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2010-09-30 21:34

怖い夢

 明け方夢を見ました。 夢の中で私は両親や兄や妹と一緒でした。

 夢の中で父は何か怒っていました。

 それから叔父が家に来ました。

 この叔父は先日死んだ叔父ではなく、母の末弟にあたる叔父です。

 

  

 

 そこで私は目が覚めました。

 起きると言いようのない恐怖を感じました。

 何か恐ろしくて、ベッドの中で暫く震えていました。

 

 しかし何が怖かったのかわかりません。

 どう考えても全然怖い夢ではありません。

 まだ兄が就職して家を出る前、両親と私達兄弟が揃って暮らしていた頃の、楽しい思い出の世界に行ったのです。

 

 確かに父は少し怒っていました。

 けれどそれを夢の中でもそれほど気にしては居ませんでした。

 

  

 

 そうして暫く震えていましたが、またもう一度眠りました。

 

 そしてまた夢を見ました。

 今度は母と妹と私が居て、また叔父が来ます。

 

 その叔父と話をしていて、目が覚めました。

 

 そしてまた凄く怖くなりました。

 

  

 

 しかし夢を思い出すと奇妙です。

 

 夢の中の叔父の顔も姿も服装もハッキリと覚えているのですが、実は本物の叔父とは全然違う容姿なのです。

 それなのに私達は、その人を叔父としていました。

 

 夢の中の家族には、どうにも不可解な人が居るのです。

 

  

 

 二度目に目が覚めた時は、すっかり明るくなっていました。

 結構冷え込んでいたので、よもちゃんは私にぴったりくっついていました。

 

 何か怖い夢や不安な夢を見た時は、いつもよもちゃんが側についていてくれます。

 

  

 

 それにしても、夢の中で見たあの奇妙は叔父は何なんでしょうか?

 

 似顔絵が描けるくらい正確に顔を覚えているのですが、見たことのない人です。

 忘れているだけで、どこかであった事のある人だったのでしょうか?

  

  1. 猫の生活
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2010-09-30 20:27

秋晴れ

 この数日曇天と雨が続いたのですが、今日は素晴らしい晴天になりました。

 

  

 

 ナナカマドの紅葉は一段と進みました。

 

  

 

 宮の丘公園から見下ろすと、市街地の向こうの石狩湾が青く見えます。

 

  

 

 遠くの山の木々がクッキリと見えます。

 

  

 

 アキグミの実が紅さを増しました。

 

  

 

 林の中へ入ると、マムシグサの実が真っ赤になっていました。 名前の通り気持ちの悪い草ですが、実は真っ赤で可愛い?のです。

 

  

 

 白樺の根元の下草にも紅葉は始まっていました。

 

  

 

 今日は久しぶりに暖かい日でした。 

 

  

 

 9月の最後の日、秋の爆走は一息入れる事にしたようです。

  1. 札幌の四季
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2010-09-30 11:16

3年後

 杉並路上強姦殺人事件、犯人の中国人の方は不起訴決定

 

 先週杉並区で起きた路上強姦殺人事件について、犯人の中国人男性は不起訴と決定しました。

 

 この事件は先週金曜日、杉並区の路上でお酒を召された中国人の方が、通りがかった女性を強姦しようとされ、それに不埒にもその女性が抵抗したため、首を絞められ、さらに近くにあったコンクリートブロックで頭を強打して、殺害なさった事件です。

 

 犯人の中国人の方は巡回中の警察官に現行犯逮捕されました。 しかし東京地検は日中関係と、国民への影響から犯人を起訴せずに釈放すると決定しました。

 

 これで法的な処分が為されないため、この中国人の方は今後も今まで通り、日本に在留を続けられす。

 

 仙石官房長官はこの件に関して談話を発表されました。

 

 「政府は司法の判断に従います。 中国の方が無事釈放されて大変良かった。 この方には今後共日本での生活を楽しんで頂けるように、政府として支援します。 国民の皆様も地球市民の立場から、日中友好を心がけてください」

