、この頃大分元気になったけれど、アタチ達の事を思い出すとヤッパリ悲しいみたいなのよ。 でもアタチ達はパパにはアタチ達がいる時と同じように、元気で幸せにしていてほしいのよ。
そうよ、アタチ達は皆でここでよもちゃんやパパを見守っているのよ。
だからパパにはそう伝えてね。
パパはコペンのお蔭でか、この頃大分元気になったけれど、アタチ達の事を思い出すとヤッパリ悲しいみたいなのよ。 でもアタチ達はパパにはアタチ達がいる時と同じように、元気で幸せにしていてほしいのよ。
そうだよ。
ボクは最初にこっちに来ちゃったから、パパには申し訳なかったけれど、でもそれはボクにもどうしようないんだよ。
だからボクはここで、ミケやチコと一緒に、精一杯パパを守るように頑張ってるんだよ。
ボクは最初にこっちに来ちゃったから、パパには申し訳なかったけれど、でもそれはボクにもどうしようないんだよ。
だからボクはここで、ミケやチコと一緒に、精一杯パパを守るように頑張ってるんだよ。
ロン君!! ミケちゃん!! チコ様!!
皆待って!!
皆で一緒に、ご隠居さんに会いに行きましょうよ!!
皆待って!!
皆で一緒に、ご隠居さんに会いに行きましょうよ!!
ダメだよ。 今日はクリスマスだし、よもちゃんがヤドリギに願いをしたから、よもちゃんにだけ特別に会えたんだよ。
ホントはチコだけよもちゃんに会えるはずだったんだけど、アタチもロンもパパに伝言して欲しいから、無理やりチコについてきたのよ。
でももうお別れよ。
それじゃパパに宜しくね。
ホントはチコだけよもちゃんに会えるはずだったんだけど、アタチもロンもパパに伝言して欲しいから、無理やりチコについてきたのよ。
でももうお別れよ。
それじゃパパに宜しくね。
ああ、皆消えてしまう・・・・・。
お空の光も消えてしまった・・・・・・。
同居人~~!! 出てきてよ!!
さっきそこにチコ様達が来ていたのよ!!
だから出てきて!!!
だから出てきて!!!
??
あれは夢?
あれは夢だったのでしょうか?
それとも夢ではなく、本当にチコ様達が来てくれたのでしょうか?
あれは夢だったのでしょうか?
それとも夢ではなく、本当にチコ様達が来てくれたのでしょうか?
岸田外相訪韓の目的 慰安婦問題
なぜか突然、慰安婦問題解決の為に岸田外相が訪韓する事になりました。
韓国側は慰安婦問題の解決は、産経新聞加藤支局長釈放の見返りだと報じていますが、それはあり得ないでしょう。
慰安婦:岸田外相来韓、韓国が先に解決した産経・請求権裁判が呼び水に
これじゃマジに韓国は加藤支局長を人質に、慰安婦問題の解決を迫った事になります。
しかしこれで韓国の言う事を聞いては、韓国の司法テロに屈する事になります。
日本としてはそんな人質解放交渉に応じるわけには行きません。
それでは安倍総理は何の為に岸田外相を送るのでしょうか?
これは100%ワタシの憶測ですが、安倍総理はこれで慰安婦問題が解決するなんて思っていないし、勿論韓国の求める謝罪等はする気はありません。
そもそも日本側がどんな対応をしても、韓国が今後も際限もなく慰安婦問題を持ち出す事もわかっているのです。
今後二度と蒸し返さないように釘を刺すとか言う報道もありましたが、韓国が相手では糠に釘でしょう。
それではホントに何の為に岸田外相が韓国へ行って交渉するのか?
それは韓国側から、「これで慰安婦問題は解決した」と言う証文を取る為でしょう。
例え韓国側に約束を守る意思が一切なくても、明文化した証文があればそれでよいのです。
今後韓国がこの問題を蒸し返して、アメリカ等が間に入ってきたらその証文を掲げて「朴大統領が解決を約束したから」と言うだけです。
今まで日本が韓国のゴールポスト移動に悩まされたのは、実はこの証文を取らずに口約束だけで対応したからです。 その最悪の例が「阿吽の呼吸」とか言って一方的に日本が謝罪した河野談話です。
だから今回は韓国側から、慰安婦問題解決に関する「朴談話」を取るのです。
韓国側は司法の独立なんか糞喰らえで、加藤支局長を釈放し、また憲法裁判所が日韓条約での請求権放棄の司法判断をしないと言う判決を出しました。
韓国人は皆、人質を解放したのだから、身代金を貰って当然と思っているのです。
こうなると朴槿恵側は、今更「日本と交渉したけど、身代金は貰えなかったニダ」とは言えないのです。 だから証文ぐらい書くでしょう。
どの道、朴槿恵も韓国人ですから、自分が大統領をしている間だけ「ウリは慰安婦問題を解決したニダ」と言えれば良いのです。
しかし国際的に見れば、大統領として公式に解決を宣言した問題は、次期大統領も、その次の大統領も、その次の大統領も蒸し返す事はできないのです。
イヤ、朴槿恵以降の大統領も全部韓国人でしょうから、「証文? そんなモノ食った事ないニダ」とばかりに蒸し返すでしょう。
しかしもう日本側は「朴大統領の時に解決しましたから、蒸し返して貰っても困ります。 ホラこれが証文です。」で突っぱねる事ができます。
勿論韓国側はそれでも騒ぎ続ける事は必定でしょうが、しかし今回これで証文が取れたら、日本の立場は大変強くなります。
今回の訪韓はその強い武器をゲットするための物なのです。
勿論以上はワタシの推測ですから、実際にどういう結果になるかわかりません。
しかし今は当面結果を待つしかないでしょう。
韓国側は慰安婦問題の解決は、産経新聞加藤支局長釈放の見返りだと報じていますが、それはあり得ないでしょう。
慰安婦:岸田外相来韓、韓国が先に解決した産経・請求権裁判が呼び水に
これじゃマジに韓国は加藤支局長を人質に、慰安婦問題の解決を迫った事になります。
しかしこれで韓国の言う事を聞いては、韓国の司法テロに屈する事になります。
日本としてはそんな人質解放交渉に応じるわけには行きません。
それでは安倍総理は何の為に岸田外相を送るのでしょうか?
