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2009-05-31 19:14

暗い日曜日

 昨日の夕方から降り始めた雨が、まだ降り続いています。 よもちゃんは明け方少し散歩に出たのですが、直ぐに戻って来て、またベッドに潜り込みました。 

 そして朝私が起きると一緒に起きだして、また少し外に出たのですが、直ぐに戻ってきました。 そしてまたベッドに行きました。

 よもちゃんは午後3時過ぎまで寝ていました。

 

 

 よもさん、まだねてるの? 

 

  

 

 ・・・・・・。

 

 まあ良いわ。 よもさんは寝てる時が一番良い子ね。

 

  

 

 おはよう。 同居人もう起きたの?

 

 おはようじゃないわ。 もう3時過ぎよ。

 

  

 

 夜中の3時?

 

 馬鹿ね、お昼の3時よ。 いつもならよもさんが遊びまわってる時間よ。

 

  

 

 え、ホント?

 

 そうよ。 寝ぼけてるのね。 朝起きてお散歩に行ってまた寝たでしょ。 覚えてないの?

 

  

 

 ああ、そうだった。 でも何でこんなに暗いのよ? お日様は何処へ行ったの?

 

 仕方がないわ。 雨が止まないんだもの。 でもひさし振りに本格的な雨だから、お花は喜んでるわ。

 

  

 

 雨まだ降ってるの?

 

 そうよ。 

 

  

 

 あ~あ、今日は雨止まないのかしら? せっかくの日曜日なのに。

 

 

 よもちゃんはがっかりしています。 

 札幌はこの4日ばかり天気が悪く肌寒い日が続きました。 でも今日は朝からずうっと雨です。 今週の始めまでの明るい初夏の日差しはウソのようです。 

 今週一杯それでもよもちゃんは、日中殆どお外で遊んでいました。 でも今日はそれができません。 だから一日不貞寝だったのです。

 でも猫に日曜日は関係ないと思うのですけどね。

 

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2009-05-30 22:44

庭園鑑賞

 初夏になって我が家の庭にも様々な花が咲き始めました。 今日はよもちゃんと一緒に庭園鑑賞です。

 

 

 よもさん、何見てるの?

 

  

 

 セイヨウコマクサの花よ。 同居人、今年も綺麗に咲いたね。

 

  

 

 そうね。 あれは丈夫だからね。 放っておいてもドンドン増えるわ。

 

  

 

 あっちにはツルムラサキが咲いたわね。 でもお布団が邪魔になって良く見えないわ。

 

 だってお布団干さなきゃ。 よもさんだって、干してフカフカのお布団好きでしょ。 ツルムラサキを見たければ、向こうの窓に来なさい。

 

  

 

 しゃあないなあ・・・・。 それじゃそっちへ行くわ。

 

  

 

 ホラ、綺麗に見えるでしょう。

 

  

 

 ああ、ホントに綺麗ね。 同居人がちっとも真面目に面倒見てやらないのに、みんな綺麗に咲いて感心だわ。 お花も猫もこのウチでは逞しく健気に生きているのね。

 

 お花はともかく猫は十二分に面倒見ているつもりよ。

 

  

 

 でもお花と違って猫は同居人の面倒だって見てるのよ。 夕べだってよせば良いのに、ミイラの出てくるテレビなんか見て。 あげくに夜中に怖くなって、ワタシにしがみ付いていたでしょう。  おかげで随分窮屈だったわ。 でも同居人が怖がるから、ワタシ我慢したのよ。

 

 だって見てる時はたいした事ないと思ったんでけど、夜中になって思い出したら凄く気持ちが悪くなったのよ。 仕方が無いわ。

 

  

 

 もう、ホントに馬鹿なんだから。 

 

 今年は薔薇が一杯蕾を付けてるわ。 

 

  

 

 また話をそらす。

 

 でもホントに沢山蕾が付いてるのよ。 特に玄関の白い薔薇は凄いわよ。 こんなに沢山蕾を付けたの始めてよ。

 

  

 

 でも薔薇がさくのはまだ一週間以上先じゃない?

