彼女は沖縄県民の立場から、国防や移民反対などの活動をしていたので、ワタシも賛同していました。
ところがそれがいつの間にか反ワクチン運動に逸れていったようです。
何でそんなことになったのか?
ワタシは非常に不可解です。
因みにワタシは反ワクチンには全然賛同できません。
ワクチンが絶対的に安全とは思いません。 反ワクチン運動の元になった新型コロナワクチンは現在世界では既に30億人程に使われました。
これだけの人が接種したのですから、もしホントに深刻な副作用があるなら、相当数の被害者が出て世界的な大問題になっているはずですが、しかしそういう話は出ていません。
尤も絶対安全で一人も被害者がいないとも思えません。
元々ワクチンの治験は、若く健康な人に報酬を払って、ワクチンを接種を受けてもらい、その後の経過を観察と言う物です。 つまり人体実験です。
この人体実験を多数やったうえで、安全を確認したから大丈夫と言うのです。
けれども実験の対象が若く健康な人だけなので、高齢者が持病のある人、珍しい持病があって特定の薬を長く飲み続けている人などが、接種したらどうなるかはわかりません。
でもワクチンに寄らず全ての薬の治験は、大体似たような物なので、治験で問題がなかったので使われているというだけです。 だから全ての薬には同様なリスクがあるのです。
そしてワクチンを接種した後に具合が悪くなった、体調が戻らない、死んでしまった・・・・としても、それがワクチンの副作用であることを証明するのは、非常に難しいでしょう。
だからこれまで30億人が接種した新型コロナワクチンで、副作用による死者が出ていても闇に葬られていた可能性はゼロとは言えません。
しかしそれでも社会的に問題になるような数ではないので放置されてきたのです。
だってワクチンの副作用が怖くてワクチンを拒否したら、今度は新型コロナに感染し、重症化する可能性が高くなります。
新型コロナに感染するリスクを取るか?
ワクチンの副作用のリスクを取るか?
それで世界中で30億人が新型コロナに感染するリスクを避ける為に、ワクチン副作用のリスクを取ったのです。
お陰で新型コロナパンデミックは速やかに収束しました。
社会全体から言うとワクチン接種は出征みたいなもので、戦争があって出征すると必ず何人かは戦死者が出るのです。 だから出征を拒否する人達の気持ちはわかります。
けれどもそれで誰も出征しないと、国が守れないので、結局国全体としてはより大きな犠牲を出す事になるのです。
ワクチン接種も数万人に一人、数十万人に一人ぐらいは犠牲者が出ているかもしれません。 でもそれを回避するために、ワクチン接種を全部やめたら、新型コロナで大量の死者が出るし、また行動規制などの強化で経済社会にも大きな犠牲が出るのです。
だからリスクが算定不能なほど少ないのなら、ワクチン接種を行うしかないし、また愛国者を自認するような人なら、ワクチンを拒否してはイケナイはずです。
ところが奇妙な事に、コロナパンデミックが収束するころから、ワクチンデマ、ワクチン陰謀論が広がりました。
特に奇妙なのは、所謂保守派と言われる人達が、この陰謀論に嵌っていった事です。
我那覇さんもその典型になってしまったわけですが・・・・。
しかしこれはホントに奇妙でした。 と言うのもこの陰謀論に嵌っている人達の多くが元々トランプ大統領の支持者だったからです。 トランプ大統領を支持し、2020年選挙不正を問題にし、その後なぜかワクチン陰謀論に進んでいたのです。
この何が奇妙って、そもそも彼等が問題にしる新型コロナのRNAワクチン開発を主導したのは、トランプ大統領だからです。
新型コロナパンデミックが始まった2020年初頭、トランプ大統領は「一年以内のワクチン開発」を宣言しました。
ワタシはこれを聞いた時、いくら何で無理、大風呂敷が過ぎると思いました。
しかし実際に2020年11月、大統領選挙直前にはこのワクチンが完成し、大量摂取が可能な状況になったのです。
これはトランプ大統領がワクチン開発に「ワークスピード作戦」を用いたからです。 そしてこのワークスピード作戦にはRNAワクチンの使用が不可欠でした。
RNAワクチンの理論は数十年前から確立していました。 そしてRNAを使えば、これまでのワクチンよりも遥かに早く、簡単にワクチンが作れる事もわかっていました。 それでも実際には、新型コロナワクチン以前にはRNAワクチンは実用化されていません。
なぜなら新しいワクチンの実用化には、膨大な治験が必要で、そちらの方に莫大な予算と時間がかかるからです。
だから新しいワクチンが特に必要とされない状況では、製薬会社はRNAワクチンを作らなかったのです。
しかしコロナパンデミックで、これを終息させるためには、新型コロナワクチンが必要になりました。 それも一刻も早く大量に作らなければならないと言う状況になったのです。
そこでトランプ大統領は製薬会社にワクチン製造に関る経済的なリスクは全てアメリカ政府が賄う事を約束して、その代わりに製薬会社には、火急のワクチン開発と製造を行わせたのです。
それでワクチン開発には、RNAワクチンと言う新技術を採用しました。
そして最初にできたのワクチンの治験を全て製薬会社の治験リソースを使って行う事で、治験にかかる時間を短縮しました。
治験が始まると同時に、工場の製造ラインを建設しました。
これで治験成功と同時に、大量生産が可能になります。
だったら治験が成功しなかったら?