これは100%ワタシの憶測ですが、安倍総理はこれで慰安婦問題が解決するなんて思っていないし、勿論韓国の求める謝罪等はする気はありません。
そもそも日本側がどんな対応をしても、韓国が今後も際限もなく慰安婦問題を持ち出す事もわかっているのです。
今後二度と蒸し返さないように釘を刺すとか言う報道もありましたが、韓国が相手では糠に釘でしょう。
それではホントに何の為に岸田外相が韓国へ行って交渉するのか?
それは韓国側から、「これで慰安婦問題は解決した」と言う証文を取る為でしょう。
例え韓国側に約束を守る意思が一切なくても、明文化した証文があればそれでよいのです。
今後韓国がこの問題を蒸し返して、アメリカ等が間に入ってきたらその証文を掲げて「朴大統領が解決を約束したから」と言うだけです。
今まで日本が韓国のゴールポスト移動に悩まされたのは、実はこの証文を取らずに口約束だけで対応したからです。 その最悪の例が「阿吽の呼吸」とか言って一方的に日本が謝罪した河野談話です。
だから今回は韓国側から、慰安婦問題解決に関する「朴談話」を取るのです。
韓国側は司法の独立なんか糞喰らえで、加藤支局長を釈放し、また憲法裁判所が日韓条約での請求権放棄の司法判断をしないと言う判決を出しました。
韓国人は皆、人質を解放したのだから、身代金を貰って当然と思っているのです。
こうなると朴槿恵側は、今更「日本と交渉したけど、身代金は貰えなかったニダ」とは言えないのです。 だから証文ぐらい書くでしょう。
どの道、朴槿恵も韓国人ですから、自分が大統領をしている間だけ「ウリは慰安婦問題を解決したニダ」と言えれば良いのです。
しかし国際的に見れば、大統領として公式に解決を宣言した問題は、次期大統領も、その次の大統領も、その次の大統領も蒸し返す事はできないのです。
イヤ、朴槿恵以降の大統領も全部韓国人でしょうから、「証文? そんなモノ食った事ないニダ」とばかりに蒸し返すでしょう。
しかしもう日本側は「朴大統領の時に解決しましたから、蒸し返して貰っても困ります。 ホラこれが証文です。」で突っぱねる事ができます。
勿論韓国側はそれでも騒ぎ続ける事は必定でしょうが、しかし今回これで証文が取れたら、日本の立場は大変強くなります。
今回の訪韓はその強い武器をゲットするための物なのです。
勿論以上はワタシの推測ですから、実際にどういう結果になるかわかりません。
しかし今は当面結果を待つしかないでしょう。
歴史戦との対決 自民党勉強会
自民党が歴史勉強会を開く事そうです。
no-risuさんによれば、東京新聞がこれに愚劣な発狂をしているそうです。
ワタシもこのno-risuさんの意見に全面的に賛成なのですが、ワタシも一言加えたいと思います。
自民の歴史検証 誤った発信は慎まねば
2015年12月24日
歴史に学ぶことは大切だ。事実関係を検証する意義も認める。しかし、根底に歴史修正主義があるとしたら見過ごすわけにはいかない。国内外への誤った発信は厳に慎むのが政権与党の責任だ。
自民党の「歴史を学び未来を考える本部」が初会合を開いた。日清戦争以降の歴史を検証するために設置した安倍晋三総裁(首相)直属の機関である。年明けから月一、二回程度、講師を招いて会合を開くという。
本部設置を主導した本部長代理の稲田朋美政調会長は「敗戦で何が変わり、占領政策で何を得て何を失ったのかを、しっかりと学ぶ必要がある」と初会合で語った。
現行憲法の制定過程や極東国際軍事裁判(東京裁判)、米国中心の連合国による占領政策などについても、否定的な立場から検証する狙いがあるのかもしれない。
本部長には「ハト派」とされる谷垣禎一幹事長が就いた。「タカ派」色が心配だとしたら、自民党らしい知恵なのだろう。谷垣氏は「謙虚に歴史を勉強していく場にしよう」と述べた。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という。歴史に学び、主権者である国民のための政治に役立てることは当然ではある。
しかし、全国民の代表として国会にすでに議席を有する者が、今さら一堂に会して歴史の何を学ぶというのか。まさか、学ばずして国会の場に出てきてしまった、ということではあるまい。
今回の本部設置には、歴史を学ぶというよりも、日本が歩んできた戦後の歴史を否定しようとする意図が見え隠れもする。
さかのぼれば、南京事件では犠牲者数、慰安婦問題では強制性をめぐって、それぞれ中国、韓国との間で認識に違いがある。
事実は何かを追究する必要があるとしても、それは研究者の仕事であり、政治家の仕事ではない。
歴史認識は国や立場によって違うのは当然ではある。しかし、自らの正当性を一方的に強調するだけでは双方の溝は深まるだけだ。相互理解の深化こそが、政治の役割ではないのか。
歴史を学ぶための場がもし、議員が独善的な歴史観を声高に叫ぶ舞台と化せば、国際社会の誤解を招くだろう。
英国の歴史家で政治学者でもあるE・H・カーは「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話である」と言った。対話に喧騒(けんそう)は似合わない。一人ひとりが静かに向き合うのがいいのである。
>英国の歴史家で政治学者でもあるE・H・カーは「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話である」と言った。