 

 まあね、毎年6月の終わりが満開だから。 でも玄関にピレネーフウロとラキュナスが満開になってるわ。

 

  

 

 同居人、この家の庭の花って、半分雑草状態でも育つ花ばかりじゃない?

 

 でも雑草なんて草は無いのよ。

 

  

 

 

 玄関では薔薇の根元に金色のランキュナスと紫色のピレネーフウロが満開なのです。 よもちゃんの言う通り、どちらも放っておいてもドンドン増えて雑草みたいな花なんですけどね。

 

  

 

  

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2009-05-30 20:05

北朝鮮原爆モドキの可能性?

北朝鮮がミサイルをバカスカ撃っています。 この前の核実験から箍が外れたようです。 ところで北朝鮮の原爆はどうなっているのでしょうね?

 北朝鮮原爆の情報は実に不可解です。 4月の始めには、北朝鮮核爆弾小型化技術獲得に成功か 米国防情報局」:イザ!などと言うニュースが出ました。

 ところがこの前の実験以来その話は消えてしまいました。

 北朝鮮の原爆とは本当はどのような物なのでしょうか?

 

 ここでsonoranoneさんの卓見があります。

 

 誰に対する宣戦布告か  北の脅威では無く「驚異」

 

 つまりsonoranoneさんは北朝鮮は原爆なんか作れない、でもそのウソに皆で乗っているだけだと仰るのです。

 この説を取ると、アメリカの異様な弱腰が実に簡単に理解できます。 だからワタシもこの説は正しいのではないかと思います。

 でも一応問題もあります。 つまり前回の実験が20キロトン規模の爆発であったと言う点です。 20キロトンはTNT火薬を2万トン爆発させなければなりません。 本当に20キロトンの爆発であれば、これは難しいでしょうね。 

 尤もこれが本当に20キロトンだった言う証拠も無いのですけど。

 

 でも20キロトンとして北朝鮮でも作れる原爆モドキの可能性を探ってみましょう。

 

  

 

 さてその前に原子爆弾 - Wikipediaとは何か? 原爆を作るにはどのような技術的問題があるかを考えてみましょう。

 

 原爆は原子核爆発による爆弾です。 原子核爆発は、放射性物質が臨界量に達した時に起きます。

 つまり小分けにしたウラン235やプルトニュウムなどを、一定量以上一緒にすると原子核爆発が起きるのです。 この臨界量は放射性物質の純度や形状や圧力によって変わります。

 

 ここで1999年に起きた東海村JOC臨界事故を思い出してください。 (よくわかる原子力 - 東海村JCO 臨界事故

 

          image_1

             image_2

          

 

 東海村のJOCの工場内で、作業員が原子力発電の燃料であるウラン化合物の溶解作業をしていました。

 作業中に臨界量のウラン化合物を一緒にしないように、マニュアルでは化合物をチビチビチョボチョボ少しづつ専用の容器を使って混ぜるようになっていました。 しかし作業員達には臨界量と核爆発の事を教えていませんでした。

 そこで作業員達はこの時間のかかる作業を端折って、バケツでドバッと入れてしまったのです。  その為、容器の中に臨界量を超えたウランが入ってしまったのです。

 そして原子核爆発が起きてしまいました。  結果は作業員2人が死亡、1人が重症と言う惨事になりました。 

 勿論これはウラン化合物が極少量で純度も低かったので、惨事と言ってもこれだけで済んだのです。 

 

  

 

 これを大量のウランやプルトニュウムでやってしまうのが、原爆なのです。 

 だから原爆を作る上での問題は、ウラン235やプルトニュウムを手に入れる事と、この物質を臨界量にするための装置を作る事になります。

 

 北朝鮮は一応原子力発電所を持っていますから、ある程度の濃度のウラン235やプルトニュウムは持っています。 

 後は臨界量にするために装置です。 これは後述しますが、結構大変です。

 

 しかしこの臨界事故を思い出せば、兵器としてはともかく、地下核実験と言う事にして、とにかく核爆発だけさせれば良いのなら、結構簡単にできるのではないかと思います。

 