 

 2013年7月3日  

 

 予言新聞

 

  

 

 民主党政権が3年続いた後の日本で起きそうな事件と、その対応です。

  1. 民主党
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2010-09-29 16:45

嘘しか言わない

中国外交部、「日本が漁船を追いかけ、包囲し、衝突した」
2010/09/29(水) 15:05
 
 中国外交部の姜瑜報道官は28日の記者会見で「日本側が実際の行動を取って、釣魚島(日本名:尖閣諸島)海域で起きた衝突事件による日中関係へのマイナスの影響を解消させるべきだ」と要求した。中国国際放送局が報じた。

 姜瑜報道官は「日本側の巡視船は中国領海内で中国の漁船を追いかけ、包囲し、衝突によって損壊させた。
日本側は相応の責任を負うべきだ。日中関係の安定した健全な発展を維持するためには、日本側の誠実な行動が必要だ」と述べた。

 姜瑜報道官はまた「釣魚島付近海域は中国漁民の伝統的な漁獲エリアである。
中国政府が漁業監視船を同海域に派遣することは、漁業生産の秩序と中国漁民の生命と財産の安全を守るためである。
われわれは、自国の漁業監視船への追跡と妨害行動を停止するよう日本側に希望する」と述べた。

 また日本人4人が中国河北省で拘留されたことに触れ、姜瑜報道官は「この事件の性質は釣魚島海域の衝突事件とはまったく異なり、公正に法にのっとって扱われることを確信している」と述べた。(編集担当:村山健二)

 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0929&f=politics_0929_007.shtml

 

  

 

 中国政府が日本に強硬な姿勢をとるのは、自国内の反日世論に抗しきれないからだ、或いは反日が反体制になるのを恐れている為だと言う人がいます。

 

 しかしそんな事は丸っきり嘘です。

 

 中国には報道の自由はありません。

 言論の自由もありません。

 そしてネットも完全に中国政府の意思で、規制できます。

 

 だからホントに反日感情が高まるの恐れるなら、中国政府は最初から尖閣諸島近海で船長が逮捕された事など報道しなければ良いわけです。

 

 そうすれば殆どの中国人はこんな事件があった事さへ知らず、これで反日感情が高まるなんて事はあり得ないのです。

 

  

 

 しかし現実にはこのように事実を曲げた報道までして、反日感情を煽っているのです。

 もし中国に報道の自由があれば、こんな報道はあり得ないのです。

 

 日本には報道の自由もあり、またネット規制もありません。

 それでも今まで日本の報道機関が中国政府の侵略体質に対して、報道しない自由を駆使してきました。 その為に日本では「中国は平和的でマトモな国だ」だと言う、謂れのない偏見、事実無根の間違った認識が広まってしまいました。

 

 他国や孤島で起きた事件なんか報道しなければ、殆ど国民は知らないし、知らなければ何とでも言って誤魔化せるのです。 世論なんかいくらでも適当にでっち上げられるのです。

 

 そして中国では、全報道機関やネット世論が、大々的に反日報道を行い、一般国民に反日世論を煽ってきました。

 これは中国政府の命令で行われてきたのです。

 

  

 

 中国では今も天安門事件大躍進政策による飢餓も、またシルクロードでの核実験における深刻な放射能汚染も報道は愚か、ネットへの掲載さへできません。 それどころかこれについて海外のサイトを検索さへできないのです。

 

 そんな国が言う「国民感情」なんか何の意味もありません。

 

 中国共産党政府は最初から虚偽の歴史で、そのその正当性を主張して成立しました。 

 そして虚偽の歴史から尖閣諸島、更に南沙諸島、西沙初頭の領土権を主張しています。

 

 そして今回の事件でも虚偽の報道を繰り返して、反日感情を煽っているのです。

 嘘しか言わない。 

 そして嘘を元に強盗を働く。

 

 詐欺と強盗。 これがこの国の政府の本質なのです。

 

 

 