おお、ワタシもE・H・カーの意見には大賛成です。
ワタシも歴史が好きですが、自分が歴史を学ぶ時には、いつもこのカーの姿勢で臨みます。
E・H・カーはイギリス人ですから、学問の自由は自明であり、歴史とは個々の人間が自分個人の立場自由に学び、研究する事を通して、個人の立場として過去と対話するのです。
しかし残念ながらこうした韓国や中国や北朝鮮と言った国々は、そのような姿勢で臨むわけではありません。
韓国や中国や北朝鮮にとって、歴史とは自国の正当性、現政権の政治的利益を確保するための道具でしかありません。
だから戦後、日本が韓国や中国と国交回復してから、この二国が延々と繰り返し主張したのが「正しい歴史認識」です。
「正しい歴史認識」??
民主主義の世界でそのようなモノがあるのでしょうか?
例えば南京大虐殺の「虐殺があった派」でもその主張する犠牲者の数は、4万と十数万と大きく開いています。 そして勿論犠牲者ゼロ派と言うのもいるのです。
これが第二次世界大戦の歴史的な意味などと言う話になれば、更に多数の説が出てきます。
こうなると一体「何が正しい説か?」などと言うモノを、決める事はできません。
民主主義国家では国家が「正しい歴史認識」などと言うモノを定める事は不可能なのです。
イヤ、そんなモノを定めていはイケナイのです。
歴史を学ぶとは、E・H・カーの言う通り、国民一人一人が過去と対話するしかないのです。
一方中国や韓国が日本に対して「正しい歴史認識」を強要する理由は簡単です。
これらの国々は、学問の自由など尊重しません。 共産主義独裁国家中国もそうですが、朴 裕河教授の訴追でもわかるように自称民主主義国家だったはずの韓国でも学問の自由などありません。
そして産経新聞加藤支局長の裁判を見ればわかるように、法治主義国家でもありません。
自国の法さへ守らないと言う事は、条約や国際法など守る意思はゼロだと言う事です。
実際韓国では慰安婦問題始め日韓条約を無視した、賠償請求が繰り返されています。
南シナ海で見られる中国の無法振りは言うまでもありませんよね?
法を守る意思のない国では、秩序を維持するために、代わりの権威が必要です。
その一つが、政権幹部の面子であり、もう一つが歴史なのです。
中国では歴史を現政権の秩序維持に利用すると言うのは、実は紀元前から行われてきた事です。
中国では王朝が変わる度に、正史を編纂して、現王朝の正当性を知らしめてきたのです。 中国の属国だった朝鮮もまたこの歴史観は変わりません。
中国では正しい「歴史認識」と言うのは、この中国政権が編纂した正史の事なのです。 そしてその正史を他国に強制する事で、その国の属国化を図るのです。
当然ですが中国人や韓国人にとって歴史とは、E・H・カーのそれとはは全く違います。
これらの国々では、歴史とは「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話」なんかではありません。
歴史とは「過去も現政権は常に正しかった」と言う話を学ぶ事なのです。
非常に厄介なのは、中国や韓国はこのような歴史観を基礎にして、日本に「歴史戦」を仕掛けているのです。
つまり自国と自政権の為だけの都合で作った歴史をプロパガンダする事によって、日本の名誉を傷つけ、それにより日本の国際的発言権を奪い、最終的には沖縄や竹島の領有権問題を自国の有利に持って行こうとする「歴史」を利用しての戦争です。
学問の自由を重視する民主主義国家では絶対に行えない戦争なのですが、しかしそもそも学問の自由など欠片も認める意思のない国であれば、これぐらいの事は平気でやるのです。
独裁国家と対峙するとはこういう事なのです。
つまり反則やりたい放題の相手と、レスリングをするようなモノなのです。
そうなるとルールを守って正攻法で戦う事だけではなく、相手の反則技から身を守る方法も身に着けないと勝てないのです。
こうなると日本側も相応の対応が必要です。 国会議員と雖も南京大虐殺や慰安婦問題など、個別の問題の現在の研究成果はフォローできません。
だから取りあえず勉強会でもして、まず相手国の主張がどういうものか?それに対する我が国の歴史学者の反論はいかに?を学ぶしかありません。
何しろ相手は「歴史戦」を仕掛けているのです。
そうなると国民の生命と財産を守る義務のある国会議員としては、その「歴史戦」にどう対峙するかを考えざるを得ないのです。
で、これが東京新聞には非常に気にらないのです。
それで「歴史修正主義」とかなんとか言いがかりをつけているのです。
しかしそれは当然でしょう。
だって世界中で一番中国や韓国の「歴史戦」に協力してきたのは、実は日本の新聞です。
東京新聞だけでなく朝日新聞、毎日新聞などの自称リベラルメディアは、80年代ぐらいからひたすら南京大虐殺や慰安婦強制連行の捏造記事を掲載して、中国や韓国の言う日本極悪史観のプロパガンダに協力しました。
実は我が家ではワタシが生まれる前から朝日新聞を取っていたので、この頃の報道の異様な空気は今も覚えています。
強制連行の空気 男性労働者
強制連行の空気 慰安婦
何をどう考えてもオカシナ話の捏造を、全国紙・地方誌の多くが連日こぞってやりまくり、それに何も言えないような異様な世相でした。
ああ、もしあの頃自民党がこうした勉強会を開いていたら、どんな騒動になったか?