 そこで最も安易な方法として、臨界事故方式とでも言うものを考えてみました。

 

 まず大きなタンクを用意します。 そして大勢の人がバケツにウラン溶液を入れて、その回りを囲みます。 そして「金正日将軍マンセ~~!!!」の掛け声の元、一気にバケツの中身をタンクに開けるのです。

 

 かくてウランは臨界量を超えて核爆発が起こります。 これはあまり原発で使用できる程度のウランで簡単に核爆発が起こせて、殆ど工学的な技術を必要としません。 お金もかかりません。

 ただしバケツ部隊の人達は、全員死亡する事になります。 しかし将軍様はそんな事をお気になさらないでしょう。 

 

 これを多少工夫すれば、結構大きな規模の核爆発を起こせるかも知れません。

 

  

 

 しかしこれでは核爆弾にはなりません。 原爆と言うのは飛行機やミサイルに乗せて、好きなところに持って行ってそこで爆発させることができなければ困ります。

 

 その為に考案された起爆装置には、砲身方式とと爆縮方式の2種が公開されています。

 

 広島原爆が砲身方式ですが、恐ろしく単純な構造です。 しかし大量の高濃縮ウランが必要で、しかも図体がやたらに大きくなる言う事で、現在使われていないようです。

 

 一方爆縮方式は長崎原爆に使われました。 そして現在も使われています。 しかしこれは爆縮レンズと言うのを作らなければなりません。 これは結構技術が要ります。 

 そしてこれでも広島原爆では直径137センチ、重量は5トンにもなったようです。

 

 しかしB29に積むならともかく、これではミサイルには搭載できません。 ミサイルに搭載するには、これを遥かに軽量小型化し、さらにミサイル発射時の衝撃に堪えなければなりません。 そして長距離ミサイルなら一旦大気圏を抜けますから、大気圏に再突入する時に発生する高熱にも堪えなければなりません。

 

 さてこんな物を北朝鮮が作れるのでしょうか?

 

  

 

 ワタシは北朝鮮は今の所、核爆発は起こせても、核兵器は作れないのでは無いかと思います。 アメリカでも砲身方式、爆縮方式それぞれの最初の原爆を作るのに何回もの実験を繰り返しています。 そしてその後も限りない核実験を繰り返して、小型原子爆弾を作ったのです。

 ソ連はなんと爆縮レンズの設計図を、アメリカの科学者から手に入れて作ったのですが、それでもやはり核実験は繰り返したのです。

 

 北朝鮮がたった2回の実験でいきなり、核爆弾の製造に成功するのは不可能でしょう。 まして小型化など遥かに難しいのです。

 

 でもやっぱり油断する事もできません。 やはりもう半世紀以上も前に確率した技術です。 研究を続け繰り返し実験を続ければ、やがて作るのは明らかです。

 

 そしてもっと深刻な問題があります。 つまり中国は本物の核爆弾を搭載したミサイルを数百基日本に向けているのです。 日本攻撃用のミサイルを常備しているのです。

 さらに今後そこそこに工業力を付けた国々が、次々と原爆を作ると言う事です。

 

 日本はこの北朝鮮の原爆モドキを、機会に日本の安全を日本国民が考えるようにするべきだと思います。

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2009-05-30 09:33

無意味のアップする花の写真 3

 まだまだ花の季節が続いています。

 

  

 

 アズキナシの花はまだ真っ白に咲き続けています。

 

  

 

 ドウダンサラサはツツジの仲間で潅木なのですが、青空を背景に撮れば大木の趣です。

 

  

 

 木陰にはシロバナヤマブキがひっそりと咲いていました。

 

  

 

 そしてツリバナはさらに可憐にひそやかに咲きました。

 

  

 

 一方藤の花は満開になりました。

 

  

 

 そして天空には桐の花が堂々と咲いています。 

 札幌の花の季節はまだ続きます。

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2009-05-29 19:09

妨害工作

 夕べはよもちゃんが主役のフォルダ「猫の生活」のエントリーができませんでした。 だって・・・・・。

 

 

 よもさん、そこで寝たら困るよ。 カキコができないよ。

 

  

 

 Zzzzzz・・・・・・

 

 よもさん!! なんでワザワザそんな所で寝るのよ? 