  1. 中国
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2010-09-27 22:10

ダイエットに苦しむ秋 その2

 山の上の農園の無人販売所に行くと、変わった野菜が並んでいました。

 

  

 

 バナナピーマン。 実はここへ来る前にもう一軒の農園の直販所で、赤と青のピーマンを買ったので、これを買うことができませんでした。

 

  

 

 冬瓜と素麺南瓜。 冬瓜は一個400円ですが、枕ほどもあります。

 

  

 

 ズッキーニは定番です。 でもウチにもあるので買いません。

 

  

 

 白いゴーヤって初めて見ました。

 

  

 

 トマトは斑のあるのや、オレンジ色のや、不思議なのが並んでいました。

 

  

 

 ナスも不思議な斑模様の大きなナスでした。

 この農家は変わった野菜を作るのが好きなのです。 去年はここでコールラビーと言うのを見つけて買った事があります。

 見ているだけで楽しいです。

 

  

 

 これは札幌ではなく岡山県産の葡萄です。 瀬戸ジャイアンツと言う品種です。

 岡山の叔母が送ってくれました。

 叔母夫婦は岡山で果樹農家をしていました。 それで毎年葡萄を贈ってくれました。 

 

 けれど去年から叔父が体を壊し畑を人に貸して、農作業をやめました。 そしてその叔父がこの七月に亡くなりました。 85歳でした。

 だから今年は葡萄は無いと思ったら、また贈ってくれました。

 

 この葡萄は人に貸した叔父の畑の、叔父が植えた木になった葡萄です。

 だから叔父達が栽培したわけではないけれど、やはり叔父の葡萄です。

 

 それまで贈ってくれた葡萄はオーネと言う種類です。 実はオーネは叔父達が日本で始めて栽培を始めたのです。 それで売り出した頃は、目が飛び出る程の高級品でした。

 けれど今ではすっかり栽培農家が増え、その上色や見かけでは叔父達の地域に勝っても、味の落ちるのが出回って値段が下がったのだそうです。

 

 それで叔父は一昨年オーネの栽培をやめ、この瀬戸ジャイアンツと言う新品種を植え変えたのだそうです。 葡萄の木は3年で成木になり、実を出荷できるのだそうです。

 叔父は83歳でも、まだまだ新品種に挑戦する気だったのです。

 

 叔父の家もそうですが、岡山の農家は皆農地が狭いので、昔から果物を栽培してきました。 それも新品種、高級品種を栽培して収益を上げてきました。

 叔父はその中でも熱心に新品種を取り入れる人でした。

 ホントに最後の最後まで頑張っていたのだと知りました。

 

 とても美味しい葡萄でした。 この写真のお皿は大振りのカレー皿なのです。 凄い大粒の巨大な葡萄です。

 1箱4房入りのを妹と2房づつ分けました。

 

 勿体無いので少しづつ食べる気でした。 けれど余りに美味しくて一房一気に食べてしまいました。 

 叔父はあの世で笑っていると思います。

 

  

 

 最後はイクラです。 近所の激安店で買いました。 醤油漬けにしました。

 これでイクラ丼4~6杯分ぐらいです。 

 

 ダイエットに苦しむ秋です。

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2010-09-26 23:49

パソコン君重症、マウス君死亡

 ちょっとこの写真を見てください。 私のパソコン君のキーボードです。

 

  

 

 チョッとヘンだと思いませんか?

 

  

 

 そうです。 ヘンなんです。 シフトキーが捥げちゃたのです。 

 それからマウスも替わっているでしょう?

