朝鮮学校に関するニュースを読むたびにいつも奇妙に思います。
(朝鮮日報日本語版) 在日コリアン「韓国語を学ばせるには朝鮮学校へ入れるしか…」
朝鮮学校への補助金見直し通知、高校生ら撤回求める
現在朝鮮学校の生徒は韓国人と北朝鮮人が半々程度になっているようです。
韓国人にせよ、北朝鮮人にせよ我が子に自国の言語や文化を学ばせ、立派な韓国人或いは立派な北朝鮮人として教育したいと言う気持ちは当然でしょう。
朝鮮学校が無しでこれが可能でしょうか?
簡単ですよね。
本国の学校に入学させたらよいのです。
小学生の頃は日本の学校、或いはアメリカンスクールなどに通わせるとして、中学生か高校生になれば本国の学校に送れば良いでしょう?
海外で働く日本人も子供が中学生か高校生になったら、子供を日本に送って日本の中学や高校に入学させる人は多いのです。
そして日本で働く外国人も同様にしているようです。
日本で働く殆どの外国人も、子供をアメリカンスクールやジャーマンスクールや或いは日本の公立高校に通わせますが、子供が高校生程度になれば、祖国に帰して教育受けさせます。
中学生や高校生に成れば親許を離れても安心だし、子供が将来祖国の大学に入学する事で、祖国での就職もできるようになります。
韓国なら距離も近く、親子共々、簡単に行き来できます。
北朝鮮は行き来は面倒ですが、しかしその代り共産主義国家なので、学費は無料で全寮制の学校も多いようです。
そして本国の高校を卒業したらそのまま本国の大学に進学させればよいのです。 そうすればそのまま祖国で就職できますから、差別に苦しむ一生を送らなくても済みます。
そして親も老後は祖国で我が子と一緒に暮らす事ができます。
それこそが理想ではないのですか?
これは帰化する意思のない外国人の普通の我が子の教育方針です。
逆に子供を大学まで日本で教育する人は、子供共々帰化します。 子供まで日本で暮らす事に決めたからには、日本人となって日本を愛して暮らそうと言うのです。
しかも進学費用は日本国内とそう変わらないのです。 それどころか北朝鮮の場合などゼロなのです。
ところがなぜか彼等は絶対に子供を祖国に送りません。
代わりになぜか朝鮮学校に送り、そして子供を盾に日本政府や自治体に金を寄越せと言うのです。
普通の日本人なら、こんな事をする学校には絶対我が子を入れません。
どんな事情があるにせよ、子供にこんな乞食か強請タカリみたいなことをさせるなんて!!
普通の日本人なら学校側に詰め寄るでしょうね。
子供の身でこんな事をさせられて、子供が将来強請やタカリや乞食をやるようになったらどうするんだ!??
オレは子供を強請りやタカリや乞食をするような人間にしたくて、学校に行かせてるんじゃない!!
朝鮮学校はこれにどう答えるのでしょうか?
勿論こう答えるのです。
強請やタカリや乞食ができてこそ立派な朝鮮人ニダ!!
これは子供が立派な朝鮮人になるための英才教育ニダ!!
結局彼等は祖国何か大嫌い。
在日韓国人や在日北朝鮮人の多くは祖国の学校に子供を通わせる経済力があります。
しかし彼等は子供を祖国に送りません。 そして兵役の義務など国民にとって最重要な義務空は逃げる気なのです。
兵役は避けるクセに自分たちは愛国者と信じているようです。
何とも不思議なのですが。
かわりに日本に居座って日本と日本人に嫌がらせをして、強請タカリ乞食をして生きていきたいのでしょう。
立派な祖国がありながら、他国に居座り差別されたと泣きわめいて、強請タカリ乞食として生きたい!?
こんな惨めで品位も尊厳もない生活を子供に選ばせるとは?!
しかし朝鮮人の価値感であ、強請もタカリも乞食も、そして兵役拒否も恥ずかしい事でないのかもしれません。
このような在日コリアンの発想は日本人には理解不能です。
しかし文化が違うとか価値感が違うってこういう事なんですよね。
最後の雪
この冬最後の雪は3月23日でした。
夜、よもちゃんがお外に出たら、もう地面は真っ白でした。
夜、よもちゃんがお外に出たら、もう地面は真っ白でした。
ああ、ホントに真っ白だわ。
この前まであんなにあったかだったのに、まだこんな雪が降るなんて・・・・・。
それにしても雪がこんなに綺麗だなんて・・・・・。
ここしばらくドンドン雪融けが進んで、薄汚れてた雪ばかり見ていたけれど、雪はホントは真っ白で美しいのよ。
ヒョッとして、これがこの冬最後の雪?
冬が最後のお別れを言う為に美しい雪を降らせているの?
まるで桜吹雪みたい。
冬も終わるとなると何だか淋しいわ。
だって寒くて辛い事もあったけれど、楽しい事も一杯あったもんね。
一人で吹雪の中をパトロールしたり・・・・・。
同居人の除雪を手伝ったり・・・・・。
雪山に登って冒険したり・・・・・。
ストーブの前でお昼寝したり・・・・・。
同居人と一緒に湯たんぽの入ったベッドに寝たり・・・・・。
そしていつも町内は真白く輝いていたのよ!!
神様、美しい冬を有難う!!
ワタシはこの美しさを一生忘れません。
さようなら冬!!
さようなら雪!!
さようなら雪!!
よもちゃんが冬と雪にお別れを言った後、道路には梅の花が咲いていました。
あれからもう雪は降っていません。
梅の木に梅の花が咲くのだってもうすぐです。
あれからもう雪は降っていません。
梅の木に梅の花が咲くのだってもうすぐです。
今年も満開ニダ 桜の起源
先日北海道神宮に行ったら、境内はまだ殆ど雪に埋まっていました。 しかし本州ではもう桜の季節ですね。
そして桜の季節と言えば・・・・・。
王桜の起源は韓国 韓日の間で100年以上続く論争をやめ、素直に花を楽しもう
韓国では桜の起源記事が花盛りです。
面倒なので記事は貼りません。 それに他にも同様のモノが沢山でていますし。

しかし韓国の桜の起源記事は、基本は皆同じです。
明治時代に韓国の済州島の固有種である王桜と言う桜が、ソメイヨシノの親になったのでは?と言う説が出ました。
ソメイヨシノは江戸中期に生まれて、明治以降広く普及した園芸種です。 この親探しが明治初年から始まっていたのです。
王桜説は当時でも問題外でした。
そして現在はDNA解析からエゾヒガンとオオシマザクラの雑種であることが確定しています。
園芸品種ですから、自生地などと言う物はありません。
それどころかソメイヨシノは自家不和合性、つまりソメイヨシノの持つ花同志では、受粉せず種ができません。 だからソメイヨシノを増やすには、挿し木しかないのです。
だから現在世界中に植えられたソメイヨシノは、全て同じ木から生まれたクローンなのです。

ところが韓国では明治期に完全に消えたはずのソメイヨシノの親は王桜説が生き残っているばかりか、この記事のように王桜=ソメイヨシノになってしまい(ソメイヨシノを韓国語に自動変換すると王桜になる)しかもソメイヨシノと桜の概念の区別があやふやになっているのです。
そこで桜の季節になると毎年、王桜の自生地がある韓国こそ、桜の起源とか意味不明の記事が、韓国の新聞やネットを賑わすようになるのです。
イヤだから園芸品種に自生地なんかないんだから!
園芸品種に元になった種と出来上がった園芸品種は別物だから!
ソメイヨシノは種ができないから自生する事は絶対にないんだからさ!
ソメイヨシノは桜の一種で、ソメイヨシノ起源が桜の起源にはならないからさ!

こうした区別は中学生程度の植物学の知識があればだれでも理解できるはずです。 ワタシは中学生相手の塾講師だったので、中学レベルの話なら大体何でも(英語のスペリングは除く)自信がありますが、この植物の分類の話は中学一年の理科で習うのです。
ところが韓国のマスゴミを司る高学歴記者達は、絶対これが理解できないのです。
勿論意図的に混同してウリジナリティーを誇っているとも考えらます。 しかし中学一年レベルの知識で考えても辻褄の合わない記事ですからね。
読者に対して恥ずかしくないのでしょうか?
だって韓国って大学進学率8割を超えるインテリ国家なんですよ。
しかし韓国の高学歴国民も全然気にしていないようです。 そして自国のマスコミの報道するウリジナリティー満開の記事を信じているのです。

それでワタシは毎年思うのです。
それじゃ一体韓国人は何の為にあんなに一生懸命勉強して大学に行ったの??
韓国の受験勉強のハードさは日本など足元にも及ばないのです。
その辛い辛い受験勉強で覚えた知識は一体どこに行って何の役にたっているの?
でもこうした疑問を持つこと自体ナンセンスなのかもしれません。
勉強は受験の為。
受験はエリートの身分を得る為。
勉強は試験に合格する事だけに意味があり、知識や教養得る事など何の意味もないし、まして思考力なんてモノを育てる為ではないのです。
こうした韓国人の学習姿勢をみると、中学生に高校受験の為の勉強を教えていた身としては、何とも寒々と背筋が凍える思いです。

それでもめげずに中学生レベルの話を続けましょう。
近代分類学はカール・フォン・リンネに始まります。
彼はそれまで薬用、食用などと用途で分けられていた植物を、花や葉の形、花びらが4枚か5枚かとか、葉脈が枝分かれしているか、並行に並んでいるなど、誰が見ても簡単にわかる性質によって分類して行きました。
そして植物の世界を綺麗な体系に整理したのです。
また動物も同様に分類しました。
こうした発想はまさに近代合理主義の発想です。
しかし韓国って数感覚(近代以前の数感覚 特亜の慰安婦数)を見る限り、近代合理主義の社会ではありません。 だったら近代的な植物の分類だって理解できないのは当然かも知れません。

それにしてもあんなにハードな受験勉強しながら、結局中世の世界に留まるしかないなんて・・・・・・。
きっと彼等が中学の理科で暗記した事は、高校に入学したら、桜のように空しく散り果てるのでしょう。
これはこの国の文化でしょうか?
それともこんな事言ったら人種差別になるかもしれないけれど、朝鮮民族の特性でしょうか?
ともあれ自然科学的に完全に決着のついた問題でこのありさまです。
政治の絡む慰安婦問題などを、韓国人が近代合理主義による思考法で理解する事はあり得ないのです。
そして桜の季節と言えば・・・・・。
王桜の起源は韓国 韓日の間で100年以上続く論争をやめ、素直に花を楽しもう
韓国では桜の起源記事が花盛りです。
面倒なので記事は貼りません。 それに他にも同様のモノが沢山でていますし。

しかし韓国の桜の起源記事は、基本は皆同じです。
明治時代に韓国の済州島の固有種である王桜と言う桜が、ソメイヨシノの親になったのでは?と言う説が出ました。
ソメイヨシノは江戸中期に生まれて、明治以降広く普及した園芸種です。 この親探しが明治初年から始まっていたのです。
王桜説は当時でも問題外でした。
そして現在はDNA解析からエゾヒガンとオオシマザクラの雑種であることが確定しています。
園芸品種ですから、自生地などと言う物はありません。
それどころかソメイヨシノは自家不和合性、つまりソメイヨシノの持つ花同志では、受粉せず種ができません。 だからソメイヨシノを増やすには、挿し木しかないのです。
だから現在世界中に植えられたソメイヨシノは、全て同じ木から生まれたクローンなのです。

ところが韓国では明治期に完全に消えたはずのソメイヨシノの親は王桜説が生き残っているばかりか、この記事のように王桜=ソメイヨシノになってしまい(ソメイヨシノを韓国語に自動変換すると王桜になる)しかもソメイヨシノと桜の概念の区別があやふやになっているのです。
そこで桜の季節になると毎年、王桜の自生地がある韓国こそ、桜の起源とか意味不明の記事が、韓国の新聞やネットを賑わすようになるのです。
イヤだから園芸品種に自生地なんかないんだから!
園芸品種に元になった種と出来上がった園芸品種は別物だから!
ソメイヨシノは種ができないから自生する事は絶対にないんだからさ!
ソメイヨシノは桜の一種で、ソメイヨシノ起源が桜の起源にはならないからさ!