 

  

 

 Zzzzz・・・・・・

 

 よもさん!! カキコできないよ。 何とかしてよ!!

 

 

 でもよもちゃんはこうしてキーボードを枕に気持ち良く眠り続けたのです。 おかげで私はネットを見る事はできたのですが、自分のエントリーを更新できなかったのです。 明らかによもちゃんの何らかの意図を持っての妨害工作です。

 なぜなら夜が更けて私が寝ようとすると、よもちゃんは目を覚ましたのです。

 

 

  

 

 あ~あ良く寝た。 あれ同居人、パソコンの電源切ったの?

 

 だってもう遅いわよ。 私もう寝るから。

 

  

 

 なんだ、寝る前にチコ様の画像見ようと思ったのに。 ねえ、もう一度起動してよ。

 

 ダメ、もう私寝るから。

 

  

 

 同居人って、ホントに性格悪いわね。 ワタシが寝ている間に、自分一人でチコ様の画像見て楽しんで、ワタシが起きると電源切ってしまうんだから。

 

 私はこりあうぉっちんぐ楽しみしてるけど、別にチコ様の画像なんか目的じゃないわ。 だいたい今夜はよもさんがキーボードの前で頑張ってるから、エントリーの更新ができなかったのよ。 あれって完全な妨害工作よ。

 

  

 

 あら、ワタシがいつもエントリーのチェックしてるから、何とかアクセスして下さる方がいらっしゃるよの。 ワタシがチェックしなかったら、同居人のエントリーなんか誰が読むもんですか? それを妨害工作なんて完全に逆切れよ。

 

 だって今夜はエントリーそのものができなかったのよ。 これが妨害工作でなくて何よ?

 

  

 

 だって、今夜はロクな写真が無いでしょ。 それで無理矢理エントリーしても、恥を書くだけよ。

 

 わかったわよ。 そんな事言うんだったら、もう私寝るから。

 

  

 

 勝手に寝なさい。

 

 

 でも私がベッドに入ると暫くしてからよもちゃんも入ってきました。 そして枕元にくっ付いて明け方まで眠りました。 明け方少し遊びに出て、朝になると戻ってきました。 そしてまたベッドで寝たのです。

 

 

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2009-05-28 09:36

三角山

 昨日もエントリーしましたが、先日ささやかな登山をしました。 三角山と言う山で標高313mです。 もっともこの山の麓は標高200mぐらいありそうなので、登山口から登るのはせいぜい100mかも知れません。

 

  

 

 それでも登山道の脇には様々な花が咲いて、楽しい登山です。 この花はルイヨウボタンです。 名前を捜すのに苦労しました。

 

  

 

 そして初夏のキモイ花、マムシグサも沢山咲いていました。

 

  

 

 新緑の間から残雪の残る山や、

 

  

 

 ジャンプ台が見えます。 やっぱり札幌の街の山です。

 

   

 

 頂上では沢山の蝶がっていました。 でも撮れたのはこの蝶とアゲハ蝶だけです。 この蝶はヒオドシチョウ です。 成虫で越冬するとの事ですが、この蝶も冬を乗り越えた勇者でしょうか? 羽の先がボロボロです。

 

  

 

 そしてこちらわ若いアゲハチョウ。 作りたての艶やかさです。 凄く綺麗なアオスジアゲハもいたけど、写真を撮らせてくれません。

 

  

 

 勿論山頂には立派な三角点もあります。 呪いの杭ではありません。 我が家からの往復で3時間ほどの楽しい登山でした。

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2009-05-27 20:39

ワーキングプアーと特権階級

 働いても生活保護レベルの収入しか無い人をワーキングプアーと言うそうです。 では生活保護費はどのぐらい貰えるのでしょうか?