それ東京新聞始め自称リベラルメディアが天地がひっくり返るほどの大騒ぎをして、大臣が何人も辞任するような嵌めに追い込まれていたかもしれません。
なんで自称「リベラル」メディアがこうした独裁国家のプロパガンダのお先棒を担ぐのか?
これは何とも奇妙な話です。 しかし例えば朝日新聞は戦前は日本を共産主義化しようとしていたし、戦後も歴代社長の多くが共産主義に傾倒していたと言うのですから、むしろ当然かも知れません。
朝日新聞だけでなく例えば新潟日報のような地方誌には、坂本秀樹さんのような方がいますしね。
彼等日本極悪史捏造団にしてみれば、彼等がこれまで苦労して捏造行ったプロパガンダの嘘が、日々暴かれる現状は絶対に許し難いのでしょう。
だからこんな記事を書かずにはいられないのでしょう。
しかし嘘は嘘なのです。
日本は民主主義国家ですから、国民は全て自分個人の歴史認識を持つ権利があります。 だからジンギスカンは源義経とか、マヤ文明は宇宙人が作ったとかの類の本が出版されても、誰も文句を言いません。
けれども完全なウソと解っている話を、外国が日本の名誉と国益を損なう目的で、プロパガンダと世界中に拡散しているのです。
これを日本国として放置するわけには行きません。
だからこのような国会議員がこのような勉強会を開くのは当然なのです。
ワタシはこの勉強会と参加する議員を支持します。
ワタシは自由と民主主義を愛する者として、国会議員がこぞって同じ歴史観を持つなどと言う事には反対です。
しかし中韓のような相手に歴史戦に負けたら、日本の民主主義そのモノが崩壊して、我々日本人は彼等の都合で作った「正しい歴史認識」を強制されるようになり、思想宗教信条の自由も学問の自由も失ってしまいます。
だからまず国家議員に学ぶべき物を学んだうえ、この独裁国家との歴史戦に対決して欲しいのです。
no-risuさんによれば、東京新聞がこれに愚劣な発狂をしているそうです。
ワタシもこのno-risuさんの意見に全面的に賛成なのですが、ワタシも一言加えたいと思います。
自民の歴史検証 誤った発信は慎まねば
2015年12月24日
歴史に学ぶことは大切だ。事実関係を検証する意義も認める。しかし、根底に歴史修正主義があるとしたら見過ごすわけにはいかない。国内外への誤った発信は厳に慎むのが政権与党の責任だ。
自民党の「歴史を学び未来を考える本部」が初会合を開いた。日清戦争以降の歴史を検証するために設置した安倍晋三総裁(首相)直属の機関である。年明けから月一、二回程度、講師を招いて会合を開くという。
本部設置を主導した本部長代理の稲田朋美政調会長は「敗戦で何が変わり、占領政策で何を得て何を失ったのかを、しっかりと学ぶ必要がある」と初会合で語った。
現行憲法の制定過程や極東国際軍事裁判(東京裁判)、米国中心の連合国による占領政策などについても、否定的な立場から検証する狙いがあるのかもしれない。
本部長には「ハト派」とされる谷垣禎一幹事長が就いた。「タカ派」色が心配だとしたら、自民党らしい知恵なのだろう。谷垣氏は「謙虚に歴史を勉強していく場にしよう」と述べた。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という。歴史に学び、主権者である国民のための政治に役立てることは当然ではある。
しかし、全国民の代表として国会にすでに議席を有する者が、今さら一堂に会して歴史の何を学ぶというのか。まさか、学ばずして国会の場に出てきてしまった、ということではあるまい。
今回の本部設置には、歴史を学ぶというよりも、日本が歩んできた戦後の歴史を否定しようとする意図が見え隠れもする。
さかのぼれば、南京事件では犠牲者数、慰安婦問題では強制性をめぐって、それぞれ中国、韓国との間で認識に違いがある。
事実は何かを追究する必要があるとしても、それは研究者の仕事であり、政治家の仕事ではない。
歴史認識は国や立場によって違うのは当然ではある。しかし、自らの正当性を一方的に強調するだけでは双方の溝は深まるだけだ。相互理解の深化こそが、政治の役割ではないのか。
歴史を学ぶための場がもし、議員が独善的な歴史観を声高に叫ぶ舞台と化せば、国際社会の誤解を招くだろう。
英国の歴史家で政治学者でもあるE・H・カーは「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話である」と言った。対話に喧騒(けんそう)は似合わない。一人ひとりが静かに向き合うのがいいのである。
>英国の歴史家で政治学者でもあるE・H・カーは「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話である」と言った。
おお、ワタシもE・H・カーの意見には大賛成です。
ワタシも歴史が好きですが、自分が歴史を学ぶ時には、いつもこのカーの姿勢で臨みます。
E・H・カーはイギリス人ですから、学問の自由は自明であり、歴史とは個々の人間が自分個人の立場自由に学び、研究する事を通して、個人の立場として過去と対話するのです。
しかし残念ながらこうした韓国や中国や北朝鮮と言った国々は、そのような姿勢で臨むわけではありません。
韓国や中国や北朝鮮にとって、歴史とは自国の正当性、現政権の政治的利益を確保するための道具でしかありません。
だから戦後、日本が韓国や中国と国交回復してから、この二国が延々と繰り返し主張したのが「正しい歴史認識」です。
「正しい歴史認識」??