 

  

 

 前からあったマウスはこの上の写真のマウスです。 

 でも少し前に壊れました。 

 このマウスは元々このパソコン君を買ったときに点いていたものです。

 

 先月頃からいくらマウスを動かしても、パソコン君が反応しない事がありました。 良く見たらパソコン君が起動している間は点いているはずのマウスの赤ランプが消えているのです。

 それでマウスを接続しなおすとまたランプが点いて使えるようになるのですが、そんな事を何度も繰り返しているうちに遂に全く点かなくなったのです。

 

  

 

 マウス一世死亡です。

 

 それで近所の中古パソコン屋へ行って、新しいのを買いました。 それが最初の写真のマウスです。 

 マウス二世は980円の最新型です。 私は880円ので良いかと思ったのですが、店員さんが薦めてくれたので、高額商品を選んだのです。

 

 ちなみに店員さんによれば、一世の死亡原因は「断線であろう」とのことでした。

 このパソコン君を買ったのは2006年の8月だったと思いますから、それから4年間毎日彼をこの手の中に握り続けていたのです。

 しかし遂に悲しい別れの時が来て、私は大枚980円を失ったのです。

 

  

 

 ところがその悲しみも癒えないと言うのに、今度はパソコン君本体のキーが捥げると言う大惨事に見舞われたのです。

 

 今朝、私がパソコン君を起動させネットを始めると、ベッドで寝ていたよもちゃんは直ぐに起きだして、パソコン君の前に座り、頭でエンターキーの辺りをグリグリしました。

 

 それじゃキーが打てないので、止めてもらおうとよもちゃんの頭をどかせると、エンターキーの下のシフトキーが捥げていたのです。

 捥げたキーの下にはよもちゃんの毛が一杯詰まっていました。

 

  

 

 よもちゃんはパソコン君が好きです。 私がネットをしていると、いつもキーボードの前に座ります。 それだけでなく勝手にキーボードの上を歩いたり、今回のようにアタマでキーをグリグリしたりします。

 

 よもちゃんはご隠居さんのところでチコ様の画像を見て恋心を膨らませ、パソコン君のぬくもりを感じながらチコ様を想うのです。 特に今朝のような肌寒い朝はこの温もりを切なく想うようです。

 

 その度に設定が変わって、本来パソコン音痴の私は泣きそうになります。

 そしてキーボートにはよもちゃんの毛が一杯着きます。 それからお外から帰った直後だと、梅の花が咲きます。

 

 だから私は気を付けてパソコン君のお掃除をするのですが、キーの下にもよもちゃんの毛は一杯入り込んでいたのです。

 

  

 

 そしてキーが捥げた時に何をやらかしたのか? モニターの壁紙が消えて真っ白になってしまいました。

 でもこんな事は諦めるしかありません。

 

 マウス一世が短命だったのだって、きっとよもちゃんのせいです。

 いかに機械と雖もネズミの仲間が、毎日猫に側に居座られては、そのストレスたるや大変なものだったのでしょう。 きっと耐用年数を著しく縮めたに違いないのです。

 

 けれどもそれが解っていながら、私は彼の為に何もしてやることはできず、よもちゃんがいたぶるに任せて、短い命を終わらせたのです。

 

  

 

 ドケチで貧乏でソコン音痴の私の本意からすれば、壁紙が消えようが、使わないキーが捥げようが、このパソコン君の健康長寿を願わずに居られません。

 またパソコン君同様、マウス二世の健康長寿も切に願います。

 

 しかしよもちゃんが居る限り、この願いが何処まで適うものでしょうか?

 

  

 

 暫くパソコン君の前を占拠した後、よもちゃんはストーブの前に移動しました。

 よもちゃんをパソコン君に近づけなければ、マウス二世とパソコン君の寿命が延びるのはわかっています。

 

 けれどこんな格好を見せられて、どうしたら私がよもちゃんに逆らう事が出来るのでしょうか?

 

  

 

 よもちゃんはそんな私の弱みを見透かして、舌を出しているのではないかと思うのです。

  1. 猫の生活
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2010-09-26 22:14

ニュース

 24日の事です。 久しぶりの晴天で散歩に出ました。

 福井堰堤の上の林を抜けて行くと、桃源郷のような農地に出ます。

 

  

 

 農地に近づくと、なぜかラジオの音が大きく聞こえます。 ニュースを流しています。

 ともあれ橋を渡ると・・・・・。

 

 

 こんにちは。

 

  

 

 なんだ、またオマイか? 何しに来たんだ?