こうした区別は中学生程度の植物学の知識があればだれでも理解できるはずです。 ワタシは中学生相手の塾講師だったので、中学レベルの話なら大体何でも(英語のスペリングは除く)自信がありますが、この植物の分類の話は中学一年の理科で習うのです。
ところが韓国のマスゴミを司る高学歴記者達は、絶対これが理解できないのです。
勿論意図的に混同してウリジナリティーを誇っているとも考えらます。 しかし中学一年レベルの知識で考えても辻褄の合わない記事ですからね。
読者に対して恥ずかしくないのでしょうか?
だって韓国って大学進学率8割を超えるインテリ国家なんですよ。
しかし韓国の高学歴国民も全然気にしていないようです。 そして自国のマスコミの報道するウリジナリティー満開の記事を信じているのです。

それでワタシは毎年思うのです。
それじゃ一体韓国人は何の為にあんなに一生懸命勉強して大学に行ったの??
韓国の受験勉強のハードさは日本など足元にも及ばないのです。
その辛い辛い受験勉強で覚えた知識は一体どこに行って何の役にたっているの?
でもこうした疑問を持つこと自体ナンセンスなのかもしれません。
勉強は受験の為。
受験はエリートの身分を得る為。
勉強は試験に合格する事だけに意味があり、知識や教養得る事など何の意味もないし、まして思考力なんてモノを育てる為ではないのです。
こうした韓国人の学習姿勢をみると、中学生に高校受験の為の勉強を教えていた身としては、何とも寒々と背筋が凍える思いです。

それでもめげずに中学生レベルの話を続けましょう。
近代分類学はカール・フォン・リンネに始まります。
彼はそれまで薬用、食用などと用途で分けられていた植物を、花や葉の形、花びらが4枚か5枚かとか、葉脈が枝分かれしているか、並行に並んでいるなど、誰が見ても簡単にわかる性質によって分類して行きました。
そして植物の世界を綺麗な体系に整理したのです。
また動物も同様に分類しました。
こうした発想はまさに近代合理主義の発想です。
しかし韓国って数感覚(近代以前の数感覚 特亜の慰安婦数)を見る限り、近代合理主義の社会ではありません。 だったら近代的な植物の分類だって理解できないのは当然かも知れません。

それにしてもあんなにハードな受験勉強しながら、結局中世の世界に留まるしかないなんて・・・・・・。
きっと彼等が中学の理科で暗記した事は、高校に入学したら、桜のように空しく散り果てるのでしょう。
これはこの国の文化でしょうか?
それともこんな事言ったら人種差別になるかもしれないけれど、朝鮮民族の特性でしょうか?
ともあれ自然科学的に完全に決着のついた問題でこのありさまです。
政治の絡む慰安婦問題などを、韓国人が近代合理主義による思考法で理解する事はあり得ないのです。
爬虫類脳に振り回される 凍死
昨日は午後から某証券会社のセミナーに行きました。
内容はファンドラップと言うサービスの説明会です。
一時間半程のセミナーでしたが、講師の株屋さんの話を聞いていると、一昨日のエントリー「Hitler was right 人工知能」bokuさんとtaigenさんから頂いたコメントが頭の中に浮かんでくるのです。

bokuさんは人工知能の発達から「多少いろんなマーケットに関わる者として、もし売買をAI に完全に任せる時代がくるならば・・・」社会がどうなるか危惧についてコメントされました。
そして「人間の原始感情である欲望、自制、好悪、正義などの不定義なものをAIがどこまで論理的に判断して最適解を導きだせるのことができるのか?」と言う疑問を呈されていました。
そしてtaigenさんは、人間の脳の構造と心理についてのサイトを紹介してくださいました。
10自己愛性人格障害は脳の機能障害 爬虫類脳、扁桃体、前頭葉の働き [ モラハラ・自己愛 ]
これによると人間の脳と言うのは爬虫類脳(本能)、哺乳類脳(感情)、人間脳(理性)の3つによって成り立っていると言うのです。

爬虫類脳の本体は扁桃体と言う脳の中のごく小さな部位なのですが、ここに感覚神経からの情報が全て入り、そこで快不快、好き嫌い、恐怖や嫌悪などが決定されると言うのです。 そしてそれに応じてホルモンが出て、人間の精神状態を決定してしまうのです。
この扁桃体は実は爬虫類も持っている生き残る為の本能そのモノなのです。 だから爬虫類レベルで、馬鹿で臆病で自己中その物の判断をするのです。
人間脳はこの扁桃体の馬鹿で臆病で自己中な判断を、何とかなだめて社会的ルールを守らせて、合理的な行動を取らせようと努力します。
しかし実は人間の3つの脳の主人は爬虫類脳で、爬虫類脳が強く命令すると、人間脳は何もできなくなるのです。
ワタシは斑目漫画の爬虫類脳が菅直人、人間脳が斑目さんじゃないかと思いました。

そうなると賢い人間と言うのは、爬虫類脳の生み出す馬鹿で臆病で自己中な判断を抑制できる人間と言う事になります。
そして所謂精神修養とか哲学とか宗教とかは、皆この爬虫類脳を人間脳に従わせる為の方策ではないかと思います。
ところで人工知能には爬虫類脳はないのです。 だから非理性的な恐怖や不安、感情による不合理な判断と言う物は、そもそも生まれようがないのです。
そこで資産管理のようなモノは全部人工知能に任せたら人間がやるより遥かに合理的にやってくれるのではないか?と言う話になるのです。
別に株屋の宣伝をするわけじゃないけれど、昨日のセミナーで聞いたファンドラップと言うのが、当にそのサービスなのです。

ファントラップとは証券会社は、客から預かったお金を、客の希望するコース毎に、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、リートなどの金融資産に決められた割合で分散投資するのです。
しかし一旦投資しても、その後株価や為替レートが変動すると、資産の割合が変わってきます。 例えば株が上がると預かり資産全体の中で株の割合が増えるし、逆に下がれば減るのです。
そこで3ヶ月毎に売買をして、資産の割合を一定に保つようにします。
またそれ以外でも、急激な為替や株価の変動で、決められた割合から一定レベル以上外れた場合も、売買をして資産の割合を一定に保つにするのです。
こうしておくと自動的に株価が上がった時には株を売り、下がった時には買う事になり、円が下がった時には外債を売り、円が上がった時は外債を買うと言う事になるので、非常に安定的に利益を確保する事ができると言うのです。
なるほどこれは理屈としてその通りです。
でもそんな単純な話なら自分でやれば良いのでは?
しかしこのセミナーの講師の株屋は言うのです。
人間は往々、株があがればもっと上がるように思って売れず、下がった時に買おうとしてももっと下がりそうで怖くて買えないと言う事繰り返してしまう。
だからファンドラップに資産を預けなさいと。
そして哀しいかなワタシ自身については、全くその通りなのです。

実はワタシは今までの経験で、自分は株なんか絶対やってはイケナイ人間だとわかっているのです。 株だけでなく投資とかそういう事には全く向かない人間なのです。
それでも株屋の口座なんぞ持っているのは父から株を相続したからです。
父はサラリーマンだったのですが、若い時から株が好きで、結局死ぬまで家も買わず貯金も殆どせずに、資産は全部株で残したのです。 でもそのお蔭でワタシは難病を抱えて働けなくても、生活保護の厄介にもならずに生きていられるのです。
そして父からは「お前は株はやるな」と言われました。 つまりワタシは父から株をやってはイケナイ人間だと見抜かれていたのです。

何でワタシが株をやってはイケナイか?
それはワタシが爬虫類脳に振り回される人間だからです。
爬虫類脳に振り回される人間が株をやってイケナイのは、僅かな売買でも損をすればパニックを起こし、儲ければ舞い上がり、常に売買に当たって不安や恐怖が湧きあがると言う状態になります。
これでは冷静な投資判断どころではないのです。
でもこれは程度の差があっても、株の売買をやる人は皆味わう感覚のようです。 唯ワタシのように完全に爬虫類脳に振り回されるか、何とか爬虫類脳をなだめて冷静に対応できるかの違いのようです。

ワタシがいつも見ている「陳胡痒のworld view」のブログ主陳胡痛さんは株で大成功している富豪なのですが、身もふたもない程の現実主義の視点から見た経済社会情勢への解説(この現実主義は生前の父とそっくり)と共に、いつも一種の精神修養、欲望からいかに自由になるか?と言うような話を書いているのです。
株で儲けようと思いながら「欲望から自由になる」ことを願うのは矛盾しているのですが、しかし欲望を抑制できないと爬虫類脳が人間脳を圧倒するので、冷静な売買が不能になるでしょう。
だから常に欲望を抑制する修養をして、人間脳の優位を確保しようとしているのです。
ワタシはだから陳胡痛さんのブログで精神修養のような話を読むたびに、「ああ、これほどの人でも株の売買で精神の動揺を抑制するのには苦労しているのだ。」と思ってヘンに安心したりするのです。

だったら株の売買など資産管理は、全部人工知能に任せたら?
人工知能にはそもそも爬虫類脳はないので、人間がやるより遥かに合理的にやってくれるはずです。
実は昨日のセミナーで紹介されたファンドラップって、当にそれをやるサービスなのです。 つまり前述のとおり、証券会社は客から預かったお金を、客の希望するコースにより一定割合で、国内株式、海外株式、国内債券、海外債権、リートなどに分散して、その割合が常に一定保たれるように調整し続けるのですが、実はこの作業は全部コンピューターがやるのです。
つまり預けたお金は全部コンピューターにお任せしちゃうのです。
証券会社の社員は、お客にファンドラップのサービスを売るのと、その後コンピューターが故障したりしないか監視するだけです。
だからお客は証券会社のコンピューターを借りて、自分の資産を管理して貰うサービスと言うべきかもしれません。
こうしたサービスによって動く資金が、金融市場のどのぐらいの割合を占めるのかはわかりません。 しかし個人レベルで言えば、自分の持つ金融資産のほとんどをこのファンドラップで運用している人も少なくないそうです。

さらに言えば株の売買で利益を上げる為の原則をプログラムしてコンピューターに売買させる所謂コンピューター売買は、既に現在大規模に行われています。
コンピューターなら上場各社の利益率とか、株価の変動とか、数値化可能な公開情報を全て記憶しそれを元にプログラムに従って売買の判断をして、瞬時に数十、数百の銘柄の売買注文を出す事が可能です。
このスピードと正確さにおいて、人間は絶対敵いません。
人間が株の売買でコンピューターに勝つとすれば、政治情勢とか現在はまだ実用化されおらず利益の出ていない新技術などの数値として評価不能の情報に関する判断によるしかないでしょう。
だから人工知能による市場の支配力と言うのは実はもう相当進んでいるのだと思います。

それにしても人間が資産を守ろうとするのは、自分が生き残りたい、できるだけ安楽に生き残りたいと言う爬虫類脳の要求です。
その爬虫類脳に支配された人間の為に、欲望を持たない人工知能が奉仕する。
これは当に爬虫類脳と人間脳の関係そのモノではありませんか?
原始的で理性も知性も持たない物が、理性や知性を司る物を支配する。
これは実に不合理だと思います。
しかし考えてみると現在のところ人間脳の仕事をする機械は作れても、爬虫類脳の働きする機械を作る事など全く目途が立たないのです。
そうだとすると、実はより高度なのは人間脳より爬虫類脳かも知れません。

ところで爬虫類脳がなくなったら、どうなるのでしょうか?
爬虫類脳の本体である扁桃体を喪うと、人生から一切の意味がなくなります。 愛情も怒りも競争心も協調性もなくなり、一切のモノに無関心になるのです。
だって扁桃体=爬虫類脳は生き残る意思です。
生き残る意思のない人間にとって、愛情も怒りも競争心も協調性も意味はないのです。
人間のよからぬ欲望、愚劣さの根源である爬虫類脳こそが、結局人間の魂そのモノなのかもしれません。

さてここまで考えて、 あのファンドラップどうしたものか・・・・・・。
実は今の所ワタシはこのファントラップの最小契約単位なるだけの現金を持っていません。 だから契約するためには株を一部処分するしかないのです。
と言うわけでまたワタシは爬虫類脳に振り回されるハメになります。
ああ、どうしよう・・・・・。
内容はファンドラップと言うサービスの説明会です。
一時間半程のセミナーでしたが、講師の株屋さんの話を聞いていると、一昨日のエントリー「Hitler was right 人工知能」bokuさんとtaigenさんから頂いたコメントが頭の中に浮かんでくるのです。

bokuさんは人工知能の発達から「多少いろんなマーケットに関わる者として、もし売買をAI に完全に任せる時代がくるならば・・・」社会がどうなるか危惧についてコメントされました。
そして「人間の原始感情である欲望、自制、好悪、正義などの不定義なものをAIがどこまで論理的に判断して最適解を導きだせるのことができるのか?」と言う疑問を呈されていました。
そしてtaigenさんは、人間の脳の構造と心理についてのサイトを紹介してくださいました。
10自己愛性人格障害は脳の機能障害 爬虫類脳、扁桃体、前頭葉の働き [ モラハラ・自己愛 ]
これによると人間の脳と言うのは爬虫類脳(本能)、哺乳類脳(感情)、人間脳(理性)の3つによって成り立っていると言うのです。

爬虫類脳の本体は扁桃体と言う脳の中のごく小さな部位なのですが、ここに感覚神経からの情報が全て入り、そこで快不快、好き嫌い、恐怖や嫌悪などが決定されると言うのです。 そしてそれに応じてホルモンが出て、人間の精神状態を決定してしまうのです。
この扁桃体は実は爬虫類も持っている生き残る為の本能そのモノなのです。 だから爬虫類レベルで、馬鹿で臆病で自己中その物の判断をするのです。
人間脳はこの扁桃体の馬鹿で臆病で自己中な判断を、何とかなだめて社会的ルールを守らせて、合理的な行動を取らせようと努力します。
しかし実は人間の3つの脳の主人は爬虫類脳で、爬虫類脳が強く命令すると、人間脳は何もできなくなるのです。
ワタシは斑目漫画の爬虫類脳が菅直人、人間脳が斑目さんじゃないかと思いました。

そうなると賢い人間と言うのは、爬虫類脳の生み出す馬鹿で臆病で自己中な判断を抑制できる人間と言う事になります。
そして所謂精神修養とか哲学とか宗教とかは、皆この爬虫類脳を人間脳に従わせる為の方策ではないかと思います。
ところで人工知能には爬虫類脳はないのです。 だから非理性的な恐怖や不安、感情による不合理な判断と言う物は、そもそも生まれようがないのです。
そこで資産管理のようなモノは全部人工知能に任せたら人間がやるより遥かに合理的にやってくれるのではないか?と言う話になるのです。
別に株屋の宣伝をするわけじゃないけれど、昨日のセミナーで聞いたファンドラップと言うのが、当にそのサービスなのです。

ファントラップとは証券会社は、客から預かったお金を、客の希望するコース毎に、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、リートなどの金融資産に決められた割合で分散投資するのです。
しかし一旦投資しても、その後株価や為替レートが変動すると、資産の割合が変わってきます。 例えば株が上がると預かり資産全体の中で株の割合が増えるし、逆に下がれば減るのです。
そこで3ヶ月毎に売買をして、資産の割合を一定に保つようにします。
またそれ以外でも、急激な為替や株価の変動で、決められた割合から一定レベル以上外れた場合も、売買をして資産の割合を一定に保つにするのです。
こうしておくと自動的に株価が上がった時には株を売り、下がった時には買う事になり、円が下がった時には外債を売り、円が上がった時は外債を買うと言う事になるので、非常に安定的に利益を確保する事ができると言うのです。
なるほどこれは理屈としてその通りです。
でもそんな単純な話なら自分でやれば良いのでは?
しかしこのセミナーの講師の株屋は言うのです。
人間は往々、株があがればもっと上がるように思って売れず、下がった時に買おうとしてももっと下がりそうで怖くて買えないと言う事繰り返してしまう。
だからファンドラップに資産を預けなさいと。
そして哀しいかなワタシ自身については、全くその通りなのです。

