中共の犬、河野太郎が自身のブロックについて述べています。
2024年9月1日
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明している河野太郎デジタル相(61)は1日のフジテレビ番組で、自身のX(ツイッター)での誹謗(ひぼう)中傷や反対意見を遮断できる「ブロック機能」の使用について、「『誹謗中傷は駄目だ』とむしろ総理のような人がはっきり言わないといけない」と述べ、首相になった場合でも継続していく考えを示した。
河野氏のXのフォロワー数は政界最多の255万人超で、強い発信力が強みだ。ただ、ブロック機能を多用するため「ブロック太郎」との異名も持つ。誹謗中傷に限らず、自身と意見が合わない相手の投稿も遮断するなど手法が強引との批判もある。
河野太郎はXでの発信が多く、またフォロワーも多いのですが、しかしまた反対意見や批判的な意見を出す人を速攻でブロックする事でも知られています。
>『誹謗中傷は駄目だ』とむしろ総理のような人がはっきり言わないといけない
これは道義的にはその通りです。
しかし河野太郎の言う「誹謗中傷」って何でしょうね?
殆ど報道されていませんが、現在河野太郎は沓澤良治氏を名誉棄損で告訴中です。
理由は沓澤良治氏が自身のブログで河野太郎を「中共の犬」と書いた事です。
これはつまり河野太郎が沓澤良治氏のこの記述を誹謗中傷と考えての事でしょう?
因みに沓澤良治氏は日本改革党党首、元豊島区議会議員で、youtubeにチャンネルを持ち、毎日自身の意見を述べいます。 このチャンネルには登録者は12万人、楽天のブログランキング政治経済では24位です。
だからネトウヨの間ではそこそこ知られた存在です。
しかし現在日本改革党は国政は勿論、地方議会にも議席はなく、沓澤氏個人が街宣活動やYoutubeでの発信を続けているだけですから、全くの一般国民です。
一方河野太郎は現職大臣で、前回の自民党総裁選にも出馬し、今回の総裁選にも出馬する予定です。
こういう人が個人のブログを問題にして名誉棄損裁判を起こしたことに驚いています。
こういう超異常な訴訟ですから、当然で盛大に報道をされる・・・・と、思ったら毎日新聞もその他大手新聞・テレビも一切この訴訟について報道していません。
唯一これを正面から報道しているのは月刊誌「Will」だけです。
更に言うとこの裁判は既に始まっているのですが、しかし始まってから5回も非公開の口頭弁論が続いています。
これには被告側弁護士と原告側弁護士と裁判官が出席するだけです。
沓澤氏とすれば大臣が一般国民を告訴するぐらいなのだから、法定で傍聴人の前で河野太郎の証言を聞きたいというのですが、しかし河野太郎はひたすら出廷を拒否しています。
名誉棄損裁判で原告側が出廷拒否と言うのは、前代未聞で裁判官も非常に困惑しているようです。
だって名誉棄損では名誉感情を傷つけられた事が重要な要件になるのに、原告が出廷しないのでは証明不能だからです。
河野太郎は裁判を逃げたいのでは?
裁判で脅迫したら沓澤氏が謝罪し河野太郎への批判を封殺できると思ったのに、沓澤氏は裁判をやる気満々、何としても河野太郎を法廷に引きずり出して証言させる気です。
こうなるとどう考えても河野太郎が不利です。
だって大臣が一般国民のブログを問題にして名誉棄損訴訟まで起こした事だけでも、不名誉な話です。 これだけで河野太郎と言う男の狭量さが際立ちます。
そして公開法廷で原告・被告の尋問合戦になれば、沓澤氏側から河野一族と河野太郎が関係する中国事業、再エネタスクフォースなどに関る中国利権について陳述することができます。
因みに第4回の口頭弁論では、河野太郎側の弁護士が「中国共産党政権によるウィグル人虐殺はなかった」と発言したそうです。
これって河野太郎側の弁護士が「河野太郎は中共の犬です」と証言したのと同じでしょう?
そもそも「中共の犬」と言う言葉は、極めて抽象的な表現であり、この表現を使って政治家を批判する事に具体的な証拠は必要ありません。
河野太郎と河野一族の中国利権と、再エネタスクフォースの優遇など大臣の職掌を超えてまで中国利権に関る疑惑を述べ続けて、結果として裁判官が「一般国民の中に河野太郎が大臣の権限を使って日本の国益ではなく中国の利益の為に行動している思う人がいても当然だ」と思えば、それで沓澤氏の勝訴です。
だから沓澤氏も河野太郎から告訴されたことで、格別困ってはいないのです。 勿論、訴訟費用は必要ですが、これは沓澤氏の支持者達からのカンパで賄えるようです。
だったらこれはむしろ沓澤氏にとって日本改革党と自身の名をあげる一大チャンスです。
一方河野太郎側はもうこの訴訟から降りる事はできません。 秘密であれ口頭弁論が始まっているので、今更原告側裁判を止めるとなると、原告側が自分の提訴を不当な提訴だった認めて敗訴することになるからです。
それにしても政治家に「中共の犬」と言う事が、ホントに名誉棄損になるのでしょうか?
また河野太郎の言う誹謗中傷ってなんでしょうか?
因みに誹謗中傷とは「相手の社会的評価を下げる為に、根拠のない悪口やデマを言いふらす事」ととされています。
逆に言えば根拠があれば、正当な批判です。
しかし「中共の犬」とか「国賊」「売国奴」などと言う場合、どこまで根拠があればよいのでしょうか?
例えば安倍総理は世界的には、非常に高い評価を受けた政治家です。
しかしこの半世紀内で、安倍総理程執拗に悪口を言われた政治家もいません。 延々と続いたモリカケ騒動など結局法的にも道義的にも何の根拠もなかったのですが、それでもモリカケで騒いでいた連中は今もまだあれは安倍総理の犯罪だと信じています。
だから安倍総理が暗殺されたとき、彼等はあからさまに犯人を称賛していました。
けれども安倍総理は生前、彼等の誹謗中傷に一度も反撃しませんでした。 これは民主主義国家の総理として国民の言論の自由、思想宗教信条の自由を尊重しての事でした。
しかし河野太郎が総理になっても、このような対応はできないでしょう。
だって本人が
>『誹謗中傷は駄目だ』とむしろ総理のような人がはっきり言わないといけない
と言っているわけですから。
さすが中共の犬!!
こういう発言を見ると、この男は単なる利権欲しさだけでなく、魂までも中共の犬であり、中共のような言論弾圧のできる社会を望んでいるのでしょう?
こうした河野太郎の魂のあり方こそが、彼をして中共の犬たらしめているのでしょう。