 

         

 

 ちなみに独身の場合は、札幌市では138000円+家賃補助です。 地域により差がありますが、だいたい14~16万ぐらい貰えるようです。

 

         http://sakunokomitsu.no-ip.com/yosan.html

 

 この金額は一般サラリーマンに手取りにあたる額です。 社会保険税その他は一切かかりません。 また医療費は完全に無料で、必要なら病院へのタクシー代や航空運賃まで出ます。

 つまり全額生活費に使えるのです。

 

  

 

 では一般勤労者はどうでしょうか? 

 国家公務員の給与と比べて見て下さい。

  

年齢人員(人)平均給与(円)予想年収(16.4ヶ月)ニッポンの平均年収
20 歳  未  満415154,8202,539,048--
20歳以上 24歳未満3,962174,7942,866,621--
24歳以上 28歳未満12,132211,2233,464,057--
28歳以上 32歳未満17,655250,6504,110,660484万円(30代)
32歳以上 36歳未満25,527299,2774,908,142484万円(30代)
36歳以上 40歳未満22,006351,3615,762,320484万円(30代)
40歳以上 44歳未満20,964408,3756,697,350589万円(40代)
44歳以上 48歳未満21,209463,7387,605,303589万円(40代)
48歳以上 52歳未満17,610506,1818,301,368589万円(40代)
52歳以上 56歳未満14,078532,2578,729,014573万円(50代)
56歳以上 60歳未満10,915541,2608,876,664573万円(50代)
60 歳  以  上95610,53210,012,724--
俸給表(一)給与平均月額--383,5416,290,072589万円(40代)

 

 人事院:平成19年国家公務員給与等実態調査の結果

 

 24歳までの国家公務員の手取りが、独身者の生活保護費と良い勝負です。 道内企業で女性の一般事務などでは手取り12~15万ぐらいです。

 

 また母子加算廃止に反対して生存権裁判の原告となった佐賀光江さんは、4人家族で月額265820円の生活保護費を支給されていました。

 

 生活保護・母子加算の廃止が母子家庭を痛撃

 

 年収3189840円です。 これは24~28歳までの国家公務員の給与と同じで、もし手取りで比較すれば28~32歳未満の国家公務員と同じでしょう。

 

 そして日本の一般サラリーマン全体の平均所得(平成19年)は、男性542万円、女性271万円、全体で437万円です。 しかしこれは社会保険税込みですから、手取りはこの7~8割です。  つまり手取りの平均なら350万ぐらいにしかなりません。

 

 そして一般母子世帯の平均年収(06年度で213万円)よりも、平均的な受給母子世帯の年間最低生活費(272万円)が高いのです。

 ちなみに一般母子世帯は、勿論各種社会保険、年金等を支払い、さらに税も負担し、医療費も自費です。

 

  

 

 つまり母子家庭は勿論、独身者、家族持ちそれぞれを比べてみれば、日本で中小企業などで働く人々の殆ど全てが、生活保護世帯に比べても貧しい生活をしているのです。

 

 しかし生活保護世帯と違うのは、このような人々は税も社会保険も医療費も負担するばかりか、自分自身で老後資金や子供の教育費積み立て、そして不慮の事故に備えての保険等にも加入しているの事です。

 また仕事をしていれば、服装を整えたり、冠婚葬祭などの経費がかかる事です。

 

 簡単に言えば、日本の勤労者の大半はワーキングプアーです。

 そして自立自助のために回すお金を抜いて、実生活費だけで比較すれば、殆どの勤労者がワーキングプアかも知れません。

 

 これなら一度生活保護を受けた人間が、絶対のマトモに自立する意志を持つ事は無く、生涯生活保護に依存するのも道理です。

 

 そしてこのような異常に気前の良い給付は、そうそう大勢の人にできるわけも無く、給付を受けられる人は限られてきます。 

 だから特定政党の議員とのコネや、自称被差別者団体の関係者だけが、この利権を独占するようになるのです。 そして本当に困窮する人々は生活保護を受給できなくなります。

 

  つまり生活保護受給者は明らかに特権階級なのです。

 

  

 