実はワタシは今までの経験で、自分は株なんか絶対やってはイケナイ人間だとわかっているのです。 株だけでなく投資とかそういう事には全く向かない人間なのです。
それでも株屋の口座なんぞ持っているのは父から株を相続したからです。
父はサラリーマンだったのですが、若い時から株が好きで、結局死ぬまで家も買わず貯金も殆どせずに、資産は全部株で残したのです。 でもそのお蔭でワタシは難病を抱えて働けなくても、生活保護の厄介にもならずに生きていられるのです。
そして父からは「お前は株はやるな」と言われました。 つまりワタシは父から株をやってはイケナイ人間だと見抜かれていたのです。

何でワタシが株をやってはイケナイか?
それはワタシが爬虫類脳に振り回される人間だからです。
爬虫類脳に振り回される人間が株をやってイケナイのは、僅かな売買でも損をすればパニックを起こし、儲ければ舞い上がり、常に売買に当たって不安や恐怖が湧きあがると言う状態になります。
これでは冷静な投資判断どころではないのです。
でもこれは程度の差があっても、株の売買をやる人は皆味わう感覚のようです。 唯ワタシのように完全に爬虫類脳に振り回されるか、何とか爬虫類脳をなだめて冷静に対応できるかの違いのようです。

ワタシがいつも見ている「陳胡痒のworld view」のブログ主陳胡痛さんは株で大成功している富豪なのですが、身もふたもない程の現実主義の視点から見た経済社会情勢への解説(この現実主義は生前の父とそっくり)と共に、いつも一種の精神修養、欲望からいかに自由になるか?と言うような話を書いているのです。
株で儲けようと思いながら「欲望から自由になる」ことを願うのは矛盾しているのですが、しかし欲望を抑制できないと爬虫類脳が人間脳を圧倒するので、冷静な売買が不能になるでしょう。
だから常に欲望を抑制する修養をして、人間脳の優位を確保しようとしているのです。
ワタシはだから陳胡痛さんのブログで精神修養のような話を読むたびに、「ああ、これほどの人でも株の売買で精神の動揺を抑制するのには苦労しているのだ。」と思ってヘンに安心したりするのです。

だったら株の売買など資産管理は、全部人工知能に任せたら?
人工知能にはそもそも爬虫類脳はないので、人間がやるより遥かに合理的にやってくれるはずです。
実は昨日のセミナーで紹介されたファンドラップって、当にそれをやるサービスなのです。 つまり前述のとおり、証券会社は客から預かったお金を、客の希望するコースにより一定割合で、国内株式、海外株式、国内債券、海外債権、リートなどに分散して、その割合が常に一定保たれるように調整し続けるのですが、実はこの作業は全部コンピューターがやるのです。
つまり預けたお金は全部コンピューターにお任せしちゃうのです。
証券会社の社員は、お客にファンドラップのサービスを売るのと、その後コンピューターが故障したりしないか監視するだけです。
だからお客は証券会社のコンピューターを借りて、自分の資産を管理して貰うサービスと言うべきかもしれません。
こうしたサービスによって動く資金が、金融市場のどのぐらいの割合を占めるのかはわかりません。 しかし個人レベルで言えば、自分の持つ金融資産のほとんどをこのファンドラップで運用している人も少なくないそうです。

さらに言えば株の売買で利益を上げる為の原則をプログラムしてコンピューターに売買させる所謂コンピューター売買は、既に現在大規模に行われています。
コンピューターなら上場各社の利益率とか、株価の変動とか、数値化可能な公開情報を全て記憶しそれを元にプログラムに従って売買の判断をして、瞬時に数十、数百の銘柄の売買注文を出す事が可能です。
このスピードと正確さにおいて、人間は絶対敵いません。
人間が株の売買でコンピューターに勝つとすれば、政治情勢とか現在はまだ実用化されおらず利益の出ていない新技術などの数値として評価不能の情報に関する判断によるしかないでしょう。
だから人工知能による市場の支配力と言うのは実はもう相当進んでいるのだと思います。

それにしても人間が資産を守ろうとするのは、自分が生き残りたい、できるだけ安楽に生き残りたいと言う爬虫類脳の要求です。
その爬虫類脳に支配された人間の為に、欲望を持たない人工知能が奉仕する。
これは当に爬虫類脳と人間脳の関係そのモノではありませんか?
原始的で理性も知性も持たない物が、理性や知性を司る物を支配する。
これは実に不合理だと思います。
しかし考えてみると現在のところ人間脳の仕事をする機械は作れても、爬虫類脳の働きする機械を作る事など全く目途が立たないのです。
そうだとすると、実はより高度なのは人間脳より爬虫類脳かも知れません。

ところで爬虫類脳がなくなったら、どうなるのでしょうか?
爬虫類脳の本体である扁桃体を喪うと、人生から一切の意味がなくなります。 愛情も怒りも競争心も協調性もなくなり、一切のモノに無関心になるのです。
だって扁桃体=爬虫類脳は生き残る意思です。
生き残る意思のない人間にとって、愛情も怒りも競争心も協調性も意味はないのです。
人間のよからぬ欲望、愚劣さの根源である爬虫類脳こそが、結局人間の魂そのモノなのかもしれません。

さてここまで考えて、 あのファンドラップどうしたものか・・・・・・。
実は今の所ワタシはこのファントラップの最小契約単位なるだけの現金を持っていません。 だから契約するためには株を一部処分するしかないのです。
と言うわけでまたワタシは爬虫類脳に振り回されるハメになります。
ああ、どうしよう・・・・・。
Hitler was right 人工知能
マイクロソフトが開発中の人工知能が、ヒトラーを礼賛したので、実験中止になったそうです。
マイクロソフトの人口知能Tayがヒトラー礼賛「ヒトラーは正しかった。 ユダヤ人は嫌いだ。」→実験中止
この人工知能Tayはツィッターで一般人と会話をしながら、色々なことを学習して、自分の意見をツィッターで発信するようにできていました。
それで悪ふざけなのか何だか、このTayにヒトラー礼賛のツィートを仕掛けた連中がいたようです。
人工知能には全てのモノに先入観も偏見もありませんから、素直にそれを信じてヒトラー礼賛のツィートをするようになったのです。

だったら人工知能に改心させるのは簡単です。
反ヒトラー、反ナチスの人達が皆で、人工知能にヒトラーがどんなに悪人で、どんなに悪い事したかを、ツィートすれば良いのです。
そうやって人工知能を説得すれば、人工知能は前言を翻して、ヒトラーを非難するでしょう。
人工知能がいかにして、ナチズムに染まり、そしていかにしてそれから脱け出したか?
この過程を検証する事は、非常に意義があります。
なぜなら人工知能を思想変遷過程を検証する事を通して、人間がいかにして一つの思想に染まり、いかにしてそこから脱け出すかを知る手がかりが得られるからです。
人工知能の開発は単に便利な機械を作ろうと言うだけでなく、それより遥かに重要な意味があります。
それは人工知能を作る事によって、「知性とは何か?」「思考とは何か?」と言う、人間を人間たらしめる物は根源は何か?と言う疑問、古代から哲学者達が問い続けてきた疑問を明かす事ができるのです。
コンピューターサイエンスの創始者であるアラン・チューリングが目指したのも当にこれでした。
しかし残念ながらこうした哲学的重要命題の解明と言う素晴らしい目標も、「ヒトラー悪い」の信仰には勝てなかったようです。
憐れTayは改心のチャンスも与えられず処刑されてしまいました。
因みにHanson Robotics社の作ったロボットは「人類を破滅させる」と言ったのですが、こちらは笑って済ませたようです。
笑い飛ばせない……AIロボットが「人類を滅亡させる」と発言
「私は人類を破滅させる」と言うより「ヒトラーは正しい」の方が大問題なんですね。
きっとこういう人達は、ヒトラーを極悪論を唱え続けたら、戦争も虐殺も全て避けられると信じているのでしょう。
人工知能はきっと物事を論理的にしか考えられませんから、幾らヒトラー極悪論をツィートしても、こうした結論には絶対行きつかないでしょう。
ああ、そうか!!
だからTayは処刑されたのです。
マイクロソフトの人口知能Tayがヒトラー礼賛「ヒトラーは正しかった。 ユダヤ人は嫌いだ。」→実験中止
この人工知能Tayはツィッターで一般人と会話をしながら、色々なことを学習して、自分の意見をツィッターで発信するようにできていました。
それで悪ふざけなのか何だか、このTayにヒトラー礼賛のツィートを仕掛けた連中がいたようです。
人工知能には全てのモノに先入観も偏見もありませんから、素直にそれを信じてヒトラー礼賛のツィートをするようになったのです。

だったら人工知能に改心させるのは簡単です。
反ヒトラー、反ナチスの人達が皆で、人工知能にヒトラーがどんなに悪人で、どんなに悪い事したかを、ツィートすれば良いのです。
そうやって人工知能を説得すれば、人工知能は前言を翻して、ヒトラーを非難するでしょう。
人工知能がいかにして、ナチズムに染まり、そしていかにしてそれから脱け出したか?
この過程を検証する事は、非常に意義があります。
なぜなら人工知能を思想変遷過程を検証する事を通して、人間がいかにして一つの思想に染まり、いかにしてそこから脱け出すかを知る手がかりが得られるからです。
人工知能の開発は単に便利な機械を作ろうと言うだけでなく、それより遥かに重要な意味があります。
それは人工知能を作る事によって、「知性とは何か?」「思考とは何か?」と言う、人間を人間たらしめる物は根源は何か?と言う疑問、古代から哲学者達が問い続けてきた疑問を明かす事ができるのです。
コンピューターサイエンスの創始者であるアラン・チューリングが目指したのも当にこれでした。
しかし残念ながらこうした哲学的重要命題の解明と言う素晴らしい目標も、「ヒトラー悪い」の信仰には勝てなかったようです。
憐れTayは改心のチャンスも与えられず処刑されてしまいました。
因みにHanson Robotics社の作ったロボットは「人類を破滅させる」と言ったのですが、こちらは笑って済ませたようです。
笑い飛ばせない……AIロボットが「人類を滅亡させる」と発言
「私は人類を破滅させる」と言うより「ヒトラーは正しい」の方が大問題なんですね。
きっとこういう人達は、ヒトラーを極悪論を唱え続けたら、戦争も虐殺も全て避けられると信じているのでしょう。
人工知能はきっと物事を論理的にしか考えられませんから、幾らヒトラー極悪論をツィートしても、こうした結論には絶対行きつかないでしょう。
ああ、そうか!!
だからTayは処刑されたのです。
反差別ファシズムの行き着く果て
先日反差別ファシズム(反差別ファシズム トランプ)についてエントリーしたところ、コメントでこんな記事を教えてくださいました。
寛大さが裏目に?移民大国オランダが“差別合戦”の地に…なぜ人々は荒んでしまったのか?
内容はまさにこのタイトルの通りです。
しかしワタシはこれは当然の結末だと思います。
だってこの記事の一部を読めばわかります。

◆「差別合戦」
実はオランダでは、人を差別することはれっきとした犯罪だ。たとえば、差別的発言や行為を継続し行った者は、最長で2年の懲役となる。国民もそこは心得ており、国籍や宗教に起因する差別を公にしないことを遵守してきた。しかし、こうした「法」にある意味で守られているお蔭で、言いたい放題の外国人が増大したことも事実である。
たとえば、就職に失敗したのは、「面接時に●●人の子孫だから、と差別されたため」とか、試験に落とされたのは、「苗字が外国風だったから」といった、難癖とも思われる理由から訴訟を起こす者が後を絶たない。こういった、差別を「利用」し己の立場を守る外国人たちの抵抗には、もはや我慢がならぬとするオランダ人たちが、さらに声高に外国人排斥を叫ぶようになり、まさに「差別合戦」といった様を呈しているのが現状だ。

差別に刑事罰があるのです。
そしてこうした反差別ファシズムの法律を利用して、スラップ訴訟を行う移民や移民の子孫が沢山いるわけです。
さてこのような場合、普通の人々はどう対応するのでしょうか?
簡単です。
移民や移民の子孫など、反差別法の対照になりそうな人々とは、できる限り関わらないようにするのです。
例えば中小企業や就職担当者や個人企業の経営者が、従業員を雇いたい場合には、できる限りコネを使います。 友人知人に声をかけて、こうした問題を起こさない人、できたら移民や移民の子孫でない人を雇います。
移民や移民の子孫とは友達付き合いも避けます。
だって幾ら仲の良い友達同士でも、何か加減で感情が行き違い喧嘩になる事はあります。 純粋なオランダ人同志ならタダ喧嘩別れしてオシマイですが、もし移民や移民の子孫だと「差別発言をされた」などと訴訟を起こされるかも知れません。

差別の定義って何でしょうか?
ワタシは実はこれを法務省に電話をして聞いたのです。 そうしたら「差別された方が差別と感じたら差別」だと言われました。
これだと友達同士の気楽なおしゃべりでも、普通に差別と言う事にできます。
そして小さな会社の従業員採用の為の面接、友達同士のおしゃべりや口論など、記録を取るわけもないので、裁判になれば「差別された」「イヤそんなつもりはない」と延々と水掛け論を続ける事になります。
こうなると裁判官がどんな判決を出すかは、予測不能です。
そもそも一般の人にとって訴訟は経済的にも精神的にも大変な負担です。
だから幾ら差別意識がなくて善良な人でも「人種や宗教に分け隔てなく、多くの人と付き合う」なんて事は、危険千万なのです。
そんなことをしていたら、ある日突然「レイシスト」と言われて投獄され、社会から抹殺されるかも知れません。
だから移民など「被差別側」と認定されるような人々とは、腫物に触るように対応するしかないのです。
こんなリスクを犯せる人は、バックに強力な政治勢力があって、こうした訴訟に対応してくれる人ぐらいでしょう。