 

 ただの散歩です。 

 

  

 

 ふうん。 オマイそうやって、いつも昼間からウロウロして、よっぽど閑なんだなあ? 

 

 そんなのワタシの勝手です。 貴方だって忙しそうには見えませんよ。

 

  

 

 馬鹿!! オレは自宅警備の勤務中なんだ。 だからここでヘンな奴がこないように番をしてるんじゃないか。

 

 だって今日はご主人がいらっしゃるんでしょう? ラジオの音が聞こえてますよ。 あれはご主人が聞いてるんでしょう?

 

    

 

 エッ?? 船長釈放??

 

 どうしたんですか?

 

  

 

 ご主人様~~~!!! 

 

 ねえ、どうしたんですか? 自宅警備どうするんですか??

 

  

 

 ニュース聞いたろう? オレはご主人様のご意見が聞きたいんだ。 オマイそこから動くなよ!!

 

 

 自宅警備隊長は行ってしまいました。

 ニュースでは尖閣諸島の中国漁船船長釈放を伝えていました。

 ワタシはこれを自宅へ帰って、ネットで確認してホントに腰が抜けました。

 

  

 

 桃源郷へ向かう道端には秋の花が咲いています。

 

  

 

 桃源郷にも悪い知らせは届くのですが、そんな世界の騒動に関係なく、夕日は美しく沈みます。

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2010-09-26 09:53

民主党の大人の対応

★事態長期化を懸念=中国の真意確認急ぐ-中国漁船衝突事件・政府 
 

 沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、容疑者の中国人船長釈放を受け、同国が25日、謝罪と賠償を要求したことで、政府は事態の長期化に懸念を強めている。
 中国の求めに応じて船長の身柄を返せば、収拾に向かうとみていたためだ。
 政府は当面、中国の真意の確認を急ぎ、打開の糸口を探る構えだ。

 「中国は、また同じことをしても釈放されると勘違いしかねない」。外務省幹部は25日、容疑者の船長を釈放したことに対し、中国側が態度を軟化させるどころか要求を強めたことに強い懸念を示した。
 政府内では「船長の釈放で問題は解決する」との楽観的観測が支配的だった。
 政府高官は「公務執行妨害の立件で得られる利益と、事態収拾による国益は比べようがない」と歓迎していたが、目算が狂った格好だ。

 中国の謝罪・賠償要求について、外務省は「何ら根拠がなく、全く受け入れられない」とする佐藤悟外務報道官の談話を直ちに発表。(きぜん)とした対応を押し通す構えだ。
 同時に、対立がさらに長引けば日中関係に深刻な影響を及ぼすとして、関係修復に向けて「ハイレベルでの会談」の可能性を探る方針。
 ただ、船長釈放により中国が「日本は強気で押せば譲歩する」と受け止め、要求をエスカレートさせている側面もあり、強硬姿勢を容易には崩さないことも予想される。
 対話の機会に関しても、10月下旬にベトナムで開かれる東南アジア諸国連合ASEAN)関連の一連の首脳会議までに設定するのは困難とみられ、外務省幹部は「すぐにめどが立つ話ではない」と指摘した。


 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092500299

 

  

 

 まあ、多分こんな事だろうとは思っていましたが、政府はただ船長を釈放しさへすれば、これでこの問題のケリはついて、中国様はご満足くださるだろと信じて疑わなかったようです。

 

 だから「船長釈放でもご満足下さらなかったら、どうしようか?」とか「次に無体な要求をする事はないだろうか?」なんて事は全然想定もしていなかったのです。

 

 腰が抜ける程の馬鹿です。

 

 昨日も書きましたが、この船長釈放で問題は船長の身柄の引渡し問題から、領土問題その物に格上げになり、中国側も益々譲歩が難しくなったのです。 

 

 船長の身柄で揉め続ければ、中国側は船長奪還で勝利宣言が出来たのですが、余りにも安易にそれが達成されたので「これはもっといける♪♪」とばかりに、領土問題そのものに踏み込んでしまったのです。