民主主義の世界でそのようなモノがあるのでしょうか?
例えば南京大虐殺の「虐殺があった派」でもその主張する犠牲者の数は、4万と十数万と大きく開いています。 そして勿論犠牲者ゼロ派と言うのもいるのです。
これが第二次世界大戦の歴史的な意味などと言う話になれば、更に多数の説が出てきます。
こうなると一体「何が正しい説か?」などと言うモノを、決める事はできません。
民主主義国家では国家が「正しい歴史認識」などと言うモノを定める事は不可能なのです。
イヤ、そんなモノを定めていはイケナイのです。
歴史を学ぶとは、E・H・カーの言う通り、国民一人一人が過去と対話するしかないのです。
一方中国や韓国が日本に対して「正しい歴史認識」を強要する理由は簡単です。
これらの国々は、学問の自由など尊重しません。 共産主義独裁国家中国もそうですが、朴 裕河教授の訴追でもわかるように自称民主主義国家だったはずの韓国でも学問の自由などありません。
そして産経新聞加藤支局長の裁判を見ればわかるように、法治主義国家でもありません。
自国の法さへ守らないと言う事は、条約や国際法など守る意思はゼロだと言う事です。
実際韓国では慰安婦問題始め日韓条約を無視した、賠償請求が繰り返されています。
南シナ海で見られる中国の無法振りは言うまでもありませんよね?
法を守る意思のない国では、秩序を維持するために、代わりの権威が必要です。
その一つが、政権幹部の面子であり、もう一つが歴史なのです。
中国では歴史を現政権の秩序維持に利用すると言うのは、実は紀元前から行われてきた事です。
中国では王朝が変わる度に、正史を編纂して、現王朝の正当性を知らしめてきたのです。 中国の属国だった朝鮮もまたこの歴史観は変わりません。
中国では正しい「歴史認識」と言うのは、この中国政権が編纂した正史の事なのです。 そしてその正史を他国に強制する事で、その国の属国化を図るのです。
当然ですが中国人や韓国人にとって歴史とは、E・H・カーのそれとはは全く違います。
これらの国々では、歴史とは「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話」なんかではありません。
歴史とは「過去も現政権は常に正しかった」と言う話を学ぶ事なのです。
非常に厄介なのは、中国や韓国はこのような歴史観を基礎にして、日本に「歴史戦」を仕掛けているのです。
つまり自国と自政権の為だけの都合で作った歴史をプロパガンダする事によって、日本の名誉を傷つけ、それにより日本の国際的発言権を奪い、最終的には沖縄や竹島の領有権問題を自国の有利に持って行こうとする「歴史」を利用しての戦争です。
学問の自由を重視する民主主義国家では絶対に行えない戦争なのですが、しかしそもそも学問の自由など欠片も認める意思のない国であれば、これぐらいの事は平気でやるのです。
独裁国家と対峙するとはこういう事なのです。
つまり反則やりたい放題の相手と、レスリングをするようなモノなのです。
そうなるとルールを守って正攻法で戦う事だけではなく、相手の反則技から身を守る方法も身に着けないと勝てないのです。
こうなると日本側も相応の対応が必要です。 国会議員と雖も南京大虐殺や慰安婦問題など、個別の問題の現在の研究成果はフォローできません。
だから取りあえず勉強会でもして、まず相手国の主張がどういうものか?それに対する我が国の歴史学者の反論はいかに?を学ぶしかありません。
何しろ相手は「歴史戦」を仕掛けているのです。
そうなると国民の生命と財産を守る義務のある国会議員としては、その「歴史戦」にどう対峙するかを考えざるを得ないのです。
で、これが東京新聞には非常に気にらないのです。
それで「歴史修正主義」とかなんとか言いがかりをつけているのです。
しかしそれは当然でしょう。
だって世界中で一番中国や韓国の「歴史戦」に協力してきたのは、実は日本の新聞です。
東京新聞だけでなく朝日新聞、毎日新聞などの自称リベラルメディアは、80年代ぐらいからひたすら南京大虐殺や慰安婦強制連行の捏造記事を掲載して、中国や韓国の言う日本極悪史観のプロパガンダに協力しました。
実は我が家ではワタシが生まれる前から朝日新聞を取っていたので、この頃の報道の異様な空気は今も覚えています。
強制連行の空気 男性労働者
強制連行の空気 慰安婦
何をどう考えてもオカシナ話の捏造を、全国紙・地方誌の多くが連日こぞってやりまくり、それに何も言えないような異様な世相でした。
ああ、もしあの頃自民党がこうした勉強会を開いていたら、どんな騒動になったか?