実はこの記事を紹介して下さった方が、スェーデン在住の日本女性のブログも紹介してくださいました。
スウェーデン生活 理想的じゃなくても良いかしら?
日本では福祉国家の理想のように言われるスェーデンの実生活を簡潔にしかし大変鋭くリアルに描いているので、ワタシは過去に遡って殆ど全部読みました。
そこでこのブログ主が書いているのですが、スェーデンはコネ社会でしかも外国人に対しては大変閉鎖的だと言う事です。
コネが無い限り良い就職口は見つからない。
しかしコネを作ろうにも、スェーデン人と個人的に親しくなるのは、非常に難しい。
日本人で何年もスウェーデンに暮らしていても、スェーデン人の友達が一人もできない人もいる。
このスウェーデン在住の外国人はこれを「壁」と言うそうです。
だって仕方がありません。
外国人は腫物なのです。
下手に親しくなって、後で揉めて「差別した」と言われたら、社会的に抹殺されてしまいます。 だから余計な接触はひたすら避けるしかないのです。
これが反差別ファシズム社会でも処世術です。

ヒトラーの悪口を言ったら、ゲシュタポに逮捕されるナチス政権下のドイツと同じです。
スターリンを批判したら、秘密警察に逮捕されるソ連と同じです。
違うのは批判したり悪口を言ったりしてはイケナイ相手が、移民とか移民の子孫だと言うだけです。
当然ですが社会はひたすら陰険で閉鎖的になって行きます。
そうなると行きつく果ては部族国家ではないでしょうか?
つまり個人対個人で他民族他人種に関わると、「差別」として投獄される危険が多きいので、他民族他人種と関わる場合は地縁血縁で強固なコミュニティを作り、団結して対応するのです。
他民族他人種に対抗するためのコミュニティですから、当然極めて排他的になります。
そしてこのコミュニティ内のコネが、非常に重要になりますから、有力なコミュニティに所属できない人は全く浮かび上がる事ができなくなります。
何この差別社会!!

そしてコミュニティ同士の反目が起きますから、民主主義も破綻します。
だって民主主義国家って、全て国民が連帯感と信頼感を持つことで、成り立つのです。
民主主義って多数決で物事が決まりますから、少数派は絶対不利、多数派は絶対有利になります。 国民として連帯感や信頼感のコミュニティ同士ではこんな制度が無事に済むはずがないのです。
多数派は横暴を極め、少数派がこれに憤激して武装闘争!!
実際中東の国々は、独裁者が強権的に部族間の利害調整をしていましたが、これを止めて民主制を目指したら果てしない内戦に突入したのです。

つまり哀しいけれど、反差別ファシズム社会=権力によって暴力的に差別を禁止する社会では、差別はなくならないのです。
それどころか自由も民主主義もなくなるけれど、差別だけは残るのです。
だって仕方がありません。
なるほど差別は悪い事です。
道徳的は全くその通りです。
人は全ての属性に関係なく、他の人を評価するべきです。
しかしそんなことホントにできますか?
人間と言うのは結局根拠のない好悪や愛憎に生きる動物じゃないですか?
民族にも人種にも固有の個性があるから、民族や人種と言う概念が生まれるのです。
そして反差別ファシズムを推進する人達も、民族の伝統や文化は守れと言います。
でも個性があるモノなら、当然それに対する好悪・愛憎が出てくるです。

ドイツオペラは好きだけれど、イタリアオペラは今一。
ロシア文学は好きだけれど、イギリス文学は嫌い。
和牛は美味しいけれど、韓国牛は不味い。
こうした好悪愛憎と差別はどう区別するんですか?
「韓国牛は不味いと言うはヘイト」だと言う人もいますが?
反差別ファシズムはこうした好悪愛憎を全部禁止しようと言う発想ではありませんか?
しかも国家権力を使って暴力的に禁止しようと言う発想でしょう?
しかしこれは元来人間の本性に反する物で、これを強制したら最終的には思想信条宗教の自由や精神の自由と言った人間の自由をすべて奪われる事になります。
だからそんなことはできないのです。
もしもそんなことをすれば、個人の人格も社会も壊す事になります。

元来、民主主義国家が国民に保障する平等は、法の下の平等、機会の平等だけなのです。
しかし個人商店の従業員採用にまで、人種や民族の平等を強制すると言うのは完全に法の下の平等や機会の平等の範囲を超えているのです。
しかし現在のヨーロッパの一部の国では、反差別を掲げれば、全ての自由を奪えるようです。
これは明らかにファシズムであり、人間の自由を奪う闇黒社会なのです。
なるほど差別は悪い事です。
しかし道徳的に悪いと言う理由だけで、それを法で禁止すれば社会が良くなるわけではないのです。
そんなことは歴史的何度も証明されているではありませんか?
ところが反差別に関してはそんな教訓もあらばこそ、ひたすら暴力的禁止を図りたい人々がいるのです。
彼等の本当の望みは何でしょうか?

嘗て共産主義国家は、経済的平等を暴力的実現しようとしたために闇黒社会になりました。
しかし結局人は平等なるどころか、共産党の奴隷になっただけです。
反差別ファシズムだって平等を目指す点でも、またそれを暴力的に実現しようとしている点でも共産主義と同じです。 けれど人間の本性に反する社会が人を幸福にするわけもありません。
日本は絶対にこんな社会にしてはいけません。
寛大さが裏目に?移民大国オランダが“差別合戦”の地に…なぜ人々は荒んでしまったのか?
内容はまさにこのタイトルの通りです。
しかしワタシはこれは当然の結末だと思います。
だってこの記事の一部を読めばわかります。

◆「差別合戦」
実はオランダでは、人を差別することはれっきとした犯罪だ。たとえば、差別的発言や行為を継続し行った者は、最長で2年の懲役となる。国民もそこは心得ており、国籍や宗教に起因する差別を公にしないことを遵守してきた。しかし、こうした「法」にある意味で守られているお蔭で、言いたい放題の外国人が増大したことも事実である。
たとえば、就職に失敗したのは、「面接時に●●人の子孫だから、と差別されたため」とか、試験に落とされたのは、「苗字が外国風だったから」といった、難癖とも思われる理由から訴訟を起こす者が後を絶たない。こういった、差別を「利用」し己の立場を守る外国人たちの抵抗には、もはや我慢がならぬとするオランダ人たちが、さらに声高に外国人排斥を叫ぶようになり、まさに「差別合戦」といった様を呈しているのが現状だ。

差別に刑事罰があるのです。
そしてこうした反差別ファシズムの法律を利用して、スラップ訴訟を行う移民や移民の子孫が沢山いるわけです。
さてこのような場合、普通の人々はどう対応するのでしょうか?
簡単です。
移民や移民の子孫など、反差別法の対照になりそうな人々とは、できる限り関わらないようにするのです。
例えば中小企業や就職担当者や個人企業の経営者が、従業員を雇いたい場合には、できる限りコネを使います。 友人知人に声をかけて、こうした問題を起こさない人、できたら移民や移民の子孫でない人を雇います。
移民や移民の子孫とは友達付き合いも避けます。
だって幾ら仲の良い友達同士でも、何か加減で感情が行き違い喧嘩になる事はあります。 純粋なオランダ人同志ならタダ喧嘩別れしてオシマイですが、もし移民や移民の子孫だと「差別発言をされた」などと訴訟を起こされるかも知れません。

差別の定義って何でしょうか?
ワタシは実はこれを法務省に電話をして聞いたのです。 そうしたら「差別された方が差別と感じたら差別」だと言われました。
これだと友達同士の気楽なおしゃべりでも、普通に差別と言う事にできます。
そして小さな会社の従業員採用の為の面接、友達同士のおしゃべりや口論など、記録を取るわけもないので、裁判になれば「差別された」「イヤそんなつもりはない」と延々と水掛け論を続ける事になります。
こうなると裁判官がどんな判決を出すかは、予測不能です。
そもそも一般の人にとって訴訟は経済的にも精神的にも大変な負担です。
だから幾ら差別意識がなくて善良な人でも「人種や宗教に分け隔てなく、多くの人と付き合う」なんて事は、危険千万なのです。
そんなことをしていたら、ある日突然「レイシスト」と言われて投獄され、社会から抹殺されるかも知れません。
だから移民など「被差別側」と認定されるような人々とは、腫物に触るように対応するしかないのです。
こんなリスクを犯せる人は、バックに強力な政治勢力があって、こうした訴訟に対応してくれる人ぐらいでしょう。

実はこの記事を紹介して下さった方が、スェーデン在住の日本女性のブログも紹介してくださいました。
スウェーデン生活 理想的じゃなくても良いかしら?
日本では福祉国家の理想のように言われるスェーデンの実生活を簡潔にしかし大変鋭くリアルに描いているので、ワタシは過去に遡って殆ど全部読みました。
そこでこのブログ主が書いているのですが、スェーデンはコネ社会でしかも外国人に対しては大変閉鎖的だと言う事です。
コネが無い限り良い就職口は見つからない。
しかしコネを作ろうにも、スェーデン人と個人的に親しくなるのは、非常に難しい。
日本人で何年もスウェーデンに暮らしていても、スェーデン人の友達が一人もできない人もいる。
このスウェーデン在住の外国人はこれを「壁」と言うそうです。
だって仕方がありません。
外国人は腫物なのです。
下手に親しくなって、後で揉めて「差別した」と言われたら、社会的に抹殺されてしまいます。 だから余計な接触はひたすら避けるしかないのです。
これが反差別ファシズム社会でも処世術です。

ヒトラーの悪口を言ったら、ゲシュタポに逮捕されるナチス政権下のドイツと同じです。
スターリンを批判したら、秘密警察に逮捕されるソ連と同じです。
違うのは批判したり悪口を言ったりしてはイケナイ相手が、移民とか移民の子孫だと言うだけです。
当然ですが社会はひたすら陰険で閉鎖的になって行きます。
そうなると行きつく果ては部族国家ではないでしょうか?
つまり個人対個人で他民族他人種に関わると、「差別」として投獄される危険が多きいので、他民族他人種と関わる場合は地縁血縁で強固なコミュニティを作り、団結して対応するのです。
他民族他人種に対抗するためのコミュニティですから、当然極めて排他的になります。
そしてこのコミュニティ内のコネが、非常に重要になりますから、有力なコミュニティに所属できない人は全く浮かび上がる事ができなくなります。
何この差別社会!!

そしてコミュニティ同士の反目が起きますから、民主主義も破綻します。
だって民主主義国家って、全て国民が連帯感と信頼感を持つことで、成り立つのです。
民主主義って多数決で物事が決まりますから、少数派は絶対不利、多数派は絶対有利になります。 国民として連帯感や信頼感のコミュニティ同士ではこんな制度が無事に済むはずがないのです。
多数派は横暴を極め、少数派がこれに憤激して武装闘争!!
実際中東の国々は、独裁者が強権的に部族間の利害調整をしていましたが、これを止めて民主制を目指したら果てしない内戦に突入したのです。

つまり哀しいけれど、反差別ファシズム社会=権力によって暴力的に差別を禁止する社会では、差別はなくならないのです。
それどころか自由も民主主義もなくなるけれど、差別だけは残るのです。
だって仕方がありません。
なるほど差別は悪い事です。
道徳的は全くその通りです。
人は全ての属性に関係なく、他の人を評価するべきです。
しかしそんなことホントにできますか?
人間と言うのは結局根拠のない好悪や愛憎に生きる動物じゃないですか?
民族にも人種にも固有の個性があるから、民族や人種と言う概念が生まれるのです。
そして反差別ファシズムを推進する人達も、民族の伝統や文化は守れと言います。
でも個性があるモノなら、当然それに対する好悪・愛憎が出てくるです。

ドイツオペラは好きだけれど、イタリアオペラは今一。
ロシア文学は好きだけれど、イギリス文学は嫌い。
和牛は美味しいけれど、韓国牛は不味い。
こうした好悪愛憎と差別はどう区別するんですか?
「韓国牛は不味いと言うはヘイト」だと言う人もいますが?
反差別ファシズムはこうした好悪愛憎を全部禁止しようと言う発想ではありませんか?
しかも国家権力を使って暴力的に禁止しようと言う発想でしょう?
しかしこれは元来人間の本性に反する物で、これを強制したら最終的には思想信条宗教の自由や精神の自由と言った人間の自由をすべて奪われる事になります。
だからそんなことはできないのです。
もしもそんなことをすれば、個人の人格も社会も壊す事になります。

元来、民主主義国家が国民に保障する平等は、法の下の平等、機会の平等だけなのです。
しかし個人商店の従業員採用にまで、人種や民族の平等を強制すると言うのは完全に法の下の平等や機会の平等の範囲を超えているのです。
しかし現在のヨーロッパの一部の国では、反差別を掲げれば、全ての自由を奪えるようです。
これは明らかにファシズムであり、人間の自由を奪う闇黒社会なのです。
なるほど差別は悪い事です。
しかし道徳的に悪いと言う理由だけで、それを法で禁止すれば社会が良くなるわけではないのです。
そんなことは歴史的何度も証明されているではありませんか?
ところが反差別に関してはそんな教訓もあらばこそ、ひたすら暴力的禁止を図りたい人々がいるのです。
彼等の本当の望みは何でしょうか?