 昨日この事について 労働者を搾取する者でエントリーしたら、きじねこさんからこんなコメントを戴きました。

 

>今年初め みのもんたの「朝ズバッ」で札幌市在住の母子家庭を詳細に報道したことがあります。
障害のある長男と学童児との3人暮らしだったと思います。
母親曰く「13万の生活保護費で一日一食しか食べさせられないのです・・」と。
ボードをもたせ13万をどのようにやりくりしているか見せたのです。
生活最低基準を算定し そのあとで一類二類の支給以外の社会保障費は生活保護費の範疇ではなく支給される・・ということを悪用した完全なるヤラセでした。
実際は27~28万支給されていたということでした。
その母親は共産党が主導する「道生存権裁判」の8人の原告の一人でした。
区役所に電話して「日本の生活保護制度は生きていくことすら困難な制度と報道されていますよ・・現場を一番よく知っている保護課の方達こそマスコミの嘘に声をあげてください。」といくつかの区に電話しました。
1ヵ月以上過ぎてから番組の最後に取ってつけた様な「誤解を招く説明があったことをおわびします」と報道されただけです。
しかもその後もことあるごとに みのもんたは生活保護の母子加算削減は許せない発言をくり返しています。

>生活保護費を「お給料」と呼んでいるひともいるということです。「生涯公務員」にでもなった気分でしょうか?
健康保険料・年金の支払いが当然免除されているのです。
北海道では冬期間燃料手当がさらに加算されるのです。一番気になる病院代がただなのです。
「道生存権裁判」原告の数人が母子加算の報道で常連のようにマスコミに顔をだします。
このような母親などは「プロ弱者」といえるのではないでしょうか?
生活自立のための支援という本来の適正な生活保護の運用を切に望みます。

 

  

 

 生活保護費は公金ですから、算定基準は厳密に決まっています。 役所に家族構成等を言えば、すぐに支給額を教えてくれます。

 みのもんたがこれを敢えて隠してまで、奇妙な報道をする理由は何でしょうか?

 そして「お給料」と呼ぶ人達って何でしょうか?

 

 ワタシはこのきじねこさんのコメントを読んで思い出した事があります。

 

 中世ヨーロッパにはプロ貧民と言うべき人達がいました。 彼らは普通都市の大きな教会に所属して、教会から手当てと住居を貰い、普段は教会内の雑用などをしています。 そして祭礼の時などに、参列する人々から「貧民」として施しを受けるのです。 何の事はない、唯の教会の職員です。

 

 中世ヨーロッパに普通の貧民がいなかったわけではありません。 それどころか一説には19世紀半ばでもドイツの都市の人口の3分の2は、乞食や物乞いだったと言います。

 その人々に比べれば「プロ貧民」は、遥かに豊かな生活をしていました。

 

 しかしそれこそが「プロ貧民」の存在する理由だったのかも知れません。 

 キリスト教の教えを守れば富める人は貧しい人に施さねばなりません。 しかし膨大な数の貧民に施す金は無いし、あっても出したくありません。

 だからだから一部の人間だけを「貧民」と決めて、彼らにだけ施すことで、教会のポーズを守るのです。

 

 ワタシは現代日本のプロ貧民が生活保護世帯だと思いました。 そして生活保護世帯同様、所謂被差別者も同様でしょう。

 

  

 

 もし共産党や民主党が本当に貧しい人々を助ける意志のある政党なら、もしみのもんた氏が母子世帯の困窮を見かねたなら、月額268520円の生活費では足りないと思うなら、それよりも遥かに少ない生活費しか使えない、一般母子世帯の救済を優先するはずです。

 そして母子世帯でなくても、同様に少ない給与で頑張っている勤労者の援助を優先するはずです。

 

 でも彼らにはそんな意志はありません。 膨大な一般勤労者の救済は不可能です。 それでは納税する人がいなくなります。

 

 だから勤労者から搾取た税を、プロ貧民と言う特権階級に与え、それで自らの権威を守りその特権を守るのです。

 生活保護の実態を知らない人々を騙し、貧しい人々を守り与党と戦うポーズを取れれば良いのです。

 そして結果として特権階級の利益を守り、本当に貧しい人々を搾取するのです。

  1. 格差と貧困
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2009-05-27 12:50

根性無し

 毎晩、寝る前によもちゃんは夜遊びに出かけます。 いつもはドアを開けると、元気良く出かけます。 でもこの前は・・・・・

 

 

 よもさん、行くの? それとも行かないの?