その場合は治験に成功した他の製薬会社のワクチン生産に利用します。
このような形で開発時間を徹底的に短縮する事で、それで最初の宣言通り、2020年内のワクチン開発と大量生産が可能になったのです。
更にワクチン接種をドラッグストアでも可能にしました。
お陰でアメリカでは急速に死者・感染者が減り、ロックダウンなど厳しい規制もなくなったのです。
日本の2020年、夏に安倍総理が訪米してワクチン調達の要請をし、更に2021年東京オリンピック前に、菅総理がワクチンを大量買い付けしました。
これでこの秋から日本でもワクチン接種が始まりました。
勿論、こういうやり方ですから、製薬会社は莫大な利益を上げたでしょう。
何しろワクチン開発のリスクを全部政府持ちで、完成した製品もほぼ言い値で全部政府に買い取らせたわけですから。
だから何?
あの状況で、お金をケチって、コロナパンデミックを長引かせた方が良かったというのでしょうか?
ワタシはこのトランプ大統領のワークスピード作戦は、トランプ大統領の決断力と政治力があって初めて実現したもので、トランプ大統領の功績の中でも最大の物だったと思います。
トランプ大統領の政策には、明確に思想信条宗教によっては、絶対に受け入れられないモノも多かったのですが、しかしこのワークスピード作戦によるワクチンの早期完成と早期大量生産には、誰一人反対する事が出来ませんでした。 それどころが最も過激な反トランプ派の政治家達が、一刻も早くこのワクチンを接種しようと必死になってました。
そしてワクチンは世界中に広がり、世界中で多くの人を救ったのです。
逆にこのワクチンを拒否した中国は、世にも悲惨「ゼロコロナ」政策をとる羽目になり、経済が崩壊しました。
ところがなぜかワクチンでコロナパンデミックが収束したころから、ワクチン陰謀論が湧いてきたのです。
しかもなぜか元々はトランプ大統領の支持者だった人達からです。
最初は2020年の大統領選挙不正の糾弾だったのですが、それがなぜかワクチン陰謀論にすり替わっていったのでしょうか?
実はワタシも2020年の大統領選挙は不正選挙だと思っています。
あの選挙運動時のバイデンの不人気と、選挙結果との乖離があまりに大きく、さらに統計的に完全に異常だからです。
しかしそれだからこそワクチン陰謀論は理解できないのです。
2020年の大統領選挙不正に憤った人達は、トランプ大統領を支持していた人達です。 それが何でトランプ大統領最大の功績を否定するようなことを言いだすのか?
ホントに不思議です。
因みにレプリカントワクチンについては、少し日本での治験数が少ない気がしますが、ベトナムで十二分な治験が行われているなら、問題ないのでは?と思います。
また他国ではまだ承認されていない事を理由に反対する人も多いのですが、しかしそれって日本の製薬技術の全否定です。
確かに他国が大量使用して安全を確かめてくれた方が安心ですが、こんな事を期待していたら日本の製薬技術は他国の後追いしかできなくなります。
これを保守系の人達が言うのもまた実に不可解なのです。
どのみちこのワクチンは有料なのでワタシは接種する気はありません。
ワタシは元々、ヒッキーで新型コロナの感染リスクは非常に低い人間でした。 でも無料の物はちゃんと接種したのですが、有料になった時点で感染リスクは更に下がったという事ですから、接種しません。
つまりイヤなら接種しなきゃいいだけの話です。
それがなぜこんな陰謀論になっていったのか?
非常に不思議です。