嘗て共産主義国家は、経済的平等を暴力的実現しようとしたために闇黒社会になりました。
しかし結局人は平等なるどころか、共産党の奴隷になっただけです。
反差別ファシズムだって平等を目指す点でも、またそれを暴力的に実現しようとしている点でも共産主義と同じです。 けれど人間の本性に反する社会が人を幸福にするわけもありません。
日本は絶対にこんな社会にしてはいけません。
国連人権委員会の人権感覚 慰安婦
国連人権委員会は一昨年から、慰安婦問題について加害者に刑事罰を与えろと言っていました。
しかしワタシはこれ大変不思議です。
人権委員会を名乗るからには最低限の人権感覚はあるはずですよね?
無いのでしょうか?

▲ゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権最高代表[EPA=聯合ニュース資料写真]
(東京=聯合ニュース)イ・セウォル特派員=国連の自由権規約委員会(以下委員会)は日本軍慰安婦 問題に関する勧告を日本が十分に履行していないと指摘した。
共同通信によれば委員会は21日(現地時間)、スイスのジュネーブで日本の人権状況に関する会議を開き、先に出した勧告履行状況を点検して評価した。委員会は日本軍慰安婦制度による人権侵害行為調査や加害者刑事責任追及などに関し「努力が見られない」と指摘した。
委員会は日本の人権状況に関し2014年7月に出した最終見解で日本軍慰安婦に対する人権侵害行為を調査し加害者の刑事責任を問うよう勧告した。また、日本政府が謝罪の意向を表明するよう提言した。
21日の会議では昨年末なされた韓・日政府の日本軍慰安婦問題解決方案合意に関し、ゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権最高代表が「被害者から疑問の声が出ているのはかなり重大だ」と話すなど批判的な見解が続いた。
委員会は謝罪表明や責任認識に関しては韓日両国政府合意で進展があったと付け加えた。

ワタシは中学生相手の学習塾講師をしていたので、中学の公民で習う事は結構シッカリと覚えています。
さてそれによると現在の裁判には以下のような原則があります。
遡及法での裁判は認めない。
証言だけ訴追や有罪はあり得ない。
疑わしきは被告人の有利。
これは冤罪を防ぎ、被告人の人権を守る為です。
だからこれは日本だけではなく、世界中どの国でも守らなければならない原則です。
さてそこで国連人権委員会に聞きたいのですが、この原則を守って70年以上前の犯罪で人を訴追し有罪にすることが可能でしょうか?

まず何の罪で被告を訴追するのでしょうか?
国連人権委員会が言う「女性の人権侵害」とか言う罪は、1945年以前の日本にはありません。 他の国にもなかったでしょう。
それでは拉致監禁や誘拐、或いは強姦で告訴するのでしょうか?
これらの罪は慰安婦問題が出てきた80年代初頭で既に時効ですから、法に基づいての捜査自体がナンセンスです。
それはともかく訴追するための証拠はあるのでしょうか?
ありません。
韓国政府は日本に謝罪を要求しながら、自分では全く証拠を示せないばかりか、日本の強制連行の証明を求めてきました。
つまり全く証拠はないのです。
韓国政府など日本に謝罪を求める側が拠り所にしているのは、自称元慰安婦の証言だけです。
しかもこの自称元慰安婦の証言は、時系列や場所が極めて曖昧で、全く合理性がありません。
加害者個人の特定など全く不可能です。
こんな証言で他国や他人の名誉を傷つけるって、人権侵害そのモノではありませんか?
ましてこんな証言を元に刑事訴追ってあり得ません。

こんな出鱈目な証言だけで、人を有罪にして刑事罰を与える国があれば、それこそ最悪の独裁国家で、人権侵害国家です。
しかし日本は民主主義国家ですから、このような暗黒裁判は行えません。
こんな出鱈目な証言だけを元に、遡及法で人を有罪にして刑事罰を与える国があれば、それこそ国連人権委員会で糾弾するべきなのです。
国連人権委員会の委員達がどこでどのような教育を受けた人達かは知りません。
けれどもこうした勧告を見る度に思います。
彼等は日本の中学生以下の法知識しかない。
そして最低限の人権感覚もありません。
しかしこんな連中が国連人権委員会の委員として踏ん反り返っているのが、国連なのです。
慰安婦問題で良かったのは、こうした国連の実態を国民が広く知るようなった事です。
しかしワタシはこれ大変不思議です。
人権委員会を名乗るからには最低限の人権感覚はあるはずですよね?
無いのでしょうか?

▲ゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権最高代表[EPA=聯合ニュース資料写真]
(東京=聯合ニュース)イ・セウォル特派員=国連の自由権規約委員会(以下委員会)は日本軍慰安婦 問題に関する勧告を日本が十分に履行していないと指摘した。
共同通信によれば委員会は21日(現地時間)、スイスのジュネーブで日本の人権状況に関する会議を開き、先に出した勧告履行状況を点検して評価した。委員会は日本軍慰安婦制度による人権侵害行為調査や加害者刑事責任追及などに関し「努力が見られない」と指摘した。
委員会は日本の人権状況に関し2014年7月に出した最終見解で日本軍慰安婦に対する人権侵害行為を調査し加害者の刑事責任を問うよう勧告した。また、日本政府が謝罪の意向を表明するよう提言した。
21日の会議では昨年末なされた韓・日政府の日本軍慰安婦問題解決方案合意に関し、ゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権最高代表が「被害者から疑問の声が出ているのはかなり重大だ」と話すなど批判的な見解が続いた。
委員会は謝罪表明や責任認識に関しては韓日両国政府合意で進展があったと付け加えた。

ワタシは中学生相手の学習塾講師をしていたので、中学の公民で習う事は結構シッカリと覚えています。
さてそれによると現在の裁判には以下のような原則があります。
遡及法での裁判は認めない。
証言だけ訴追や有罪はあり得ない。
疑わしきは被告人の有利。
これは冤罪を防ぎ、被告人の人権を守る為です。
だからこれは日本だけではなく、世界中どの国でも守らなければならない原則です。
さてそこで国連人権委員会に聞きたいのですが、この原則を守って70年以上前の犯罪で人を訴追し有罪にすることが可能でしょうか?

まず何の罪で被告を訴追するのでしょうか?
国連人権委員会が言う「女性の人権侵害」とか言う罪は、1945年以前の日本にはありません。 他の国にもなかったでしょう。
それでは拉致監禁や誘拐、或いは強姦で告訴するのでしょうか?
これらの罪は慰安婦問題が出てきた80年代初頭で既に時効ですから、法に基づいての捜査自体がナンセンスです。
それはともかく訴追するための証拠はあるのでしょうか?
ありません。
韓国政府は日本に謝罪を要求しながら、自分では全く証拠を示せないばかりか、日本の強制連行の証明を求めてきました。
つまり全く証拠はないのです。
韓国政府など日本に謝罪を求める側が拠り所にしているのは、自称元慰安婦の証言だけです。
しかもこの自称元慰安婦の証言は、時系列や場所が極めて曖昧で、全く合理性がありません。
加害者個人の特定など全く不可能です。
こんな証言で他国や他人の名誉を傷つけるって、人権侵害そのモノではありませんか?
ましてこんな証言を元に刑事訴追ってあり得ません。

こんな出鱈目な証言だけで、人を有罪にして刑事罰を与える国があれば、それこそ最悪の独裁国家で、人権侵害国家です。
しかし日本は民主主義国家ですから、このような暗黒裁判は行えません。
こんな出鱈目な証言だけを元に、遡及法で人を有罪にして刑事罰を与える国があれば、それこそ国連人権委員会で糾弾するべきなのです。
国連人権委員会の委員達がどこでどのような教育を受けた人達かは知りません。
けれどもこうした勧告を見る度に思います。
彼等は日本の中学生以下の法知識しかない。
そして最低限の人権感覚もありません。
しかしこんな連中が国連人権委員会の委員として踏ん反り返っているのが、国連なのです。
慰安婦問題で良かったのは、こうした国連の実態を国民が広く知るようなった事です。
トランプとアメリカの反知性主義
全米マスコミと知識人のバッシングにも拘らずトランプ候補は快進撃を続けているようです。
それにしても何でこの人こんなに人気があるんでしょうか?
これについて大変良くわかる記事がアゴラに出ていました。

インテリ評論家を倒したトランプを、もう誰も倒せない
渡辺 龍太 2016年03月01日 06:54
本日、3月1日はスーパーチューズデーで、アメリカの大統領選の予備選・党員集会がテネシー州、ジョージア州など11の州で行われます。したがって、トランプ氏が共和党の大統領候補になるかどうかの、ヤマ場となる日です。
最近、私はアゴラで トランプが人気の秘密は弱者を対等に扱うから や トランプはオバマ大統領よりもマトモな人物だ といった、トランプ氏に関する記事を書いてきました。賛否あるでしょうが割と関心が持たれているようなので、今回も現在のアメリカの動向について、日本の主要メディアとは全く違った視点で書いてみたいと思います。
私は以前、トランプ氏の支持率が高い、南部のテネシーやジョージア州で暮らしていた事があります。なので、南部の一般的な白人と深く関わった事があるため、彼らの考え方は割と理解しています。
そして、数日前、今も付き合いのある主にテネシー在住のアメリカ人に、今回の選挙について色々と話を聞いてみました。その結果、もうトランプ氏の勢いは誰にも止められ無いのでは無いかと感じました。
そう感じた1番の理由は、トランプ氏がすでにインテリ評論家を倒してしまった事です。実際に投票が始まるまで、多くの政治評論家はトランプ氏が躍進する事はありえないと論じていました。しかし、蓋を開けてみると、トランプ氏の勢いは本物だったわけです。
実際、トランプ氏はネバダ州で、「評論家の話を聞いていると、われわれは大勝する見込みがなかった。(しかし)われわれは今、勝って勝って勝ちまくっている」と、ほぼ勝利宣言の様なスピーチを行いました。
その結果、トランプ氏の支持者は「ひょっとしたら、トランプ氏がアメリカを変えるかも!?」という期待感から一歩前へ進み、「誰も実現できないと思っている事をする人物だ」と感じ始めている雰囲気があるようです。
また、そう感じて燃え上がるトランプ支持者に燃料を注ぐのが、大手メディアなどのトランプ批判です。例えば、ワシントン・ポストは、トランプ氏の独走を阻止すべきという社説を書きました。
こういう社説に対して、トランプを支持する田舎の人は、「所得、学歴などに関係なくアメリカ人なら誰でも選挙権があるはずなのに、インテリはポピュリズムという言葉を使って、自分たちの支持する候補以外を大統領にさせないよう、普通選挙制度を壊そうとしている」と感じなくもないようです。
彼らがそう感じる理由の一つに、しばらく、アメリカの都会のインテリ層が、田舎の一般庶民を無視するような態度を取り続けてきた事があります。
例えば、リーマンショックだって都会のインテリ層が引き起こしました。そして、リーマンショックを引き起こした張本人のウォール街には政府の資金が注入された一方、一般庶民には自己責任とされて大きな傷を負った人が大勢いました。
また現在、低賃金で働く不法移民に職を追われて、困っているアメリカ人の庶民が大勢います。その結果、職を失ったり所得が減ったアメリカ庶民の中には、病気になっても医療費が払えずに、病院から警備員に追い出されたり、自己破産してしまったりするほど追い詰められている人がいます。一方で、低賃金の不法移民を雇う事で、大儲けしているインテリ層がいるわけです。
そんな現実に直面している困窮している市民とっては、都会の不法移民に同情的な論調が「都会のインテリは人権ウンヌンと言ってるけど、結局は安い労働力で使える移民を使って金を儲けたいだけなんだろ!」とか、「法律を守る善良なアメリカ国民の最低限度の人権が脅かされてるのに、法律を守らないで入国した移民の人権の方が大切なワケがないだろ!」と、インテリ層が人権という言葉を振り回して、庶民の富を搾取しようとしているだけにしか映らないのです。
そんな風に思っている庶民が、都会の大手メディアによるトランプ氏の不法移民の強制送還論について、「(旧ソ連やカンボジアの)スターリンやポル・ポト以来の強制措置だ」とまでの強い批判を耳にしても、不法移民に同情的にはならないのは当たり前です。むしろ、もっとトランプ氏を支持しようと思うくらいだと思います。
日本のメディアには、トランプ氏の事を暴言王の頭の悪い成金というような扱いをまだしている雰囲気があります。それは、見識が狭すぎるのではないでしょうか。実際のトランプ氏は真逆だと思います。
実はトランプ氏は暴言によって、インテリ層を油断させつつ道化を演じ、常にインテリ層が支配するメディアの話題の中心に君臨しています。しかし、実はインテリにとっての嘲笑の的となる発言により、割と貧しい庶民の支持を強固に集めるという巧みなメディア戦略を編み出した、恐ろしく頭のキレる人物だと私は思います。
今回の記事では深く書きませんが、今までトランプ氏が不動産の開発許可を政府から得るために、メディアを巧みに使ってきた手法を考えると、そうとしか考えられない気がします。なので、もし大統領になっても、色々な奇策が飛び出すのではないでしょうか。というわけで、今晩の選挙の結果は、いったいどうなるのか、非常に楽しみです。
渡辺龍太:放送作家・ブロガー
NHKのニュース、金融番組、ワードショーなど、主に情報番組の構成をやっている。著書は「朝日新聞もう一つの読み方」など。現在、放送業界のIT化を見越して、プログラミング習得中!(プログラミングを10日学んだだけで世界が変わった)
ブログ:http://wr-news.com
Twitter:@wr_ryota
Facebook:https://www.facebook.com/ryota.watanabe.5249

> また、そう感じて燃え上がるトランプ支持者に燃料を注ぐのが、大手メディアなどのトランプ批判です。例えば、ワシントン・ポストは、トランプ氏の独走を阻止すべきという社説を書きました。
こういう社説に対して、トランプを支持する田舎の人は、「所得、学歴などに関係なくアメリカ人なら誰でも選挙権があるはずなのに、インテリはポピュリズムという言葉を使って、自分たちの支持する候補以外を大統領にさせないよう、普通選挙制度を壊そうとしている」と感じなくもないようです。
これ我々ネトウヨにも凄く納得できる感覚ですよね?
そしてこうした一般のアメリカ人が、インテリ、言論人、そうした人達に支えられたメディアや言論に対する不審や反感こそが、反知性主義と言われる物なのです。
これについては池田信夫が上手く解説しています。