 

 これではホントに「戦争の足音が聞こえる」事になってしまいました。

 

 

    尖閣諸島

 

 アメリカがこの問題の早期解決を望んだと言う説があります。 またアメリカはこれを日中間で解決するように期待する声明を出しています。 

 これは当然の事です。

 

 ここは莫大な石油を埋蔵しているだけでなく、沖縄にも台湾にも近く両地域防衛の要衝ですから、アメリカだって無関心ではいられないでしょう。 しかしここは日本の領土なのです。 

 まず日本がこの問題の解決するため努力するのが筋です。 

 

 そしてまたアメリカも日本同様、中国とは深い経済関係がありますから、こんなゴタゴタに巻き込まれるのはごめんです。 早く片付けて欲しいのです。 

 

 ただいくらなんでも、日本がこんなにも愚かしく拙速なやり方で船長を返すなんて、想定外だったのではないでしょうか?

 

 船長を返せばそれで事が収まる保障があるのか?

 当然だけれど船長を返す前に、その保障を取り付ける交渉をするべきでしょう。

 

 最低でも今中国にスパイ容疑で捕まっている4人の日本人の身柄の確保をしなければ、船長を返すべきではなかったのです。

 彼らはスパイ容疑で逮捕されたのですから、船長を釈放したからって、釈放される保障なんかないのです。

 

 人質の身柄を確保する前に、犯人の要求を呑んでしまえば、人質の解放なんか期待できません。

 

           

  

     

 しかし呆れた事に検察幹部は

 

>検察幹部は釈放決定の一要因として、日本人4人が中国当局に身柄を拘束された事件を挙げ、「起訴することで国民をこれ以上危険にさらすわけにはいかなかった」と打ち明けた。

 

 「検察「苦渋の選択」 起訴と人命をてんびん 中国人船長釈放

 

 なんて言ってます。

 貴方達、人質の身柄も確保しないで、誘拐犯に身代金渡したら人質の命がどうなると思うの?

 お巡りさんに聞いてみなさいよ!!

 

 外交のやり方としても、せめてこの4人を口実に船長釈放まで時間を稼げば、中国の強硬姿勢で中国自身が困る事もあることを少しは中国にわからせてやれたのに。

 

 しかし何度も書いているけど自国民の安全の確保と言う最低限の義務さへ政府は念頭になかったのです。

 そしてその事で益々窮地に追い込まれているわけです。

 

  

 

 前原は「法によって粛々と処理する」と言い、その裏で仙石が検察に圧力を掛け、そして那覇地検が権限もない外交を行い船長を釈放しました。

 すると前原や岡田や仙石はこれを、「司法の独立」を尊重して「了」としたのです。

 

 司法の独立って普通、司法機関が法を厳正に適用する事に、行政の圧力を掛けちゃいけない事だって、ワタシは塾講師だった頃、中学生に教えてましたけど・・・・・。 

 司法機関が勝手に外交政策とか、経済政策とか、自分の守備範囲でもない事に関係して、法を曲げちゃいけないって事だと思ってましたけど・・・・。

 

 けれど高学歴政権の解釈は違うようです。

 田舎の検事が勝手に外交問題に重要な決定をしても、政府はそれに従うって事になるです。

 

 しかし彼らにすればこれで「法によって粛々処理して、船長を解放できた。 さすが東大法学部卒の弁護士仙石さんはアタマが良い♪」となるのでしょうね。

 

 そしてこれ益々この問題が深刻化した責任は、「ぜん~~~ぶ、那覇地検の責任だ~~い!!」

 と言うわけです。

 

 これが民主党の「大人の対応」なのです。

 ウチの猫が近所の猫と縄張り争いをする時でも、もう少し賢く振舞っているんですけど・・・・・。

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2010-09-25 23:36

秋に咲く梅

 この数日でいきなり気温が下がり、よもちゃんはすっかり大人しくなりました。 

 今日も一日の殆どをベッドの上で寝ていました。

 

  

 

 よもちゃんは暑い間、全然ベッドには寄り付きませんでした。 無理やり捕まえてベッドに入れても、直ぐに飛び出しました。

 ところが気温が20度を割ると、ベッドにくっついて離れません。 夜はお布団に入ってくるし、昼間もこうしてベッドの上で寝ます。

 

  

 よもさん、またベッドに乗ってる。 

 

  

 

 文句あるの?