それ東京新聞始め自称リベラルメディアが天地がひっくり返るほどの大騒ぎをして、大臣が何人も辞任するような嵌めに追い込まれていたかもしれません。
なんで自称「リベラル」メディアがこうした独裁国家のプロパガンダのお先棒を担ぐのか?
これは何とも奇妙な話です。 しかし例えば朝日新聞は戦前は日本を共産主義化しようとしていたし、戦後も歴代社長の多くが共産主義に傾倒していたと言うのですから、むしろ当然かも知れません。
朝日新聞だけでなく例えば新潟日報のような地方誌には、坂本秀樹さんのような方がいますしね。
彼等日本極悪史捏造団にしてみれば、彼等がこれまで苦労して捏造行ったプロパガンダの嘘が、日々暴かれる現状は絶対に許し難いのでしょう。
だからこんな記事を書かずにはいられないのでしょう。
しかし嘘は嘘なのです。
日本は民主主義国家ですから、国民は全て自分個人の歴史認識を持つ権利があります。 だからジンギスカンは源義経とか、マヤ文明は宇宙人が作ったとかの類の本が出版されても、誰も文句を言いません。
けれども完全なウソと解っている話を、外国が日本の名誉と国益を損なう目的で、プロパガンダと世界中に拡散しているのです。
これを日本国として放置するわけには行きません。
だからこのような国会議員がこのような勉強会を開くのは当然なのです。
ワタシはこの勉強会と参加する議員を支持します。
ワタシは自由と民主主義を愛する者として、国会議員がこぞって同じ歴史観を持つなどと言う事には反対です。
しかし中韓のような相手に歴史戦に負けたら、日本の民主主義そのモノが崩壊して、我々日本人は彼等の都合で作った「正しい歴史認識」を強制されるようになり、思想宗教信条の自由も学問の自由も失ってしまいます。
だからまず国家議員に学ぶべき物を学んだうえ、この独裁国家との歴史戦に対決して欲しいのです。
男湯の思い出
子供の頃我が家には内風呂が無かったので、いつも近所の銭湯に行きました。 その頃(1950年代末から60年代初頭)は、内風呂のない家が多く、近所の人達も皆銭湯に行っていました。
勿論子供だけでは行かず、大人に連れて行って貰うのですが、ワタシは母や祖母ではなく、父に連れて行って貰うのが一番好きでした。
だって父は母や祖母のようにワタシの体や髪をゴシゴシ洗わないし、帰りには必ずフルーツ牛乳を飲ませてくれましたから。
勿論、父と行くからには男湯に入るのです。
それが結構楽しみだったのです。
なぜなら男湯には、殆どいつも刺青をした客がいました。
今は刺青=暴力団と言う事で、殆どの銭湯も温泉も「刺青の方は入浴お断り」になっています。
しかし当時は暴力団でなくても、刺青を入れている人は結構いました。
夏の暑い日に上半身裸で土木作業をする人達の中に刺青をした人を普通に見かけました。
だから銭湯にも刺青の客は沢山いたのです。
刺青の図柄と言うのは、大体皆勇壮なものですが、それが子供心には随分恐ろしく見えました。
今でも覚えていますが、背中一面に青海波の中に般若の面の刺青をした御爺さんがいました。 前から見ると小柄な優しいそうな御爺さんなんですが、後ろに回ると恐ろしい般若がこちらを睨んでいる。
ワタシはその般若が怖くて堪らなかったのですが、しかし怖い物見たさで、どうしても見たくてたまらない。
それで父の陰に隠れて、般若に見つからないようにコッソリと見ました。
他にも子供がいる時に、怖い刺青の人がいれば、子供達皆で繋がって、背中へ回って刺青を見ました。
そんなわけで父とお風呂に行って刺青の人がいないと、何だか物足りない気がしました。
しかしワタシがまだ男湯に入れなくなる前に、我が家は内風呂のある家に引っ越しました。
そして今はまた近所の銭湯に通うようになったのですが、気が付けば銭湯の入口には「刺青の方の入浴はお断りします」と書かれています。
ふうん、今の子は刺青をみられないんだ。
ワタシはちょっとカワイソウな気がしました。
実は今外国人観光客が増えた事で、刺青客の入浴禁止をどうするか揉めているのだそうです。 その中には外国人にだけ刺青客の入浴を認めろなんてふざけた意見もあります。
ワタシは自分の楽しい思い出のお蔭で全然刺青は悪いと思えないので、刺青客の入浴jを認めても良いのでは?と思います。
しかしそれなら外国人だけと言うのはオカシイでしょう。
日本の刺青は魏志倭人伝の時代から歴史のあるモノで、世界的に優れた芸術性のあるものです。
だから刺青=暴力団と言う図式で、禁止して欲しくないのです。
刺青のヤクザと言えばこんなのの方が余程始末が悪いです。
顔に入れ墨で入浴拒否のマオリ女性「異なる伝統思いやって」
勿論子供だけでは行かず、大人に連れて行って貰うのですが、ワタシは母や祖母ではなく、父に連れて行って貰うのが一番好きでした。
だって父は母や祖母のようにワタシの体や髪をゴシゴシ洗わないし、帰りには必ずフルーツ牛乳を飲ませてくれましたから。
勿論、父と行くからには男湯に入るのです。
それが結構楽しみだったのです。
なぜなら男湯には、殆どいつも刺青をした客がいました。
今は刺青=暴力団と言う事で、殆どの銭湯も温泉も「刺青の方は入浴お断り」になっています。