トランプやサンダースを支持する情熱:『反知性主義』
面倒なのでこちらは全部はコピペしません。
しかしこの二つをセットで読むと、トランプ人気と反知性主義と言う物が大変良く理解できます。
こうした一般のアメリカ人に支えられたアメリカの民主主義と言う物についての理解が深まります。
それにしても何でこの人こんなに人気があるんでしょうか?
これについて大変良くわかる記事がアゴラに出ていました。

インテリ評論家を倒したトランプを、もう誰も倒せない
渡辺 龍太 2016年03月01日 06:54
本日、3月1日はスーパーチューズデーで、アメリカの大統領選の予備選・党員集会がテネシー州、ジョージア州など11の州で行われます。したがって、トランプ氏が共和党の大統領候補になるかどうかの、ヤマ場となる日です。
最近、私はアゴラで トランプが人気の秘密は弱者を対等に扱うから や トランプはオバマ大統領よりもマトモな人物だ といった、トランプ氏に関する記事を書いてきました。賛否あるでしょうが割と関心が持たれているようなので、今回も現在のアメリカの動向について、日本の主要メディアとは全く違った視点で書いてみたいと思います。
私は以前、トランプ氏の支持率が高い、南部のテネシーやジョージア州で暮らしていた事があります。なので、南部の一般的な白人と深く関わった事があるため、彼らの考え方は割と理解しています。
そして、数日前、今も付き合いのある主にテネシー在住のアメリカ人に、今回の選挙について色々と話を聞いてみました。その結果、もうトランプ氏の勢いは誰にも止められ無いのでは無いかと感じました。
そう感じた1番の理由は、トランプ氏がすでにインテリ評論家を倒してしまった事です。実際に投票が始まるまで、多くの政治評論家はトランプ氏が躍進する事はありえないと論じていました。しかし、蓋を開けてみると、トランプ氏の勢いは本物だったわけです。
実際、トランプ氏はネバダ州で、「評論家の話を聞いていると、われわれは大勝する見込みがなかった。(しかし)われわれは今、勝って勝って勝ちまくっている」と、ほぼ勝利宣言の様なスピーチを行いました。
その結果、トランプ氏の支持者は「ひょっとしたら、トランプ氏がアメリカを変えるかも!?」という期待感から一歩前へ進み、「誰も実現できないと思っている事をする人物だ」と感じ始めている雰囲気があるようです。
また、そう感じて燃え上がるトランプ支持者に燃料を注ぐのが、大手メディアなどのトランプ批判です。例えば、ワシントン・ポストは、トランプ氏の独走を阻止すべきという社説を書きました。
こういう社説に対して、トランプを支持する田舎の人は、「所得、学歴などに関係なくアメリカ人なら誰でも選挙権があるはずなのに、インテリはポピュリズムという言葉を使って、自分たちの支持する候補以外を大統領にさせないよう、普通選挙制度を壊そうとしている」と感じなくもないようです。
彼らがそう感じる理由の一つに、しばらく、アメリカの都会のインテリ層が、田舎の一般庶民を無視するような態度を取り続けてきた事があります。
例えば、リーマンショックだって都会のインテリ層が引き起こしました。そして、リーマンショックを引き起こした張本人のウォール街には政府の資金が注入された一方、一般庶民には自己責任とされて大きな傷を負った人が大勢いました。
また現在、低賃金で働く不法移民に職を追われて、困っているアメリカ人の庶民が大勢います。その結果、職を失ったり所得が減ったアメリカ庶民の中には、病気になっても医療費が払えずに、病院から警備員に追い出されたり、自己破産してしまったりするほど追い詰められている人がいます。一方で、低賃金の不法移民を雇う事で、大儲けしているインテリ層がいるわけです。
そんな現実に直面している困窮している市民とっては、都会の不法移民に同情的な論調が「都会のインテリは人権ウンヌンと言ってるけど、結局は安い労働力で使える移民を使って金を儲けたいだけなんだろ!」とか、「法律を守る善良なアメリカ国民の最低限度の人権が脅かされてるのに、法律を守らないで入国した移民の人権の方が大切なワケがないだろ!」と、インテリ層が人権という言葉を振り回して、庶民の富を搾取しようとしているだけにしか映らないのです。
そんな風に思っている庶民が、都会の大手メディアによるトランプ氏の不法移民の強制送還論について、「(旧ソ連やカンボジアの)スターリンやポル・ポト以来の強制措置だ」とまでの強い批判を耳にしても、不法移民に同情的にはならないのは当たり前です。むしろ、もっとトランプ氏を支持しようと思うくらいだと思います。
日本のメディアには、トランプ氏の事を暴言王の頭の悪い成金というような扱いをまだしている雰囲気があります。それは、見識が狭すぎるのではないでしょうか。実際のトランプ氏は真逆だと思います。
実はトランプ氏は暴言によって、インテリ層を油断させつつ道化を演じ、常にインテリ層が支配するメディアの話題の中心に君臨しています。しかし、実はインテリにとっての嘲笑の的となる発言により、割と貧しい庶民の支持を強固に集めるという巧みなメディア戦略を編み出した、恐ろしく頭のキレる人物だと私は思います。
今回の記事では深く書きませんが、今までトランプ氏が不動産の開発許可を政府から得るために、メディアを巧みに使ってきた手法を考えると、そうとしか考えられない気がします。なので、もし大統領になっても、色々な奇策が飛び出すのではないでしょうか。というわけで、今晩の選挙の結果は、いったいどうなるのか、非常に楽しみです。
渡辺龍太:放送作家・ブロガー
NHKのニュース、金融番組、ワードショーなど、主に情報番組の構成をやっている。著書は「朝日新聞もう一つの読み方」など。現在、放送業界のIT化を見越して、プログラミング習得中!(プログラミングを10日学んだだけで世界が変わった)
ブログ:http://wr-news.com
Twitter:@wr_ryota
Facebook:https://www.facebook.com/ryota.watanabe.5249

> また、そう感じて燃え上がるトランプ支持者に燃料を注ぐのが、大手メディアなどのトランプ批判です。例えば、ワシントン・ポストは、トランプ氏の独走を阻止すべきという社説を書きました。
こういう社説に対して、トランプを支持する田舎の人は、「所得、学歴などに関係なくアメリカ人なら誰でも選挙権があるはずなのに、インテリはポピュリズムという言葉を使って、自分たちの支持する候補以外を大統領にさせないよう、普通選挙制度を壊そうとしている」と感じなくもないようです。
これ我々ネトウヨにも凄く納得できる感覚ですよね?
そしてこうした一般のアメリカ人が、インテリ、言論人、そうした人達に支えられたメディアや言論に対する不審や反感こそが、反知性主義と言われる物なのです。
これについては池田信夫が上手く解説しています。

トランプやサンダースを支持する情熱:『反知性主義』
面倒なのでこちらは全部はコピペしません。
しかしこの二つをセットで読むと、トランプ人気と反知性主義と言う物が大変良く理解できます。
こうした一般のアメリカ人に支えられたアメリカの民主主義と言う物についての理解が深まります。
ドイツの不思議な償い 難民問題
今回のヨーロッパで起きている難民騒動の発端は、ドイツのメルケル首相が「政治難民の受け入れに上限はない」などと途方もない事を言いだした事です。
中東と北アフリカの総人口は3億2千万人です。
その数割がEUへの移民を希望していると言われていました。
一方UNHCRは現在世界中に6000万人の難民がいると言っています。
そこへメルケルがこんな事を言ったので、こうした人達が続々とドイツ目指して、地中海を渡り出したのです。
だからこのままだと、今後最低でも3000~6000万人はドイツを目指すと思います。

それにしてもメルケルは何でこんな途方ない事を言ったのか?
こんな事を言う前に、一体どれほどの難民が来るか考えなかったのか?
これについて日本のマスゴミには必ずこのような台詞が出てきます。
>メルケル首相は第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省の意味合いもあって、EU加盟国内では「難民受け入れ」に最も積極的だった。
ナチスの蛮行の贖罪と反省??
あれれ、ナチスは中東や北アフリカで何か悪い事しましたっけ?

朝日新聞やNHKの喧伝するナチスの蛮行は色々あるけれど、しかしナチスが中東や北アフリカで悪い事をしたと言う話は聞いた事がありません。
ロンメルの戦車隊がサハラ砂漠で連合国相手に戦ったと言う話は知っています。
しかし何しろサハラ砂漠って元来住民が殆どいないので、さすがのナチスも虐殺はできませんでした。
シリアとかイラクとかソマリアとかアフガニスタンとか、メルケルが難民受け入れを表明した国々に対して、ナチスドイツは全く無関係でした。
現在中東不安定化の原因になっている第一次世界大戦後の中東処理は、全部イギリスとフランスがやりました。
敗戦国ドイツには何の発言権もありませんでした。
実際中東や北アフリカ諸国から、ナチスに謝罪や賠償を求める声が出た事はありません。
それなのに何でこうした国々から難民を受け入れる事に、ナチスの蛮行と言う話が出るのでしょうか?

勿論ナチスの蛮行はありました。
しかしそれは専ら、ポーランドやスロバキアやチェコやギリシャなど東欧やバルカン諸国での事です。
ポーランドなんぞ当時の政権の判断の不味さもあって、第二次大戦では最悪の被害を蒙っています。
だからドイツがナチスの蛮行を反省して贖罪や謝罪をしたいのなら、こうした国々の意思は最大限尊重するべきでしょう。
ところが現在ドイツが実際にやっていることは、自分の起こした難民騒動を付けを無理矢理これの国々に押し付けると言う最悪の自己中、際限もない嫌がらせとしか言いようのない事です。

東欧やバルカン諸国は、近代までオスマン・トルコ帝国の圧迫に苦しんできました。
ハンガリーやルーマニアやギリシャのようにオスマン・トルコ帝国の支配を受けた国もあります。
こうした国々の人々にとって、イスラム教徒の大群は歴史の悪夢そのものです。
しかも現在これらの国々は、経済不振で苦しんでいます。
そういう国々にイスラム諸国からの難民引き受けを強制するって、どういう神経なんでしょうか?
そして最悪はギリシャへの対応です。 リーマンショックの後、ドイツは債務問題でギリシャをトコトン追い込みました。 勿論これはギリシャだって悪かったです。
しかしクルーグマンによれは、現在のギリシャはもう世界大恐慌の頃よりもさらに深刻な経済状況なのです。
ところがドイツはこのギリシャに難民問題の付けを回そうとしているのです。

なるほどギリシャはこれまでトルコから上陸する難民をドンドンEUドイツに送り込んでいました。
でもそもそもギリシャに難民が上陸するのは、ギリシャに不法入国さへすれば、ドイツが大歓迎してくれたからです。
ギリシャからすれば、自国民の失業者の救済費用も出しかねているのに、ドイツに行きたくて押し寄せる「難民」の面倒まで見させられるのは迷惑千万です。
海岸に難民が続々と押し寄せるのでは、観光客だってこなくなります。
しかしドイツは自分のセンチメンタリズムで、難民様大歓迎をやった挙句、押し寄せる難民の大群に辟易すると、ギリシャが難民を上陸させるのはケシカラン!!と言い出したのです。
そして「難民はギリシャから出すな!!」と言い出したのです。
ドイツの姿勢変化の為、バルカン諸国が全部国境を閉鎖して難民の通過を拒否したので、ギリシャに上陸した難民は全部ギリシャに溜まるようになりました。
その為ギリシャは今や巨大難民キャンプになりつつあるのです。
ギリシャ人にすれば「な、何でオレタチがこんな目に遭うんだ?」としか言いようのない災難です。

イヤ、ドイツがそんなに難民嫌いなら、最初から「来るな!!」と言っておけば良かったのです。
「政治難民の受け入れに上限はない」なんて途方もない事は言わなきゃ良かったのです。
ドイツに入国できないってわかれば、ドイツでのリッチな難民生活に憧れる人達はもう危険を冒して、大枚をはたいてエーゲ海を渡るような事はしなくなりますから。
ところがメルケルは未だにこの難民大歓迎声明の撤回は拒否しています。
しかしメルケルが本意がどであれ、とにかくドイツに行きたい人々はこの声明に期待して、エーゲ海を渡るのです。
それでギリシャ始めバルカン、東欧諸国は大迷惑を蒙るのです。

ナチスの蛮行に関係のない国々からの難民様は、大歓迎!!
ナチスの蛮行に苦しんだ国々には、その難民様を押し付けてトコトン嫌がらせ!!
実にまあドイツの償いって不思議です。
だったら日本もドイツを見習って、植民地支配の償いの為に、シリアやアフガニスタンの難民を韓国に押し付けてやるべきでしょうか?
ついでに韓国が未だに反していない日本からの借金は徹底的に取り立てるべきでしょう。」
マジにこの件で「第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省」って書いている連中は、どういう心算なのでしょうか?
本気でそう思っているのでしょうか?
それとも嫌味か、ブラックユーモアでしょうか?
或いは彼等の頭の中は殆ど空っぽで、ドイツと聞けば、ナチ、謝罪と枕詞のように出てくるからそう書いているだけで、そもそも何も考えていないのでしょうか?
中東と北アフリカの総人口は3億2千万人です。
その数割がEUへの移民を希望していると言われていました。
一方UNHCRは現在世界中に6000万人の難民がいると言っています。
そこへメルケルがこんな事を言ったので、こうした人達が続々とドイツ目指して、地中海を渡り出したのです。
だからこのままだと、今後最低でも3000~6000万人はドイツを目指すと思います。

それにしてもメルケルは何でこんな途方ない事を言ったのか?
こんな事を言う前に、一体どれほどの難民が来るか考えなかったのか?
これについて日本のマスゴミには必ずこのような台詞が出てきます。
>メルケル首相は第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省の意味合いもあって、EU加盟国内では「難民受け入れ」に最も積極的だった。
ナチスの蛮行の贖罪と反省??
あれれ、ナチスは中東や北アフリカで何か悪い事しましたっけ?