 

 足は綺麗? シーツを汚さないで欲しいんだけど・・・・・。

 

  

 

 綺麗よ。 

 

 ホント?

 

  

 

 ホラ、見て。

 

 ホントに綺麗なの? またシーツに梅の花を咲かせないでよ。

 

  

 

 だからそんな疑ってないで、自分の目でしっかり見なさい!!

 

 わかったわ。 じゃ良く見せてね。

 

  

 

 ホラ、綺麗でしょ?

 

 あら、ホントに綺麗ね。 これならシーツも汚れないわ。

 

  

 

 そうよ、むやみに猫を疑うものじゃないわ。 

 

 ごめんなさい。

 

  

 

 Zzzzz・・・・・・。

 

 

 よもちゃんはこうしてまた寝てしまいました。 

 でもこれから秋の長雨が始まると、シーツには梅の花が満開になるのです。

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2010-09-25 17:52

戦争の足音が聞こえる

 那覇地検の外交的配慮??へのお返しは中国からの謝罪と賠償要求でした。

 

 つまりこの問題は解決するどころか、何倍も深刻化したのです。

 

 もし日本が船長を返さずに頑張り続ければ、中国も色々な報復はするでしょう。

 けれどこの問題を船長の身柄を巡るレベルで、決着を付ける事が可能でした。

 

 勿論中国は様々な報復はするでしょう。

 けれど日本だって中国への経済や技術の援助を止める、中国の毒ガス詐欺には金を出さない、レアアースではWTOへ提訴するなど色々なカードもあったのです。

 何よりも中国に堪えるのは、この件でチャイナリスクの認識が拡がり、中国への投資が激減する事でしょう。

 

 そしてこの問題が決着するまでは、中国に拘束された4人の日本人の生命だって、保証されていました。 彼らは中国にとっては大切な人質でしたから。

 

 ところが呆れたことに菅政権は、この4人の身柄の引渡しの保障も無しに、船長を返してしまいました。

 

 これではもうこの4人が帰国できる目処も立たなくなりました。

 中国が彼らを逮捕した名目はスパイ容疑なのですから、船長を帰したからって釈放する必要なんか無いのです。

 

  

 

 そして持ち出したのが謝罪と賠償です。

 しかしこれに応じる事は、尖閣諸島の領有権を放棄する事になります。

 

 つまり今まで船長の身柄の引渡しを巡るトラブルだったものが、完璧な領土問題に格上げされたのです。

 

 しかも中国は日本は脅せば引き下がると信じきるようになりました。 だから日本がこれを拒絶すれば、脅迫をエスカレートさせます。

 

 実際現在既にこの事件の起きた海域で、中国の監視船が示威行動をしています。

 

 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1285377882/

 

 そして勿論、あの4人も釈放されません。 更に多くの日本人が逮捕される可能性も大きいし、それどころか恫喝の為に彼らを順番に処刑する可能性だってあります。

 

 彼らの生命の安全の為にもせめて彼らの身柄の引渡し前には、船長を釈放してはいけなかったのです。

 

  

 

 前原は「同じような事案が起きたときは、きぜんと対応していく」と言っているそうですが、一回簡単に屈服した相手に今度中国がどのような対応をしてくるかわかっているのでしょうか?

 

 そして尖閣諸島を放棄すれば次には、沖縄を要求してきます。

 その時には、更に恫喝をエスカレートさせるでしょう。

 

 こうなると本当に戦争の足音が聞こえてきます。

 

 これが「大人の対応」或いは「戦争になるより良い」と言った平和主義者の招いた事態です。

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