しかし当時は暴力団でなくても、刺青を入れている人は結構いました。
夏の暑い日に上半身裸で土木作業をする人達の中に刺青をした人を普通に見かけました。
だから銭湯にも刺青の客は沢山いたのです。
刺青の図柄と言うのは、大体皆勇壮なものですが、それが子供心には随分恐ろしく見えました。
今でも覚えていますが、背中一面に青海波の中に般若の面の刺青をした御爺さんがいました。 前から見ると小柄な優しいそうな御爺さんなんですが、後ろに回ると恐ろしい般若がこちらを睨んでいる。
ワタシはその般若が怖くて堪らなかったのですが、しかし怖い物見たさで、どうしても見たくてたまらない。
それで父の陰に隠れて、般若に見つからないようにコッソリと見ました。
他にも子供がいる時に、怖い刺青の人がいれば、子供達皆で繋がって、背中へ回って刺青を見ました。
そんなわけで父とお風呂に行って刺青の人がいないと、何だか物足りない気がしました。
しかしワタシがまだ男湯に入れなくなる前に、我が家は内風呂のある家に引っ越しました。
そして今はまた近所の銭湯に通うようになったのですが、気が付けば銭湯の入口には「刺青の方の入浴はお断りします」と書かれています。
ふうん、今の子は刺青をみられないんだ。
ワタシはちょっとカワイソウな気がしました。
実は今外国人観光客が増えた事で、刺青客の入浴禁止をどうするか揉めているのだそうです。 その中には外国人にだけ刺青客の入浴を認めろなんてふざけた意見もあります。
ワタシは自分の楽しい思い出のお蔭で全然刺青は悪いと思えないので、刺青客の入浴jを認めても良いのでは?と思います。
しかしそれなら外国人だけと言うのはオカシイでしょう。
日本の刺青は魏志倭人伝の時代から歴史のあるモノで、世界的に優れた芸術性のあるものです。
だから刺青=暴力団と言う図式で、禁止して欲しくないのです。
刺青のヤクザと言えばこんなのの方が余程始末が悪いです。
顔に入れ墨で入浴拒否のマオリ女性「異なる伝統思いやって」
日米同盟の本当の価値
ケリー国務長官が「日米同盟はかつてなく強い」との声明を出しました。
日米同盟、かつてなく強い=国務長官
【ワシントン時事】ケリー米国務長官は22日、日本の天皇誕生日を祝う声明を発表した。長官はこの中で、4月の安倍晋三首相の公式訪米と日米防衛協力の指針(ガイドライン)再改定、10月の環太平洋連携協定(TPP)大筋合意などの動きに触れながら、「われわれの同盟は過去1年間でかつてないほど強くなった」と指摘した。 (2015/12/23-06:58)
しかしホントに日米同盟は強いのか?
イザとなった時に、アメリカはホントに日本を守るのか?
それは誰にもわかりません。
例えアメリカ大統領が今「日本が中国に攻撃されたら、国運をかけて日本を守る!」と宣言しても、本当に日本が攻撃されたときに、アメリカがどうするかはアメリカにもわかららないでしょう。
だってアメリカは民主主義の国です。
大統領も議会も、選挙の度に替わります。
例え同じ議会、同じ大統領の時に、日本が攻撃されても、その時その場の状況が、今と全く同じと言う事はないでしょう。
だから幾ら日米同盟が強くても、イザと言う時アメリカがどう行動するかは、アメリカ政府にもアメリカ軍にもわからないのです。
だったら日米同盟は無意味なのでしょうか?
それは違います。
そもそも日米同盟の価値は、イザとなった場合、アメリカが日本を守るかどうかではありません。
中国側からすると、「日米同盟がある限り、日本を攻めた時に、アメリカが参戦しないと言う確信が持てない」事です。
中国軍が自衛隊に勝てるかどうかは、かなり怪しいです。
しかし現実に勝てないにしても、中国は国内では日本には楽勝と言うプロパガンダを続けてきました。 だから中国の政権には、自衛隊には勝てないと言う理由で、日本侵略を止めると言う選択肢はありません。
けれどもさすがの中国共産党も、アメリカに楽勝と言うプロパガンダまではできませんでした。
勿論現実的にも現在の中国軍には、到底アメリカ軍には勝ち目はないのです。
だから日本を侵略したら、アメリカ軍が参戦するとなれば、「負けるから止めるアル」と言う事には、全中国が納得jします。
けれども日本を侵略しても、メリカ軍は参戦しないと確信が持てるならば、「自衛隊に負けるかも知れないから、日本侵略は止めるアル」とは誰も言えないです。
つまり中国がアメリカが日本を見捨てると言う確信が持てない限り、アメリカが参戦すると言う不安を持つ限り、日中戦争は起きません。
しかしアメリカ軍は参戦しないと確信すれば、中国としては戦争をせざるを得ないのです。
その意味で最も効果的な抑止力は在日米軍です。
沖縄タイムスや琉球新報などの反米メディアは「基地があるから戦争に巻き込まれる」「基地があるから攻撃される」との珍説を唱えます。
しかしもし中国軍が米軍j基地を攻撃すれば、基地の性質上、条件反射的に反撃します。 基地ってその為にあり、常日頃その為に訓練しているのですから。
つまり中国軍の攻撃=米軍の日中戦争参戦になるのです。
これじゃ絶対アメリカ軍とは戦いたくない中国軍は、絶対に米軍基地を攻撃できないでしょう?