朝日新聞やNHKの喧伝するナチスの蛮行は色々あるけれど、しかしナチスが中東や北アフリカで悪い事をしたと言う話は聞いた事がありません。
ロンメルの戦車隊がサハラ砂漠で連合国相手に戦ったと言う話は知っています。
しかし何しろサハラ砂漠って元来住民が殆どいないので、さすがのナチスも虐殺はできませんでした。
シリアとかイラクとかソマリアとかアフガニスタンとか、メルケルが難民受け入れを表明した国々に対して、ナチスドイツは全く無関係でした。
現在中東不安定化の原因になっている第一次世界大戦後の中東処理は、全部イギリスとフランスがやりました。
敗戦国ドイツには何の発言権もありませんでした。
実際中東や北アフリカ諸国から、ナチスに謝罪や賠償を求める声が出た事はありません。
それなのに何でこうした国々から難民を受け入れる事に、ナチスの蛮行と言う話が出るのでしょうか?

勿論ナチスの蛮行はありました。
しかしそれは専ら、ポーランドやスロバキアやチェコやギリシャなど東欧やバルカン諸国での事です。
ポーランドなんぞ当時の政権の判断の不味さもあって、第二次大戦では最悪の被害を蒙っています。
だからドイツがナチスの蛮行を反省して贖罪や謝罪をしたいのなら、こうした国々の意思は最大限尊重するべきでしょう。
ところが現在ドイツが実際にやっていることは、自分の起こした難民騒動を付けを無理矢理これの国々に押し付けると言う最悪の自己中、際限もない嫌がらせとしか言いようのない事です。

東欧やバルカン諸国は、近代までオスマン・トルコ帝国の圧迫に苦しんできました。
ハンガリーやルーマニアやギリシャのようにオスマン・トルコ帝国の支配を受けた国もあります。
こうした国々の人々にとって、イスラム教徒の大群は歴史の悪夢そのものです。
しかも現在これらの国々は、経済不振で苦しんでいます。
そういう国々にイスラム諸国からの難民引き受けを強制するって、どういう神経なんでしょうか?
そして最悪はギリシャへの対応です。 リーマンショックの後、ドイツは債務問題でギリシャをトコトン追い込みました。 勿論これはギリシャだって悪かったです。
しかしクルーグマンによれは、現在のギリシャはもう世界大恐慌の頃よりもさらに深刻な経済状況なのです。
ところがドイツはこのギリシャに難民問題の付けを回そうとしているのです。

なるほどギリシャはこれまでトルコから上陸する難民をドンドンEUドイツに送り込んでいました。
でもそもそもギリシャに難民が上陸するのは、ギリシャに不法入国さへすれば、ドイツが大歓迎してくれたからです。
ギリシャからすれば、自国民の失業者の救済費用も出しかねているのに、ドイツに行きたくて押し寄せる「難民」の面倒まで見させられるのは迷惑千万です。
海岸に難民が続々と押し寄せるのでは、観光客だってこなくなります。
しかしドイツは自分のセンチメンタリズムで、難民様大歓迎をやった挙句、押し寄せる難民の大群に辟易すると、ギリシャが難民を上陸させるのはケシカラン!!と言い出したのです。
そして「難民はギリシャから出すな!!」と言い出したのです。
ドイツの姿勢変化の為、バルカン諸国が全部国境を閉鎖して難民の通過を拒否したので、ギリシャに上陸した難民は全部ギリシャに溜まるようになりました。
その為ギリシャは今や巨大難民キャンプになりつつあるのです。
ギリシャ人にすれば「な、何でオレタチがこんな目に遭うんだ?」としか言いようのない災難です。

イヤ、ドイツがそんなに難民嫌いなら、最初から「来るな!!」と言っておけば良かったのです。
「政治難民の受け入れに上限はない」なんて途方もない事は言わなきゃ良かったのです。
ドイツに入国できないってわかれば、ドイツでのリッチな難民生活に憧れる人達はもう危険を冒して、大枚をはたいてエーゲ海を渡るような事はしなくなりますから。
ところがメルケルは未だにこの難民大歓迎声明の撤回は拒否しています。
しかしメルケルが本意がどであれ、とにかくドイツに行きたい人々はこの声明に期待して、エーゲ海を渡るのです。
それでギリシャ始めバルカン、東欧諸国は大迷惑を蒙るのです。

ナチスの蛮行に関係のない国々からの難民様は、大歓迎!!
ナチスの蛮行に苦しんだ国々には、その難民様を押し付けてトコトン嫌がらせ!!
実にまあドイツの償いって不思議です。
だったら日本もドイツを見習って、植民地支配の償いの為に、シリアやアフガニスタンの難民を韓国に押し付けてやるべきでしょうか?
ついでに韓国が未だに反していない日本からの借金は徹底的に取り立てるべきでしょう。」
マジにこの件で「第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省」って書いている連中は、どういう心算なのでしょうか?
本気でそう思っているのでしょうか?
それとも嫌味か、ブラックユーモアでしょうか?
或いは彼等の頭の中は殆ど空っぽで、ドイツと聞けば、ナチ、謝罪と枕詞のように出てくるからそう書いているだけで、そもそも何も考えていないのでしょうか?
反差別ファシズム トランプ
アメリカ大統領選、トランプ候補の選挙運動には、繰り返し妨害を受けているようです。
NYで反トランプ氏デモ アリゾナでは道路封鎖
【ニューヨーク共同】米大統領選の共和党指名争いをリードする実業家トランプ氏に抗議するデモ行進が19日、ニューヨーク中心部のマンハッタンで実施された。米メディアによると、移民の擁護団体など複数のグループが主催し、約2千人が参加した。
西部アリゾナ州でも19日、トランプ氏に反発する市民がトランプ氏の集会会場に通じる幹線道を車両で一時封鎖、警官が立ち退かせる騒ぎがあった。集会は開かれ、トランプ氏も参加した。
ニューヨークのデモ隊は、セントラルパークの南西端の広場と、トランプ氏の住居がある5番街の高層ビル「トランプタワー」の間を往復した。

アメリカ大統領選挙では、日本人の感覚で到底受け入れられないようなどぎついネガティブキャンペーンもやりあうようです。
そして国民の熱狂ぶりもこれまた日本人の想像を絶するものがあるようです。
しかしワタシは今までアメリカ大統領選挙で、こうした暴力的な選挙妨害があったと言う話を聞いた事がありません。
例えば2009年にオバマ大統領が立候補した時は、保守派の人々には物凄い抵抗感と嫌悪感があったようです。 そしてそうした人達がティーパーティと言う団体を作りました。
そしてそれが物凄い大集会をやっている場面は、日本でも繰り返し報道されました。
この人達は多くが低所得の所謂プアーホワイトで、中絶禁止とかネトウヨのワタシから見ても「なんだかなあ・・・・」と思えるようなゴリゴリのアメリカ保守みたいな人達でした。
「オバマが黒人だから絶対イヤ」と言う人種差別的発想からオバマに反対していた人達も多数いたと思います。
しかしそれでも彼等は自分達で集まって反オバマの大集会はやっても、オバマ候補の集会や選挙運動を暴力で妨害するような事はしていません。

ところがトランプ候補に反対する人達は、ティーパーティに比べれば遥かに数は少ないようですが、極めて暴力的でこのニュースのように道路封鎖など違法行為による妨害を繰り返しているのです。
こんな事はアメリカ大統領選挙史上初めてでしょう。
しかし大変驚いた事に、アメリカのマスコミの論調やそれに同調する日本のメディアは、このような暴力的な選挙妨害を問題視する代わりに「トランプの対応が悪い」と非難しているのです。
そして暴力で選挙妨害しようとする無法者を非難する論調は皆無です。

>人種差別発言に抗議する人々がトランプ氏の集会に押し掛け、トランプ氏が「彼らをつまみ出せ」「ママの所にお戻り」と排除する光景は、もはや定番になりつつある。トランプ氏は支持者による暴力行為を擁護する発言を繰り返している。
集会を妨害しようとして騒ぐ人間がいたら「つまみ出せ」と言うのは当然では?
ヒラリー・クリントンなら集会を妨害されても、黙って妨害されるままになっているのでしょうか?
このようにマスコミが反トランプへの暴力的選挙妨害に対してきわめて寛容なのは、マスコミの殆どが「トランプはレイシスト」と認識しており、そしてレイシストに対しては暴力で言論封殺をしても構わないと信じているからのようです。

しかしこれは法治国家としては極めて異常な発想です。
トランプがレイシストかどうかはともかく、少なくとも彼は違法行為はしていません。
彼は合法的にアメリカ大統領選挙の共和党候補になるべく活動をしているのです。
それを個人や団体が「コイツを大統領にしたくない」と理由で暴力的に選挙妨害する事が許されるなら、公正な選挙など不可能なのです。
ところが「反差別」「レイシスト」を口実にすれば、なぜか公正な選挙を守るための最低ラインも平気で吹き飛ばしてしまうのです。
そしてこの「反差別」や「レイシスト」の判断基準は至って曖昧で、実際トランプ氏の何がどうレイシストなのか論理的な説明はありません。

実は日本でも同様に「反差別」や「レイシスト」と言う言葉を振り回して、合法的なデモや選挙妨害をやっている人達がいます。
Scuffle in New York City during an anti-Trump protest
反トランプの動画を見ていると、プラカードとか日本で同じ事をやっている連中とあまりによく似ているので笑ってしまいます。

勿論、ワタシも人種差別は悪い事だと思います。
しかし自分が悪い事だと思ったらと言って、自分の正義に反するからと言って、合法的なデモや集会を暴力で妨害するのは、民主主義国家では許されません。
社会生活においては、個人の正義感や道徳や宗教よりも、法が上に来るのが民主主義国家です。
反レイシズムとか反差別の正義も、法を超えて他者に強制する事など許されるわけはないのです。
また民主主義国家が認めている反差別や反レイシズムは、法の下の平等、機会の平等だけです。
個人同士の人間関係や、結果の平等ではありません。

反差別、反レイシズムは1970年代マーチン・ルーサー・キング牧師等の公民権運動から始まりました。 キング牧師が求めたのはまさに法の下の平等つまり、アメリカ国民なら当然等しく与えられるべき公民権が黒人に与えられないのは不当だと抗議したのです。
そしてこれは全く正当な要求だったから、キング牧師の運動は成功したのです。
ところがその後運動はドンドンオカシイな方向へ進んでいます。
つまり結果の平等や個人同士の人間関係の付き合いの基準まで反差別を要求するようになったのです。
更にテロリストの流入防止や国境管理の強化、移民の制限と言った、そもぞも人種問題でも何でもない事を、むりやり「差別」「レイシズム」にこじつけて騒ぎ立てるようになりました。

そして一旦「レイシスト」のレッテルを貼られた相手には、何をしても良い、そういう人間の言論は封殺しても良いと言うコンセンサスがマスコミにできているようです。
こうなるともう言論の自由も、表現の自由も、そして思想の自由も精神の自由も奪われてしまいます。
戦時中の日本を舞台にしたNHKのドラマでは、「非国民!」と言われたら誰も何も言えなくなる場面が必ず出てきます。
だから人々はこう言われない為に、言論も行動慎むしかなくなり、ひたすら「軍部」命令に従うしかなかったと言う事になっています。
これがNHKの考える軍国主義社会、闇黒社会なのです。
ところがどうやら今の欧米では「レイシスト」と言われるのは、NHKドラマで「非国民」と言われるのと同じなのです。

これでは自由と民主主義を何より愛するアメリカ国民は、トランプ氏を応援するしかないでしょう。
こんな反差別ファシズムを放置したら、自分達は自称マイノリティの奴隷になってしまう。
そして自由も民主主義も、更にはアメリカと言う国家そのモノも失ってしまう。
そういう危機感を抱く人々が出てきて当然です。
こういう人々の怒りと危機感がトランプ旋風を産んでいるのでしょう。

それにしてもこの反差別ファシズムは一体誰の陰謀でしょうか?
反差別、反レイシズムを唱える人々は、世界中で何でこれほど独善的で暴力的で反民主主義的なのでしょうか?
NYで反トランプ氏デモ アリゾナでは道路封鎖
【ニューヨーク共同】米大統領選の共和党指名争いをリードする実業家トランプ氏に抗議するデモ行進が19日、ニューヨーク中心部のマンハッタンで実施された。米メディアによると、移民の擁護団体など複数のグループが主催し、約2千人が参加した。
西部アリゾナ州でも19日、トランプ氏に反発する市民がトランプ氏の集会会場に通じる幹線道を車両で一時封鎖、警官が立ち退かせる騒ぎがあった。集会は開かれ、トランプ氏も参加した。
ニューヨークのデモ隊は、セントラルパークの南西端の広場と、トランプ氏の住居がある5番街の高層ビル「トランプタワー」の間を往復した。

アメリカ大統領選挙では、日本人の感覚で到底受け入れられないようなどぎついネガティブキャンペーンもやりあうようです。
そして国民の熱狂ぶりもこれまた日本人の想像を絶するものがあるようです。
しかしワタシは今までアメリカ大統領選挙で、こうした暴力的な選挙妨害があったと言う話を聞いた事がありません。
例えば2009年にオバマ大統領が立候補した時は、保守派の人々には物凄い抵抗感と嫌悪感があったようです。 そしてそうした人達がティーパーティと言う団体を作りました。
そしてそれが物凄い大集会をやっている場面は、日本でも繰り返し報道されました。
この人達は多くが低所得の所謂プアーホワイトで、中絶禁止とかネトウヨのワタシから見ても「なんだかなあ・・・・」と思えるようなゴリゴリのアメリカ保守みたいな人達でした。
「オバマが黒人だから絶対イヤ」と言う人種差別的発想からオバマに反対していた人達も多数いたと思います。
しかしそれでも彼等は自分達で集まって反オバマの大集会はやっても、オバマ候補の集会や選挙運動を暴力で妨害するような事はしていません。