 

  

 

 ・・・・・・。

 

 ねえ、行かないの? 行かないんだったら、お部屋に戻りなさい。

 

  

 

 行くわよ。 夜のパトロールは猫の仕事なんだから。

 

 じゃ、早く行きなさい。 行かないなら、私ドア開けないわよ。

 

  

 

 何でそんなにせかすのよ?

 

 だって、よもさんの為にドア開けるので、私さっきからここで待ってるのよ。 だのによもさんたら、下駄箱へ潜り込んでるんでしょう。

 

  

 

 だって、怖いんだもん。 白様のお姿が見えなくなってから、またあの韓流黒猫が出るようになったんだもん。 同居人、韓流強姦魔が近所をうろついているときに外に出られる?

 

 だったら出なきゃ良いでしょう。 誰も出ろなんて言ってないんだから。

 

  

 

 だって、出たいんだもん。

 

 だったらさっさと出なさい。 悲鳴が聞こえたら助けに行ってあげるから。

 

  

 

 ・・・・・。

 

 

 こうしてよもちゃんは暫く下駄箱の中で悩み続けました。 まったくの根性無しです。 でも結局出かけました。 そして直ぐに帰ってきました。 

 でも本当に白様はどうなさったのでしょう?

  1. 猫の生活
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2009-05-27 10:50

野生の蘭と凶兆

 近所に小さな山があります。 三角山といいます。 先日そこに登りました。 近所の人達の散歩コースになるような山ですから、特に何も期待していませんでした。 ところが・・・・・

 

  

 

 何と野生の蘭を見つけました。 全体で20cmほどです。 登山道の脇に生えていました。 花はこの写真よりも一回り大きいだけですが、蘭の形をしています。 調べたらクモキリソウと言うようです。

 

  

 

 少し先へ進むとさらにもう一種みつけました。 これはコケイランのようです。 

 

  

 

 花はまだ開いていません。 これも丈が15cmほどの小さな蘭でした。

 ワタシの撮影技術の無さで、こんなドジな写真しかとれませんでした。

 でもこんな花を見られるなんて、大感激です。

 

  

 

 他にもミヤマズミや、

 

  

 

 コンロンソウや、

 

  

 

 ホウチャクソウなど、様々な花が咲いていました。

 

  

 

 しかしまたこれを見てしまいました。 クマザサの花です。 去年も別の場所でクマザサの花を見ました。 調べたら非常に珍しいものですが「戦争や飢餓などが起こる前触れ」とも言われ、凶兆なのです。 

 去年の初夏は世界中好景気で浮かれていました。 だから唯の迷信と思っていたのです。 しかし秋にリーマンショックが起きた時は、凄く気持ちが悪かったです。

 ところが今年もまた咲いたのです。 これはいったい何の前触れでしょう? これから何が起きるのでしょうか?

  1. 札幌の四季
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2009-05-26 10:11

滴る緑

 一昨日八重桜の並木道を歩いたら、散った花びらで道路が桜色になっていました。 そして頭上には、緑が滴っていました。

 

  

 

 今は木々が種類毎に、様々に違う若葉を茂らせています。

 

  

 

 公園の散歩道を抜けると、白いシャツが緑の染まりそうです。

 

  

 

 若葉を茂らせた木々は、満開の桜にも劣らない美しさです。

 

  

 

 若葉を透かす木漏れ日の中を抜けると、芝生の緑が鮮やかです。

 

  

 

 今抜けてきた林を振り返ると、楓の葉がざわめいています。

 

  

 

 いつもの散歩コースを歩いて、白樺の並木道まで来た時には、長い初夏の日も傾いていました。

  1. 札幌の四季
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