つまり在日米軍は人数や装備に関係なく、日本に「居る」だけで確実に中国除けになるのです。
そして日中戦争に米軍を参戦させるのに在日米軍ほど確実な人質はないのです。
多少なりとも知恵のある人なら、こういう大変な価値のある人質はできる限り丁重に扱い、末永くいて頂けるようにするべきです。
その為には多少のおカネがかかっても構いません。
思いやり予算なんぞ、日中戦争が起きる事に比べたら安い物です。 それとも反戦平和を唱え戦争を防ぎたい連中は、命より金なんでしょうか?
勿論いつまでもアメリカ軍をの威を借りて平和を守る事は不可能でしょう。
しかし日本が憲法を改正して、国力に相応しい防衛力を整備して、中国側が「日本軍怖いアル!! だから尖閣も沖縄も諦めるアル!」と思うようになるまでは、日米同盟と在日米軍を大切にするべきなのです。
中国と戦争したくなければね。
日米同盟、かつてなく強い=国務長官
【ワシントン時事】ケリー米国務長官は22日、日本の天皇誕生日を祝う声明を発表した。長官はこの中で、4月の安倍晋三首相の公式訪米と日米防衛協力の指針(ガイドライン)再改定、10月の環太平洋連携協定(TPP)大筋合意などの動きに触れながら、「われわれの同盟は過去1年間でかつてないほど強くなった」と指摘した。 (2015/12/23-06:58)
しかしホントに日米同盟は強いのか?
イザとなった時に、アメリカはホントに日本を守るのか?
それは誰にもわかりません。
例えアメリカ大統領が今「日本が中国に攻撃されたら、国運をかけて日本を守る!」と宣言しても、本当に日本が攻撃されたときに、アメリカがどうするかはアメリカにもわかららないでしょう。
だってアメリカは民主主義の国です。
大統領も議会も、選挙の度に替わります。
例え同じ議会、同じ大統領の時に、日本が攻撃されても、その時その場の状況が、今と全く同じと言う事はないでしょう。
だから幾ら日米同盟が強くても、イザと言う時アメリカがどう行動するかは、アメリカ政府にもアメリカ軍にもわからないのです。
だったら日米同盟は無意味なのでしょうか?
それは違います。
そもそも日米同盟の価値は、イザとなった場合、アメリカが日本を守るかどうかではありません。
中国側からすると、「日米同盟がある限り、日本を攻めた時に、アメリカが参戦しないと言う確信が持てない」事です。
中国軍が自衛隊に勝てるかどうかは、かなり怪しいです。
しかし現実に勝てないにしても、中国は国内では日本には楽勝と言うプロパガンダを続けてきました。 だから中国の政権には、自衛隊には勝てないと言う理由で、日本侵略を止めると言う選択肢はありません。
けれどもさすがの中国共産党も、アメリカに楽勝と言うプロパガンダまではできませんでした。
勿論現実的にも現在の中国軍には、到底アメリカ軍には勝ち目はないのです。
だから日本を侵略したら、アメリカ軍が参戦するとなれば、「負けるから止めるアル」と言う事には、全中国が納得jします。
けれども日本を侵略しても、メリカ軍は参戦しないと確信が持てるならば、「自衛隊に負けるかも知れないから、日本侵略は止めるアル」とは誰も言えないです。
つまり中国がアメリカが日本を見捨てると言う確信が持てない限り、アメリカが参戦すると言う不安を持つ限り、日中戦争は起きません。
しかしアメリカ軍は参戦しないと確信すれば、中国としては戦争をせざるを得ないのです。
その意味で最も効果的な抑止力は在日米軍です。
沖縄タイムスや琉球新報などの反米メディアは「基地があるから戦争に巻き込まれる」「基地があるから攻撃される」との珍説を唱えます。
しかしもし中国軍が米軍j基地を攻撃すれば、基地の性質上、条件反射的に反撃します。 基地ってその為にあり、常日頃その為に訓練しているのですから。
つまり中国軍の攻撃=米軍の日中戦争参戦になるのです。
これじゃ絶対アメリカ軍とは戦いたくない中国軍は、絶対に米軍基地を攻撃できないでしょう?
つまり在日米軍は人数や装備に関係なく、日本に「居る」だけで確実に中国除けになるのです。
そして日中戦争に米軍を参戦させるのに在日米軍ほど確実な人質はないのです。
多少なりとも知恵のある人なら、こういう大変な価値のある人質はできる限り丁重に扱い、末永くいて頂けるようにするべきです。
その為には多少のおカネがかかっても構いません。
思いやり予算なんぞ、日中戦争が起きる事に比べたら安い物です。 それとも反戦平和を唱え戦争を防ぎたい連中は、命より金なんでしょうか?
勿論いつまでもアメリカ軍をの威を借りて平和を守る事は不可能でしょう。
しかし日本が憲法を改正して、国力に相応しい防衛力を整備して、中国側が「日本軍怖いアル!! だから尖閣も沖縄も諦めるアル!」と思うようになるまでは、日米同盟と在日米軍を大切にするべきなのです。
中国と戦争したくなければね。
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