ところがトランプ候補に反対する人達は、ティーパーティに比べれば遥かに数は少ないようですが、極めて暴力的でこのニュースのように道路封鎖など違法行為による妨害を繰り返しているのです。
こんな事はアメリカ大統領選挙史上初めてでしょう。
しかし大変驚いた事に、アメリカのマスコミの論調やそれに同調する日本のメディアは、このような暴力的な選挙妨害を問題視する代わりに「トランプの対応が悪い」と非難しているのです。
そして暴力で選挙妨害しようとする無法者を非難する論調は皆無です。

>人種差別発言に抗議する人々がトランプ氏の集会に押し掛け、トランプ氏が「彼らをつまみ出せ」「ママの所にお戻り」と排除する光景は、もはや定番になりつつある。トランプ氏は支持者による暴力行為を擁護する発言を繰り返している。
集会を妨害しようとして騒ぐ人間がいたら「つまみ出せ」と言うのは当然では?
ヒラリー・クリントンなら集会を妨害されても、黙って妨害されるままになっているのでしょうか?
このようにマスコミが反トランプへの暴力的選挙妨害に対してきわめて寛容なのは、マスコミの殆どが「トランプはレイシスト」と認識しており、そしてレイシストに対しては暴力で言論封殺をしても構わないと信じているからのようです。

しかしこれは法治国家としては極めて異常な発想です。
トランプがレイシストかどうかはともかく、少なくとも彼は違法行為はしていません。
彼は合法的にアメリカ大統領選挙の共和党候補になるべく活動をしているのです。
それを個人や団体が「コイツを大統領にしたくない」と理由で暴力的に選挙妨害する事が許されるなら、公正な選挙など不可能なのです。
ところが「反差別」「レイシスト」を口実にすれば、なぜか公正な選挙を守るための最低ラインも平気で吹き飛ばしてしまうのです。
そしてこの「反差別」や「レイシスト」の判断基準は至って曖昧で、実際トランプ氏の何がどうレイシストなのか論理的な説明はありません。

実は日本でも同様に「反差別」や「レイシスト」と言う言葉を振り回して、合法的なデモや選挙妨害をやっている人達がいます。
Scuffle in New York City during an anti-Trump protest
反トランプの動画を見ていると、プラカードとか日本で同じ事をやっている連中とあまりによく似ているので笑ってしまいます。

勿論、ワタシも人種差別は悪い事だと思います。
しかし自分が悪い事だと思ったらと言って、自分の正義に反するからと言って、合法的なデモや集会を暴力で妨害するのは、民主主義国家では許されません。
社会生活においては、個人の正義感や道徳や宗教よりも、法が上に来るのが民主主義国家です。
反レイシズムとか反差別の正義も、法を超えて他者に強制する事など許されるわけはないのです。
また民主主義国家が認めている反差別や反レイシズムは、法の下の平等、機会の平等だけです。
個人同士の人間関係や、結果の平等ではありません。

反差別、反レイシズムは1970年代マーチン・ルーサー・キング牧師等の公民権運動から始まりました。 キング牧師が求めたのはまさに法の下の平等つまり、アメリカ国民なら当然等しく与えられるべき公民権が黒人に与えられないのは不当だと抗議したのです。
そしてこれは全く正当な要求だったから、キング牧師の運動は成功したのです。
ところがその後運動はドンドンオカシイな方向へ進んでいます。
つまり結果の平等や個人同士の人間関係の付き合いの基準まで反差別を要求するようになったのです。
更にテロリストの流入防止や国境管理の強化、移民の制限と言った、そもぞも人種問題でも何でもない事を、むりやり「差別」「レイシズム」にこじつけて騒ぎ立てるようになりました。

そして一旦「レイシスト」のレッテルを貼られた相手には、何をしても良い、そういう人間の言論は封殺しても良いと言うコンセンサスがマスコミにできているようです。
こうなるともう言論の自由も、表現の自由も、そして思想の自由も精神の自由も奪われてしまいます。
戦時中の日本を舞台にしたNHKのドラマでは、「非国民!」と言われたら誰も何も言えなくなる場面が必ず出てきます。
だから人々はこう言われない為に、言論も行動慎むしかなくなり、ひたすら「軍部」命令に従うしかなかったと言う事になっています。
これがNHKの考える軍国主義社会、闇黒社会なのです。
ところがどうやら今の欧米では「レイシスト」と言われるのは、NHKドラマで「非国民」と言われるのと同じなのです。

これでは自由と民主主義を何より愛するアメリカ国民は、トランプ氏を応援するしかないでしょう。
こんな反差別ファシズムを放置したら、自分達は自称マイノリティの奴隷になってしまう。
そして自由も民主主義も、更にはアメリカと言う国家そのモノも失ってしまう。
そういう危機感を抱く人々が出てきて当然です。
こういう人々の怒りと危機感がトランプ旋風を産んでいるのでしょう。

それにしてもこの反差別ファシズムは一体誰の陰謀でしょうか?
反差別、反レイシズムを唱える人々は、世界中で何でこれほど独善的で暴力的で反民主主義的なのでしょうか?
プロフィール
Author:よもぎねこ
平凡な猫の退屈な日常生活
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
- 2025/04 (15)
- 2025/03 (18)
- 2025/02 (22)
- 2025/01 (21)
- 2024/12 (25)
- 2024/11 (30)
- 2024/10 (29)
- 2024/09 (26)
- 2024/08 (29)
- 2024/07 (26)
- 2024/06 (27)
- 2024/05 (26)
- 2024/04 (25)
- 2024/03 (26)
- 2024/02 (25)
- 2024/01 (26)
- 2023/12 (26)
- 2023/11 (32)
- 2023/10 (30)
- 2023/09 (24)
- 2023/08 (27)
- 2023/07 (25)
- 2023/06 (25)
- 2023/05 (27)
- 2023/04 (22)
- 2023/03 (18)
- 2023/02 (15)
- 2023/01 (22)
- 2022/12 (20)
- 2022/11 (22)
- 2022/10 (22)
- 2022/09 (19)
- 2022/08 (15)
- 2022/07 (17)
- 2022/06 (14)
- 2022/05 (23)
- 2022/04 (16)
- 2022/03 (12)
- 2022/02 (10)
- 2022/01 (18)
- 2021/12 (21)
- 2021/11 (12)
- 2021/10 (28)
- 2021/09 (20)
- 2021/08 (25)
- 2021/07 (13)
- 2021/06 (23)
- 2021/05 (25)
- 2021/04 (24)
- 2021/03 (18)
- 2021/02 (13)
- 2021/01 (20)
- 2020/12 (18)
- 2020/11 (23)
- 2020/10 (27)
- 2020/09 (13)
- 2020/08 (16)
- 2020/07 (18)
- 2020/06 (23)
- 2020/05 (32)
- 2020/04 (18)
- 2020/03 (14)
- 2020/02 (21)
- 2020/01 (21)
- 2019/12 (16)
- 2019/11 (31)
- 2019/10 (22)
- 2019/09 (16)
- 2019/08 (19)
- 2019/07 (24)
- 2019/06 (21)
- 2019/05 (30)
- 2019/04 (28)
- 2019/03 (18)
- 2019/02 (18)
- 2019/01 (21)
- 2018/12 (15)
- 2018/11 (25)
- 2018/10 (27)
- 2018/09 (24)
- 2018/08 (19)
- 2018/07 (24)
- 2018/06 (32)
- 2018/05 (38)
- 2018/04 (19)
- 2018/03 (24)
- 2018/02 (22)
- 2018/01 (27)
- 2017/12 (26)
- 2017/11 (32)
- 2017/10 (37)
- 2017/09 (36)
- 2017/08 (37)
- 2017/07 (37)
- 2017/06 (29)
- 2017/05 (44)
- 2017/04 (31)
- 2017/03 (36)
- 2017/02 (30)
- 2017/01 (32)
- 2016/12 (29)
- 2016/11 (27)
- 2016/10 (13)
- 2016/09 (9)
- 2016/08 (29)
- 2016/07 (34)
- 2016/06 (35)
- 2016/05 (29)
- 2016/04 (34)
- 2016/03 (30)
- 2016/02 (34)
- 2016/01 (36)
- 2015/12 (37)
- 2015/11 (38)
- 2015/10 (38)
- 2015/09 (22)
- 2015/08 (26)
- 2015/07 (25)
- 2015/06 (29)
- 2015/05 (39)
- 2015/04 (39)
- 2015/03 (30)
- 2015/02 (25)
- 2015/01 (22)
- 2014/12 (29)
- 2014/11 (31)
- 2014/10 (42)
- 2014/09 (33)
- 2014/08 (28)
- 2014/07 (46)
- 2014/06 (27)
- 2014/05 (36)
- 2014/04 (38)
- 2014/03 (41)
- 2014/02 (43)
- 2014/01 (49)
- 2013/12 (47)
- 2013/11 (52)
- 2013/10 (59)
- 2013/09 (62)
- 2013/08 (40)
- 2013/07 (57)
- 2013/06 (57)
- 2013/05 (68)
- 2013/04 (62)
- 2013/03 (56)
- 2013/02 (50)
- 2013/01 (66)
- 2012/12 (65)
- 2012/11 (68)
- 2012/10 (53)
- 2012/09 (43)
- 2012/08 (36)
- 2012/07 (45)
- 2012/06 (52)
- 2012/05 (59)
- 2012/04 (62)
- 2012/03 (70)
- 2012/02 (71)
- 2012/01 (64)
- 2011/12 (68)
- 2011/11 (76)
- 2011/10 (86)
- 2011/09 (69)
- 2011/08 (90)
- 2011/07 (81)
- 2011/06 (73)
- 2011/05 (93)
- 2011/04 (86)
- 2011/03 (70)
- 2011/02 (56)
- 2011/01 (85)
- 2010/12 (73)
- 2010/11 (72)
- 2010/10 (82)
- 2010/09 (78)
- 2010/08 (77)
- 2010/07 (64)
- 2010/06 (91)
- 2010/05 (83)
- 2010/04 (73)
- 2010/03 (66)
- 2010/02 (53)
- 2010/01 (74)
- 2009/12 (73)
- 2009/11 (76)
- 2009/10 (85)
- 2009/09 (78)
- 2009/08 (60)
- 2009/07 (64)
- 2009/06 (70)
- 2009/05 (65)
- 2009/04 (57)
- 2009/03 (49)
- 2009/02 (42)
- 2009/01 (46)
- 2008/12 (51)
- 2008/11 (52)
- 2008/10 (45)
- 2008/09 (47)
- 2008/08 (36)
- 2008/07 (57)
- 2008/06 (57)
- 2008/05 (69)
- 2008/04 (56)
- 2008/03 (50)
- 2008/02 (54)
- 2008/01 (34)
カテゴリ
検索フォーム
リンク
- 猫の生活
- Behemoth's Scroll - ベヒモスの文書
- 日本の定跡
- 短足おじさんの一言
- こりあうぉっちんぐ
- いじわる無才の古今往来
- 実業の世界
- 変容する世界
- 裏の桜の雑文
- 地政学を英国で学んだ
- パリsozoroプロムナード
- チャンネルクララ
- らばQ
- カラパイア
- さよならテレビ 文化部
- 凶悪犯罪増加の誤解を解くページ
- オーストラリアの青い空
- 江戸老人のブログ
- こりあうぉちんぐ 雨
- 何かおかしくないか?
- ルリビタキの気まぐれPATA*PATA
- アーバン・ガーデン・ウォッチング
- アゴラ
- 猫の溜息
- 高橋洋一 ニュースの深層
- フリッカー
- 2チャンネル 速報ナビ
- 陳胡痒のworld view
- 安婦騒動を考える ホーム慰安婦問題とは何か頂いたコメントなどご挨拶とお断り
- エコドライブ日記
- 保守速報
- 在留邦人だって 日本を守りたい
- 田村秀男の「経済がわかれば世界が見える」
- 野口雅昭の記事一覧
- 金子やすゆき HP
- 社会実情データ図録
- gigazine
- リアリズムと防衛ブログ
- 余命三年
- フリッカー3 とらねこ
- ドクターZは知っている
- ロルちゃんのブログ
- どこまでもイスラム国
- ジャックの談話室
- アーカイブ よもぎねこ 1
- 世界の裏側ニュース
- 広瀬隆雄の記事一覧
- ナンミンウォッチ
- ナスタチウムのブログ
- 海国防衛ジャーナル
- 海外報道翻訳所
- 大師小100期生集まれ!
- スウェーデン生活 理想的じゃなくても良いかしら?
- よもぎねこ 全記事
- ドイツ城郭研究ブログ
- 新・実業の世界
- 海外ニュース翻訳情報局
- 燻製にしんの世迷言
- 苺畑より new
- フリッカー 2
- 検索 Ask
- 北欧ごり押しウォッチ
- ひろのひとりごと
- ディリー新潮
- 事実を整える
- Nwes US
- ksl live
- クリスチャン世相分析
- フリッカー yomoginekouni
- こんにゃく翻訳
- 編み物
- 新型ウィルス国内感染状況
- 新型コロナウイルス感染症について
- COVID-19 Coronavirus Pandemic
- ガラパゴスジャパン・海外の反応
- 新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響の可視化
- Agentic Media ™ アメリカで探す・楽しむ・知る・繋がる
- 写真サイズ変更
- 新型コロナデーターサイト
- 「LGBT」というレッテルを貼られて。
- 朗読
- 苺畑より
- 苺畑カカシ
- イギリス毒舌日記
- 管理画面
QRコード
